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釣り日記 (2015年1月〜4月) ★
3月7日(土) |
3月21日(祝) |
4月4日(土) |
4月18日(日) |
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4月18日(土) 私のオフ会日記
※ここでネタバレするより個別のレポートを見ていただいた方がいいと思うので,今回は私の行動だけ書きます。
●結論から言うと,この日キープした魚はゼロ。それとは別に,いろいろ大変な一日だった。
朝は張り切って4時半ごろに家を出た。最初の行き先は,大島・水場集会場前の波止。ここは何年か前の
この時期に遠投でのハゲ狙いの人が大勢入っていて,あわよくばかぶせでハゲが釣れるんじゃないかと思い
初めて竿を出してみた。現地に着いたのが5時半ごろで,既に波止の曲がり角にはハゲ狙いの人が1人。
予定していた波止の先端で仕掛けをセットし,マキエをしてカキを投げてみた。潮はいい感じでゆっくり
流れていて,水深もそこそこある。これは期待できるか?と思ったが,結局1時間やって1回も当たらず。
この時間帯で当たりが出ないということは,少なくとも今日はもう見込みなしと判断して撤収。その頃には
ハゲ狙いの常連さんたちがずらっと並んでいた。
水場集会場前の波止。よしうみいきいき館から南へ向けて2〜3分車で行ったところにある。
向こうに見えるのは来島海峡大橋。
●続いて向かったのは,そこから山越えして5分ほどの名駒港。地図で波止があると知って行ってみた。
砂浜から伸びる波止で,先へ行くとけっこう深そうに見える。ロケーションが素晴らしく,大島の南の外れ
なので釣り人も誰も入っていない。釣れても釣れんでもこういう場所で竿を出したら気分がいいだろう。
ただ,このとき(朝の7時ごろ)は潮がモロに沖から寄せてくる時間帯のようで,遠投は無理。満潮の
潮止まり(10時半ごろ)になったらここへ戻ることにして,それまで別の場所で時間をつぶそうか…
と思いながら車へ戻った。ところが,ここで大トラブルに見舞われた。波止のコンクリートの上に車を
止めると通行の邪魔になるかと思い,何の気なしにすぐ横の砂浜に駐車したのが大間違い。
タイヤが砂にめりこんで,ギアをバックにしても車が動かない。ほんの1〜2m下がれば固い地面が
あるが,そこまでどうやって車を動かすか?タイヤの下の砂を掘り,近くにころがっている木や石を
タイヤと砂の間に噛ませてみたが,思うように動かない。かれこれ20分ほど格闘していたら,下の
写真の右隅の船の上に小さく写っている地元の漁師さんが,トラブルに気づいて助けに来てくれた。
エンジンをふかして車を押してもらい,どうにか脱出成功。ありがとうございました!もし誰も近くに
おらんかったら,JAFを呼ばにゃいけんところでした。皆さんも,砂の上には決して駐車せんように!
名駒港。別の機会があったら一度竿を出してみたい。
●というようなことがあって,今日はもうこの波止で釣るのはパス。幹線道路を走って北側へ戻り,
余所国港へ行ってみた。前回竿を出した左手波止先端には先客がいたので,右手の港の方へ行き,
東側に伸びる短い波止で30分ほどやってみた。潮はいい感じだったが,当たりがなく撤収。
余所国港。前回は向こうに見える波止の先端で竿を出した。
●次の行き先は,伯方島も考えたが,結局大三島まで戻り,盛港へ。もうスーパーでカキを売って
ない時期なのでポイントが空いているかも…という予想のとおり,波止には付け根近くにフカセの人が
いるだけだった。その人は今年は先端のかぶせでだいぶチヌを釣ったそうで,案の定今の時期は
市販のカキが手に入らないのでフカセをしていると言う。着いたのが9時半ごろだったので,時間的には
ちょうどいい。先端の波返しの上に荷物を運び,左方向へ流れる潮に乗せて釣り開始。
盛港先端の波返しの上から撮った写真。左手にできる潮目の位置が変化する。
結果を言うと,満潮過ぎの11時半までやって,コブダイのバラシ2回,チヌのバラシ(ハリ外れ)1回,
