● 最終更新日
2009/12/30
<釣行レポート@(2001年1月〜2月)>
釣行日 |
釣行場所 |
情報提供者 |
2001/3/27 |
I
生口島・瀬戸田高校裏波止 |
倉敷のマサさん |
2001/3/11 |
H
生口島・瀬戸田高校裏波止 |
俊一さん |
2001/3/10 |
G
生口島・瀬戸田高校裏波止 |
マサミチさん |
2001/3/3 |
F
横島・釜戸(タンク)波止 |
俊一さん |
2001/2/10 |
E
岡山県玉野市・田井新港 |
倉敷のマサさん |
2001/1/28 |
D 田島・大波止ほか |
倉敷のマサさん |
2001/1/28 |
C 田島・大波止ほか |
マサミチさん |
2001/1/13 |
B 田島・大波止 |
俊一さん |
年末から2回 |
A
田島・大波止/小箱波止 |
俊一さん |
2001/1/8 |
@
倉橋島・尾曽郷の波止 |
タカさん |
I
生口島・瀬戸田高校裏波止(2001/03/27=情報提供:倉敷のマサさん)
●
休みが取れたので、今日(3月27日)、瀬戸田に行きました。
8時半くらいに波止についたのですが、平日なのに、3人入っています。ふかせ釣りです。波止の真ん中当たりに行きましたが、釣れないのか、ふかせ釣りの人がすぐにどこかに移動したので、波止の曲がり角から15メーターくらい先に釣り座を構えました。
●
今日のキーワードは、「遠投」です。でかいカキを、7メーターから10メーターくらいに沈めます。質の良くないカキは、どうしてもはずれてしまいますが、何度か挑戦するうちに、うまく沈むようになりました。おそらくチヌであろう当たりが何度かありました。しかし、合わせる前に大きく糸ふけが出て、餌を採られてしまいます。何とかあわせてみようと思い、フワー、フワー、グーと来たときに合わせました。掛かりました。アイナメの引きとは全く違います。途中で、根につっこもうとしますがこらえます。上がってきたのは、28センチのチヌでした。9時半ころでした。自分でも、感動してしまいました。
●
その後、当たりが頻発します。途中でばらしたのが2回。掛かった瞬間にばらしたのが1回。
このときの引きは、初めてのものでした。ガン、ガンといった強烈な引きでした。ひょっとして、コブダイでしょうか。払い出すような潮が流れてきたので、これだろうと思い、カキをまっすぐ沖に向けて潮に乗せていきます。当たりがあります。これはでかい!2匹目、なかなか上がりません。やっと上がってきたのは、32センチのチヌ。3匹目、唇の皮一枚に針がかりしていた、27センチのチヌ。よく、ばれなかったものだと思いました。
●
10時半くらいから風が出てきて、当たりがよく分かりません。当たりもなかったように思います。満潮後、はっきりとした当たりがありましたが、空振り。潮が走り出したので、内側で少し釣りましたが、全く当たりません。3匹も釣って、もういい、と思いました。色つきの4号の道糸に変えました。(前は透明)まるささんの言われるのが、やっと分かりました。カキの沈み方や、潮の動き方が、本当によく分かりました。でかい落としダモも、今日、初めて使いました。(イカダ竿だと、本当に上げやすいですね。)当たりも、10数回はあったでしょう。満足感で、いっぱいでした。
●
今まで、ハゼの外道で手のひらくらいのチヌしか釣ったことはありません。よくも、こんな私に釣れたものだと、驚きました。最初のふかせの人が移動した後、波止の先と、曲がり角当たりにふかせの人が入りましたが、全く当たりもなかったようです。何で、皆さん、かぶせ釣りをしないのだろうかと思いました。スカリに入ったチヌを見て話しかけてきた人がいました。明日、釣りに来るそうです。ふかせよりも、かぶせ釣りの方が釣れますよと、言ったのですが(えらそうに!)、関心を持っているようなので、少し説明をしました。しかし、今日の明日、釣れるとは思えません。(私の経験上)ホームページの話をしましたが、残念ながら、その人はインターネットをやっていませんでした。まるささん、こんな私が、チヌが釣れるまで(まぐれということもありますが・・・)、よくぞ辛抱強く教えてくださいました。感謝しています。やっと、かぶせ釣りの仲間に入れてもらったような気がしています。それにしても、・・・道は長いなあ・・・楽しみが増えました。
