★ 釣り日記 (2019年9月〜10月) ★

 

月7日(土)・8日(日) 9月21日(土) 9月28日(土)
10月6日(日) 10月13日(日)・14日(祝) 10月20日(日)
10月26日(土)    

 


 

◆ 10月26日(土) 生口島・名荷港ほか

●今日は夜に娘らが広島から泊まりに来るので,新鮮な魚を調達に行った。

行き先は名荷港。尾道港の満潮が9時19分で,明日から大潮になる。

用意したエサはカキと,一緒に取ったカニを数匹。

まだ薄暗い午前5時40分ごろ,左手の護岸に到着。

一時は消えていた常夜灯が点灯しており,その光が届く範囲あたりで釣る。

●まずカニで落としこみをやってみた。1回だけ当たりがあったが食い込まず。

夜が明けてきたので,右手の長い波止へ移動。曲がり角の先でかぶせ釣りをやってみた。

しかし魚の反応がなく,数投で終了。また左手の護岸へ戻った。

かぶせのタックルは,1.8mの飛竜イカダ,バイキング,道糸3号,ハリス1.7号,針はカワハギ8号。

主に狙う魚はカワハギとサンバソウだが,食える魚なら何でもOK。

ここは満ち潮は流れが速いので,基本的に足元で釣る。

●7時ごろから釣りを開始。足元にマキエをしてカキを落とすと,一発でいい当たり。

重量感はあるがコブダイの引きではなく,見えてきたのはチヌだった。

タモ入れして検寸するとジャスト40cm。これで土産がキープできた。

エサ取りだらけの状況も想定したが,小魚は思ったより少ない。

しばらくして,今度はコブダイがヒット。ハリスが細いので無理をせず,あえて魚を沖へ出す。

ここはL字の手前にストラクチャーらしきものがあって,岸壁へ突っ込まれると確実にハリスが切れる。

L字の曲がり角から右方向へ流れる潮に乗って,魚はどんどん右へ移動する。

波止の上を魚に引きずられて先端近くまで移動し,しばらくやり取りすると浮いてきた。

空気を吸わせてから釣り座まで引っ張ってきて,落としダモでキャッチ。66cmだった。

コブダイ(66cm)

●このサイズではスカリにもクーラーにも入らず,さばくのも大変なので写真撮影後にリリース。

40〜50cm級なら持ち帰るが,そのあとも同じくらいのサイズのコブダイに2回切られた。

当たりは散発的で,風もなく釣りやすかったが,カワハギがもうちょっと釣れればよかった。

結局満潮をはさんで10時まで釣って,下の釣果だった。

チヌ(40cm)・サンバソウ(19cm)・カワハギ(18cm〜)など

●午後2時半ごろ,来週の分のカキを調達。その足で坊地へ行き,ちょっと竿を出してみた。

4時前ごろから釣りを始めると,すぐ煮付けサイズのカワハギがヒット。

その後はウマヅラの当たりが増えてきて,休憩しながら1時間ほど釣って下の釣果。

たまたま出合った谷ちゃんに動画を撮ってもらったので,そのうちユーチューブに出ると思います。

 

カワハギ(20cm),ウマヅラハギ(22〜23cm)

上がサンバソウ,下がチヌの刺身


 

