● 最終更新日 2005/5/18

<釣行レポート(2005年5月-その1)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2005/5/14 I 上蒲刈島・向の波止A・D 東広島のT2さん
2005/5/5 H 下津井・大室漁港新波止ほか 倉敷のこばさん(玉野のヤノさん)
2005/5/8 G 鞆の浦・フェリー乗り場横 ぶちさん
2005/5/8 F 鹿島・瀬戸港波止 東広島のツカポンさん
2005/5/4 E 北木島・金風呂 倉敷のこばさん
2005/5/8 D 周防大島・下田口の波止 ヤギマスクさん
2005/5/5 C 横島・坊地新波止 西条のムラカミさん
2005/5/3・4 B 田島・天神波止 天神さん
2005/5/3 A 横島・坊地新波止 林さん
@ 竿作りレポート ひでさん

 

 

※ ・・・また忙しくなったので,途中からコメントはカットしています。すいません。


 

I 東広島のT2さんからのお便り (2005/5/17着) 

 

かぶせ釣りがはじめての友人と蒲刈の向港Aに行ってきました.

5月のはじめにコブダイに竿を折られていたので,そのリベンジマッチです.

タックルは筏竿1.8m,PE3号,ハリス4号に伊勢尼11号です.

朝7時に釣り場に到着しました.この日は小潮で到着したときは干潮の

潮どまりでした.先端に入り,釣り開始.
2投目の着底直前にアタリ.あがってきたのは29cmのウマズラハゲでした.

その後,15cmのクジメ35cmのコブダイを釣ったところで,潮が速く なり

釣りにくくなったので,先端外向きに移動.しばらくして友人が32cmのグレ

を釣り上げました.

アタリが遠のいたので,Dに場所移動しました.しばらくアタリがありません

でしたが,満潮前に30cmのチビコブを追加しました.午後2時くらいに引き 
の潮が動き始めたところで帰り支度をしながら,置き竿にしていると,竿先

がピクピクと反応しています.素早く竿を持って構え,ググッと竿先を引きずり

こむようなアタリにあわせると,なにかがヒットしました.

最初は40cmクラスのコブダイかと思いましたが,大量の牡蠣をはきながら

上がってきたのはなん とアイナメ40.5cm!今日はコブダイのリベンジマッチ

のつもりでしたが,最後に大物が釣れたので気持ちよく帰路につきました.

 


 

H 倉敷のこばさんからのお便り (2005/5/14着) 

 

少し遅くなりましたが5/5玉野のヤノさんの釣果をレポートしましす。

5月5日(木) 岡山県下津井大室漁港新波止 玉野のヤノさんの釣果

朝、倉敷のタクさんが大室漁港の赤桟橋に行ったらしい。

携帯で新波止先端にかぶせらしき釣り人が見えるとの情報を頂いた。

もしかしたら先月一度お会いしたかぶせ師さんではと思った。

午後用事を終え、大室漁港新波止へ向かった。

先端には、やっぱり玉野のかぶせ師ヤノさんでした。

近づき挨拶もそこそこにスカリを拝見。

ビックリ仰天、コブ3匹とチヌ1枚、その内の1匹のコブがでかいこと。

ここ大室ではまだ見たことのないサイズ、60cmジャストの巨コブでした。

もう一匹が53cm、後はチヌと子コブ、見事な釣果でした。
3匹は午前中の満ち上がりに、一番でかいコブは満潮後の下げ始め、昼頃だったらしい。
更に話を聞くと2日前5月3日にも50cmオーバーのコブをここで釣ったとのこと。
滅多と当たらないここでこのサイズと数は凄い。私も旧波止を含め何度も通いましたが、

たまに40cm前後をやっと1匹がせいせいで、4匹も釣れたのは先月始めてでした。

大室新波止先端の状況はかなり根が荒い。10m以内に着底すると先ず根掛り、

それ以上投げても底が流れていれば早めに回収しないと根掛りしてしまう。

湾内でも特に大潮は流れる。港から南300m先の鷲羽グランドホテル沖が住処らしい。

朝夕や、潮の流れに合わせて波止に回遊して来るようだ。波止外側のほうが釣れやすい

ことは間違いないのだが、外は波返しが2m以上、幅も狭くコブと格闘出来る場所ではない。

従って湾内に向けて安全に釣るに限る。私もこの波返しに上がったことは無い。

玉野のヤノさんとはここで一度一緒になったことがある。かぶせ初めてまだ1年らしい。

かぶせもまるささんの本を読んで覚えたとのこと、牡蠣探しから道具、釣り方に至るまで、

しかし堂に入ったものである。希少な地波止のコブが減るのは寂しいのですが、かぶせ

仲間が増えるのは嬉しいです。写真は持参したデジカメがバッテリー切れしていて携帯

カメラで撮りました。

 