<コメントbyまるさ>
いや〜,おめでとうございます。私もわが事のように嬉しいです(笑)。瀬戸田のチヌは,たぶん今がハラミの最盛期でしょう。それに,最近かぶせ釣りでよく釣れているのは,やはり毎週誰かがカキを撒いて餌付けしているのが大きいと思います。去年は私1人で釣っていたので,半日で10回も15回もチヌの当たりが出るようなことはありませんでした。この波止はハゲもいるので,もう少し暖かくなってくるとハゲも期待できます。ただ,コブダイは地震の影響があるようですね。マサさんがバラしたやつはたぶんチヌでしょう。コブダイは,掛けた瞬間「ぎゅいーん」という感じで竿を持っていきます。内側で当たりがなかったのも,内側は根魚しかいないためです。なんか3月はこの波止ばっかりフィーバーしたようですが,4月中旬以降は私もいろんな波止を回ってみようと思います。とりあえず今度の週末はまた瀬戸田でしょうか。
H
生口島・瀬戸田高校裏波止(3/11)(2001/03/11=情報提供:俊一さん)
土曜日はおつかれさまでした。マルサさんはすごいですね、あの強風の中この釣果を出すなんて人間技では出来ませんよ(笑)。
私は、アタリらしいアタリなんか一度もわかりませんでした。この日は、釣れるゲレンデまで来て釣れないと言う思いをしたので、次の日もリベンジしてやると思い、帰りにフィッシュオンに行き、いかだ竿を購入した。
日曜日また瀬戸田でリベンジ開始、今日は9時前ごろ釣場に着いた。「やった、今日はまだ誰も釣場に入っていない」私は昨日と同じ波止を曲がって7〜8メートルぐらいのとこで釣りを始めました。今日は天気もいいし、潮もさほど早くない、右斜め沖にながれています。
釣りはじめて1時間ぐらいで、アタリがではじめるが、なかなかハリにかからない。3回目でやっとハリがかりしたが、ばらしてしまう。そうしているとマサさんが来た、少し雑談してマサミチ君のとなりに座った。またすぐにアタリがある、やっとのことで釣り上げたのは念願のチヌでした。それから潮止まりまで15回ぐらいアタリがあるがバラシが3回、釣れたのは23〜31センチまでのチヌが4匹釣れました。チヌのアタリを合わせるのは難しいですね、早合わせだとハリ掛りしないし少し待つと餌を取られてしまいます。早くカブセの達人になって、マルサさんの釣果に追いつきたいです。
<コメントbyまるさ>
ご立派!これだけ釣れれば,チヌについてはほぼ要領がつかめたことでしょう。あとはフッキングの確率を上げるだけです。私より上手になるかもしれませんね。かぶせ釣りの究極のターゲットはハゲですので,次はハゲに挑戦してみてください。ハゲを2ケタ釣り上げたら,かぶせ釣りは免許皆伝です。
G
生口島・瀬戸田高校裏波止(3/10)(2001/03/10=情報提供:マサミチさん)
今日は潮が絶好なので瀬戸田に行くことに(マルサさんいるかな)
6:30にかきを調達に、8:00まえに到着。マルサさんらしき人を発見。まずはあいさつ。お会いするのは初めてだがよく知ってる人のように感じた。文面よりも優しそうな人でした。
しかし天気予報どうりかなりきびしい風が吹いている。釣り座もL字の先はマルサさんをはじめフカセの人が3人しかたなくL字の手前に釣り座を構えた。右に左に潮は速い 遠投すると遙か沖まで、よわった。足下に落としたり左右に沖に、いろいろ試してみた。するとたまに潮がゆっくり流れる時がある。その時を見計らってサシエを投入。なんとか底までサシエが届くようになった。
