日記帳(2012年6月24日)
ここ1週間ほど,ほとんど家で寝なかった。
16日(土)は蒲刈・県民の浜に宿泊。
17日(日)は家で寝たが,18日(月)は朝の6時に家を出て東京へ出張。
18日は出版社を5件回り,19日(火)〜21日(木)は新宿のK社で打ち合わせ。
夜は毎晩飲んでいた。19日は古い友達と西荻窪で飲んで,総武線で新宿まで出たが
台風で中央線がストップしていたので,地下鉄を乗り継いでどうにかホテルへ戻った。
21日(木)は夕方の5時半ごろ新幹線に乗り,酒を飲みながら帰った。
東京へ出張するときはこれが一番楽しいが,今回は胃が疲れていたので控えめに。
22日(金)は朝から午後3時ごろまで仕事をしてから,家族旅行に出かけた。
今回のメインの行き先は,京都・嵐山。上の娘と2人で,車を交互に運転しながら
新大阪へ。行程は約3時間半。ヨメは仕事を終えてから新幹線で来るということで,
7時ごろに新大阪駅で合流。大阪に住む下の娘も拾って夕食に。駅の周辺は込むので
娘が住む場所に近い高槻方面で店を探したが,金曜日の夜ということもあってなかなか
入れる場所がない。うろうろした末に入ったのがしゃぶしゃぶの店。今回初めて知ったが,
大阪にはやたら「しゃぶしゃぶ」の看板が多い。コースで頼むと割安感があるが,結局
薄っぺらい肉の皿を追加注文するので,ふつうの居酒屋より高くつく。店の側にすれば
なかなかよく考えられたシステムだと思う。ちなみに今回の旅行でもう1つ気づいたのは,
コンビニをあまり見かけなかったこと。福山や広島の方がよっぽど多い。田舎の方が
他に競合する店がない分コンビニの売り上げが多いということか?
23日(土)は,枚方を9時過ぎに出発して,県境を越えて嵐山へ。途中で渋滞があり,
現地には10時半ごろ着いた。うちの家族旅行はほとんど毎回雨にたたられるが,
この日は曇り空であまり暑くもなく,ぶらぶら歩くには最適の気候だった。嵐山駅前の
駐車場に車を止め,バスで15分ほど山を登ってなんとか寺へ。ガイドブックの「嵯峨野
めぐり」コースの最初にこの寺があったので。ゆっくり歩いて嵐山駅まで1時間と書いて
あったが,結局その倍くらい時間がかかった。修学旅行らしい団体から,学生や年配の
グループ,車椅子に乗った人などいろんな観光客が元気に歩いていて,中心部は街中と
変わらない賑わいだった。
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最初の寺に並んでいた石地蔵 竹林に囲まれた道。人力車も多い
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嵐山のランドマーク・渡月橋 駅近くで食べた昼食
嵐山駅の近くにある天龍寺には,一番たくさんの観光客がいた。天井に大きな龍の絵が
描かれているというので,入場料500円を払って入った。確かに見事な龍の絵だったが,
てっきり昔に描かれたものだと思ったら,20年ほど前に地元の有名な画家が描いたの
だという。天井の龍の絵の横に作者の名前がなかったら,もっと威厳があったろうに。
ちなみにこのお寺は本堂と庭を見るのにもそれぞれお金を払わねばならず,全部見たら
1人1,600円。維持費とかも大変だろうが,ちょっとボッ○○リという感じもしないではない。
そんな感じで,予想どおり嵐山は観光客で一杯だった。日曜ならもっと多かっただろう。
人出の少ない平日なら,落ち着いて散策できると思う。景色はなかなかよく,風景画を
描いている人も数人見かけた。昼食はいかにもな京料理を注文。豆腐・ごま豆腐と,
いろんな具(湯葉などのおばんざい)を薬味にして食べるソウメンのセットを食べたが,
味も量も十分満足できて1,000円ちょっとと,値段も良心的だった。
1万5千歩くらい歩き回ったので一同疲れ果てて,喫茶店で甘いものを食べてから
京都駅前のホテルに夕方5時ごろチェックインした。遠くまで行くのは疲れるので,
夕飯は駅前近くで店を探すことにして,別のホテルのこぢんまりしたレストランで
2,500円のバイキングを食べた。
今日の24日(日)は,ホテルを出ていったん下の娘のアパートへ戻り,そこから車で
天王寺駅前のショッピングモールへ。昼前ごろ着いたのでレストラン街で昼食。
女連中が買い物をしたいというので,オヤジは一人別のデパートへ。映画を1本見る
くらいの時間はあったが面白そうなのがなかったので,本屋などをぶらぶらした。
ずっと探していた小路啓之の「ごっこ」1・2巻を見つけたのでラッキー(マンガです)。
3時に集合。下の娘と別れて3人で帰路につき,帰宅したのが午後7時前。
すぐに仕事場へ来て,この日記を書いている今は午後8時前。明日からまた仕事の
予定がびっしり詰まっている。この日記をアップしてからどこかへ夕飯を食べに行く。
家族の予定がなかなか合わないので旅行に行くのは年に1回か2回だが,今年は
3月の九州に続いてこれが2回目になる。久しぶりに天気にも恵まれて,充実した
2日間だった。