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釣り日記 (2013年7月〜9月) ★
7月28日(日)
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8月31日(土)
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9月7日(土)
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9月14日(土)・16日(祝)
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9月21日(土)・22日(日)
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9月28日(土)
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9月28日(土) 向島・干汐港
〜 海の中はまだ夏?
〜
●この週末は小さい潮で,今日は尾道港の干潮が10時半ごろ。かぶせ釣りは10月に
入ってから始めることにして,先週に続いて向島・干汐へチヌを釣りに行った。ここは
家から車で20分弱の近場で,横島ほど釣り人は多くない。ちなみに内海大橋からだと
戸崎−歌のフェリー(普通車片道300円)に乗れば30分ほどで行ける。
●潮が動かない日なので,干潮からの満ち上がりを狙ってみた。釣り場に着いたのは
11時ごろ。これからちょうど満ちに入る時間帯に当たる。左手波止の先端に釣り人が
2人並んでウキ釣りをしていたのでスカリを見せてもらうと,チヌが2匹入っていた。
1匹は35cmくらいありそうな型だった。岡山なまりだったので,倉敷あたりの人だろう。
ほかにチヌ釣りの人はいなかったので,波止の付け根に近いあたりに入った。
タックルは1.8mの月光波,バイキング,ハリスは大物に備えて1.5号,細地チヌ4号。
空は曇りで,風は5mくらい。道糸が多少フケるが,釣りができないほどではない。
ダンゴを12〜13m沖くらいに第1投。しばらく待つと,さっそく当たりが出た。
まずまずの手ごたえで,34cmのチヌをキャッチ。次投でまた当たり。今度のはちょっと
サイズアップの36cm。これは爆釣かと思ったが,その後チヌの当たりはなくなり,
チャリコの当たりだけになった。もうちょっと早い時間に釣り始めりゃえかった…
が,晩のおかずには十分。昼を食べてなかったので,午後1時に納竿した。
釣り始めた時間帯がちょうど時合いだったので,効率的な釣りができた。
この波止は例年なら9月中旬ごろまでがピークで,9月末ごろからは型も数も落ちる。
しかし今年は猛暑だったせいかまだ水温が下がってないようで,10月一杯くらいまで
楽しめるかもしれない。ちなみに今日はボラはいなかった。
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9/28の釣果(干汐)
・チヌ 2尾(34・36cm)
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9月21日(土) 常石/戸崎 ◆ 9月22日(日)
向島・干汐
〜 秋チヌの引きを満喫
〜
●仕事が落ち着いてきて,週末は釣りに行けるくらいの時間が取れるようになってきた。
過去の記録を見ると,この時期はかぶせ釣りもまだ早いし,今年は夏が暑かったので,
21日(土)は夏の延長で近場へチヌ釣りに行った。横島の坊地なら確実に釣れそうだが,
常連さんがずらっと並んでいる中へ入るのはちょっとプレッシャーがある。人ごみを避けて
向かった先は常石・大越港。落とし込み釣りで狙う。満潮は昼ごろの大きい潮。9時過ぎに
現地に着き,エサのカニを現地調達して波止の真ん中当たりへ。港内向きを探ってみたが,
魚の反応がほとんどない。結局11時近くまでやったが,煮付けサイズのカサゴ1匹だけ。
フカセ釣りの人には30cmくらいのチヌが1枚上がっていたが,「今日はフグばっかり」とのこと。
この日は港内でもチヌが泳いでいる姿は確認できなかった。カサゴは一応バケツにキープ。
車で10分弱の戸崎桟橋へ移動した。
●戸崎には釣り人がいなかったので,たいてい誰かが入っている岸寄りの釣り座へ。
ダンゴ釣りで足元を狙う。満潮が近く潮が止まるかと思ったが流れ藻が多く釣りにくい。
1時間近くやったが当たりがなく,帰ろうかと思ったら潮が止まって流れ藻が切れた。
そこからポツポツ当たりが出始め,結局チヌが5枚釣れた。ここは爆釣が期待できるような
釣り場ではないし,塩焼きサイズのチヌがほとんどだが,30cm級が2枚釣れたので上出来。