瀬戸田の攻略に手返しを早くとマルサさんが書いていたので、着底から2分位でサシエを交換する。何回めかに着底したのに竿先がおじぎをした、反射的にしゃくる、根掛かりかと思ったが右に走る。釣りキャリアが浅いので何がかかったが全然わからん。とりあえずばらさないように慎重にまきよせる。なんと夢にまでみたチヌ。苦節4ヶ月ついに本命ゲット。うれしい。 釣ったというより釣れた感があるがとにかくうれしい
ちなみにハリス2号 チヌ針2号でした
そのあとはさっぱりでした。
しかし、あの強風のなか十数回もあたりを察知し、何匹もつり上げていたマルサさんはやっぱりすごい。またどこかでお会いしたらよろしくおねがいします。チヌの画像も送ります。圧縮ソフトを持ってないので重いかもしれません。
<コメントbyまるさ>
このチヌ,42cmくらいですか?立派な型です。苦節4か月ですか〜,おめでとうございます。この日は過酷な条件でしたが,合わせのタイミングを測れるような条件で釣ると,かぶせ釣りのチヌは本当に面白いです。カキで釣れるチヌはふかせ釣りより型がいいことが多いので,もっと大きいのも狙ってください。またお会いしましょう。
F
横島・釜戸(タンク)波止(3/3)(2001/03/04=情報提供:俊一さん)
●
3月3日土曜日、今日は朝から須波に行く予定でしたが、天候も余りよくなさそうだし、満潮が4時と遅いのでいつもの田島、横島方面に行くことにしました。干潮時から釣るということで、水深がけっこうあるタンク波止で釣る事にしました。釣り場に着くと、先客が二人います。ブッコミの2本バリでカキを付けて釣っていました。聞いてみると、コブダイらしいアタリが1度あっただけでした。もう上げの潮が動きはじめていたので釣り場をすぐ決め釣りを開始しました。5分ぐらいでアタリがあり、となりのおじさんと、竿先を見ながら(ん〜このアタリはハギじゃな、ん〜アイナメ
かな)と釣り上げる前から魚の判別会。そうしていると、少し大きめに引いたのですぐ合わせ(アイナメですね、ん〜アイナメじゃな)と上がってきたのは、20センチぐらいの小型のアイナメでした。一投目からアタリがでるのなんか久し振りです。二投目を入れまたすぐアタリです(ピクッ、フワー)そのままです。あ〜カキが取られたと思っていたら、スーと竿先が曲がったのですぐ合わせました、竿を上げると浮いてくるのでリールを巻くと魚がピカリ、もしかするとチヌ?海面まで上げてみると真ダイ、かなりビックリ。でもすこし尾が丸いので養殖っぽいなぁと思いながらも、けっこう興奮ぎみ。満潮まで釣ったがアタリはそれだけでした。家に帰りタイをさばくと天然と判明、嬉しい釣果でした。
<コメントbyまるさ>
いや〜,恐れ入りました。マダイは35〜6cmありますね。私も波止でのかぶせ釣りでこのサイズを上げたことはありません。おめでとうございます。偶然を強調するつもりは全然ないのですが,いろんな理由でこのマダイは貴重な1尾です。俊一さんはよほど強い星のもとに生まれておられるのでは。私は最近こそタンク波止へはめったに行かなくなりましたが,かつてここへ通いつめた時期があります。その頃は今よりたくさん魚もいましたが,それでもここでカキでマダイを釣り上げたことはありません(投げ釣りでは今でもちょくちょく上がっています)。ましてこの時期ですから。マダイとチヌの釣期はほぼダブりますが,この波止のチヌが釣れ始めるのは例年4月20日過ぎごろからです。私は1〜3月にこの波止でチヌを釣ったことは一度もないし,他の人が釣り上げているのを見たこともありません。さらに言うなら,この波止の時合いは満ち7〜8分ごろの,速い潮が当木島方向へ流れるときですから,干潮前後に釣れるのは極めてまれなことです(コブダイ・ハゲは干潮前後でも釣れます)。なんにせよ,ご立派!なお,この記事を見て「よし,オレもカキを持ってこの波止へ行こう」という方もおられると思うので,参考までに補足しておきます。