リリースサイズのホゴ3匹だった。途中で福山の小林さんが来られていろいろアドバイスしてもらったが,
どうもこの時期はチヌはあまりいない感じ(付け根寄りのフカセの人は帰りぎわに1枚上げていた)。
●しかし,まあここまではある意味で予定通り。残り半分の予定をこなすため,集合場所の瀬戸田へ
向かった。途中で車ですれ違ったぶちさんと一緒に名荷港へ行くと,予想どおりぶちさんのスカリには
大量の獲物が入っていた。そのうちで大き目のチヌを2枚もらって下処理をし,しまなみ海道を尾道方面へ。
先週まで入院していた父が3日前に退院したが,病み上がりで介護が必要なため,この日は昼と夕方の
2回,1時間ずつヘルパーさんを頼んでいた。(ぶちさんからもらえるはずの)新鮮な魚を持ち帰って料理
して,父の夕飯に出す。なんかもう,予定通りだ。ところが松永に帰り着いた午後1時ごろヘルパーさんから
電話があり,父の具合が悪いので実家に来てほしいという。行ってみると,熱はないようだが朝からずっと
眠いという。別の薬と間違えて睡眠剤を飲んだんじゃないか,とヘルパーさんは言うが,たまたま薬箱に
1個だけ残っていたのを飲んだというので,よくわからない。とりあえず起こしてテーブルで昼食を取らせる。
このあと家へ帰ってチヌをさばき,煮付けにして(下の写真)実家へ。ついでに夕食用の焼きそばを作った。
●予定ではこのあと瀬戸田へ戻るつもりだったが,父があの体調では夕飯も付き添った方がよさそうなので,
それまで仕事場で仕事(実は今,死ぬほど忙しい)。夕方5時ごろ実家へ行き,ヘルパーさんと一緒に父に
食事を取らせ,洗い物をしてから瀬戸田へ出発。この間,能登原のyさんから,急用ができたので夜は
不参加というメールが届いた。ということで,今回の夜の部はぶちさん・末原さんと3人で。
右は,ぶちさんが朝すくったイカをもらって,バター+しょうゆで焼いたもの。ワタを入れると特に美味。
左は末原さんがエサとして使ったサザエの余りを焼いたもの。
右はぶちさん特製の,チヌのアラとキムチをまぜてフライパンで焼いたもの。美味しかったです。
刺身はどれも甲乙つけがたい美味しさ。末原さんのコブダイ(右)もいい味でした。
今回は私は釣り以外にいろいろあって,釣りの方もダメでしたが,天気は最高で,トータルで言えば
気持ちのいい1日を過ごせました。皆さん,またの機会にもよろしくお願いします。
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4月4日(土) 生口島・名荷港
〜 やっと初物釣れました
〜
●明日の日曜日は確実に雨の予報なので,釣りに行くとしたら今日しかない。
しかし仕事やら何やら多忙でなかなか時間が取れず,きのうの金曜日はずっと雨だったため
エサのカキの調達にも行ってない。けさは曇り空で風も弱いいい天気だったので,名荷の
ベストポイントには誰か入っていると予想して,先端寄りで竿を出すつもりでゆっくり出発した。
8時半ごろ家を出て,海に漬けておいたカキを回収。スーパーで買ったカキはほとんど口を開けて
いたが,自分で取ったカキは健在だった。
●釣り場に着いたのは9時20分ごろ。満潮の11時前後を狙って3時間ほど竿を出す予定。
予想に反してかぶせ釣りの人は誰も入ってなく,先端近くに地元のホゴ狙いの人が1人。
この時期にしては珍しくベストポイントが空いていたので,そこへ入って9時半ごろから釣り開始。
タックルは,ここ1年ほどメインで使っていた2.1mのブラックチヌに,今日はバイキング,道糸2.5号,
ハリス1.7号,チヌバリ5号でスタート。風は弱く,潮の流れもいい感じ。釣れそうな雰囲気はあったが
当たりがほとんどなく,1時間ほどの間にリリースサイズのホゴが1匹釣れただけ。ようやく10時半ごろ
初めてチヌの当たりがあった。しばらくぶりの獲物なので慎重にやりとりして,ようやく今年の初チヌを
ゲット。40cm級だった。
●その後また当たりが遠のき,散発的にホゴがつつくだけ。潮が緩んだ11時20分ごろに,着底前に
竿先を引き込む当たりで2枚目をキャッチ。しかしまた当たりがなくなり,海面が鏡のようになった。