昼食を取らずに釣り続けて,納竿したときには午後2時近くになっていた。例年10月中旬ごろ
までチヌが狙える釣り場だが,今年は水温が高そうなのでまだしばらく釣れるだろう。
それにしても,暑かった。日焼け予防に長袖シャツを着て釣ったが,まんま夏の釣りだった。
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9/21の釣果(大越/戸崎)
・チヌ 5尾(24〜31cm)
・カサゴ 1尾 (20cm)
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●22日(日)は朝軽く仕事をして,9時半ごろ出発。タイム松永店で砂虫を300円購入。
向島・干汐方面へ向かった。最初に行ったのは干汐港の先にある旧ゲートボール場の前。
投げの先客が1人いたので釣果を聞いてみると,キスが1匹釣れただけだという。
ここは断念して,干汐港でやってみることにした。左手の波止と護岸には大勢の釣り人がおり,
空いていそうなのは護岸の一番左の方だけ。投げ釣りなら場所は関係ないので,そこへ入った。
護岸の真ん中当たりにイカ釣りの人がいて,アオリイカとコウイカが1匹ずつ上がっていた。
10時15分ごろから釣り開始(満潮は12時半ごろ)。最初に幸先よく塩焼きサイズのキスがヒット。
しかしあとは当たりがなくなり,近めで釣れるのはチャリコ(マダイの幼魚)のみ。巻き上げ途中に
針にかかったチャリコを何やら茶色い魚が追いかけてくるのが見えたので,釣れたチャリコを
背掛けにしたぶっこみ釣りにチェンジ。魚の形からしてエソではなさそうだったが,魚種は不明。
しばらく待ったが当たりがないので,車に戻ってダンゴ釣りの仕掛けを釣り座へ持って行った。
●干汐港左手の護岸が整備された当時(20年くらい前),ここは有名なチヌ釣り場だった。
その頃は波止だけでなく左手の護岸でもよくチヌが釣れていたが,ここで竿を出すのは10年
ぶりくらい。波止の方にも常連さんが2〜3人いたが,あまり釣れてない様子だった。
ここは潮の大きい日はかなり流れるので,ウキ釣りよりダンゴのぶっこみの方が釣りやすい。
おからダンゴ・サナギ粉・アミエビ・チヌパワーでダンゴを練り,11時ごろから釣り開始。
タックルは1.8mの月光波にバイキング,道糸2号,ハリス1.2号,細地チヌ4号。
エサは生ミック。足元は浅いし根があるので,10m以上沖にダンゴを投入する。
開始して10分ほどでチャリコの当たりが出始め,11時半ごろに塩焼きサイズのチヌがヒット。
その後チヌの当たりが出るようになり,満潮前の12時前後が好時合いだった。
何度か針外れのバラシもあったが,結局チヌを4枚チャッチ。最大35cmとまずまずのサイズ。
秋チヌなので引きが強く,楽しい釣りができた。時合いが過ぎた1時ごろに納竿。
海の中はまだ夏のようなので,次の大潮くらいまでは各釣り場でチヌが好調に釣れるだろう。
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9/22の釣果(干汐)
・チヌ 4尾(23〜35cm)
・キス 1尾 (20cm)
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9月14日(土) 福山方面
〜 釣具屋泣かせの天気
〜
●16日(月)が祝日のため,世間は3連休。しかし14日(土)は仕事が残っていて,昼過ぎに完了。
まだ暑いが天気はいいので午後から夕方にかけてどこかで竿を出そうと思い,横島・坊地へ。
釣り場に着いたのが2時半ごろで,波止の真ん中当たりに常連さんが数人並んで竿を出していた。
Y記者さんも取材に来ておられた。多い人はチヌを8枚,40cmを上げた人もいたそうだ。
「期待できますよ」と言われて先端近くでダンゴ釣りをやってみたが,1回も当たりなし。
潮は半分満ちたくらい。ここは下げの方が当たりが多いらしい。1時間ほどで撤収した。
続いて向かったのは,常石・大越。ダンゴが余っていたのでここでも外向きでしばらくやってみたが,
時々当たるのはフグとボラだけ。今日は外れか…と思って帰ろうとしたが,帰る途中で少し寄り道。
戸崎桟橋へ行ってみた。ここは大きいチヌは期待できないが,9〜10月ごろは20〜25cm級はわりと
よく釣れる。ただし当たりの出る時間帯が限られていて,たまたまその時間帯に当たれば釣れるが
外すと何も釣れないというパターン。フェリーの発着する桟橋の沖側を避けて,付け根側で釣った。
子ども3人を連れた家族も来ていて,胴付き仕掛けでチャリコや小さいホゴを上げていた。
釣り始めたときはもう5時を回っていたが,すぐに当たりが出た。薄暗くなり始めるまでの30分