1〜3月の平均的な釣果は,コブダイ1〜2尾といったところです。今月末ごろから釣果が上向き,いい日にはコブダイが5〜6尾釣れます。チヌの盛期はゴールデンウィークの前後ですが,なにせ釣り座が狭いので3〜4人(いいポイントは2人まで)が限度です。かつてこの波止は根魚の宝庫であり,冬場はアイナメがよく釣れていましたが,場荒れした今では30cmオーバーはほとんど上がりません。また西風に弱いので,風のある日はやめた方がいいです。重いカキを引きずって行ったはいいが場所がいっぱいで入れなかった,という悔しい思いをしたくないことも,私が最近この波止へあまり行かない1つの理由です。
E
田井新港(岡山県)(2/10)(2001/02/20=情報提供:倉敷のマサさん)
●
2月10日、田井新港へ行って来ました。8時頃についたと思いますが、投げ釣りの人のラインが右に直角に走っています。話を聞いてみると、いつもこんなものとのこと。角を曲がった所の方がいくらか緩いだろうと言われるので行ってみましたが、カキが底まで届きません。流れ続けます。どうにもならないので内側で釣ってみましたが、3メーターくらいしかありません。全く当たりなし。満ち潮は速いとは聞いていましたが、これほどとは。2時間ほどしてもどうにもならず、新港の他の所を見に行きました。南に行き曲がったあたりが少し緩そうに見えたのでどうしようかと思っていると、40センチほどのチヌが岸壁近くを泳いでいます。よく見ると、しっぽの方を怪我をしているようでした。いるじゃあないかと思い釣りだしましたが、しばらくしてカキがごろごろ転がっていき止まりません。満潮を過ぎ、もとの所へ帰りました。緩くなっていましたが、カキが転がって止まらず、やめて帰りました。
●
大潮の後の中潮で、潮が速かったのだろうかと思い、2月18日、同じく田井新港で午前7時から釣り始めました。30分くらいは潮が緩く(カキが底につくまでに、右に30センチ)釣りやすい。(当たりはありませんが)満潮は8時40分。満潮前、今よりもっと緩くなり当たりが!と思っていたのですが、何と潮が左に走り出します。底は分かるのですが、少し糸を出すといくらでも転がっていきます。満潮まで同じような状態。我慢できず、宇野港1万トンバースへと移動。しかし、ここも同じような状態。日比港へと移動。緩いところもあり、釣るが全く当たりなし。もう帰ろうかと思いましたが、気を取り直しもう一度田井新港へ。緩い。しかしもう、海がべたべた。いやな予感が。周りはほとんど帰っています。当たりません。
●
しばらくして、おじいさん(元気がいい)が話しかけてきました。いろいろと話して分かったこと。
@
田井新港でコブダイを釣った人を見たことはない。(会う人ごとに聞いてみたが、どうも田井新港では今まで上がっていないようだ)
A
日比港では、5〜6年前から上がっている。暖かいときのチヌ釣りの外道で釣れており、はなから食べないという人もいるが、洗いにして食べたらうまかったとのこと。
B
グレは、田井新港、日比港共にいる。(5〜6年前から)日比港ではサンマもいる。また、アオリイカの大きいのやマイカも釣れ始めた。
C
5〜6年前から太平洋の魚が入ってきているようだが、理由は分からない。
D
日比港にいるコブダイが、なぜ田井新港にいないのかについては、日比港の近くには本船航路があるが、田井新港の近くにはないからではないか、とのこと。
E
おじいさんの家は、日比港である。日比港のコブダイのポイント(チヌ釣りのポイント)は、波止が曲がった角で、潮がぶつかり合って沖へ払い出して行くところだ。(絵を描いてもらった)ただし、今はほとんどだれもチヌ釣りをしていない。暖かい頃はたくさん餌をまいていたからコブダイが来ていたのではないか。
F
三原の須波には何度か行ったことがある。片道2時間半かかったが。あそこも大きいコブダイが釣れる。水の透明度が違う。
G 日比港は、ここより潮が速い。(え!・・・・)
