●夏場はずっと仕事が忙しく,9月に入って休みが取れたら車が故障したりで,今年はどうも調子が悪い。
季節は秋になったので,これからはいろんな魚を狙おうと思う。秋の魚と言えばとりあえずはアジ。
今日の目標は,@刺身が取れる程度のアジ,Aそのアジで狙うマゴチ,Bダンゴでチヌ,の予定だった。
●頑張って早起きしようとしたが5時前が限界で,家を出たのが5時過ぎ。コンビニに寄って,しまなみ
海道を走って大島・志津見港に着いたのは,ちょうど空が明るくなった6時前だった。波止には釣り人は
誰もおらず。港内で以下を狙っている人が1人いた。いつものように,波止先端に荷物を運ぶ。
●今日は満潮が9時ごろの小さい潮で,あまり動いてない。サビキ仕掛けをセットして,6時過ぎに
第1投。最初からアジの反応があり,バタバタッと10匹ほど釣れた。15〜16cmくらいのヒラアジ。
どうにか刺身が取れなくはない。生きエにするにはちょっと大きすぎるので,一番小さいやつを
1匹だけ生かしておいて,投げ竿を用意。大物狙いの仕掛けにアジを鼻掛けにして10mほど先へ
投入。この波止の先端付近は船の通り道なので,遠投はできない。
●その後もサビキ釣りを続けたが,アジの反応はなくなり,15cmに満たないサンバソウばかりに
なった。6時半ごろ,ぶっこみの竿に当たり!竿先がガクンと揺れて動かなくなったので,竿を手に
持って糸を送り出すと,魚が引っ張っている感触がある。しばらく待ってから大きく竿をあおると,
ずっしり重い。これは,なかなかのサイズ。リールを巻くと,足元へ突っ込んでくる。もうちょっとで
姿が見えそうになったとき,フッと軽くなった。仕掛けを回収してみるとハリスがザラザラで,
歯で切られたらしい。ハリスはトヨフロンLハードの3.5号だった。歯で切られているので,
エソの可能性もなくはないが,あの重量感はたぶんエソ以外の魚だろうと思う。
●エサにする小型のアジがもういないので,ちょい投げに切り替えて砂虫でピンギスを狙う。
うまい具合に2〜3匹釣れたので,これをエサにして再チャレンジしたが,次の当たりはなし。
このポイントは,潮に関係なく朝の7時ごろまでが勝負のようだ。結局,7時半ごろにサビキと
投げは終了。ダンゴのチヌ釣りにチェンジした(サシエは生ミック)。
小アジ・小グレ・ギザミ・キス
●潮の加減はいい感じで,天気も曇りで風も弱く,釣りのコンディションとしてはよかったが,
ウキにチヌっぽい反応はなし。その代わりにボラがヒットしたが,デカすぎてハリス切れ。
ボラでも食材にはなるので,ハリスを1.5号から2号にチェンジすると,またヒット。さんざん
走られたが今度はどうにか取り込んだ。58cmの立派なボラだった。今晩のメインの料理は,
ボラのちり鍋に決定。材料は,ボラの切り身・トウフ・春菊・長ネギだ。
ボラ(58cm)
●その後もチヌが釣れそうな雰囲気はなく,納竿しようと思った満潮の9時ごろに,突然
時合いがきて,3匹立て続けに釣れた。で,そのあとはまた音なし。
チヌ(22〜30cm)
●刺身用のアジ・鍋用のボラ・塩焼き用のチヌと,十分な食材が確保できたので,
10時前に魚を全部さばいてクーラーに入れ,帰り支度は完了。潮は下げに入っている。
ダンゴがもうちょっと残っているので少し延長すると,今日一番のサイズのチヌが釣れた。
もっともこれも31cmの塩焼きサイズで,去年に比べると型が小さい。
チヌ(31cm)
●これで満足して,10時半ごろ納竿。帰路に着いた。あのバラしたやつさえ取り込んで
いたら,今日はパーフェクトな釣りだった。次回チャンスがあれば,もっと太いハリスで
今度こそ取り込みたい。