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春のシーズンも終盤 〜
●きのうの土曜日(8日)は,午前中は仕事をして,午後はカキを採るついでに田島・横島を回ってみた。
この時期しか釣れないハゲをもうちょっと食べたいので,日曜日のメインの狙いはハゲ。あちこち行った
結果,横島の大波止が一番確実そう。帰ってから,母の日のプレゼント用にタルトを作った。タルトは
普通に作ると手間がかかるが,ホットケーキミックスを使うレシピ(「伊東家の食卓」の裏ワザ)でわりと
簡単に作れる。小ぶりのを4つ焼いて,1つは実家のおばあちゃんに持って行った。ヨメと上の娘は
通夜の仕事なので,夕方は夕飯作り。今晩は100g100円のニュージーランド産牛肉のすき焼きだ。
●で,今日の日曜日は朝5時過ぎに横田港大波止へ。連休直後のせいか,先客はいなかった。
ハゲの魚影が一番濃い先端へ。この波止の先端はこの時期は人が多くてまず入れないが,今日は
ラッキーだった。サビキ仕掛けを出してアミエビを撒くと,ハゲがわらわら浮いてくるのが見える。
サビキにつけたサシアミにもすぐ寄って来るが,なかなかハリに乗らず。これだけ上から見えるなら
引っかけた方が早そうなので,大きなギャング針で上から見ながら引っかける釣り方にチェンジした。
入れ掛かりとはいかないが,6時半ごろまでに5枚をキャッチ。うちと実家と合わせて5人分は確保した。
このまま釣れば2ケタはいきそうだったが,いい感じの潮が流れているので,ハゲは中断してかぶせに
変更。右前方へ出ていく潮に乗せてサシエを投入すると,なんとハゲの当たりが連発!しかし,沖目の
水深3mくらいの浅いタナで食ってくるので,ハリに掛けるのが難しい。結局この時合いは15分ほどで
終わり,カキでハゲを釣ることはできなかったが,久しぶりに横島のかぶせでハゲの当たりを味わった。
そのままかぶせ釣りを続行した7時過ぎに,ワンチャンスでチヌが当たりがあった。1回空振りした後,
2回目にハリに掛けたが,巻き上げ途中で外れてバラシ。その後は全く反応がなくなった。時々ハゲの
方に戻ってもう1枚追加し,満潮を過ぎて潮が完全に止まった8時半ごろに納竿。釣れたハゲは全部
ギャング針で引っかけたもので,釣り味は今イチだが,6匹中5匹が腹パンパンのメスだった。
産卵期の魚をあんまり多く釣るのも申し訳ないので,この春のハゲ狙いは今日でおしまい。
次の週末あたりが春のシーズンの最終盤くらいになるだろう。来週はどこかでチヌを狙ってみたい。
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5/9の釣果
(横島・横田港大波止)
・ウマヅラハギ(25〜30cm)
6尾
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だいたい予定どおりに釣れました 〜
※釣り以外の行動は、日記帳に書いています。
5月1日(土)
満を持して、朝の5時過ぎに横島・坊地新波止へ。先端付近にはハゲ狙いの常連さんが何人か入って
いたので、曲がり角と先端の真ん中あたりへ。結果は、予想どおり勝負は6時ごろまでで、サシアミを
つけたサビキ仕掛けにオスのハゲが2枚。水面でのバラシも1回あった。常連さんたちはアユやボラ用の
掛け針くらいのサイズのミニギャング仕掛けを使ってオキアミで釣るスタイルで、上手な人は10枚くらい
上げていた。ハゲは浮いてくるのが時々見えたので、上から見ながら引っかけるのが一番確実そう。
ただし、ここの釣り場の常連さんたちは大きなサイズのギャング仕掛けを使う釣り人を嫌うので、狙う
なら夕方がいいかもしれない。「(大きい)ギャング針を使うとハゲが警戒して食いが悪くなる」という人も
多いが、たぶんそんなことはないと思う。ただ、マナーの面から言えば、釣り場の多数派が大きな
ギャング仕掛けを嫌うこの波止では、ギャング釣りをするときは波止の手前でやる方がよろしいでしょう。
常連さんたちはたいてい先端付近に固まっていて、毎日朝の4時半ごろから場所取りに来る人も多い。
人が多いせいもあってハゲの警戒心が強いのか、マキエのアミエビにもあまり反応しない。ましてサシエの
オキアミやサシアミをつつきに来るのは、活性の高い日の朝マズメに限られる。6時を回ってから来る
ようでは、この波止でハゲを上げるのはなかなか難しい。去年も今年も、だいたいそんな状況だった。
チヌについては、毎日のように通っている常連さんから「こないだここで、カキでチヌを6枚釣った人が
おったで」と聞いたので、条件のいい日には釣れるらしい。しかしこの日は、7時ごろにハゲを断念して、
時々車へ戻って持参した仕事をやりながら、かぶせでチヌを狙ったがダメ。11時過ぎに撤収し、帰りに
天神波止で満潮ごろの時合いを狙って30分ほ竿を出し、フグの当たりのみ。12時過ぎに納竿。
かろうじて晩のオカズは確保した、という程度の釣果に終わった。