◆ 10月20日(日) 蒲刈方面

●今週はムコさんが山陰で釣ったヤズ(50cmくらい)などをもらった。

下の写真のもう1匹はアカハタという魚だそうだ。

ヤズは刺身・照り焼き・あら炊き・干物にした。

その日に釣れた新鮮な魚なので,特に刺身が最高に美味しかった。

●今日の日曜日は,久しぶりのかぶせ釣り。本命はもちろんイシダイ。

暗いうちから場所取りをするほどの元気はないので,ゆっくり出発した。

潮は,干潮が7時ごろ,満潮が午後2時前ごろの小潮。

最初に向かったのは,下蒲刈島の大地蔵港

現地に着いたのは6時40分ごろで,数人の釣り人が入っていた。

とりあえずここで何かオカズになる魚を釣ってから,どこかで本命を狙う予定。

曲がり角の常夜灯の先の内向きで7時ごろから釣りを開始。

ここではライトタックルで小物を狙う。針はカワハギの7号。

すぐ当たりが出て小型のカワハギが釣れた。

その後も当たりは頻繁にあるが,魚が小さく空振りも多い。

1時間ほどで下の釣果。これ以上釣っても状況は変わりそうにないので,8時ごろ終了。

魚種としては,カワハギ・ウマヅラハギ・フグが同じくらい当たったと思う。

キープしたのは,23cmのグレと17cmのカワハギ2匹。

●このあと,橋を渡って上蒲刈島・向港へ移動。

かぶせかどうかは確認していないが,BにもCにも先客がいた。

Aでは尾道の吉田さんご夫婦と会った。かぶせの人はいなかった。

ここで1時間ほどやってみたが,エサ取りの反応のみで9時過ぎに終了。

サビキ釣りの人にはアジが好調に上がっていた。

●続いて向かったのは,対岸の下蒲刈島・三ノ瀬港

ここで休憩をはさみながら午後1時ごろまで粘ったが,本命は上がらず。

昼ごろに「朝鮮通信使行列」というイベントをやっていたので,しばらくそれを見物した。

ここで釣れたのは,下の2匹のみ。

マダイ(26cm)・カサゴ(18cm)

マダイは塩焼きサイズだったが,えらく身がやせていたので,カサゴと一緒にリリース。

途中で1回だけ怪しいバラシがあったが,魚種は不明。

ひでさんからもらった竿に4号ハリス・ヒラメ針7号の仕掛けで勝負したが,ハリスを切られた。

ケプラーで補強しておくべきだった。次回チャンスがあったら,仕掛けを変えてもう1回チャレンジしたい。

カワハギとグレの煮付け


 

◆ 10月13日(日) 生口島・名荷港/14日(祝) 生名島・生名港

●休日は「孫の世話をしてくれ」と言われることが多く,釣りの時間が十分取れない。

きのうの日曜日は,カニの落としこみで朝の5時半〜8時ごろまで名荷港(左手の護岸の短い波止)で釣った。

6時ごろにアコウが1尾ヒットしたが,そのあとは家族連れが来て場所が狭くなりノーヒット。

家族連れはカゴなしのオキアミの胴突きで,サイズは小さいながらカワハギ・サンバソウなどを釣っていた。

カニをつつきに来るのは,たぶんカワハギ系の魚だと思う。

アコウ(27cm)

刺身と吸い物

●今日の日曜日は,朝用事があったので7時半ごろ出て,因島経由で生名島・生名港へ。

現地に着いたのは8時半ごろ。絶好の釣り日和で,大勢の釣り客が入っていた。

この時期はまだエサ取りが多そうなので,ダンゴ釣りを選択。

波止真ん中あたりの内向きで10分ほどやってみたが,スズメダイが多い。

先端が空いていたので,潮が緩い先端右手へ移動した。

狙う魚はカワハギ・サンバソウ・チヌなど。やや沖目にダンゴを投入する。エサは生ミック。

エサ取りを警戒してダンゴの粘りを強くすると,反応が鈍くなる。

ハリスにダンゴをつけてサシエを露出させたまま投入すると,すぐフグが当たる。

あれこれ試行錯誤して,9時半ごろまでにウマヅラを1匹キャッチ。

人が大勢いたのは,去年の今頃このあたり一帯にサバの群れが寄っていたからだろう。

今日はサビキ釣りの人にはほとんど釣果がなく,足元の胴突きの人はチャリコなどを釣っていた。

●10時半ごろ,まともな当たりがあった。合わせると,ずっしり重い。

最初はバリだろうと思ったが,左右に走らないのでバリでもチヌでもなさそう。

上がってきたのは,良型のアコウだった。

これで土産は確保したので,満潮で潮が止まってマキエも切れた11時前に納竿した。

アコウ(37cm)・ウマヅラハギ(30cm)

近所のスーパーでは,22〜23cmくらいのアコウを500円で売っている。

このサイズなら,生簀料理店で食べれば2千円はするだろう。

明日は誕生日で,今晩は家族が誕生祝いをしてくれることになっている。

海からのいい誕生日プレゼントをもらった。

アコウの刺身 

 