〜コウイカ(例年並)〜
5/13夕方と5/14朝方 倉敷市玉島ハーバーランド(人口島)

昨年は6月頃までコウイカがよく釣れたこの場所ですが、今年は渋い(例年並)です。
5/13 16:30〜17:00夕方干潮前に立て続けに2ハイ、途中1つはバレタ。
コウイカはツガイで行動しており、1つが掛かり釣り上げると大抵もう一つも水面まで

付いて来る。(網で掬えれば一石二鳥なのだがそうも行かない)
5/14 5:30頃倉敷のタクさんに良型コウイカ1パイ(私が丁度車で到着した時だった)。

こばには釣果なし。
今日は十数人の釣り人だったが大体1パイかゼロ、一人だけ4ハイの人が居た。
昨年ここは釣れ過ぎたのでしょう、今年位が普通と思われます。

コウイカ釣の後ろで真備町のかぶせ師(ヤマモトさん)の竿にいい当たりが出ていた。

最近ここでコブダイを釣られたらしい。タクさんと一緒に少しお話した。
かぶせはまるささんの本で学んだとのこと、今シーズンから始めたこととか、職場に

もう一人かぶせファンの方が居られるとか、NHKも見たとか。まるささんの本は偉大

ですね。読むだけでそこそこかぶせの釣果が出るのですから。

何より地元にもかぶせ仲間が増えるのは嬉しいです。

写真:@コウイカ2ハイは倉敷のこば(餌擬釣)、Aでかいコウイカ1パイは倉敷の

タクさん(餌擬釣)、B左が真備のヤマモトさん、中央タクさん、右は地元の方


 

G ぶちさんからのお便り (2005/5/11着) 

 

初めてレポートさせていただきます。

8日まるささんから購入したDVDを少し見てモチベーションを高め、いざ釣り場へ・・・
4時30分すぎ鞆の浦に到着。フェリー乗り場横に釣り座を構え明るくなる前にマキエをたらふく

投入し道具をセッティング。
ロッドはサクラさざなみ改良型313   リールはDaiwaのTRISO 2500LBD
道糸はフロロの4号   針はヤイバチヌ4号(道糸に直結)
5時より釣りを開始して5投目、底につくと同時にコブのアタリ!
朝イチは大きいのが良く釣れているので慎重にアタリをとり竿をしゃくりあげる。
『ヒット!』  『ん??アイナメか?』かなり小さい。タモを使わず抜き上げると30cmのコブ
『ん〜〜不満』  気を取り直し1・2投していると又ヒット。
コブではあるが底を這う様な引きではない。上がったのは38cm。『今日はこんなのばかりか?』

 鞆の浦 特にフェリー乗り場横は流れが弱く、良いシモリがある。
どんな潮でも(満潮でも干潮でも)7時ぐらいまではゴールデンタイムです。
5時半〜6時半位までエサ取りのアタリに悩まされるが6時40分位からコブのあたりが出始める。
そして6時45分過ぎ、ゴンと当たった後 フワッと食い上げ、すかさず押さえ込む引き
あわせを入れるとズッシリと腰の方まで重みが伝わる。
底を這うような引きに合わせて私も波止を動き回る、糸は出来るだけ出さずリールを巻く。
力尽き浮上してきた潜水艦は61cm 4.3kgの良型コブでした。
その何投か後にも40cm強のコブを浮かせるも針が曲がってスッポ抜け。

5月5日にも60cmオーバーのコブを浮かせておきながら針外れで逃がしている。ん〜嫌な予感。
それが原因か時合が過ぎただけなのか10時半までコブのあたりは遠のく。
暇人していると、Y記者さんが来てくれたので しばし取材と情報収集の時間・・・・・
『もうアタリも無いし釣れんと思いますよ』と言ってお別れ。が!
帰られた後すぐに流れがよくなりアタリも出て来た。
ヒット!  なかなか元気で力強く引く、上げてみると52センチのコブ
数・型共に大満足ではなかったのですが、イメージどうりの釣りが出来たので納得して
11時15分納竿しました。