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5/1の釣果
(横島・坊地新波止)
・ウマヅラハギ(29・31cm) 2尾
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5月2日(日)
前日に続いて、朝の5時に坊地へ。ハゲをエサで釣るのは難しそうなので、ギャング仕掛けも用意した。
しかし、魚の反応をみるためにサビキにサシアミをつけて探っても、全くハゲの反応がない。明らかに
活性が低く、「ハズレの日」っぽい。先端の常連さんたちにもたまに掛かる程度で、6時を待たずに
ギブアップ。帰り支度をしようとしたところへ、倉敷のタクさん・コバさんが来られた。少し話してから別れ、
次に向かったのはすぐ近くの横田漁港の大波止の先端付近。先端にはギャング仕掛けの2人組の
釣り人がいて、良型のハゲが数枚上がっていた。ほかにも何人か釣り人がいたが、ハゲが釣れている
のは先端だけ。ここへ来るのは久しぶりだったが、今回は高い波返しの上から一文字波止方面へ
向けてのかぶせ釣りでチヌを狙ってみた。釣り始めたのは6時半ごろで、ほぼ干潮の潮止まり。
時々ハゲが浮いてくるのが見えたのでサビキも出してみたが、ここでもやっぱりサシエには寄って来ず。
かぶせの方はしばらく当たりがなかったが、7時を回ったところで初めて魚の反応があり、小ぶりの
コブダイがヒット。その後、ちょうど干潮からの満ち上がりで一気に魚の活性が高まり、7時半ごろの
約30分間はほとんど入れ掛かり状態だった。釣れたのはチヌ2枚とコブ2匹。ほかにチヌのバラシ
(ハリ外れ)が2回とコブのバラシ(ハリス切れ)が2回。短い時間帯ではあったが、久しぶりにかぶせ
釣りでフィーバーを体験した。8時を回ってなぜか潮がピタっと止まって当たりもなくなったので、坊地へ
戻ってタクさん・コバさんに「こっちで釣りませんか」と声をかけ、二人が移動してこられた頃に入れ
替わりでここは撤収。今日は天気もいいし、手土産も確保したので、あちこち回ってみることにした。
まず天神波止に立ち寄ると、よく顔を合わせるかぶせの常連さんがいたが、今日は全くダメとのこと。
内海大橋を渡り、常石・大越の長い波止へ行くと、珍しく先端あたりに釣り人が誰もいない。ここで
ちょっと竿を出してみることにして歩いて行くと、波止の真ん中当たりにダンゴ釣りの人が1人いた。
「釣れましたか?」と聞くと、「チヌが2枚釣れたけど、フグだらけ」という。実際、先端近くの外向きで
かぶせ釣りをやってみたが、ここは天神か?というくらいのフグの嵐。潮も全く動かずチヌの気配は
なさそうなので、20分ほどで撤収。近くのコンビニへ寄ってちょっと休憩し、百島へ渡るフェリー桟橋の
隣の新波止へ行ってみた。港の工事は終わっていたが、波止の付け根にフェンスがあって入れなく
なっていた。残念。なかなか雰囲気のよさそうな波止だったが。続いて沼隈半島を松永方面へ戻り、
満越へ。左手の赤い鳥居の波止にハシゴが立てかけてあって、先端に釣り人が2人入っていたので、
歩いていって「釣れますか?」と聞いてみた。2人ともかぶせ釣りだったが、「フグが1匹だけ」。
今度はさらに先の戸崎へ。フェリー桟橋には数人の釣り人がいたが、聞いてみると「何も釣れん」。
手前の波止には家族連れが3組。先端が空いていたので20分ほどかぶせ釣りをやってみたが、
何の反応もなし。昼前に撤収して帰路に着いた。あのまま坊地や天神で釣っていたら丸ボウズの
可能性が高かったと思う。場所替えして正解だった。
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5/2の釣果
(横島・横田港大波止)
・チヌ(35・36cm) 2尾
・コブダイ(34・37cm)
2尾
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5月3日(月=祝)
春のハゲの釣期はゴールデンウィーク前後の2〜3週間しかなく、今年はまだ食い足りないので、
手段を選ばず食材のハゲを確保すべく、生名島へ行った。因島の島内を通って土生港へ行く途中、
ネコかイタチかタヌキかは判別できなかったが、動物の死骸が道路に転がっているのを何回も見た。
5月に入って一気に気温が上がったせいだろう。朝一番のフェリーにはふだんの倍以上の車が
並んでいたが、立石港へ着くと釣り人は誰もいなかった。ハゲ狙いなら波止の曲がり角付近が
ベストなので、ちょうど曲がり角の上に荷物を運んで、早速ギャング仕掛けをセット。しかし、
干潮が8時ごろで潮が全く動かず、ハゲの反応はなし。サビキ仕掛けにチェンジすると、小メバル・
小タナゴ・フグが掛かるが、ハゲらしい当たりはない。再びギャング仕掛けに替えた7時ごろに
初めてハゲが掛かった。このあと散発的にハゲの当たりが出始め、8時までに合計5枚をキャッチ。
