SKYWARD総合英語解説

第18章(情報の伝え方)

 

第18章では,ライティングの基本的な注意点として次のような項目を挙げています。

@主語はなるべく短くする

A同じ語句や内容をくり返さない

B省ける言葉は省いてシンプルに表現する

C主語をそろえる

D人間を主語にしてみる

E1文が長くなりそうなときは,2文に分けて表現する

F長い修飾語を避けて,シンプルな文を作る

G日本語を易しく(別の表現で)言い換えてから英訳する

H修飾語を適切な位置に置く

I情報の焦点を後ろに置く

これらとは別に「適切な語句や表現のチョイス」も重要であり,そのためには「よく使う表現をできるだけ多く暗記する」「1つの日本語をいろんな表現で英訳してみる」という学習が有効だと思います。

前者の学習には写真左の竹岡先生の本などがいいと思います。この本は暗記型学習に向いており,たとえば「今の日本人」の英訳としてはJapanese (people) todayが推奨されています。

写真右の鈴木先生の本は英文を組み立てる学習に適しており,たとえば「AだからBだ」を(soを使わずに)makeを使って表現するような練習ができます。

動詞のチョイスも大切で,たとえば「〜だと思う」をいつもI thinkで表すのは芸がないとか,「物価が上がった」はriseだけでなくsoarやskyrocketを使うと生き生きした表現になる,

といった説明もよく見られますが,そのへんは上級レベル。まずは写真(SKYWARD-p.659)のような学習から始めるとよいでしょう。

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