・アコウの内臓を茹でてキムチと和えた自家製のチャンジャ(美味でした)

・刺身を食べた後で作ったあら炊き


◆ 10月6日(日) 生口島・名荷港(左手の護岸)

●先週須波でぶちさんにアコウをもらったので,あやかって落とし込み釣りにチャレンジした。

きのうエサのカニを20〜30匹捕って(これがけっこう腰にこたえる),メバリングの竿を購入。

須波へ行く予定だったが,どうせなら場所開拓をと思って名荷港へ行った。

現地に着いたのはまだ薄暗い5時半ごろ。

干潮が10時前ごろの小さい潮なので,釣りやすい左手の護岸の波止の曲がり角手前へ。

常夜灯があるが,暗いうちはヘッドランプで竿先を照らしながら釣る。

●仕掛けは,メバリングの竿にスピニングリール,PEライン,ハリスは1.2号。

針はチヌ2号で,チモトにとりあえず3Bのガン玉を打つ。

今日は潮が全く流れていなかったので,もうちょっと軽いオモリでもよかったかも。

当たりは散発的にあり,6時半ごろまでに下の写真の2匹をキャッチ。

その後はエサ取りにカニをかじられることが多くなり,結局8時過ぎごろ納竿した。

アコウ(25cm),カサゴ(19cm)

夜釣りならもっと釣れただろうし,潮が多少でも動けば魚の活性も上がっただろう。

帰りぎわにちょっと潮が流れ出して,残った一番大きいカニを足元に落としたら,大物が掛かった。

しかし合わせた瞬間に「あ,こりゃムリ」という感じの引きで,数秒後にハリス切れ。

コブダイかエイのような引きだったが,魚種はわからない。

岸壁すれすれに落とすとチヌっぽいエサのかじり方の当たりもあったが,腕が悪いので掛からず。

しかし秋のかぶせにはちょっと早いこの時期,この釣りはなかなかいい。エサ代もゼロだし。

かぶせシーズン以外にやる釣りとして,ミニ反転カゴと並んで落とし込み釣りをリストに入れたい。

てっちゃんとぶちさんに感謝です。


 

◆ 9月28日(土) 弓削島・上弓削港ほか

●この時期は秋のかぶせにはちょっと早いし,ダンゴ釣りのエサが余っている。

日曜日の天気予報が悪かったので,土曜日に生名島方面へ行った。

朝一番のフェリーで生名島へ渡り,生名港埋立地の短い波止へ。

イカ狙いの人がいたが釣れていなかった。

アオリイカにはいいシーズンだが,今年は山陰のイカがまだ冷凍庫に眠っているので,イカはパス。

代わりにワームと冷凍の海エビで根魚を狙ってみた。

満潮が10時過ぎごろの大きい潮で,いい感じに流れていた。

しかしワームでは1回当たっただけ(乗らず),海エビではフグがつつきに来てアウト。

時々何かの魚がバシャバシャはねていたのでサビキをやってみたが,反応なし。

ダンゴ釣りに切り替えてみたが,手の平サイズのバリ(アイゴ)が2匹掛かったところで終了。

●8時ごろ,上弓削港へ移動。波止の先端でダンゴ釣りをやってみた。

開始当初はまともな魚っぽい反応があったが,だんだん小魚っぽい当たりしか出なくなった。

結局11時ごろまで釣って,キープしたのは下の写真の3匹のみ。

ギザミ(23・26cm)2匹,アコウ(21cm)1匹

これでも夕飯のおかずにはなる。塩焼きでおいしくいただいた。

●土曜の午後は一仕事やって,仕事が一段落したので,今日の日曜日もちょっとだけ釣り。

朝の6時前ごろに須波港へ行くと,ちょうどぶちさんが荷物を降ろしていた。

ここでもワームをやってみたが,魚の反応はなし。

ぶちさんはカニをエサにした落としこみ釣りで,好調にアコウが釣れていた。

落としこみ釣り中のぶちさん

ぶちさんにもらったアコウ(20cm・21cm)

ダンゴ釣りの方は8時ごろまでやったが,小魚の反応のみ。

ぶちさんアコウありがとうございました。今晩,煮付けか刺身でいただきます。


 

