倉敷のマサです。
ついに、8月に入ってのかぶせ釣りです。
昨日、釣りらしい釣りができなかったので、今日は何とかと思い岩黒島へ。
釣り座に着き、用意をします。最初に使うカキを波止に出します。
「カラカラカラ」・・・・・「・・・何い!!!」・・・カキの・・・口が・・・開いている!!
このカキ、一昨日の夕方採ったカキです。・・・ほとんどのカキの口が、半開き。
「恐るべし、夏!」
ま、この時期にかぶせ釣りをすること自体が間違っているのでしょうね。
やや戦意を喪失しながらも、バケツの中に海水を入れる。
ひからびているカキも結構あるが、使えそうなのを見つけて刺し餌投入。
潮は緩やかだが、ちょっと気になるのが、岸壁際のゴミ。
潮が岸壁に押してきているようだ。
やはり、遠投しても刺し餌が岸壁近くまで戻ってくる。岩黒島西岸壁、
こういった潮の流れの場合、結構水深があるので、刺し餌が落ちる間に相当戻ってくる。
掛け上がりまでも行かないこともある。・・・根掛かり。
「ま、こういうこともあるわ。流れも変わるじゃろう。」・・・・・せえが変わらんのですわ。
なんぼう刺し餌を遠投しても、戻ってくる状態は変わりません。
掛け上がりの落ち込みあたりに落ち着いたとき、当たり。コブダイ。チモト切れ。
急に、潮が変わります。・・・・・はい、左に流れっぱなし・・・・・釣りになりません。
しばらくして、また潮が変わります。・・・・・右に流れっぱなし・・・・・。
釣りにならないので、角から右に入れて貰います。・・・・・着底しません。
流し釣りをすると、ホゴ10数センチ、リリース。
潮が少し緩くなってきたので、元の場所に帰ります。
やはり刺し餌が出ず、ホゴの当たりもありません。
すでにカキは半分以上使っています。「このままではいけない」と思い、
カキの入ったバケツに新しい水を満杯にし、クーラーだけを持って移動。
釣れないときって、どうしてお腹がすくんでしょう。日陰に行き、「くの字」のところで
釣っているだんご釣りの人の様子を見ながら昼用のおにぎりを食べます。
食べている間に、手のひら級のチヌを2匹釣り上げられました。
食べ終わったら、少しイライラしていた気持ちが変わります。
「よっしゃ!しきり直しじゃ!」
カキを出してみると、いくらかですが回復しているのもいます。
右に走っていた潮が緩み、左に転流しようとしていた頃当たり。
コブダイ、チモト切れ。
左に走りかけた頃当たり。ホゴ10数センチ、リリース。
潮が変わり、初めていくらか沖に出ます。当たり。「45センチ前後のコブダイ!」
「これを上げんで、何を上げるんじゃ!」と思いながら上げていきます。
上がってきます。・・・・・36センチのコブダイ・・・・・「何でじゃ!!」
・・・・・ここのコブダイ、よう引きまっせ!
「よーし、これからじゃ!」・・・・・はい、もう刺し餌が戻ってきています・・・・・。
今日、どんだけ根掛かりをしたことか!
しばらくすると、ころころと潮の流れが変わり始めます。
何とか駆け上がりより少し沖に刺し餌が出ます。
当たり。あおると、すんなり上がってきます。
「なーんじゃ、良型のホゴか。」リールを巻きます。
が、突然の突っ込み!「ドッ、ドッ、ドッ!」と、すさまじい勢いで駆け上がりに
突っ込みます。・・・ハリス切れ。
私、ここで、大いに反省しました。「うぶなコブダイ」の場合、初めて針に掛けられて、
「何だ、何だ」と、すんなり途中まで上がってくることは、経験済み。
ちょっと格好つけて失敗してしまいました。「昨日のアサさん」のように、
10センチのホゴでも、「きっちりと上下運動」をするべきでした。
右角から、潮が渦を巻いて流れてきます。
「ああ、今日はこれで終わりか・・・」と思いました。
遠投すると、左に流れっぱなしになります。しかし、今日はあきらめません。
潮の変化を見ながら、数カ所にカキがらを投げて、沈み具合を確かめます。
潮は、刻々と変化をします。
「・・・これは!・・・」、迷うことなく、そのポイントに刺し餌を投入します。
何と、思い通りのポイントに刺し餌が落ち着きます。(激流であるにも関わらず!)
ここに刺し餌が入ったのは、今日、初めてです!当たり!コブダイ!
もう、容赦をしません!50センチ級のコブダイに間違いありません!
底から引き剥がすために、かなり強引に「上下運動」をします。
中層で、何度も突っ込みます!
今年岩黒島で釣り上げた一番大きい魚は、51センチのチヌ。
ドラグ設定は、その時と同じ。その時のチヌは、全く道糸を出さなかった。
しかし、コイツは、「ジー、ジー」と、道糸を出し続けます。
「これはでかい!」と思いながらも、ドラグから出る道糸よりも、
巻いている道糸の方が多いことを冷静に見極めることができました。
右隣で釣っていた常連のおいさんは、すでに私の横に来ています。
左手だけでは耐えられず、左腕を脇腹に付け、右手で竿を持ちます。
これ、あんまりしとうないんです。何でか言うたら、「竿が折れる一歩手前」。
でも、やります!ドラグが鳴り続ける中、やっと魚が見えてきます。
「ギラッ!」「・・・・・ウソじゃろう!」と、私。
「大けなチヌじゃあ!」と、常連のおいさん。
私・・・その瞬間・・・「チヌモード」に変身しました・・優しく・・・って、もう遅いですが・・・。
左で釣っていたおいさんの連れの方も、来ておられました。「50越えとるで!」
水面から顔を出しても、まだ潜るチヌを、やっと落としダモに入れます。
「よっしゃ!入った!!」右隣のおいさんでした。
波止に上げて計測。47センチ・・・。
「50オーバー」でないのを納得しないのは、隣のおいさんも私も同じなのですが、
何度計っても47センチです。しかしまあ、よう引きましたわあ。
「場所、時期」によって、「魚の引き」って違うんですねえ。
コブダイをリリースしようと思うとったんですが、隣のおいさんが持って帰る言われる
もんで、差し上げました。チヌもどうしようかと思ったんですが、生まれて初めて
釣った「夏のチヌ」、持って帰りました。味はですねえ、脂は結構乗っとったんです
が、もうちょっと回復しとらんかなあ、と言ったところです。
・・・・・岩黒島、いくらか分かったつもりでおったのですが・・・・・
はい、「ふりだし」に戻りました。
潮の流れ、「生口島瀬戸田高校裏波止」に似ているかとも思ったのですが、
どちらかというと、「蒲刈島向」の雰囲気に似ているような気がします。
・・・・・もうちょっと、研究してみます。
倉敷のマサでした。
PS:ここまで刺し餌が前に出んとは・・・。
<コメントbyまるさ>
全日本かぶせ釣り認定会議というようなものがあれば,
このチヌは歴代の「8月にカキで釣れたチヌ」の最高位にランクされるかも。
人はこれを「執念」と呼ぶのでしょうか?
マサさん,岩黒島へ引っ越しては?(笑)