ほどの間に,チヌ2枚とグレをキャッチ。グレはダンゴに反応して寄ってくるのが上から見えた。
釣れたグレは丸々太っていて,たっぷり刺身が取れた。
●15日(日)は戸崎でもう1回グレを狙ってみようとしたが,あいにく朝から雨。
仕方ないので仕事。締め切りはまだ先だが,雑誌の連載記事を1本書いた。マキエを買いに
タイム松永店へ行って「週末になったら天気が悪うなるなあ」と言うと,タイムのおばちゃんも
「ほんまに釣具屋泣かせの天気じゃねえ」と。釣具店も困るが,釣り人も困る。ちなみに松永は
ゲタリンピックの日だったが,このイベントも雨に降られることが多い。3連休のうちで1日だけ
降った雨の日に当たるとは,ゲタリンピックも運がないね。この日は午後はラジオをつけながら
仕事をしたが,マエケンが投げてカープが10対0で巨人に勝ったのは気持ちよかった。
●16日(祝)は,今日こそと思って朝の7時過ぎに家を出たが,なんか風が強い。途中で
柳津港へ寄って海の具合を見ると,突風が吹いて白波が立っている。こりゃ釣りにならん。
仕方なく仕事場へ戻って,午前中は今やらんでもいい仕事をした。昼食後,スーパーと
本屋へ行き,2時半ごろに戸崎へ。ダンゴ釣りの先客がいたが,まだ釣れてない様子。
5時ごろまでカープの試合をラジオで聞きながら釣り,25cmくらいのチヌが2匹。(写真なし)
投げ釣りをしていたカップルにプレゼントした(投げではいいサイズのワタリガニが釣れていた)。
来週の週末も最高気温が30度くらいになるという予報で,まだかぶせ釣りの季節には早そう。
次回は好天の下で釣りをしたい。カープもその頃にはCSを決めてほしい。
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9/14の釣果(戸崎桟橋)
・チヌ 2尾(24・25cm)
・グレ 1尾 (28cm)
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9月7日(土) 横島・坊地港 / 常石・大越港
〜 晩のおかずは確保
〜
●先週道糸切れでバラした魚を狙って,坊地港へ行った。朝の6時過ぎごろに着いたころは
人影はまばらだったが,1時間もすると波止は人だらけになった。釣りの方は,今日はエサの
小アジが全く釣れず,早朝からコノシロが入れ食い。コノシロもたまに食べる分にはおいしいので
食べる分だけ5匹キープ。ここでサビキ釣りはあきらめて,ダンゴのチヌ狙いにチェンジした。
●しかし当たるのはボラばっかり。満潮が昼前ごろなのでそれまで粘ろうかと思ったが,9時半ごろ
撤収した。波止の釣り人はサビキの人が8割,ダンゴのチヌ狙いの人が2割といったところ。
サビキにはママカリとコノシロがポツポツ釣れていた。チヌは波止全体で25cmくらいのが数枚程度。
時々40cm級も上がるそうだが,週末は人が多すぎてゆっくり釣りを楽しむのは難しそうな感じ。
●そのまま帰ろうかと思ったが,内海大橋を渡ったところで右折して常石へ。満潮まで落とし込みで
チヌを狙うことにした。大越港に着いたときは潮が7分くらい満ちていたが,石垣の下へ降りて
どうにかエサのカニを10匹ほど確保。10時過ぎから1時間ほど,港内で落とし込みをやってみた。
第3投で,着底したカニに「コツコツッ」という当たりがきて,チヌがヒット。係留してある船のロープに
注意して魚を誘導し,落としダモでキャッチ。サイズは36cmだった。あっさり1匹釣れたがその後は
まともな当たりがなく,11時すぎにカニがなくなったので納竿。外向きではフカセ釣りでチヌが3枚
上がっていた。落とし込みのチヌは運任せの感じだが,魚影は濃い釣り場なので,ダメモトで短時間
竿を出してみるのは面白そう。今までの経験から言って,満ち8〜9分ごろがチャンスだろう。
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9/7の釣果(坊地港/大越港)
・コノシロ 5尾
・チヌ 1尾 (36cm)
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8月31日(土) 横島・坊地港
〜 点数をつけると95点
〜
●今日は夜お客が家に来るので,新鮮な魚を食べてもらおうと本気モードで釣りに行った。
本当は夕べも夜釣りでアナゴでも狙いたかったが,雨が降りそうだったのでやめた。
今日はとりあえず唐揚げ用の小魚を調達して,あとは刺身にできるやつを釣るのが目標。
●けさの天気は曇り。現地の坊地港には6時過ぎごろ到着。珍しく波止には誰もいない。
まずサビキ釣りの竿と投げ竿を持って,波止先端から15mほど手前の港内向きへ。
アミエビをカゴに入れてサビキ釣りをすると,小アジが寄ってきた。鈴なりというわけには
