●今年のオフ会は,たぶん今ごろがベストシーズンのはずの生口島・名荷港をベースに行いました。
瀬戸田は以前は3月の終わり頃が一番いい時期でしたが近年はスタートが遅れ気味で,この日は潮も
大きく(満潮が10時半ごろ),天気さえよければ好釣果が期待できましたが…
●私は俊介くんと6時に因島・大浜PAで待ち合わせ,10分ほど先の名荷港へ向かいました。
波止には能登原のyさんと,前夜からここに来ている五日市の末原さんが。
俊介くんのボートをここから出すことにして,末原さん・私と3人で生名島へ向かいました。
船を出すころにちょうど福山のフクさんも波止へ来られました。
3人は40分ほどで生名島・生名港一文字波止に到着。末原さんと私はここで降り,俊介くんは近くの
佐島港一文字へ。ところが出発した頃には穏やかだった海がだんだん荒れてきて,波止に上がった
頃には外向きの左斜め前方から因島と生名島との水道を抜けてきた風が強烈に吹き出して,
外向きでは全く釣りができる状況ではありません。下の写真は対岸の生名港左手の長い波止を
撮影したものですが,波止の右手の海には白波が立っています。
●とりあえず末原さんは向かって左の白灯台の下,私は右の端へ荷物を運びました。これが8時ごろ。
ちょうど名荷で釣っていたyさんからメールが入り,チヌが1枚釣れたとのこと。私はしばらく右手で釣って
みましたが,当たりがないので末原さんの方へ移動。風を背中から受ける感じで,先端内向きから港内へ
流れる潮に乗せて釣ってみることにしました。タックルは,最初は1.8mの月光波にチヌジャッカー,
道糸2号・ハリス2号・チヌバリ5号でスタート。まもなく末原さんに30cmくらいのコブダイがヒット。
私の方には食えるサイズのササノハベラが掛かったので一応キープ(あとでリリース)
●背中からの風とは言え,体感では風速15mくらいありそうな強風で,クーラーの上に腰を降ろしても
背中から押されて前のめりになりそうな感じ。当然イカダ竿は「びよ〜ん,びよ〜ん」と揺れて,竿先では
当たりは全く取れず。しばらくしてコブダイの当たりがあり,立て続けに2回切られたところで,ひでさんから
もらった竿にチェンジ。この竿は腕がよければ80cm級でも十分取り込める竿です。リールは,新調した
PRO:TRUST
CODE-ZERO MAGという両軸リール(MADE IN CHINA)。ギア比が7:1ということで,
底を切るのにいいかと思って使ってみました。道糸は3.5号,ハリスは3号,針はチヌ5号。
●ひでさんの竿を先だけ柔らかい先調子なので,風が強いときは当たりが非常に取りやすく重宝しました。
その前から何度かサシエを取られていたのでフグが寄ったかと思ってましたが,竿を変えて第1投で出た
当たりに合わせると,手ごたえのある魚がヒット。コブダイなら余裕で取り込めるサイズ…と思ったら,
上がってきたのは39cmのチヌ。ハリスの太さは関係ありませんでした。
これが9時20分ごろ。このあと1時間ほどが時合いで,散発的に当たりが出ましたが,確実にチヌと
思われるのを2回バラシ(巻き上げ途中でハリ外れ)。コブダイにも2回切られました。もうちょっとで
取れそうな感じでしたが,まだリールが手になじんでないので使いこなせませんでした。
●下げ潮に入ると当たりがなくなり,12時ごろに俊介くんが戻ってきました。釣果は64cmのコブダイ。
鍋の用意をしてきているので,ちょうどいい食材です。
●風が強いので帰りはびしょ濡れになるかと心配しましたが,後ろからの風だったこともあり,わりあい
スムーズに帰れました。下の写真は,因島から瀬戸田へ渡る橋の下を通り過ぎたところで撮ったもの。
左端に移っているのが船長さん(俊介くん)の頭です。
●2時前ごろ名荷港へ戻り,俊介くんは弁当を持って来ているというので私と末原さんは近くの食堂へ。
食事を済ませてから波止へ戻り,俊介くんと末原さんはボートで掛かり釣りに。私は因島でカキを調達。
俊介くんから電話が入り,末原さんが48cmのチヌを釣ったとのこと。陸からは入れない岸壁の近くに
ボートをつないで,水深3〜4mくらいの浅場でヒットしたそうです。
●このあと私は名荷港の波止や岸壁でちょっと竿を出しましたが当たりなし。夕方5時ごろから夕飯の
支度を始めました。この日は雨の心配もありましたが,どうにか釣りをしている間は天気がもちました。
しかし夜から雨の予報なので,道路を隔てた休憩所の中で食事をとることにしました。ここは明かりが
つくし風も避けられるので助かりました。下左は,能登原のyさんが釣られた38cmほか2枚のチヌ。
右は調理風景。左から能登原のyさん・末原さん・福山のフクさんです。
末原さんのチヌ(下左)は調理途中のものですが,なかなか釣れない立派なサイズでした。
末原さん,おめでとうございます。下右はコブダイの切り身。鍋物用です。
●日が暮れるころから休憩所で5人で夕食。私は車内で寝ると腰にくるので,宴会の後は
帰宅するためノンアルコールビールで乾杯。下の写真は,チヌの塩焼きと炙り。炙りは