どれも30cm前後で、メスが4匹とオスが1匹。ギャングを使えば軽く10枚くらいは獲れるだろうと
思っていたが、甘かった。8時を過ぎると当たりがなくなり、8時半にギブアップ。魚をさばいて、
生名港へ移動した。
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5/3の釣果
(生名島・立石港)
・ウマヅラハギ(28〜31cm) 5尾
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生名港埋立地では、釣りをしたのは10分ほど。当たりがないので9時20分のフェリーで帰ろうと
道具を車に運ぶと、港内でふかせ釣りをしていた3人組のうちの1人の竿が大きく曲がっている。
近づいてみると、魚に引っ張られてラインがはるか沖へ出ている。そのベテラン釣り師ふうの人
(下の写真の赤いシャツの人)によると、マダイらしい。この人は前にもここで62cmのマダイを
上げたことがあるそうで、それより大きいというので、これはぜひ上がるところを見てみたい。
波止で釣りをしていた人たちも大勢集まって来て、やり取りを見物している。糸はしばらく出る
一方で、魚が寄って来る気配がない。ようやく引き寄せにかかるが、ハリスが1.5号だそうで、
ちょっと巻いてはまたラインが出る、のくり返し。横から見ていても、コブダイやボラやエイの引き
ではなく、たぶんマダイだろう。見物人は気楽だが本人はかなり腕がくたびれている様子で、
休憩しながらゆっくり寄せてくる。魚を掛けてから20分以上が経過して、ようやくウキが見えた。
しかし数メートル下の魚の姿が見えるまでにさらに数分を要し、やっと白っぽい魚体が浮いた。
デカい!間近では見たことのないサイズのマダイで、仲間がタモ入れして引き上げると、
ギャラリーから喚声が上がった。メジャーで測らせてもらうと、おおざっぱに計って78cmくらい、
長い所を取れば80cmはある大型のマダイだった。この人は倉敷から来たそうで、生名港の
港内はチヌの好ポイントだがマダイもけっこう上がるらしい。あれを見ると自分もフカセをやって
みたい気もするが、いろいろ面倒そうなので、いつかぶっこみ釣りで狙ってみたい。
自分の釣果は今イチだったが、テレビの釣り番組でもめったに見られない波止からの大型
マダイの取り込みを間近で見られて最高。今年の連休最大のハイライトだった。
5月4日(火=祝)
2日前と同じく、横島の大波止へ。ハゲがけっこう見えたので、早朝ならかぶせでハゲが釣れるかも。
ハゲはダメでもチヌなら1枚くらいは・・・ということで、朝の5時過ぎに現地着。波止先端には親子連れの
先客がいたが、波返しの上なら先客の邪魔にはならない。天気はよく、風も全くない好コンディション。
干潮が午前9時ごろで、潮はほとんど動いていない。足元にカキを落としてみたが、魚の反応はなし。
ハゲが時々浮いてくるので、サビキ仕掛けにアミエビをつけて垂らしてみたが、反応がない。
ハゲ狙いとかぶせを交互にやるうち、6時45分ほどにカキにファーストヒット。35cmのチヌだった。
その後完全に潮が止まって当たりがなくなったので、今度はギャング仕掛けでハゲを狙ってみた。
前日の生名島では竿先で当たりを取るスタイルだったが、田島横島あたりのハゲはサシエにほとんど
反応しないので、上から見ながら引っかけるのが一番確実だろう。しかしこれがなかなか難しく、
30分ほど粘ってようやく1匹掛かったのみ。上手な人ならこの間に10匹くらい掛けるんだろうが。
ギャング釣りは、やったことのある人はわかると思うが、けっこう腰にくる。これ以上やると腰痛が
出そうなので、かぶせ釣りに復帰。ずっと当たりがなかったが、8時15分ごろに2枚目のチヌが釣れた。
その後、南から風が吹き出して潮の流れる方向も変わったので、9時ごろ納竿。先端に後から来た
ハゲ狙いの人が、ギャングでポツポツとハゲを上げていた。港内側へのエギングには、コウイカも
1匹釣れていた。今年のゴールデンウィークは4日連続で釣りをして、毎日それなりに釣果はあった
のでほぼ満足。今年も釣り場で大勢の知り合いに会い、情報交換しました。皆さんお疲れ様です。
福山方面のピークは5月中旬くらいまでですが、この日記も参考に、短い最盛期を楽しんでください。
【釣り場情報】
横田港大波止の南向き(高い波返しの上)は、先端でなくてもたぶんチヌが狙えます。
正面の一文字波止の赤灯台に向けて流れる潮がよく、釣り座から左手(田島大波止方面)へ流れる
潮は釣りにくいです。今回の感じで言うと干潮前後がいいようで、竿は出していませんが満潮前後も
時合いになるかと思います。
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5/4の釣果
(横島・横田港大波止)
・チヌ(32・35cm) 2尾
・ウマヅラハギ(29cm) 1尾
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