いかないがママカリ混じりで好調に釣れて,20尾ほどキープ。サイズは12cmくらいで,
唐揚げにはちょうどいい。
●釣れた小アジを数匹バケツに生かしておき,投げ竿にぶっこみ釣りの仕掛けをセット。
弓テンビンにオモリ8号,ハリス3号1ヒロ,チヌバリ5号の仕掛けに小アジを背掛けにして
波止の外向きに投げこんでおく。釣れてほしい魚はヒラメかマゴチ。
今日は満潮が7時前ごろなので,小魚釣りは切り上げて刺身用の魚狙いにチェンジ。
2.1mのイカダ竿にバイキング,道糸2号,サルカン(プラスチック製の軽いやつ),
ハリス1.5号,チヌバリ3号の仕掛けでチヌを狙う。エサは定番の生ミック。
ダンゴはおからダンゴ,小びきのサナギ粉,アミエビをベースにチヌパワーをブレンド。
竿下からちょっと沖へ投入して当たりを待つ。
●7時ごろサビキ釣りの人が1人来て,「通しですか?」と聞かれた。「いやいや,さっき
来たとこですよ」と言うと「入り口の扉が閉まってましたよ」という。あれ?けさ来たときは
開いてましたよ,と深く考えずにそのまま釣っていたら,岸壁の方から「車を出せー」と
声が聞こえた。あとでわかったがこの日は台風の接近に備えて島の人たちが各港の
入り口の扉を閉めて回っていたようで,その作業の前に来たので気づかなかった。
閉めた扉の内側に車が入っているのに気づいて教えに来てくれたようだ。
すいませ〜ん,と謝って扉を開けてもらい,車を出して睦橋の下のスペースへ移動。
埋立地の入り口が閉まっていたせいかその後釣り人は来ず(地元の人が見物には
来た),波止の先端に入ったもう人と2人きりでゆったり釣りができた。
●ダンゴ釣りの方は,開始して10分ほどして当たりが出始めたが,最初に掛かった
魚はボラ。ハリスが細いので切られた。この際刺身にできる魚ならボラでもいいので
ハリスを2号にチェンジ。またヒットしたので先端の人にタモ入れしてもらいキャッチ。
60cm近い大型だった。これでひとまず刺身のネタは確保。できればチヌも釣りたい。
●ハリスはまた1.5号に戻してチヌ狙い。下げの潮が少し動き出してから,投入の
たびに当たるようになった。最初に釣れたのは20cmくらいのチヌ。一応キープ。
その後ボラに混じってチヌっぽい当たりが出始めた(比率はボラ2:チヌ1くらい)。
その間,8時ごろに背中で「ガリガリッ」と音がして,振り向くと小アジのぶっこみの
竿が海へ落ちそうになっている(リールのドラグは緩めてある)。あわてて竿を握り
あおると手ごたえはあったが,次の瞬間軽くなった。道糸が根ずれか何かで切れた
らしく,オモリごと持っていかれた。これは惜しかった!エサがアジなのでトビエイでは
ないと思うが…これが本日唯一残念だったところで,マイナス5点。
●チヌの方はポツポツ釣れて,刺身サイズも1匹混じった。結局10時過ぎまで釣って
下の写真の釣果。一番の上のは刺身用(34cm)。一番小さいのはリリースして,
他の4尾(24〜26cm)を煮付け用に持ち帰った。釣りたかった魚はほぼ釣れた。
釣っている間はずっと曇りで風も弱かったが,帰ってから魚をさばいていた11時ごろ
大雨が降り出したので,切り上げるタイミングもベストだった。
●仕事関係の宅配便が届いていたので,午後は3時間ほど仕事。4時ごろ買い出しに
行って食材をそろえ,4時半ごろから上の娘と2人で料理を始めた(ヨメは仕事で不在)。
揚げ物もあったので時間がかかり,お客が来た8時ごろにちょうど完成。予定どおり
新鮮な魚を食べてもらえてよかった。
上はお通し3品。釣りたての小アジの南蛮漬け・切り干し大根とキュウリの酢の物・
鶏ささみと小松菜とエリンギのレモン醤油あえ。下はチヌの煮付けと,チヌ・ボラの刺身。
左は揚げ物。ボラの竜田揚げ・エビフライ・レンコン・さつまいもなど。
右はオードブル。ポテトサラダ・ミニハンバーグ・ウインナ・アスパラのベーコン巻きなど。
●テーブルの横の水槽は数年前にパワーフィルターが壊れていらい魚は入れていない。
今回は来客用にジオラマ的なものを作ってみた。下の写真では,水は入ってない。
水槽の下部に珊瑚砂を敷き,上にストラクチャーを並べる。左側の森っぽいのは
百均で買ったプラスチックの葉っぱを適当にアレンジ。真ん中の民家ふうのは広島の
東急ハンズで買ったジオラマキット(4千円)。右の水色は同じく東急ハンズで売っている
「水の素」を使った。水色に着色したロウを溶かして,百均で買ったプラスチックシート
の上に流す。熱でシートが上に反ったので,周囲に緑を置いてごまかしている。
娘には「孫ができたら魚を入れてやる」と言っているのだが…
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7月28日(日) 常石・大越港
〜 これからの夏の釣りはこれだ!?