俊介くんが作ったもの。切り身に潮を振って金網で軽く焼いただけですが,大好評でした。
今度私もやってみようと思います。ワカメ(波止で取って茹でたもの)の下はソーメン。
チヌの刺身,コブダイのチゲ鍋というメニューです。鍋は市販のキムチ鍋の素とパック入りの
キムチで作りました。魚の鍋は骨が入っていると食べづらいので,身だけにするのがいいと
思います。
●しばらくすると予想どおり雨が降り出しましたが,埋立地の常夜灯の下にはメバル
狙いの人とイカすくいの人が3人,雨合羽を着て入っていました。メバルは小型に
混じって20cm級も釣れているようです。イカはまだ寄ってないとのことでした。
宴会はいつものように歓談して,10時過ぎごろに片付けました。参加者の皆さん,
お疲れ様でした。今回は天気が悪かったですが,ちょうど食べる分くらいの魚が
釣れてよかったと思います。末原さんは電車で須波まで来てフェリーで沢港へ着き
名荷港まで歩いて来られたそうで,遠方からありがとうございます。俊介くんには
ボートを出してもらい,こちらもありがとうございました。俊介くんは休暇中で毎日でも釣りに
行けるので,離れ波止へ渡りたい人がおられたらいつでも連絡してほしいとのことです。
能登原のyさん,福山のフクさん,お疲れ様でした。天気がよければ絶対釣れたと思い
ますが,また5月の連休ごろにどこかの釣り場でお会いしましょう。今回都合などで参加
できたかった皆さんも,また機会があればよろしくお願いします。
※今日(4月22日)の日曜日は,私は家を朝出て7時前ごろに名荷港へ。皆さんと
今日の行動を話しながら,現地解散しました。今日は強風でボートは出せず,私は
因島をぐるっと回ってみましたがどこも風が強かったので,ちょっと竿を出して帰りました。
これから2〜3週間ほどが春のピークなので,近場を中心にいろんな場所で竿を出して
みようと思います。
ここから,能登原のyさんのオフ会レポートです。
〜私にもやっと春がきました〜
とうとうこの日がやってきた。昨年は風邪をひきオフ会不参加となり大変くやしかった。
何とかチヌ君を釣りたいと思っていました。
しかし今年は1月から何も釣れず悶々とした休日を過ごしていました。
名荷に行こうと思ったら腰痛が悪化したり、仕事が入ったりして行けなかったのです。
皆さんのレポ−トを羨ましく見ていました。
前日も仕事が長引いて帰宅したのが23時でした。それからすぐに寝て4時起床で名荷に行きました。
到着したら若い人に会いました。挨拶するとなんとイシダイレポ−トで有名な末原さんでした。
少しアイドル系のイケメンですね。お話をしながらせっせと支度して末原さんは「マサさんポイント」に入り、
私は「ぶちさんポイント」に入り6時半頃から開始しました。
タックルは 竿 月光波1.8、リ−ル トライソ2500、道糸3号、ハリス2号、針ヤイバチヌ4号です。
潮はまだ底でした。流れも緩く釣りやすく着底します。しかし何もあたりはありませんでした。
末原さんとお話をしながら釣っていると、まるささんと俊介君が到着しました。3人でボ−トで離れ波止へ
いく準備をしています。立派なアルミの様なボ−トです。その準備を少し横目で見ながら釣っていました。
それから福山のフクさんが到着して一緒に釣りました。だんだん潮があがってきます。
釣り開始から約40分、前に払い出す潮です。しっかりと道糸を送ります。それから着底良いパタ−ンです。
それから穂先にフアッと!あたりがきました。一気に突っ込まれました。コブかなと思い竿をあおり耐えると、
少しあがってきます。見えてきたのは待望の銀色でした。フクさんに取り込んでもらいました。
38cmありました。待望のチヌ私にもやっと春がきました。フクさんありがとうございます。
それから10分後にあたりがありましたが、しかし途中で痛恨のばらしです。
その後潮は良く流れています。しかし風がだんだんと出てきて穂先が全くわからない状態となりました。
結局2時間後に手もとくる当たりがあり2匹目(20cm級)をゲットしました。それからは風との戦いとなり、
あえなくお昼で終了しました。下げ潮で埋め立て地の護岸でやってみましたが、全くあたりがありません
でした。結局初日は4回のあたりで終了しました。
翌日はやはり曇って時々雨が混じっていました。朝起きて俊介君、末原さん、フクさんが集まりました。
そしてまるささんが7時頃到着し、今日の予定を話しあい別れました。
帰ろうと思いましたがインタ−の途中でやはり少し釣ってみよう思い、大三島の宮原港に行きました。
ここは風が比較的無いだろうと思い行ったのですが、やはり風がきつかったです。左手の護岸から
やってみました。足下と遠投を1時間やってみましたが全くあたりがありませんでした。雨がきつく
なったので終了しました。
2日間大変楽しい時間を過ごしました。夜の部も料理は魚づくしで満足しました。そしてなんと言っても、
まるささん参加者の皆さんとのお話が大変有意義で楽しかったです。次は忘年会でお会いしましょう。