※ 釣り場を紹介しましたが釣り禁止の看板もありますし観光地ですので綺麗に掃除して

帰ってください。時々カキが散乱しているのを見かけます。とても残念です。

 

※ ぶちさん,初レポートありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。


 

F 東広島のツカポンさんからのお便り (2005/5/11着) 

 

5月8日、ホームグラウンドの鹿島 瀬戸港へ行きました。
前日にタカさんと蒲刈へ行ったのだがコブダイにもてあそばれまくってボーズという寒い結果に・・・。

今日はそのリベンジなのだ。

満潮はam9:00ごろ。早朝まだ暗いうちから音戸の4連桟橋で牡蠣を調達。am5:00に鹿島へ到着し、

早速釣り開始。早朝からの釣りは本当に久しぶりで(大体寝坊してるからね)、新鮮な気分だ。

タックルはいつもの自作筏竿1.8m、スピニングリール4000番、道糸5号、サルカン経由のハリス3号、

管付きチヌの5号。波止の中央外側に陣取って牡蠣を砕き撒いてみると、今日は右から左へ潮が

流れている(いつもは逆)。開始早々1投目からコブアタリ!あっと言う間にハリス切れ・・・。昨日も

思ったがワシ釣り下手じゃのー・・・。気を取り直して釣り再開してみるとハゲがウロウロしている。

こいつが採れたらな〜と思って竿先にいつもの500倍神経集中して小さい牡蠣を落とす、着底、

2回ほど「トトッ!」っと小さなアタリ、即アワセ!で、来ました!初ハゲ30cm!am6:45の事でした。

この位から日が差しだす。この後地元のおじさん12、3人位が波止に集まってきて、漁で採れた魚

を山分けしだしたのだが、(僕も含めて)ほぼ全員が酒を飲んでいるので少々やかましい(笑)。

「にーちゃん、餌は牡蠣か?」「竿は自分で作ったんか?」など絡んできだして「あんたは若いんかも

しれんが、やっとることは60過ぎのオッチャンじゃあ。」と、きたもんだ。嵐のように騒ぐだけ騒いで

(けっこう楽しかった)おじさん達がさっさと帰った後、波止中央港内向きで27cmのコブダイをゲット。

それから何度か強烈なアタリを連発したのだが、正体が分からん。コブダイって港の奥深くにも

いるんですかね?満潮の潮止まりでアタリが遠のき、しばらくったった10:00にコブアタリ!

無理やりリールを巻いて43cmのコブダイゲット!なんとか釣果になった。潮もいつもの左から

流れる潮になっている。日も高くなり、しばらく静かな時間が流れた12:30に根掛かりかと思ったら、

なんと!しかもデカイ!さっさとすくってしまわんと岸壁に張り付こうとしている。落としダモでタコを

ゲット!この波止なんでも住んでるぞ!この後しばらく粘ったのですが、十分すぎるほどの釣果で

気が抜けてしまい15:00納竿。いつのまにかタカさんから連絡が入っていたので掛け直すと、タカさん

も安芸津で釣果が上がったとのこと。昨日こうだったらな〜とか思いながら、帰路についたのでした。

ps
実は干潮時にこの港でロープに着いた牡蠣を採っていると地元の方から「牡蠣を採らないでくれ。

ワシら冬に使うんじゃ」と言われました。僕は地元の方とはミカンをもらったり差し入れを頂いたりして

仲良くさせていただいているのですが、この人に限って言えば少々よそ者に排他的な事を言う人です。

他の地元の方からは全く言われた事はないので(逆にココがイイとか言ってくれたりする)多少信憑性

に欠けますが、地元住民と良い付き合いがしたいのでそれ以来ロープから牡蠣を採ってません。

我々かぶせ釣りをする者にとっては牡蠣は必需品ですし、法的には問題は無いのかもしれませんが、

こういうケースもあったという事でこの場を借りて報告させていただきます。なお、この事によるトラブル

は今の所起きていません。

 

