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釣り日記 (2017年6月〜10月) ★
6月11日(日) |
6月24日(土) |
7月9日(日) |
10月7日(土)
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10月21日(土)
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◆ 10月21日(土)
生名島・生名港(埋立地の波止)
●せっかく秋のいいシーズンに入ったのに,週末になると天気が悪い。
明日の日曜日は完全に雨の予報で,今日の土曜日は「午後から雨」となっていた。
で今日釣りに行ったが,やっぱり雨に降られて早々に切り上げた。
行き先は,例年この時期に行く生名島の生名港。
朝一番のフェリーで渡り,現地に着いたのが6時半ごろ。干潮近くで潮位はかなり低い。
今にも雨が降りそうな気配で,波止の付け根あたりには地元の人が2人入っていた。
タチウオ狙いだが全然ダメとのこと。
●イカ釣りの人が他にいないので,まずイカを狙ってみた。
(他のイカ釣り師がいたら,下手なのが恥ずかしいので竿は出さない)
3.5号のピンクのエギを波止の先端から沖へ投入。
3投目で当たりがあって,食べ応えのありそうなアオリイカが1ぱい釣れた。
これだけで晩のおかずには十分なので,あと2投やってエギングは終了。
●7時ごろから波止中央あたりの内向きで,久しぶりのかぶせ釣りを開始。
タックルは1.8mの竿にチヌジャッカー,道糸2.5号,ハリス1.7号,ハリはカワハギ7号。
この頃には雨粒が落ち初めていて,風もかなり強い。
予想どおり第1投からずっと当たりがあるが,フッキング率が悪い。
当たる魚は小型のマルハゲとギザミ・イソベラが半々くらい。
小魚ばっかり釣ってもサシエのカキがもったいないので,8時ごろから同じタックルでダンゴ釣りに切り替えた。
●この頃から雨が本格的に降り出した。もう晩のオカズくらいはキープしているので,いつ帰ってもいい。
せっかくここまで来たので,満潮の昼前ごろまで釣りたかったが,悪コンディションでモチベーションが上がらない。
ダンゴでも当たりはあるが,小魚はなかなかハリに乗らない。
1回コブダイに切られた後,8時40分ごろにまともな魚がヒット。
明らかにそれっぽい引きで,35cmのチヌをキャッチ。
もう食材は十分確保したので,9時まで釣って納竿した。
10月21日の釣果:アオリイカ(胴長19cm)・チヌ(35cm)・ギザミ(青いのは22〜24cm)・マルハゲ(〜17cm)
※ほかに10cmくらいのマルハゲやイソベラを7〜8匹(即リリース)
●マルハゲはまだ型が小さい。魚の活性は高かったので,条件がよくて昼ごろまで粘ればかなり釣れたと思う。
今日キープしたのはイカ・チヌ・ギザミ3匹。イカは半分刺身にして残りは冷凍に。チヌは半分刺身。
チヌのもう半分とギザミは塩焼きで食べる予定。
状況的には去年並みの感じなので,マルハゲ狙いはこれから来月末ごろまで楽しめるだろう。
◆ 10月7日(土) 三原・須波港
●そろそろかぶせ釣りのシーズンではあるが,朝寝坊したためカキが調達できず。
近場の須波でそろそろ終期のダンゴ釣りをやることにした。潮は昼前が満潮の中潮。
釣り場には8時半ごろ到着。釣り人はまばらなので,L字の波止の付け根と曲がり角の中間あたりに入った。
ダンゴとタックルを用意して釣りを開始してまもなく,神辺のてっちゃんが来たので隣同士で竿を出した。
この波止は下げは潮が速いので,満ちの方が釣りやすい。ただし時々横へ流れる潮が速くなる。
●しばらくは小魚の当たりオンリーだったが,9時20分ごろ(たぶん)にまともな当たりがあった。
1.8mのイカダ竿に1.5号ハリスを使っているので,大型のバリにはハリスを切られることもある。
このときもチヌの引きではなさそうだったので,たぶんバリだろうと思った。
しかし,横へ流れる潮に逆らって水面近くまで上げてくると,赤い魚体が見えてきた。
大きなカサゴ?ではなく,何とアコウ。
てっちゃんにタモ入れしてもらって,無事に取り込み完了。後で検寸すると35cmだった。
昼間の釣りで,しかもサシエはネリエ(生ミック)で,こんなサイズが釣れるとは珍しい。
