SKYWARD総合英語解説

第2章(助動詞)

 

SKYWARD各章は「A発信(および受信)用の知識」「B主に受信用の知識」で構成され,A・Bの比率は章ごとに違います。

助動詞は主に話す際に重要なので,この章の知識は大半がAです。

(法)助動詞には大きく分けて「推量」と「それ以外」の意味があります。

推量は(便宜的な言い方をすれば)@過去推量・A現在推量・B未来推量の3種類で,助動詞ごとに制約があります。

@I might have lost my key.

AHe might be sick.

BIt might rain tomorrow.

mightの場合はどれも可能ですが,写真にあるとおりcan・mustは未来の推量には使えません

(p.63)

したがって未来については,最も確信度の高い推量を表す助動詞はwillです。

またcouldは未来推量に幅広く使えますが,wouldは何らかの仮定の意味を含む状況(つまり仮定法過去)でなければ使えません

@He could [〇would] pass the exam.

AIt could [×would] rain tomorrow.

couldは@でもAでもOK。wouldは@では条件(例:もし彼がその試験を受けたら)を含む状況ならOK。

Aでは(雨が降る条件は考えられないから)wouldは使えません。  

過去推量については,写真にあるとおり,「can・will・wouldは使えない(または使わない方がよい)」と覚えておくのがよいでしょう。

(p.68)

 

推量以外の意味については,それぞれの助動詞の持つニュアンスの違いを知っておくことが大切です。たとえば通行人に道を尋ねる場合,

(   ) you tell me the way to the station?

空所に入る助動詞の適否は,〇Could・Can,×Would・Willと覚えておくとよいでしょう。  

ジーニアス英和辞典のcouldの項(第5版ではp.484)も参照してください。 

(p.72)

 

下は,最初に挙げたB(受信用の知識)を扱うページです。

(p.80)

たとえば過去の習慣を表すwouldは,作文や会話で使えればそれに越したことはありませんが,過去形で代用できるのだから発信には使わなくていい。

これはSKYWARDの基本的な考え方であり,時制などもそういう説明をしています。

 

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