●連休明け(12日)が締め切りの原稿がもうちょっとで片付くという状況のため,
この週末は釣り半分・仕事半分で過ごした。まず9日の土曜日は,雨の中を蒲刈・向へ。
潮見表を見ると福山の満潮の潮位が400cmを越えていて,めったにない大潮の最終日。
時期的にも潮的にもベストで,前日のネットの天気予報でも「雨・風速2m」という予報が
出ていたので,風さえ弱かったら雨は問題なしと判断した。果たして,6時半ごろ現地に
着くと,雨は降っているが風はほとんどなし。イカ狙いの人が二人いたが,ほかに釣り人の
姿はない。結局この日は付近にかぶせ釣りの人は誰もいなかった。釣りの結論を言うと,
向A(桟橋前の波止)で満潮過ぎの12時近くまで粘って,キープした魚はゼロ。かなり
潮が速くて釣りづらく,中層はエサ取りが多い。底オモリをつけてサシエを無理やり
底まで沈めると,サンバソウの当たりはある。しかし15〜16cmのリリースサイズのみ。
結局針に乗ったのは,サンバソウ5・ワッペンサイズのカワハギ1・ギザミ1・小コブ1。
あとはコブダイのバラシ(ハリス切れ)が1回だけ。サンバソウも20cmくらいあれば
キープできるが,今年はまだちょっと時期が早そう。とりあえず「秋に一度は蒲刈で
竿を出す」という目的は達したが,もう1回リベンジに行くかどうかは今のところ未定。
●9日は午後2時ごろ仕事場に戻って,夕方まで仕事。あと1日分ほどの仕事が残っている。
翌日の10日(日曜日)は,早朝から横島・坊地へ。狙いはアジ。ちょうど明るくなりかけの
6時前ごろ行ったが,既にダンゴのチヌ狙いの人がずらっと並んでいた。一番先端が空いて
いたので入ったが,隣のダンゴの人に「バリ(アイゴ)が多いで」と言われた。サビキ仕掛けを
セットして,6時過ぎに釣り開始。第3投まで魚の反応がなかったが,第4投で仕掛けが沈まず,
合わせると強い引き。いきなりバリが鈴なりで上がってきた。これで完全にギブアップ。
すぐ竿をたたんで撤収した。使い残りのカキがあったのでかぶせ釣りもやってみたが,
魚の反応はなし。7時を待たずに終了。この日はそのあと午前中仕事をして,午後は昔の
仕事仲間と会い,夕方バケツに軽く1杯ほどカキを調達。さらに釣具店で本虫を700円
購入して仕事場の冷蔵庫へ。夕飯は福山駅ビルのトンカツ屋で家族で外食。帰ってまた
ちょっと仕事して,10時過ぎに寝た。
●で,今日の11日(祝日)の釣行先は,自宅から車で20分弱の,糸崎神社前の埋立地。
ここはもともと工事中で立入禁止だったが,2日前に蒲刈から帰る途中で通り過ぎたとき
大勢の釣り人の姿が見えたので,ちょっと下見をしておいた。入り口は半分柵でふさがって
いて「工事用車両以外は進入禁止」という札がかかっているが,工事は既に終わったようで,
車は自由に出入りしていた。今日ここで釣りをしているとき地元の人が見物に来たので
聞いてみると,1か月ほど前から入れるようになったそうだ。最近はサヨリ釣りの家族連れで
賑わっているらしい。「いずれ立入禁止になりますかねえ」とその人に聞いてみたら,工事が
終わったのでたぶん大丈夫だろう,とのことだった。ただ,その人の話では,この埋立地で
ペストのポイントである西側(三原寄り)の岸壁に柵がしてあって入れなくなっているのが
残念だ,ということだった。(下の写真は東側〈尾道寄り〉の岸壁を海側から撮影したもの。
右に見える黄色い電車は呉線の電車)。
●今日はこんな感じで釣りと仕事をした。まず,朝の5時前に現地へ行き,ゆうべ買っておいた
本虫をエサに,投げでアコウ狙い。このへんは昔からアコウが多く,まだ荒れてないはず。
潮が速すぎて釣りにならない心配があったが(今日は干潮が朝の7時ごろ),東側の岸壁
(上の写真を撮影した場所あたり)から尾道方向へ投げるとどうにか釣りにはなった。
ただし干潮前とは言え潮はかなり速く横に流れており,埋立地先端の角は釣りにならない。
そこからだいぶ手前に戻ったあたりで,15〜30mくらいの近いポイントを攻めてみた。
根掛かりもかなり多く,オモリと仕掛けをいくつかロスト。それでも魚の反応はけっこうあり,
30〜40分ほどの間に下の写真の3匹とドチザメ・ナゴヤフグが釣れた。ウミケムシは
掛からなかった。これだけ魚の反応があるなら,もう1時間早起きすべきだった。次回は
もうちょっと時間をかけて粘ってみたい。
●夜が明けてからは投げには反応がなく,ちょっとサビキをやってみた。しかしここでも
第1投からバリが掛かり,すぐに断念。このあと,東側の岸壁足元でかぶせ釣りをちょっと
やったが,思ったほど水深がなく(干潮時で4mくらい),魚の反応もなかった。人が増えて
きたので一旦帰り,満潮ごろに出直すことにした。7時に撤収。帰って魚をさばき,
8時ごろから昼まで仕事。これでついに明日締め切りの仕事がアップ。今日は完全に
フリーになったので,心おきなく釣りができる。昼食を取り,1時前ごろに再び現地へ。
ちょうど満潮近くで,潮は止まっていた。朝のポイントでもう1回かぶせ釣りをやったが,
ハリに掛かったのはナゴヤフグ2匹のみ。コブダイはいそうな雰囲気があるが,当たりは
なかった。下げの潮が流れ出すと東側の岸壁は釣りにならなくなり,正面(南側)の岸壁へ
移動。こちらは満ち潮のときは尾道方向へ飛ぶように潮が流れて全く釣りにならないが,
下げ潮は埋立地左の角から南へ向けて流れるので足元で釣りができる。こちらはかなり
水深があり(満潮時で10mくらい),雰囲気もいい感じだったが,ササノハベラ・ナゴヤフグ
しか釣れなかった。3時に納竿。ここはポテンシャルの高そうな釣り場なので,何度か通って
みようと思う。今日は午後からヨメと上の娘が下の娘の住む大阪へ泊りがけで遊びに
行ったので(オヤジは犬の世話のため留守番),夕飯は一人でゆっくり酒が飲める。
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10/11の釣果
(糸崎)
・セトダイ(23cm) 1尾 (本虫の投げ)
・アコウ(23cn) 1尾 (本虫の投げ)
・アナゴ(40cm級) 1尾 (本虫の投げ)
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