●
4月にはマイカを釣りょうるからいつでもおいで、と言われたが、すぐに行った。おじいさんの軽トラは、すでに日比港にあった。教えてもらったポイントにカキを入れると、飛ぶように流れた。こりゃあどうもならんなあと思っていると、おじいさんが現れ、左の方は緩い、まあがんばって。
左の方に仕掛けをおろし、いくらかたったころ、例のポイントに行くと緩い。干潮前後であったのだろう。さっきとは全く違い仕掛けが底についた。しかし当たらない。1時間くらいたってだろうか。仕掛けが右に走る。底は分かる。しかし、いつまでも転がる。ついて行く。でも、これでは撒き餌ができない。 うーーーん、困ったもんだ。
● いくつか質問を、お願いします。
@
波止を、いくつかまわってみましたが、私は、どうも潮の速さに翻弄されているような気がします。釣れるかどうかというよりも、釣りになるかならないかというところで四苦八苦しています。「カキを落としたところから1メーターまで」ではすまないことの方が多いのですが、何か良い方法はないものでしょうか。(一番重たいカキでカラも半分ぐらいしか破らずやってみましたが、転がっていきます。
A
転がるといっても、程度があります。全く底取りができないのはだめでしょうね(たぶん)。流れるのだが、底は分かる。少しラインを出すと流れるというのは、どうなのでしょう。よくあるのですが。それがずうっと続くのですが。今日は追いかけていってみました。途中、あほらしくなってやめました。そこで止めて待った方が良いのでしょうか。釣りになる、ならないは、どのあたりで判断したらよいのでしょうか。
B
宇野近辺での投げ釣りでは、30号以上のおもりをつけて投げています。竿もごついです。潮によっては、竿に対してラインが直角になっていることが多いです。潮の速いところでは、どのようにすればよいのでしょうか。潮がゆるむ、満干潮前後をねらって、ということになるのでしょうか。2000年2月の釣り日記を見直してみましたが、潮がゆるむ時間帯をじっと待って、でかいのを上げておられていますね。やはり待たないとだめなのでしょうか。潮が動かなければ、動かないで釣れないような気もするのですが。
●
今週の土曜日の大潮の瀬戸田は、釣りづらいでしょうか。宇野近辺、ボーズ3週連ちゃんは、覚悟していたとはいえ、厳しいものがあります。この時期、最も可能性がある所へできたら行ってみたいと思っています。教えてください。よろしくお願いします。
<コメントbyまるさ>
マサさん,今回もいろいろと情報ありがとうございます。速い潮への対処の仕方については,「かぶせ釣りに関するQ&A」のページに載せておきました。ちょっと補足しますと,糸がどんどん出ていくような潮だとちょっと難しいです。カキが底に着いた段階で転がらない状態,というのが限度でしょう。しかし,田井新港にせよ日比港にせよ,場所あるいは時間帯によって潮が緩いケースもあるようなので,それを狙ってみるといいと思います。あちこち移動すると結局一番よい時合いを逃すことになりかねないので,潮が止まりそうな時間帯(特に満潮前後)を狙って1か所で粘る方がいいかも。どのみち冬場の時合いは一日のうちで1〜2回しかありません。1尾でも釣れさえすれば,その波止の釣れるパターンがだんだんわかってきます。私も本格的にかぶせ釣りを始めた年はボウズの連続でしたが,各波止の情報を自分なりに収集した結果,今では丸ボウズということは年に1,2回あるかないかです(その代わり釣行場所は慎重に選びますが)。ところで,今度の土曜日(2月24日)は瀬戸田高校裏の波止へ行く予定です(日曜日が所用で釣行できないので)。この波止のベストの潮は,午前9時〜11時頃に満潮を迎える潮です。24日は昼ごろが満潮なので,条件としてはいいです。あそこなら,半日釣れば全く当たりがないということはまずありません。ただし最もよくヒットするのはドデかいコブダイなので,獲物を持って帰れるかどうかは保証の限りではありませんが・・・(笑)。もし現地で見かけたら,声をかけてください。私はたいてい波止の中央付近で青いクーラーに腰掛け,左手にイカダ竿を握って釣っています。
