しまなみオフ会(4月7〜8日)レポート(その2) 

 


 

◆ 金太郎さんからのレポート ◆ 

 

ついに待ちに待ったオフ会。今年はかぶせ釣り2年生ですので ボウズでのオフ会参加は

何としても避けたい。・・で何処に行くか?茗荷は、何人かの皆さんは竿を出されるでしょうし、

荻では最近 いい思い出がない。・・林の岸壁は2回釣行し、良い型のアイナメとチヌも

上がっている。しかし、あのロケーションで3回目も釣れるとは限らない。7日の潮汐を確認し、

今までの実績の潮汐表と比較すると、可能性があるのはやっぱり林か?で、満ち上がりの

朝だけ茗荷の護岸で竿を出し、満ちに入ったら林へ行って下げは荻に行くことに決めた。

前日の夜にカキを採取し、義父の船の係留ロープに付いている大きなカキも茗荷用に採取し、

実家に前泊。今シーズンはオフ会に照準を合わせ、家族サービスも控えめに練習してきた。

プレッシャーもあるが、楽しみで前夜はなかなか寝付けない。 


・・で、見事に寝過ごし茗荷に着いたのは7:30頃。右手の波止には倉敷のAさん、ぶちさん、

能登原のyさんが竿出し。少ししてから倉敷のマサさんも入られたようだ。でも護岸には誰も

いない。今日は台船も係留されているので、台船の際目掛けてマキエを打ちながら竿の準備。 
満ち潮が流れ出し、こちらに向かってサシエが戻されるちょっと前。

潮がほんの少し沖目に流れるタイミングで、何かが中層で突付いてくる。

そんな中、着底直後の渋いアタリに合わせると乗った!

魚の引き具合からチヌだろうと確信。上がってきたのは、やっぱりチヌ。

30cm半ばかと思い水面まで浮かせてタモを入れますが、何せ未だ満ち上がり。

釣り座から水面が遠い。タモ網の柄をいっぱいに伸ばし数回の失敗の後にやっとタモ入れ。 
いや〜、このチヌの嬉しかったこと。これで2年連続のボーズ参加は逃れられた。

その後潮は早くなり、遠投しても手前に戻ってくる。こういう流れも良いのでしょうが、林に移動

する時間を知らせる携帯のアラームが鳴り出した。跡片づけの前に右手の波止の皆さんに

挨拶しに行く。この時点で初対面の方ばかりでしたが 皆さん気軽にお話戴きありがとうござい

ました。林の場所を皆さんにお伝えして早速林に移動。もちろんこの場所、誰も竿を出していない。

・・・と言うか釣ろうという気になる人もいないでしょう。ここでもマキエをしながら準備。

チヌは1匹あるので、今度は大きなアイナメが欲しいところ。海を覗くとまだ海底が見える。

ポイントに遠投するが、最初はアタリもない。今日の潮汐の林では9:00〜11:00までに

釣れないと大ハズレの可能性が高い。10:30頃からぽつぽつアタリが出だした。それも

着底寸前か着底直後に来る。バイキングのドラグをオンにしようとするタイミングでのアタリ。

・・この瞬間、私は全く無防備になります。で何回か空振りした後、着底後のアタリに合わせると、

動かない?根掛りと思ったが、張詰めた道糸が右に動いていく。乗っている・・。そこからリールを
捲き始めやり取りするが、水深が浅いのになかなか浮いてこない。これは大物よもや自己ベスト?