<コメントbyまるさ>

ツカポンさん,初ハゲおめでとうございます。タコも大きいですね。

ところで,「カキを採らないで」と地元の人に言われた場合の一般的な対処の仕方としては

(言われ方にもよりますが),「すいません」と謝っておいて,そこ以外の場所で採るようにする

のが一番いいと思います。私自身こう考えるようになったのは最近のことで,以前はケンカに

なりかけたこともあります。われわれはそこ以外の場所でもカキを採ることができますが,

「採らないで」と言う人にとってはそこは大切な場所でしょうから。「ゆとりのある方が譲る」精神,

と言ったらいいのでしょうか。


 

E 倉敷のこばさんからのお便り (2005/5/11着) 

 

北木島金風呂釣行記 5月4日 快晴 

今日の釣人は、名手(道具の)倉敷のタクさんとチヌ釣り名人の山ちゃん、いつもおんぶに

だっこ倉敷のこばの3人。

各々待ち合わせ場所に集合し6時に乗り合わせて笠岡へ向けて出発した。
このメンバーで釣行するのは3度目で既に旧知の仲である。ところが、3人でかぶせ釣りは

始めてである。というのも山ちゃんは今年かぶせを始めて今回がやっと3度目だからです。

しかしその山ちゃん、既に2度目のかぶせで53cmコブダイを上げてしまった。タクさんの

手本も良く、何より自助努力も伺える(牡蠣場探しや道具の調達)。

とにかく今日は楽しい釣りになるに違いない。ウキウキしていたらもう笠岡フェリー乗り場に

到着した。早速7時前出港の始発フェリーに乗り込んだ。乗り込んでから判った、この始発

フェリーは豊浦経由で金風呂には寄らない。次発7:10の金風呂経由に乗り換えた。

場所取りのためなら少しでも早く島に着き車で移動も考えられるが、我々のモットーは

省マネー(サムマネー)なので車までフェリーに乗せれません。
運賃は船上でまけてもらったのでよく分からないのですが多分片道通常550円位だったと

思います。(帰りも同じ係員だったので行きと同じくまけてくれた)。
金風呂の波止が左手に見え始めた。まだ誰も入ってなさそう。金風呂に到着、申し合わせ

通りロッドケースだけ3つ持った山ちゃんが一先ず先端に向かう。かなり距離があるので

何時車で乗り付けた客に先を越されるとも限らない。そんな心配もよそに先端を山ちゃんが

占拠完了。ラッキー今日はいい予感さえしてくる。

8時過ぎ先端左に山ちゃん、同じく右にこば。タクさんは早々内でコウイカ狙い。

(波止に来る途中湾内にコウイカのフネ(甲羅)が沢山浮いていたからだ。)

潮は真っ直ぐ緩やかに沖に向かっている。根を超えて際で着底してくれる。

数投で早速山ちゃんの竿が曲がった。玉準備したら針はずれした。しかし良い予感。

「いっやぁ、あの当たりは残念じゃったの〜、今日あれしか当たらんかった。きっと帰りの

フェリーで話してたりして」「あるある!」余裕で冗談が飛び交った。

案の定2度目も山ちゃんに当たり、ハリス切れ(少し近投だったような)。

やっとこばに当たり、2号ハリス切れ。3号道糸にケプラーノット直結に変えた。

タクさんにコウイカの当たりがなかったらしく、既に外向きでハゲ釣りに熱中の様子。

やっとこばに2度目の当たり、両軸で遠慮なく巻き上げた、ドラッグは出さない、手首を

足元まで下げしのいだ。53CmコブダイGET。スピニングに比して巻きは少ないが

スムースに巻ける気がした。この頃から潮は右に流れ始めたが先端左の山ちゃんには

相変わらずの当たりがある。山ちゃんも40級コブGET。ハゲ狙いのタクさんに30級コブ。

昼前から先端に当たりがなくなってしまった。(到着時が潮の時合いだったのか)

一方タクさんにハゲらしき煩わしい当たりが出始めた。着底前、着底時、時かまわず

餌がとられる。こばも挑戦した、一瞬にして餌を取られてしまう、何度あわせても遅く

空振りばかりで手に負えない。ところが、流石のタクさんです、合わせが合い始めた。

先ずクジメ、次クジメ、またまたクジメ、(ハゲは居らんのかの〜)クジメばかりでしたが、

それにしても素晴らしい学習能力をタクさんに見てしまいした。

14時納竿と申し合わせていたのですが、結局30分早目に各自お片づけし始めた。

ことごとく予感や期待を膨らませてもらえた楽しい釣行でした。帰路、各々何の想いに

ふけったのでしょう?ハゲ漁?コブ取り込み?コブ爆釣?タクさん、山ちゃんもうしばらく

かぶせ出来ますが、夏にまたダンゴのチヌ釣りにも連れて行って下さい。

ハゼ釣りでよろしければ、そろそろです、こばにお任せあれ。

本日の釣果(3人)
 コブダイ 3匹(内40以下1匹はリリース)
 クジメ 3匹以上(全てリリース)


