●今は29日(土)の午後9時半過ぎ。今日は釣って来た魚を刺身と煮付けと塩焼きにして
豪華な夕食を食べ,日記を書いている。今日も50センチオーバーのイシダイの釣果報告が
大畠と蒲刈から届いてうらやましいが,今の時期はしまなみ方面でもそれなりに楽しめる。
●今日は尾道港の満潮が12時半ごろの大きな潮で,満潮の潮位は380cmを越える。
蒲刈へ行けばイシダイのチャンスは大きいだろうと思ったが,蒲刈へ行くのは今抱えている
大きな仕事が片付いてからと決めているので,今日は2週間前と同じ生名島方面へ行った。
狙う魚は,マルハゲ・サンバソウ・ギザミ・アコウ・チヌ。全部釣れたら最高だが,できれば
20cmくらいでいいからサンバソウだけは1枚釣りたい。チヌは釣れたらラッキー程度。
●家を5時半ごろ出て釣具店でシラサエビを300円購入。朝一番のフェリーで生名島へ渡り,
生名港の埋立地に着いたのが6時半ごろ。カキはたっぷり用意してある。同じ船で来た
フカセのチヌ釣りの人が4人,港から外向きに並んで入った。それと背中合わせの位置で
港内向けに釣り座を構え,まずかぶせ釣りをやってみようとしたが,ちょうど干潮で潮が
めいっぱい下げていて,足元の水深は3〜4mくらいしかなさそう。2〜3投したが魚の反応が
ないので,エビのウキ釣りで根魚を狙ってみた。すると数投目に反応があり,いい手ごたえの
アコウっぽい魚がヒットしたが,根に潜られてハリス切れ。そこでハリスを1号から1.5号に
アップしてしばらく粘ってみたが,魚の反応は今イチ。7時半ごろからかぶせ釣りにチェンジ
したがこちらも反応が鈍く,結局8時ごろまでに釣れたのは下の写真の魚。
※生名港での釣果:アコウ2尾(21・22cm),カサゴ1尾(17cm),カワハギ1尾(16cm)
●煮付け用にアコウ2匹をキープして,次の行き先は弓削島・今井の波止。ここは2週間前に
強風下でもかなりいい当たりがあったので期待したが,今日はフグが一番多かった。8時半ごろ
から10時過ぎまで釣って,釣果は下のとおり。
※弓削島・今井の波止での釣果:カワハギ2尾(18・20cm),ギザミ5尾(17〜23cm)
隣で釣っていた地元のアジ狙いの人には,ヒラアジ交じりでマルアジが10匹ほど。きのうは
入れ食いで40匹釣ったそうだ。これからサヨリが釣れ出すとアジは終わりだという。
スカリを上げてキープした魚(マルハゲ2・青ギザミ2)をさばいてクーラーに入れ,撤収しようと
したら目の前の潮がいい感じの流れになっていたので,もう1回だけサシエを落としてみた。
するとすぐ当たりがあり,42cmのコブダイがヒット。久々のコブダイなのでこれもキープ。
ぶちさんのレシピにならって,明日フライパンで焼いてみようと思う。
●続いての行き先は,弓削島を北上した上弓削港。ここは2週間前は強風で竿が出せず,
今日は下げ潮の動き始めにチヌを狙うつもりで行った。一番釣りやすい波止先端には先客が
いて,ダンゴでチヌを狙っていたが釣れてはいない様子。その代わり,スカリには30cm弱の
アコウが1匹入っていた。聞いてみるとこの波止にはけっこうアコウが多いらしいので,
まずエビでアコウを狙ってみた。釣り始めたのが11時過ぎごろで,潮は8〜9分満ちている。
波止の外向きはタイ仔の餌取りが多いので内側で釣ると,多少魚の反応があり小カサゴが
釣れてくる。しばらくしてまともな魚がヒット。タモ入れするほどではなかったが,刺身が取れ
そうなサイズのアコウが1匹釣れた。波止先端の先客が帰ったので12時ごろ先端に入り,
足元でかぶせ釣りを開始。ちょうど満潮前の時合いらしく,いい当たりが連発した。しかし
またしても掛けてはバラシの連続で,ハリをチヌ5号→チヌ3号→カワハギ7号とチェンジ。
ようやく釣れたのが,狙いどおりの20cmのサンバソウ。しかし時合いは長くは続かず,
12時半ごろに満潮の潮止まりになって当たりもなくなった。結局1時に納竿。チヌ狙いで
沖目に投入したサシエには魚の反応がなかった。ここは時期によってはフグだらけで
釣りにならないが,今日はもっと早くから先端で竿を出していたらサンバソウは何枚か
釣れていた感じだった。
※上弓削港波止での釣果:アコウ1尾(27cm),サンバソウ1尾(20cm),ササノハベラ
●で,今日の夕飯は,アコウとサンバソウの刺身,アコウとマルハゲの煮付け,ギザミの
塩焼きというフルコース。ササノハベラも塩焼きで食べたが美味かった。明日はコブダイを
食べる予定。今年は去年よりアコウが好調っぽいので,また狙ってみたい。