2013/3/9 up

大人の英文法−006  助動詞の分類  

 

「助動詞」と言えばwillやcanなどが思い浮かぶと思いますが,これらは「法助動詞」と呼ばれます。

つまり,これらの助動詞は話し手の気分(心的態度)を表す働きを持っています。

Can I park here? (ここに駐車してもいいですか)

*canは「許可(〜してもよい)」の意味。

・It will rain tomorrow. (明日は雨だろう)

*willは「推量(〜だろう)」の意味。

これらの文のcanやwillは,後ろの動詞に対して「話し手の気持ち」を加える働きをしています。

 

一方,助動詞の中には,法助動詞ではないものもあります。それが do,be,have です。

(a) Do you have a car? 〈一般動詞の疑問文〉

(b) It is raining now. 〈現在進行形〉

(c) I have finished my work. 〈現在完了形〉

これらの文の do,is,have は,それ自体の意味をほとんど持たず,「後ろの動詞と一緒になって

まとまった意味を作る」という文法的機能だけを担っています。

そこで,これらは(動詞を助けるという意味で)「助動詞」に分類され,かつ(機能だけを持つと

いう意味で)「機能語」というカテゴリーにも入ることになります。

 

【参考】現在分詞には「進行」の意味があるので,(b)はis(〜の状態だ)+raining(雨が降って

いる)のように〈V+C〉とみなすこともできます。また,過去分詞には「完了」の意味があるので,

(c)は「私は仕事が完了した状態を持っている」の意味と考えることもできます。その場合,

(b)のisはbe動詞,(c)のhaveは一般動詞と本質的には変わらないことになります。

 

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