 

D ヤギマスクさんからのお便り (2005/5/9着) 

 

5月8日山口県 周防大島 下田口の波止に行きました。 

今日のタックルは 
ロッド   黒鯛工房 ヘチ竿 竹本調攻め 2.15m 
リール  スピニングリール ダイワ カルディア 
道糸  PE2号   ハリス フロロ5号 
ハリ  管付伊勢尼11号 です。 

8:00到着、今日はチヌかハゲでも釣りたかったのですが・・・・ 
波止の先端に座ります 下をよく見ると敷石があり水深は浅く5メートルぐらいです。 

遠投してアタリを待ちます 10分位してアタリあり エサをパット取られます 
3回目でやっと ヒット 強烈に引く 浮いてきたのはやはりコブダイ54センチ! 
タモ入れの時あばれて網をやぶかれました そろそろタモも換え時か! 

それから3回コブダイをかけましたが全部ハリス切れ、 
浅い足下でもかかりました。 

満潮過ぎてからはフグばかりです 
しかしここのフグは「デカァ!」 大きいものでショウサイフグ29センチありました。 
私はフグの刺身や唐揚げが好きなので、持ち帰ろうと思いましたが、 
調理に自信がないのでやっぱり リリースしました。 

このあともチヌやハゲとは縁がなくフグばかりでした15:00までねばって終了しました。 


 

C 西条のムラカミさんからのお便り (2005/5/6着) 

 

西条のムラカミです。

5月5日は恒例の里帰りで福山に滞在中。
今旬のハゲの肝が食べたいと言う事で坊地新波止へ行きました。

5月3日のまるささんの釣日記で釣座争いの競争率は高いと思い、早朝5時に到着
しましたが既にかぶせ師が5名も入っていました。
曲がり角付近は特に混み合っており、3m間隔でカキを投入している感じです。
私は根元から曲角までの真中辺に陣取りました。

仕掛けは筏竿1.6m、両軸リールに道糸3号、ハリス2号、チヌバリ5号の標準仕様

足元に撒き餌をして第1投目でいきなりチヌのアタリ!(約30cm)
第2投目でまたチヌのアタリ(約25cm)と活性はかなり高い状態。
7時までに40cmを頭にチヌ4枚を上げましたが、本命のハゲはアタリさえなし。

その後、大勢の金槌の音に警戒したのか足元ではしばらくアタリが遠のいてしまい、遠投
すればチヌは釣れると思いましたが、本命はハゲと決めていたので足元狙いに徹する。

8時を過ぎた頃に中層に30〜40cm近い大きなハゲの姿が出てきましたが、カキに全く
興味を示さずお手上げ状態。何とか一匹と思い、出来るだけ細かく砕いた撒き餌を大量に
投入して興味をそそる作戦。
撒き餌作戦が功を奏したのか9時近くになってやっと竿先に「チョン フワー」のハゲ特有
のアタリが出始め3度目のアタリで本命のハゲ(32cm)を上げることが出来ました。

ハゲと遊んでいる間もチヌの方は散発的にアタリが有り、結局10時頃に風が強くなり納竿
するまでに40cmを頭にチヌ7枚、ハゲ32cmが1枚でした。

今、坊地新波止は大量のチヌが入っておりチヌ専門で狙えば2桁も夢ではないでしょう。

 

<コメントbyまるさ>

う〜ん・・・チヌはともかく,ハゲ釣れましたか〜。

私は坊地でも天神でも今年はハゲを釣らずに終わりそうですが・・・

それにしても,チヌの活性も日によってムラがありますね。

今日(7日)は,風が強かったせいもありますが,1人に1〜2枚くらいしか

釣れてなかったんじゃないでしょうか。それでも,坊地にはまだまだチヌは

たくさん残っていると思います。来週あたりがラストチャンスか?


