蒲刈オフ会(2007年10月13〜14日)レポート 

◆ 参加者 ◆ 

倉敷のAさん <倉敷から> 

東広島のタカさん <東広島から> 

東広島のT2さん <東広島から>

ひでさん <蒲刈から>

まるさ <福山から>


今回は都合の悪い方が多く,少人数でのオフ会になりましたが,私的には非常によかったです。

ただし,釣果はまるでダメでした。楽しいオフ会になったのは,ひとえにひでさんのおかげです。

ひでさん,いつも蒲刈へ行くとお世話になりっぱなしで,本当にありがとうございます。

 

私は13日(土)の朝4時50分ごろ家を出ました。最初に向かったのは,丸谷港です。

現地には6時20分ごろ到着。もう完全に夜が明けていて,波止には数人の釣り人が。

先端にはハゲ狙いの常連さんが入っていました。私がこの波止で釣るときは,たいてい先端付近

外向きの波返しの上に乗って竿を出します。ところがこの日は正面から強風が吹きつけてきて,

かなり厳しい状況。釣りができないほどではないものの,当たりを取るのは難しそうです。

状況から考えて,用意したタックルは1.8mの竿にバイキング,道糸2.5号,ハリス3号,ハリは

チヌ4号。釣り開始は6時半ごろ。2投したところで倉敷のAさんが来られ,Aさんは向へ。

 

で,いきなり結果を言うと,私は丸谷と向Aを往復しながら11時半ごろまで釣って,釣果は・・・

丸谷港=カワハギ1(20cm)・サンバソウ1(14cm)

向A=サンバソウ1(17cm)

状況はどちらも2週間前と大差なく,普通に釣るとまずサシエが底までもちません。

2号の底オモリをつけても,ほとんど中層でエサを取られます。エサ取りはフグと小ハゲ。

このエサ取りが多少おとなしくなるまで,本命がそこにいてもヒットさせるのは難しそうです。

11時ごろひでさんが様子見に来られたので,今日の釣果を報告。あとは倉橋から何か

魚が戻るのを期待するしかあるまい,とこのときは思いましたが・・・

この日は満潮が11時ごろで,11時半を回って下げ潮が動き出したところでギブアップ。

向AからDへ移動した倉敷のAさんも,15cmくらいのサンバソウ1匹。

私は17cmのサンバソウを念のためスカリにキープして,午後は大地蔵へ行ったり

ちょこっとエギングをしたりしましたが,食材は調達できず。仕方なく3時ごろ向Aへ戻り,

アジでも狙おうとしたものの,最近アジはあまり釣れてないと地元の人に言われました。

先端へ行くと足元にサヨリが群れていたので,「もう,これしかない」。

サヨリの仕掛けをセットしていたら,タカさんから電話が。タカさんとT2さんは,倉橋島の

西宇土早瀬漁港で竿を出し,ベラとフグが釣れただけ,とのこと。こりゃ,いよいよ

サヨリを調達するしかない!・・・しかしこれが意外と手ごわく,サシアミには見向きもせず。

レンガのアミエビを崩してハリにつけると多少反応はあるものの,小1時間で7〜8匹しか

釣れませんでした。タカさんらが到着して,夕方まで時間つぶしに桟橋で竿出し。

 

4時過ぎごろ,ひでさんから「潜って岩ガキを取ってきた」という電話が入りました。

しばらくして船で向Aの桟橋に戻ってきたひでさんから届いたのは,大量の食材でした。

岩ガキ・サザエ・アワビ・トコブシに,68cmのスズキまで!

さらに,ひでさんのお兄さんからも,取れたてのタコなどが差し入れられました。

これで夕飯は一気に豪華になったので,私のスカリのサンバソウはリリース。

4時半ごろから,向港桟橋の常夜灯の下にテーブルを出し,調理に入りました。

タカさん・T2さんの釣果。ギザミは良型。

ひでさんの差し入れ(68cmのスズキ)

ひでさんの差し入れ(岩ガキほか)

 

 刺身類。上はタコ(ゆで)・サヨリ・イワシ。下はスズキ・ギザミ・サンバソウ。

スズキの切り身のソテー・ウインナ・焼きそば・ひでさんから差し入れられたケーキ。

ケーキは広にある店の人気商品だそうで,美味しかったです。

アワビ・サザエなどは網焼きで。最高!