結局このあと満潮近くの11時半ごろまで粘ったが,1回バラシがあっただけであとは小魚の当たりのみ。
雨が降りそうになったので家路に着いた。
アコウ(35cm)
●午後は仕事をして,夕方夕飯の材料を買い出し。アコウは下のように料理した。
三枚におろして片身は刺身,もう片方は煮付けに。左はアラの吸い物,右は皮と腸の酢の物。
当然どの料理もおいしかったが,特に吸い物が美味だった。
作り方は以下のとおり。
@鍋に水を入れ,酒を少し加えて沸騰させる。
Aアラを入れて,アクを取りながらしばらく煮る。
B塩を2つまみほど加える。「ちょっと薄いかな?」というくらいがベスト。
C最後にしょうゆをカレー用スプーンに1杯分ほど加える。
Dお椀に入れて,ミツバまたは春菊を加える。
アラの吸い物はどの魚でも美味しいですが,特にお勧めは根魚とサヨリです。
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7月9日(日) 三原・須波港
●きのうまで東京へ出張していたが,向こうは晴れて暑かった。
こっちへ帰って来ると,天気は曇りだが湿度が高くて蒸し暑い。
北広島に住む上の娘のアパートは川土手の下にあって,大雨の増水で川が氾濫しそうだったという。
うちの実家の前は昔は田んぼで,大雨が降るとすぐに道路が水没して家の中まで水が入ってきていた。
売り物が水に浸かるといけないので,大雨の日は店の野菜を80cmほど高い家の座敷へ上げていた。
●今日は天気予報が朝から雨だったので,朝起きてから釣りに行くかどうか決めることにした。
6時半ごろ起床。曇り空で,すぐ雨が降ってくる感じでもない。
雨が降り出したらいつでも撤収できるように,手軽なタックルで釣れる近場へ行った。
仕事場の冷蔵庫に冷凍しておいたオキアミ,アミエビ,生ミックと,チヌ用のマキエを車に積んで須波へ。
現地には7時半ごろ到着。波止にはタコ狙いの人などがポツポツ。
付け根近くのフカセの人の向こう側へ入った。
●今日はダンゴでチヌ狙い。かぶせのライトタックルにハリス1.2号,チヌバリ3号。
今の時期のチヌは食べてもあんまり美味しくないが,当たりがあれば引きを楽しむことはできる。
満潮は10時半ごろで,半分近く潮が満ちていた。ここは干潮からの満ち上がりに当たりが多い。
今日は雨が降り出したらすぐ帰るつもりなので,1匹か2匹釣れたら十分。
最初はオキアミをサシエにして,ピンポン玉より小さめのダンゴで包んで足元へ投入する。
魚の反応が出てきたら,サシエを生ミックにチェンジする。
今日は潮加減のせいかなかなか魚の反応がなく,8時半ごろからようやくオキアミが取られるようになった。
最初にヒットしたのは20cmのホゴ。これはキープ。
その後,潮が動いたり止まったりする中で,フグのエサ取りに混じって時々まともな当たりがくる。
途中パラパラ雨が降ったりしたが,撤収するほどでもなく,結局10時過ぎまで釣って下の釣果。
煮付け用に小さいチヌとホゴだけキープして,大きいやつはリリース。
これから暑くなってくるとバリも増えてくるが,とにかく魚が釣りたいならここはお勧めです。
足元にダンゴを落とすだけなので簡単。ただし潮が速くて釣りにならない時間帯もあります(特に干潮前)。
チヌ3尾(26・34・40cm),カサゴ1尾(20cm)
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6月24日(土) 向島・干汐
●このところ仕事が忙しく,なかなかゆっくり釣りができない。
仕事の関係であまり時間は取れないので,行き先は近場の干汐。
狙うのはキス。ピンギスでも持ち帰って食べる予定。
釣具店で砂虫を400円買い,朝の8時ごろ干汐港の左手の波止へ行った。
小イワシ釣りの人が帰るところで,「ぼちぼちイワシも終わり」とのこと。
先端でキス狙いの投げをやっている人は,ピンギスが1匹釣れただけと。
ここでちょっとやってみたが,やはりピンギス2匹だけ。
港を過ぎて護岸へ移動することにした。
●タックルは4.5mの万能竿にPEを撒いたスピニング,道糸2号,
ミニ天秤に8号オモリをセットして,針はハリス付きの袖5号の1本針。
キス狙いなので着水音を小さくすることを優先して,30〜40mほど沖を狙う。