〜
●仕事やら暑さやらでもう2か月以上釣りに行ってなかったが,今日は天気予報が曇りだったので
午後から釣りに行くと決めていた。夏の日照りの下で釣るのは辛いが,曇りなら何とかなる。
行き先は大越港。釣り方は
……… 何と落とし込み釣りだ。
●落とし込み釣りは生まれてこのかた数回ほどしかやったことがなく,今までにチヌを釣ったことの
ある唯一の釣り場が大越港だった。ここはとにかくチヌの魚影が濃い。夏から秋にかけて,大潮の
満潮ごろに港内側の岸壁を上からのぞくと,30〜40cmくらいのチヌがうようよ泳いでいるのが見える。
今日は満潮が午後3時前ごろで,満潮の潮位は330cmくらい。ベストの潮位は350〜360cmくらいだが,
300cmを越える高い潮のときならチャンスはある。潮位が低くても釣れるかもしれんが,やったことがない。
●朝の8時ごろ,家の近くでエサのカニを調達。この時期は簡単に採れる(晩秋以降は調達が難しい)。
甲羅のサイズが1cm以下くらいのを十数匹。バケツの底に少し水を入れて生かしておく。
午前中は仕事をして,昼食をとってから出発…しようとしたら,雨が降っている。
しかしせっかくエサも採ったし,とりあえず出発。現地には1時前ごろ着いた。投げ釣りの先客が1人。
まだ満潮まで2時間ほどあるが,波止付け根あたりの足元にチヌが泳いでいるのが見える。
上から見た感じでは波止の先端近くよりも根元寄りの方が魚が多そうなので,曲がり角の先の
常夜灯の下あたりに荷物を置いた。雨がちょっと強いので,最初はカッパを着て釣った。
●仕掛けはあらかじめ作って車に積んでおいた。かぶせ釣り用の2.1mのイカダ竿にバイキング,
道糸2号,ハリスは当たり重視でフロロの1号,針はチヌ4号(黒)を使用。オモリは一切無しで針の
重みだけで沈めることもできるが,あまり軽いとカニが岸壁にへばりつくので,針の根元にガン玉を
ペンチで固定。ちなみに,いわゆる落とし込み釣り用の目印の入ったラインは使わない。ど素人なので,
はっきりした当たりしか取れない。よって,当たりはラインでなく穂先で取る。ま,向こう合わせですね。
●狙うのは港内側。外向きでも釣れるんだろうが,港内にたくさん見えるチヌを狙わない手はない。
釣り開始から15分ほどして,水面から1mくらいの浅いタナでヒット!穂先をぐーっと持っていった。
ハリスが細いのでドラグをフリーにして糸を出したり巻いたりしながら,無事取り込み。
件寸すると34cm。アベレージサイズだろう。
●このあとしばらく当たりがなくなったが,満潮近くに20〜30分ほど時合いがあった。しかし,
今度も1mくらいのタナでヒットした同じくらいのサイズのチヌをハリ外れでバラシ。そのあと,底近くで
かろうじて煮付けにできるくらいのムラソイ(18cm)がヒット。そしてさらに,底に着いたカニに
もぞっとした当たりがあり,竿先をゆっくり持ち上げると重量感のある引きが伝わってきた。
これはチヌじゃない。根魚の引きだ。重みからしてメバルではなさそう。ホゴかソイかアコウかは
わからないが,25cmはゆうに越えていそうな感触。慎重にやりとりしたが,もうちょっとで姿が
見えそうなところで岸壁のカキにラインがこすれてブレイク!いや〜,惜しかった!
●結局満潮の3時前ごろまで正味2時間釣って,釣果は2匹だけだったが,久しぶりに魚の引きを
味わえて気持ちよかった。この釣りは道具の準備が簡単でエサ代もかからないので,暑い時期に
短時間だけ竿を出すにはちょうどいい。次回はお盆ごろに,今日バラした魚をまた狙ってみたい。
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7/28の釣果(大越港)
・チヌ 1尾 (34cm)
・ムラソイ 1尾 (18cm)
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