イワガキは,丸ごと網で焼いた後,カナヅチでカラを割ります。私は焼いた岩ガキを食べるのは

初めてでしたが,普通のカキと全然違う濃厚な味でした。普通のカキはワタが黒い色ですが,

岩ガキは中身が全部真っ白で,フォアグラのように濃厚な味わいです。大きさもハンパでなく,

大きいものはカラが学校の教科書くらい,身は10cm以上あります。1個食べたら1日分の

栄養が賄えるんじゃないか,というくらいリッチな感じがしました。

 

ひでさんのお友達のルアーマンの方が来られていて,面白い話をいろいろ聞きました。

その人は今年,向A先端からルアーで大ダイを釣ったそうで,携帯に入っている写真を見せて

もらいました。朝の4時ごろルアーを投げていたら,12〜13cmほどの小サバの群れを追って

大きなマダイが浮上するのが見えたので,そのまま投げていたらヒットしたそうです。

この波止付近では時々大型魚が浮いてくるのが見えるそうで,この日も向桟橋の常夜灯の下に

60cm級のスズキが何匹かと,タチウオが浮いているのが見えました。何とか釣ってやろうと

ルアーを投げてみましたがノーヒット。次回はそれなりの仕掛けを持って行くつもりです。

 

タカさんとT2さんは翌日仕事のため8時過ぎごろ帰られ,我々も9時ごろには片付けを完了。

早起きしている上に酒も入って眠気が襲ってきたので,私は車を移動させてすぐ寝ました。

釣りの方は空振りでしたが,ひでさんのおかげでいろいろ美味しいものが食べられて,

みんな来りゃえかったのにー,と思いました。以上,オフ会のレポートでした。

 

<おまけ>

私はひでさんに大陸で買ったお土産までもらいました。

「淡水のコブダイ(の仲間)」のアクセサリー。こんなんが川で釣れるとは。

残った岩ガキやサザエ・アワビ。実家へもおすそ分けしましたが,岩ガキは「カナヅチで割って

食べてくれ」というわけにはいかんので,カラを半分外して持っていきました。

こんな感じ。岩ガキのカラは強烈に分厚く,さすがにコブダイでもカラごとは食えんでしょう。

豪華な食材を提供してもらった上にお土産までもらって,浦島太郎の気分です。

ひでさん,ありがとうございます。倉敷のAさん,2日目はどうでしたか?

タカさん,T2さん,仕事が忙しい中参加いただき,お疲れ様でした。

タカさん,また時間があったらサケを釣った話をゆっくり聞かせてください。

 

今日の日曜日(14日),私は7時に目が覚めました。

向Aはサビキ釣りの人で一杯でしたが,アジはあまり釣れていない様子。

手土産にアジでも釣って帰ろうという当てが外れて,丸谷港へ行ってみましたが,

こちらはきのう並みの強風が吹いているのでかぶせ釣りは断念。結局,ほとんど

竿を出さずに8時ごろ帰路に着きました。

 

9時40分ごろ帰宅。仕事場へ荷物を運んで洗い物などをして,実家へ岩ガキなどを

持って行き,余ったアミエビとカキを持って横島・坊地へ。

釣り人がぎっしり入っていましたが,たまたま先端が空いていたので,11時ごろから

午後1時ごろまで竿を出しました。最初サビキでアジを狙いましたが,釣れたのは

1匹だけ。何か魚の引きを味わいたいので,アミエビに寄ってきたサヨリを20匹ほど

釣り,かぶせもやってみましたがほとんど魚の反応なし。今日の夕食は,土産の

サザエや岩ガキとサヨリの刺身をいただきます。皆さん,お疲れ様でした。

次回のオフ会もよろしく。私はあと2回くらい蒲刈へ行ってみるつもりです。

 

 

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