 

B 天神さんからのお便り (2005/5/5着) 

 

かぶせ釣り初挑戦しましたので報告させていただきます。

まずは。
カキの取れる場所を教えていただいてありがとうございました。
いとこの兄貴が船を泊めている場所だったのですぐにわかりました。
あそこは獲り放題ですね。たくさんついていてびっくりでした。
少々においましたが、ここなら誰にも怒られないだろうと納得しました。

えさのカキが取れなければ挑戦するにもできませんから、
本当に助かりました。ありがとうございます。
カキの身を剥いてみるとプリプリでさらにびっくり。
この臭い場所でも身はしっかり育っているのですね。
(下水の流れ込みのそばで獲っていました・・・)
田島のおばちゃんも見た目はおいしそうじゃがあそこのカキはダメじゃからなと
バケツ一杯に取ったカキを見ながら少々残念そうでした。

初挑戦は5月3日。当然場所は天神波止場です。
まるささんは坊地にいらっしゃったそうですね。
会えなくてざんねんでした。
初日はまずは体験と言うことで、娘を連れて気楽にでかけました。
天神波止場に到着したのは午前7時ころでしょうか。
波止場の先端にはカキを叩く音が。まるささんかなと思い、見に行きましたが
残念ながら違ったようです。

DVDで見たようにカキのはらわたを覗けるように殻を割って針を刺しました。
まるささんのようにくるりと針を回して・・・見よう見まねで実験です。しかしわたがぼろぼろ。
刺して捨ててを繰り返し、何度か目に落ちない程度に刺さりました。
結果的にしっかり撒き餌をして、投入。ところが驚いたことに当たりが。
チヌの当たりは小さいと聞いていたのですぐに反射神経に任せて、
DVDのまるささんのように大きくあわせました。が、空振り。
しかし「当たり」が期待度を大きくしました。一匹くらい掛かるかも。
でも投げる度にすぐ針が外れてしまう。
DVDのように遠くに投げることを諦め、足元勝負に決定。
それを何度も繰り返して、今回はしっかり針がさせたと思えた投入に、
初獲物が掛かりました。かぶせ釣り初の獲物はふぐ。
今まで釣ったことのないくらい大きなふぐでした。
ふぐなので娘にふぐ捨ててもいいかな?と聞いたところ、
隣のはげを引っ掛けていたおじさんから「捨てるならくれんか」との
声が。初獲物を差し上げました。
その後も失敗と空振りを繰り返し、その日最後の当たりを引き当てた
結果は、10センチくらいのアイナメの赤ちゃんでした。
でもあんな大きなカキでこんな小さな魚が釣れるのがびっくり。
さらにあすの本番?に期待が膨らみます。
取ったカキが1/3使ったくらいでお昼。途中から夢中になって、娘の釣りの世話も
ほったらかし、様子を見に来たおばちゃんに娘を預けていましたが、
両親、かみさんがおばちゃん宅に到着して本日の練習?終り。
明日のカキを補充に、カキ獲りへ。

ところが。クーラーの中にはチヌ2枚とカワハギ1枚が。
もう一人,かぶせ釣りをしていた方からお袋と娘が2匹のチヌを頂いてきました。
リリースしようとしていたそうですが、もらってきちゃったそうです。
カワハギはふぐのお礼と言うことで頂きました。

もう一人入っていたかぶせ釣りの方はチヌ6枚、アイナメ1匹、スズキ1匹、ギザミ1匹を釣って
いました。アイナメはでかかったですよ。チヌも1匹は40センチはあったのでは。
驚いたのはスズキです。正確にはフッコなのかもしれませんが50センチ以上はあったのでは・・・。
昨年12月からはじめられたそうで「奇跡だ」と興奮気味でした。
様子を見に来たおばちゃんが「こんなぎょうさん釣って、内海町の魚を皆持って行ったらいかんよ〜」
とびっくりしていました。
(大変美味しかった。チヌ、ハゲとも子供たちも夢中になって食べていました。

やっぱり釣りたては美味しいのがわかるのですね)
かぶせの方も親子連れ。私も親子連れ。
明日への闘志がみなぎり、パパも名誉挽回だと意気込みました。
そしてなによりかぶせ釣りはやっぱり凄いと実感。期待が膨らみましたが・・・
明日こそは釣ってやるそ。

