日記帳(09年12月14日〜12月20日)
この週末は真冬の寒さという予報だったので釣りはパス。
きのうの土曜日は,昼ごろ下の娘(高3)の高校の先生と進路指導の三者面談に行った後,
センター試験を間近に控えた娘と二人で劇場版「ワンピース」を見に行った。娘は前日に
最初に受けた推薦入試の発表があって不合格だったので,気分転換ということで・・・
劇場で先着者しかもらえない『コミックス0巻』をもらったが,娘の話では先日ジャンプ本誌に
載った短いマンガをそのまま本にしただけだった,そうだ。しかしその営業効果は絶大で
福山市内では神辺のエーガル8でしか見られないせいもあって,映画館は満杯だった。
映画の中身はどうかと言うと,まあ普通の出来だったが。
今日は年賀状を作りながらテレビで高校駅伝を見た。午前中の女子の広島県代表・世羅
高校は,だいたい予想どおりの14位だった。岡山の興譲館高校は3位だったが,たすきを
つないだ5人の走者(赤松真−赤松弘−岡−戸田−菅)のうち,戸田以外は広島県の
中学の出身だ。1年生の菅と岡は去年の広島県内の中学ランクの1・2位で,彼女らが
たとえば世羅高校に入っていたら,世羅も楽に入賞できただろう。さっき終わった午後の
男子は,世羅が優勝した。案の定,松井がケガで欠場してベストメンバーが組めなかった
が,3区の留学生・カロキの圧倒的な力で逃げ切った感じ。記録から見て,カロキ抜きで
日本人だけで7人のメンバーを組んだら,5位か6位くらいだっただろう。
きのうグーグルのニュースのリストを見ていたら,「鹿児島県阿久根市の竹原市長・・・」
というタイトルが目に止まった。この人の噂は前から聞いていたが,改めてネットで検索
してみると,ものすごい人物だった。本人のブログ(さるさる日記)もすごいが,この人に
関していろんな人が書いた感想(ブログ)を読むのも楽しい。素材が実話であるだけに,
フィクションより全然おもしろい(グーグルで「阿久根市長 ブログ」などで検索すると
いろいろなサイトが出てくる)。知っている人は知っていると思うが,現代の日本で
一定の社会的地位を持つ人のうちで,これだけ堂々とムチャクチャを言えるのは,
宗教家以外ではこの人が最右翼ではないかと思う。何しろこの人は,法律を守らない。
市のある職員を独断で解雇し,裁判所でその解雇が無効だと命令されても,「役人は
法律を守っていればいいのだろうが,政治家は結果責任がすべてなので,法律を
守らなくてもかまわない」という趣旨のことを言っている。今回話題になったのは
「本来死んでいるはずの人間が,高度医療の発達のおかげで障害者となって生まれて
いる」という趣旨のことをブログに書いて(実際のブログは既に削除されている),
全国からの非難が殺到している(しかし市長を支持する意見も一部にある)という
話だ。いろんな人がいろんな意見を書いていて,2ちゃんねるのノリで市長を応援する
人々もいるようだ。とにかく「傍観者的にはおもしろい」の一言に尽きる。ゆうべは
2時間近くこの話題をネットで追いかけるのにのめり込んでしまった。この市長をどう
思うか?と問われれば,言っていることに「理」はない。しかしなにしろ市長であるから,
彼を選んだ阿久根市民の判断をとやかく言うつもりはない。その人たちにとっては
選ぶ価値のある市長なのだろうから。知らない人はぜひ一度,ネットで検索してみよう!
今日は夕方から忘年会。23日の祝日は天気が回復したら半日釣りに行きたい。