D
田島・大波止ほか(1/28) (2001/01/28着=情報提供:マサさん)
初めまして
倉敷のマサです。かぶせ釣りで、やっとまともな?のが釣れました。
●
1月28日 お昼の満潮頃 田島・大波止外向き
● アイナメ 32.5センチメートル
● 磯竿 5.3メートル スピニングリール
● ハリス2号1ヒロ 針チヌ3号
● 竿先の下
9時前から釣りだしたが、当たりがあったのが満潮頃。コツンと2回きて、フワッとなってあげたが、根がかり。これは何かいると思い、数分後、コツッときた瞬間かけたが根がかり・・・と思ったが、少しだけあがってきたので急いでリールを巻くとあがってきました。その後、風が強くなったので、帰りました。波止で、こんなに大きなアイナメを釣ったのは初めてです。かぶせ釣りは、すごいですね。
1月13日だったと思いますが、下津井の瀬戸大橋の下あたりでかぶせ釣りを初めてしてみましたが、潮の流れが速すぎて釣りになりませんでした。あそこは、でかいのがいそうなのですが。その後、大畠漁港に行きましたが、そこも潮が速く、少し中に入ったところでかぶせ釣りをしました。
●
1.6メートル筏竿・両軸リール・ハリス1号・針3号。
●
結果:20センチ弱くらいのアカメフグ(たぶん)2匹と、ギンポのなかま(と思われる)1匹。(両方とも、今まで釣ったことがない。)
1月21日(だったと思う)
●
家から車で5分の、玉島E地区に行き、かぶせ釣り。
● 結果:丸坊主 当たりもありませんでした。
で、今日が3回目でした。これで、釣れるのが分かりました。今後が楽しみです。
今日、大波止で満潮前に少し話して帰った方、このHPのことを話したのですが、ひょっとして、俊一さんではないですか?もしそうだとしたら、あれから10分位してアイナメが釣れましたよ。
あー、コブダイが釣りたかった・・・。コブダイも、水温が下がったら、釣れなくなるのですかねえ。もっと南へ行かなくては釣れないのでしょうか。
<コメントbyまるさ>
おめでとうございます,マサさん。チヌはふかせ釣りでも釣れますが,コブダイ・アイナメの良型を釣るなら投げ釣りやさぐり釣りよりもかぶせ釣りに断然分があります。近年30cmオーバーのアイナメはなかなか釣れないので,今回の獲物は貴重だと思います。これからもご報告お待ちしています。なお,下のメールでおわかりのとおり,マサさんが会われたのはやはり俊一さんたちのようですね。お互い今後ともよろしくお願いします。
C
田島・大波止ほか(1/28) (2001/01/28着=情報提供:マサミチさん)
初めまして
俊一君とともに家庭をかえりみず毎週釣行しています。今週も土日と田島に行きました(先週も行きましたが)。このところあたりがなく坊主がばく進中です。しかし、他の人もあまり釣れてる様子もありません。昨日の仇をと張り切って田島の大波止に、先客が7名、手前2人はフカセ、その後3人がなんとかぶせ釣りをしてました。私たち以外でかぶせをしているのを初めてみました。一番先端から少し手前に釣り座をかまえ釣り始めたのが午前9時満ち2分位。先端の人が帰ったので移動(昨日初めて先端で釣った、リリ−スメバル1匹だった)あっとゆう間に正午になった。あたりなし。北西風が強くてビギナ−にはかなりきつい。満潮をまたずに断念、田島東側のクレセントビ−チに避難。ここは3.4回きたがほとんど釣れたことがない。釣り人もほとんど見たことがない。釣りはじめたが、やはりあたりなし。風も始めはおだやかだったが次第に強くなりまたもや坊主かとあきらめかけたとき待ちに待ったアタリがきた。アイナメだった。20センチ位 ここにも魚がいることがわかった(ここは塩分濃度が死海並みに濃くて魚が住めないのかと思っていた)その40分後2匹目のアイナメをゲット。これは28センチ。4時30分で納竿。晩飯はさしみと煮付けにした。そういえば大波止でかぶせをしていた人のうちのひとりと話をしたらこのホ−ムペ−ジを見てかぶせ釣りを始めたらしい。すごい影響力ですね。毎回更新を楽しみにしてます。