満潮が10時半ごろで,だいぶ潮が満ちている。
開始早々から当たりがあって,ピンギスがポツポツ釣れてくる。
時々大きいのも混じる。エサがなくなるまで2時間ほど釣って,下の写真の釣果。
キス17尾(10〜21cm),チャリコ
●釣り場でウロコを取り,頭とワタを外して持ち帰る。
大きいやつを2匹刺身にして実家へ持って行き,残りは酢締めに。
前にも書いたが,こんな感じです。
・3枚におろして中骨をすき取る。
・強めに塩を振って,30分ほど冷蔵庫で寝かせる。
・その間にキュウリをスライスして塩を振っておく。
・冷蔵庫から出し,酢(もったいなければ水)で洗う。
・キッチンペーパーでふいて,酢に漬ける(みりんと薄口醤油少々を加える)。
・3枚におろした後の中骨は,キッチンペーパーで水気をしっかり吸い取り,冷蔵庫に入れておく。
これで下ごしらえは完了。
これを作ったのが昼前ごろなので,夕食時にはちょうどいい塩梅になっている。
中骨は,卵焼き器にひたひたに油を入れて素揚げにし,塩を振る。(ビールのつまみに最高)
で,下の写真のような感じに。
右の酢締めには,毎年春に神戸のヤスさんから届く塩蔵の鳴門ワカメを加えてみた。
ファミリーフィッシングで小魚がたくさん釣れたときは,この調理法はいかがでしょうか。
キス以外の魚でもできます。
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6月11日(日) 生名島・生名港
●このところ仕事が忙しく,なかなかゆっくり釣りができない。
しかし今日は大きい潮で天気予報も曇りなので,ちょっと真面目に釣ってみた。
スタイルは,神辺のてっちゃん直伝のミニ反転カゴ釣り。
本家よりおおざっぱな仕掛けだが(ウキは2号),魚がいたら何か釣れるだろう。
イメージ通りなら,カゴの下へ落ちていくマキエに魚が寄って来るはず。動作確認はしてある。
●この釣りを真剣にやるなら,最初に行く場所はここ!と前から決めていた。
今日行った生名港埋立地の小波止は,フカセの人がマダイを上げているのを何度も見たことがある。
今の時期はチヌは味が悪いし,ハゲももうシーズンオフだろう。
本命はマダイと決めて,朝一番のフェリーで6時半ごろ現地に到着。
長いヤスを持った地元の人がハゲを狙っていたが,姿は見えないという。
満潮が11時半ごろなので,潮位がかなり低い。
波止の先端が空いていたので,右の角で釣ることにした。
●5.3mの磯竿にスピニングリール,道糸3号,反転カゴの下は1.2号のハリスを1ヒロくらい。
針はチヌ2号でスタート。マキエはアミブロックとオキアミのレンガを用意した。
最初はけっこう潮が早かったので,足元から沖へ流す感じの釣り方になった。
タナを底すれすれに取っているので,時々根に接触してウキが沈む。
それ以外の反応はなく,オキアミのサシエが残ったまま上がってくる。
7時半ごろ,岸壁から3mほど離れたあたりで,またウキが沈んだ。
根掛かりか?と思って竿をあおると,魚の引き!相当重たい。
暴れまわるような引きではないので,根魚っぽい。
浮いてきた魚は,赤色。大きなホゴ?いや,アコウ!
抜き上げるのは難しそうなのでタモですくい,検寸すると31cm。
久しぶりにこのサイズのアコウを釣った。しかもミニ反転カゴでの初めてのまともな魚なので,めっちゃ嬉しい。
●その後潮が速くなったりして当たりがなくなり,しばらく休憩。
9時半ごろからマキエが溜まりそうないい感じの潮になって,オキアミのサシエが残らなくなった。
ネリエ(生ミック)に変えたが,明確な反応が出ない。
そこでハリをグレ4号に落として,生ミックを1粒の半分くらいの大きさにしてつけてみた。
すると明確な当たりが出て,魚がヒット。強烈に引く。しかしこの引きは…もしかしてアレ?
で,予想どおり釣れたのはバリ(アイゴ)。30cmはゆうにありそう。
調理法が分からないので,海へお帰りいただいた。
このあとも釣れそうな雰囲気はあったが明確な当たりがなく,午後の予定も考えて10時半に納竿。
結局キープしたのは1匹だけだったが,釣り方はだいたいわかった。
また機会があれば挑戦してみたい。
アコウ(31cm) 〈生名港〉
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