下げ潮が緩く流れ出した12時前,またいい当たり。ところが…大きく竿をあおった瞬間,「バキッ」と
音がして,ブラックチヌが胴から真っ二つに!(後で確認すると継ぎ目の数センチ根本寄りで折れていた)
ちょうどそのとき地元のH記者さんが来られてこちらに近づいてくる最中で,いやはや何とも。
しかし魚は針に引っかかっており,手で糸をたぐって3枚目を取り込んだ。
竿が折れては釣りにならんので,ここで終了。もう10〜20分くらいはチャンスがあったかと思うが。
しかし今日は,魚の活性は低かった。釣れた3回以外にはチヌらしい当たりはほとんどなし。
チヌかホゴがよくわからん当たりが2〜3回あっただけだった。
記者さんに写真を撮ってもらい,40cmをリリースして小ぶりの2匹をキープ。
帰ってから,今日は仕事が休みの上の娘に,刺身を作る練習をさせた。
H記者さんの話では,今日はいろいろ回ったがフカセではほとんど釣れてなかったそうだ。
日によってムラがある感じだが,ハラミの最盛期まではもうちょっと,という感じ。
名荷はオフ会の頃までが狙い目かと。参加者の皆さん頑張ってください。
私はオフ会の土曜日は,まだ日記にもレポートにも出たことのない釣り場へ,ダメモトで
行ってみようと思ってます。
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4/5の釣果
・チヌ 3尾 (34〜40cm)
※デジカメが電池切れだったので携帯カメラで撮影。
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3月21日(祝) 大島・余所国港ほか
〜 5打数1安打。本命は釣れず。〜
●今月は公私ともに忙しいが,こんな天気のいい日に仕事場にこもるのも不健康なので,
今日はまた仕事の道具を抱えて釣りに行った。関係ないけど,今度の金曜日に,定年退職する昔の
仕事仲間のお祝いをするために広島で飲み会がある。半月ほど前に決まったのでその晩のホテルの
予約をネットで取ろうとしたら,何と全く空室がない。ビジネスホテルも高級ホテルも全部埋まっていた。
後で気づいたが,この日はマツダスタジアムでカープの開幕戦がある。全国からカープ女子が
試合を見に来るためにホテルを全部予約してしまったと思われる。すごいねカープ。
●今日は,朝の時間帯に1時間ほど竿を出す
→ しばらく車の中で仕事 →
昼前の満潮ごろにまた釣る,
という予定。名荷はたぶん誰かが入っているだろうから遠慮して,久しぶりに大三島・盛港をのぞいてみた。
場所取り競争はしたくないので,先客がいたら別の場所へ行くことにして朝の7時前ごろに現地へ。
残念ながら先客あり。来る途中に見たら井口港の先端にも人が入っていたので,盛港を通り過ぎて
宮浦港へ。ここは車を横付けで釣りができるので,仕事しながら釣るにはいい。
7時半ごろから釣り始めたが,魚の反応なし。車の中で仕事しながら時々釣るというスタイルで
9時ごろまでやったが,魚の気配がないのでここは撤収。
●大三島まで来たついでに足を伸ばして,久しぶりに大島まで行ってみた。行き先は,前に
2回竿を出したことがある余所国港。記録を見るともう4年前のことで,カレイが1匹釣れた。
水深も流れもそこそこでポテンシャルがありそうな波止なので,一度きちんと釣ってみたかった。
釣り人は誰もいなかったので,先端へ。正面に伯方島(左)と大島を結ぶ橋が見える。
●釣りを始めたのは9時半ごろで,この頃は釣り座から沖へ払い出す潮が流れていい感じだった。
しかし魚の当たりはなし。10時ごろから潮の流れが逆になって,足元へ寄せてくる。サシエを沖へ
投入しても足元まで戻されるので釣りにくいが,竿下で当たりが出始めた。フグっぽい当たりが時々。
さらに2回続けてコブダイに切られた。そういうこともあろうかと,ここでイカダ竿から新調の船竿に
チェンジ。80号なのでまるっきり棒だが,コブダイを釣るには問題ない。スピニングリールにフロロの
4号を巻いて伊勢尼10号の針を直結した仕掛けで勝負。ところが,この仕掛けには当たらない。
仕方なくまたイカダ竿に戻したら,足元でいい当たり!コブダイを予想して強引に巻くが,感触が違う。