二日目。結果は惨敗でした。
当たりもほとんどなく、周りもだれも釣れていませんでした。
投げつりの方がいいキスが上がっていましたが、あとはほとんどだめ。
私を含めて3人かぶせ釣りをしていましたが全滅でした。
しかしかぶせ釣りをしている方と話しが出来て、えさのつけ方、ポイント、中層で当たりが来る
こと、合せ方などたくさん教えて頂けました。
これは相当修行が必要だなと実感。
リズムは注意しました。フナつりや撒き餌の要領で。
カキを割る面積はもう大丈夫。えさのつけ方は二日目に教わり、ハラワタをめくって
裏から刺す、すると餌落ちがなくなりました。
ポイント?わからん。潮の流れ??
カキの大きさ?自分が獲ったカキは小さかったかも。

難しいですね。次のチャレンジはいつできることか・・・
今日750キロを走って川崎ICへ無事到着。10時間。
孫に囲まれ両親も楽しそうだったので、走った甲斐はありましたが、
チヌの顔が見れずに残念でした。
次の機会にはぜひ釣ってみたいです。

でわ。
ありがとうございました。

<コメントbyまるさ>

天神さん,初かぶせのレポートありがとうございます。

今度お帰りになったときには,一緒に竿を出しましょう。

私は今日(7日)天神で竿を出しましたが,厳しかったです。

日によってだいぶ魚の活性が違いますね。

今年はハゲが釣れなかったのが残念です。(既に過去形)


 

A 林さんからのお便り (2005/5/4着) 

 

〜5月3日に私が帰った後の坊地でのレポートを林さんからいただきました〜


その後、引き潮になって午前9時40分頃に、待望のチヌが、上がりました。
検寸すると、32センチでした。
カキが、着低し穂先が元に復元した瞬間にゴンと、手に感じるアタリがあり
合わせを入れると、間違いなくチヌの引き込みでした。
さらにその約20分後に、連続して35センチのチヌを上げました。
今まで、カキに針の刺し方に苦労しておりましたが、教えていただいた
おかげで釣れたのではと思っております。
完璧ではありませんが、自信がもてました。
ちなみに、一緒にいた二人は予定どうり(ボウズ)でした。

竿    180センチ 穂先で折れて4センチほど短い
     (今度、新調するとき150cmか180cmかで迷ってます。)
リール  ダイワ チヌチェイサー
道糸   3号
ハリス  2号
針    チヌ針4号

午前11時に納竿中に僕の右隣の釣り人が引っ掛けで約25センチくらいの
カワハギを一匹上げられました。
おらんことは、ないようですので今度の釣行は期待が持てそうです。

 


<コメントbyまるさ>

私はこの日,午後1時ごろにもう1回坊地へ行って30分ほど竿を出して

みましたが,ノーヒットでした。しかし,今年はチヌが多かったです。

この調子で毎年釣れてくれるといいんですが。

※ 坊地で釣るなら,竿は1.8mの方がいいと思います。足元の柱に糸が

こすれやすいので。天神なら1.5mがベターですね。


 

@ ひでさんからのお便り (2005/5/2着) 

 

最近は、船竿を改造しています。
PROXと言うメーカーの船竿をベースにしています。
今は、2.1mの1/9調子のハゲ竿を改造しました。
¥7000程度です。
ブランクから造りたかったのですが、安い竿の方が、ブランクより安かったです。
穂先のガイドを取り外し、筏竿の様に削りこみ、筏ガイドを取り付けて塗装しています。 

竿尻には、肘当てを付けています。
竿がブレずに、竿のパワーを100%使えます。
江戸のハルキさんから頂いた船石鯛竿にも大型肘当てが付いていました。
改造竿では、70cm程度のコブを2匹釣りました。
仲間の竿も造りました。
今まで、6本造りました。
徹夜も数回しました。
段々改善しております。
もっと強力な竿も造る予定です。
9/1調子の2.4mのヤリイカ竿を改造します。
SATさんに竿の造り方を色々指導してもらったおかげで、自分でも何とか造れる様になりました。
今後も色々やってみます。

 

<コメントbyまるさ>

ひでさんからは,竿作りの工程レポートをよくいただいています。

自作竿を作られる皆さんの参考になればということで,ここに掲載させていただきました。

自作竿で釣られたイシダイのレポートが待ち遠しいです。

 

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