◆ 9月21日(土) 生口島・名荷港(左の短い波止)

●先週は須波でダンゴ釣りをやったが,ほとんど当たりなし。

この週末は台風が接近して条件が悪いので,雨が降る前にちょっと釣行した。

行き先は名荷港。午後3時ごろに到着。ダンゴ釣りをやってから,夕方ワームで根魚狙いの予定。

ちょうど満潮ごろで潮が止まっており,ダンゴには小魚っぽい反応しかない。

4時ごろ下げ潮が少し動き出して,まずバリがヒット(リリース)。

そのあとポツポツ当たりが出て,5時過ぎまでに下の写真の魚が釣れた。

ハゲは25cm級。ほかは手のひらサイズ。

●天気が荒れそうになってきたので根魚狙いはやめて,ここで撤収。

今日は小さい魚も持ち帰ることに決めていたので,全部キープした。

帰りにスーパーで買い物をして,魚は吸い物にして食べた。

レシピは次のとおり。小魚を丸ごと入れると骨が多く食べづらいので,

ダシを取るアラ(途中で捨てる)と骨なしの切り身に分けるのがポイント。

@魚はアラと切り身に分ける。

A沸騰した湯にアラを入れ,表面が白くなったらザルに上げる(臭みを取るため)。

B鍋に水と酒を入れ,アラを戻す。煮立ったらアクを取る。

Cアラを箸と網じゃくしで取り出し,トウフと魚の切り身を入れる。

D塩と薄口しょうゆで薄味をつける(この過程は省いてもOK)。

E器に盛り,春菊(生)をトッピング。

F好みの味になるまで醤油を入れ,スダチを絞っていただく。

今回は小魚だったが,大きい魚でもできる。この料理で意外とおいしいのはボラ。


 

◆ 9月7日(土) 生口島・名荷港左の短い波止

●このところ暑いので,日中の釣りは避けて夕方出掛けた。

行き先は名荷港。本命魚はアコウ。あわよくばマダイ。道具は,投げ竿2本とエギング竿。

釣具店でスーパーコウジを4匹買い,現地には夕方5時前ごろ着いた(干潮が6時ごろ)。

●ちょっと時間が早かったので30分ほどダンゴ釣りをやった。

手のひらより小さいチヌが3〜4匹ヒットしたが全部リリース。

5時半ごろに本命の釣りにチェンジ。まず投げ竿2本にコウジをつけて投入。

エギング竿の方は,テキサスリグに根魚用のワームをつけて沖へ投入し,底をさぐる。

できるだけ遠くへ飛ばしたかったので,根掛かり覚悟でバレットシンカーを2個セットした。

●この時点では潮がけっこう流れていて,投入した仕掛けが右へ流される。

沖はズル引きでもスムーズに寄ってくるが,岸壁に近づくにつれて根が荒くなる。

根掛かりしそうになっては竿をしゃくって外すのをくり返していたら,しゃっくたとき重みを感じた。

これは魚か?−−−−で,この釣り方で初めて釣れたのがこちら。

アコウ(23cm)

●サイズは小さいが,本命が狙いどおりに釣れたのでめちゃ嬉しい。

これが6時ごろで,これからがチャンスか?と思ったが,そのあと根掛かりで仕掛けを立て続けに3つロスト。

潮が完全に止まって魚の気配がなくなり,スーパーコウジの投げ竿にも反応なし。7時半に納竿した。

アコウは基本的に潮が流れていないと食わないので,条件のいいときならチャンスはありそう。

また機会があれば狙ってみたい。

●獲物が1匹だけだったので,冷蔵庫に入れて翌日食べることにした。

で今日の日曜日は煮付け用の魚を狙って須波でダンゴ釣りをやったが,釣果なし。

満潮が朝の5時ごろ,干潮が昼ごろで,釣りをしたのは7時過ぎから10時まで。

ぶちさんも息子さんと来ておられたが,今日はこの時期にしては珍しいくらい活性が低かったので残念。

しかしぶちさんの水中カメラでの底の動画をユーチューブで見るのが楽しみだ。

今日の須波港

 

釣り日記の目次に戻る