2013/3/10 up

大人の英文法−009  自動詞と他動詞  

 

たとえば名詞には「普通名詞」「固有名詞」「抽象名詞」などの種類があります。

同じように動詞も,さまざまな角度から「○○動詞」という分類ができます。

その1つが「自動詞と他動詞」の区別です。文法的には次のように定義されます。

自動詞=目的語(O)を後ろに置かない動詞

他動詞=目的語(O)を後ろに置く動詞

学校英語で言う「5文型」とは,次のようなものです。

第1文型=SV (例:I smoke.)

第2文型=SVC (例:I am an engineer.)

第3文型=SVO (例:I bought a new car.)

第4文型=SVOO (例:I lent him my car.)

第5文型=SVOC (例:I painted the wall white.)

したがって,第1・2文型で使う動詞が自動詞,第3・4・5文型で使う動詞が他動詞です。

ただし英語の多くの動詞は,自動詞としても他動詞としても使います

(c) The game started at six. (試合は6時に始まった)

(d) They started the game at six. (彼らは6時に試合を始めた)

(c)の start は自動詞,(d)の start は他動詞です。言い換えれば,startという動詞は

「自動詞性」と「他動詞性」を合わせ持つということになります。

たとえばある人が「男でも女でもある」とか「日本人でもアメリカ人でもある」いうことは

あり得ませんが,英語の品詞の分類はそのような二律背反的なものではないという点に

注意してください。

※昔の英語では,自動詞と他動詞とは違う形でした。rise(上がる)とraise(〜を上げる)の

ように自動詞と他動詞の形が異なるものが,現代英語にも少しだけ残っています。

 

「大人の英文法」のトップへ