と期待し慎重にやり取り。無事にタモ入れしたが大きい。体高もあるチヌだった。この10分位後

にも渋いチヌのアタリ。引きの感じからさっきよりは小型。落ち着いてやり取りし収穫。 


ところで、土曜日にここへ来たのは今回が初めて。近所で働いてらっしゃるギャラリーが入れ替わり

やってくる。かぶせ釣りについて質問を受けるも、答えるのが恥ずかしい。そんな中、ギャラリーの

前でアタリ。何度かやり取りしながら浮かせて、タモを手にするのに一瞬目を離した隙に針ハズレ。

これは悔しいし恥ずかしい。その後スグ小さなアイナメを収穫。アイナメは欲しかったので嬉しいが

あまりに小さい。それからもポイントではチヌのアタリがあるが、アイナメを上げた後の悪い癖=
早合わせで乗らず。銀色の魚体が見えたのに針ハズレも再度あり。

結局林ではチヌ2匹、小型アイナメ1匹の結果でした。満潮近くにまるささんが来られ、まるささんに

メジャーを借りて検寸。 チヌは43センチ、38センチ、35センチでした。38と35どっちが茗荷で

釣れたのかは判りません。まるささんの腕ならあと何枚かチヌを釣られていたと思います。 

午後は荻でコブダイを狙いましたが、空振りでした。楽しい宴会後2日目も参戦しましたが林は

昨日と違ってアタリなし。・・釣れそうな雰囲気も全然なし。ここはポイントというよりかぶせ釣りの

練習場と言った方が適切かもしれません。・・マサさんが眠くなるのはよく判ります。 

 


結果はこのとおりですが、実はチヌ3匹の釣果は初体験です。オフ会で成果が出せて嬉しかったです。

何度も練習釣行させてくれた家族にも感謝しなければなりませんね。 
 今回のオフ会は参加者は少なかったと思いますが、皆さんに色々な話が聞けて勉強になりました。

ぜひまた、今度は秋にも参加させていただきたいと思います。(蒲刈には行ったことないのですけど)

まるささん始め皆様、楽しいひと時をありがとうございました。 



◆ 東広島のツカポンさんからのレポート ◆ 

「今日、残業ね。」
なにー!!!いつもは土曜日は残業ないじゃんか!
しかも今日はオフ会やで!ちくしょうー!

ってな感じで始まったしまなみオフ会。
あー・・・釣りがしたい・・・。

仕事が終わって安芸津でカキを回収して急いで高速に乗ってしまなみ海道へ。

名荷港へ着いたのは21:00.
集合場所には沢山の人が・・・

ん?
いや、半分以上はイカ狙いの人だかりか。
見ると、まるささん、マサさん、ぶちさん、能登原のyさん、金太郎さん、倉敷のAさん、が。
こんばんわー。

もうすでに宴も進み、みなさんほろ酔いっぽい。
後から来たくせに刺身やら空揚げやら頂く私。すみません。ご馳走になります。
聞いてみると、今日は活性が低かったらしい。
に、してもチヌは結構あがっているみたいだ。
マサさんの釣ったハゲは本当に大きかったらしく、肝の量が凄い。
うらやましい・・・。
そうこうしているうちに、金太郎さんの珍酒が登場!
美味い!
やがて、ぶちさんのチヌラーメンも頂く。
さっぱりしていながらコクのある味で、お店では絶対に味わえないラーメンだ。

目の前では、イカすくいの人たちが必死になってイカを追いかけている。
結構採れるみたいで、中には相当大きいイカも含まれているようだ。

朝から頑張っているマサさんは睡魔が襲ってきたらしく、ウトウトしている。
自分は、皆の話しを聞いているとウズウズしてきて、
「今から夜のかぶせ釣りに挑戦してみようかな〜」
という気分に。


明日は何処で竿を出すかとか、何を狙って見るかとか言う話しをしつつ
「腰が痛い。」
と言うと、ぶちさんがひざの裏をマッサージしてくれた。
マッサージしてもらっている最中はメチャメチャ痛かったのだが
翌日の釣りでは腰痛の気配は全く無しでびっくりしましたよ!
なんだかんだで23:00解散!のつもりが・・・