もしかしてチヌ?かと思ったが,前回と同じく上がってきたのはアイナメ。しかし前回より一回り大きく,
このへんではめったに釣れない38cmの良型だった。これで土産ができたので,あとはあわよくばチヌ。
しかしその後は手前へ流れる潮が速くなり,太い仕掛けだとラインが足元の柱(たぶん)に引っかかって
ロストの連続。イカダ竿に3号ハリスを結んでやってみると,2回コブダイの当たりがきた。しかし,
あと一歩で根ずれで切られて取り込めず。12時ごろ納竿した。ここは潮が低い時間帯の方が
釣りやすそう。往復で橋代が2,000円以上かかるのでなかなか行けないが,もうちょっといい時期に
機会があれば再挑戦してみたい。
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3/21の釣果
・アイナメ 1尾 (38cm)
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◆ 3月7日(土)
生口島・名荷港
〜 今年初めてのまともな釣果
〜
●年明け以降全然釣りに行かなかったわけではないが,近場で1〜2時間竿を出して,
釣れんかったら撤収というスタイルだった。今年になって持ち帰った魚はまだゼロ。
冷凍庫のコブダイの干物も全部食べたし,そろそろ新鮮な魚が食いたい。
3月に入ったのでチヌが釣れるのを期待して,名荷港へ行った。
天気予報ではいい天気そうだったが,あいにく朝から雨模様。現地には6時半ごろ着。
波止には誰もいないのでベストポイントへ荷物を運び,ちょっとカキを砕いて撒いてみたが,
まだ満ち潮が動いていない(満潮はちょうと昼ごろ)。いったん車へ戻る。
今日は仕事をたっぷり持参してある。一番釣れそうなのは満潮ごろと予想して,
それまでは車の中で仕事をするつもり。
●7時を過ぎて,能登原のyさんが来られたので,釣り座を譲って車にこもった。
本格的に仕事を開始。天気予報に反してずっと雨が降り続いていたが,風は弱かった。
しかし外で雨に濡れると寒い。時々車のエンジンをかけて暖房を入れながら,ずっと仕事。
途中でH記者さんが来られた。雨の日は島まで渡って来る人は少ないとのこと。
12月〜1月ごろに盛港へ行けばたぶんいい記事が出せます,と情報を提供しておいた。
10時半ごろ,yさんは納竿。コブダイに2回切られただけ,とのこと。やっぱり時期が早いか。
●雨は一向にやまないが,仕事が片付いたので11時半ごろから釣り開始。タックルは,
2.1mの竿にバイキング,道糸3号,ハリス2号,チヌバリ5号。潮はいい感じだが,
当たりがない。サシエを遠くへ着底させても何の反応もないので,時々足元から5mくらい
までの近くのポイントへも落としてみる。そうすると12時ごろに近めで初めての当たり。
明らかにコブダイではないので,もしかして30cmくらいのチヌ?かと思ったが,見えて
きたのは良型のアイナメだった。こっちの方がよっぽど嬉しい。先日の新聞によると,
今やアイナメは(放流している)アコウより全然少ない幻の魚だそうで,尾道の漁協が
今後はアイナメの放流もするそうだ。結局その後はコブダイに1回切られただけで,
下げ潮が流れ出した12時45分ごろに納竿。本命のチヌは無反応だったが,今年
初めてお持ち帰りの魚が釣れたので,雨の中で竿を出した甲斐がありましたわ。
yさんまた釣り場でお会いしましょう。今日はyさんのマキエで釣れたのかもしれません。
※以下参考までに。来週の潮だと名荷港のチヌはあまり期待できないと思います。
過去の経験から言うと,6〜8時ごろが満潮になる日は条件的によさそうに思えますが,
私はその潮で満潮前後の時間帯に名荷港でチヌを上げたことがほとんどありません。
再来週はねらい目ですね。私は再来週は行かないので,皆さん頑張ってください。
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3/7の釣果
・アイナメ 1尾 (35cm)
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