こっそり夜釣りの準備をするワシ。
コソコソコソコソ・・・・
が、それを見逃さないぶちさんと能登原のyさん!
あちゃー、見つかった(笑)。

宴会場所近くの波止の付け根でカキを投入してみるが
魚の反応は無い。
まあ、潮も流れてないしね。
少しやってみてすぐに就寝。
おやすみなさい。

zzz。

・・・。




朝です。
5:15です。
まだ眠いです。
っていうか、頭が痛いです。
さすがに飲みすぎた。

ん?
マサさんがウロウロしている。
おはようございます!
眠そう・・・。

明るくなった5:45釣り開始。
左の波止の曲がり角でやっていると2回ほどハゲのアタリが。
しかし、2回とも空振り。
もったいない・・・。
護岸からは倉敷のAさんが釣りを開始。
明るくなってからはみんな集まって釣りだしたが、アタリはあるものの針には乗らず。
厳しいな〜・・・。

釣りを続けているとAさんが様子を見に来られた。
この時、実は竿を2本出していて、
1本はカキで、もう1本はイ貝という
2刀流!
しかし、両方見なければならないというのは
結構面倒くさいおまけに集中力を大幅に欠く。
イ貝の方の竿に気を取られていると
Aさんが
「ツカポンさん、こっちの竿先、反応しているよ」
「!」
すかさず合わせるも釣れたのはフグ。

・・・・。

今日はダメか?
気が付くと、まるささん、Aさん、金太郎さん、マサさんが釣り開始している。
まるささんには一度アタリがあった様子。
こちらもイ貝かぶせの竿に竿先を持ち上げるアタリが!
空振り!

ここでマサさんが僕の落としダモを見て一言・・・
「でかっ!」
そう、私の落としダモはメチャでかいのだ。
って言ってもこれしかなかったんだが(笑)。

やがて満ちの潮が流れ出して非常に釣りにくくなる。
マサさんとまるささん曰く
「右手の波止の曲がり角付近から遠投すると良い」との事。
アドバイスありがとうございます。
ここで、自分以外の全員が4人が林の護岸へ。
また会いましょう!

瀬戸田の海は複雑に潮が流れ、うまい具合に流れを読まないと
とんでもない事になりかねない。
普段はほとんど流れの無い所をホームグラウンドにしている自分にとっては
この海は慣れないので一苦労。
移動直前にまるささんが様子を見に戻ってこられた。
林はダメだったらしい。

移動して、すぐにAさんが戻ってこられた。
やはり林は反応無しだったが金太郎さんはまだ続けているとの事。
この後、倉敷のマサさんも来られる。
何気に仕掛けを見て
「これ何の針?」
実は今回使っていたのはワームフック。
形状は99%マス針なのだが管付になっていて
感覚的には管付のセイゴ針に近いかも。
かぶせ釣りで使う人はまずいないだろう。

と、話していると、
落としたカキが着底前に
フッ・・・
と、浮いた。
???
んなバカな・・・
反射的に合わせるとヒット!
※と、話して・・・から、ここまでの時間約1.2秒。
おー!
この時期じゃからてっきりチヌだと思っていたら
コブダイ40cm(多分)。
ん〜。微妙。

ここでマサさんとはお別れ。
満潮が近づいて時刻はほぼ昼。
遠投を繰り返してやや左の沖に着底するが
たまにアタるのはフグとカサゴ。
だが、だんだんなんとなくつかめてきた頃は
潮の流れは変わっていた。

14:00
金太郎さんも戻ってこられた。
今日はいまいちだったらしい。
まあ、オフ会の2日目ですから(笑)。
俺、遠投とか苦手なんですよね〜・・・
とか話していると、
微妙にアタリ!
合わせるが思いっきり素針を引いてしまう。
でもチヌのアタリじゃないな。

ここで金太郎さんともお別れ。
ほぼ同時に一気に潮の流れが変わり
あたりも遠のいた14:30
納竿。

今回のオフ会では新しい事を沢山学べたかも。
瀬戸田で初めてマトモな魚もあげたし、
相変わらず楽しいオフ会を過ごすことが出来て嬉しかったです。
にしても、チヌ釣りたかったなー。

 

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