<コメントbyまるさ>
初めまして,マサミチさん。なんか28日は私より皆さんの方が立派な釣果を上げておられるようですね。上のマサさんのお便りにもありますが,だいたいこの時期は満潮の前後が時合いになります。昼ごろ満潮になる潮の場合,朝のうちにカキを採っておいて,お昼前後を集中的に攻めるといいと思います。ところで,私は例年4月の下旬から5月中旬ごろにかけて集中的に田島の天神波止に釣行するので,その頃には確実に皆さんとお会いできると思います。
B
田島・大波止(1/16) (2001/01/16着=情報提供:俊一さん)
「こんにちは、今週は土曜日(1/13)に、田島の大波止に友達と行って来ました。SATOUさんが来てるか見回しましたが、先客が一人フカセ釣りをしているだけでした。今日は田島も風がなく釣りやすい一日でした、朝は9時から釣りはじめ、すぐアタリがあったので合わせたら20センチぐらいのカワハギでしたが取り込もうとしたときに落としてしまいました。(今でも心残りです) それから2時までアタリなし。ちょうど潮止まりぐらいにやっとアタリがあったのですが強烈な引きでハリス切れ、その後すぐにもう一度アタリがあり45センチのコブダイが釣れました。久々に大物なので家に帰ってデジカメで撮影しました。通りすがりの人が横山の大波止でもこれぐらいのコブダイが釣れてたといってました、その日のアタリはそれだけでした。大波止は満潮前がいいみたいですね。しばらく大波止に通う予定です、そろそろチヌが来ないかと思っているのですが、コブダイも楽しいので当分はコブダイ狙いでがんばろうと思います。」
<コメントbyまるさ>
おめでとうございます,俊一さん。この釣りを始めて間もない人がハゲを掛けるのは珍しいことで,なかなかスジがいいですよ(笑)。田島大波止はコブダイの魚影が濃いところですが根がかなり荒いため,私がふだん使っている短竿だと45cm級でもちょっと分が悪いです。ここはチヌ釣り場としても有名ですが,厳冬期はいかにカキでもよほど運がよくないと難しいでしょう。これから2〜3月は田島・横島ではほとんど魚が釣れない時期であり,私もかぶせ釣りを始めるまではこの時期は釣行しませんでした。ちなみに,この時期一番確率が高いのは横島の釜戸(タンク)波止です。2月中に一度釣行して「釣り日記」に出そうと思ってます。
A
田島・大波止/小箱波止(年末〜) (2001/01/09着=情報提供:俊一さん)
年末から2回釣行して,かぶせ釣りで30cm級コブダイを3尾ゲット。お友達もカキで15cm級のカレイを釣られたとのこと。大波止ではハリス切れ3度の後に1尾を釣り上げ,小箱でも2回ハリスを切られたそうです。どちらの波止もコブダイの魚影は濃いですが,取り込みにはある程度の慣れが必要です。大波止(南向き)の場合は,10m沖でもまだ根が荒いのでどうしても根掛かりが多くなります。小箱波止(北向き)の場合は根掛かりはさほどでもありませんが,波止の下に穴が開いている(潮が通す)ので,足元に潜られたらハリスが切れてしまいます。こうした波止での釣り方についての詳細は「かぶせ釣りに関するQ&A」をごらんください。
@
倉橋島・尾曽郷の波止(1/8) (2001/01/08着=情報提供:タカさん)
1月8日に倉橋島へ釣行。カキは安芸津で採取されたそうです。最初は須川漁港の内側で30分もしないうちに29cmのコブダイを釣り上げ,その後尾曽郷の波止へ移動。2時間で5回,大型コブダイらしき魚がヒットしたものの,ハリス切れで全部取り逃がしたとのこと。当日のタカさんの仕掛けは次のようなものだそうです。
・竿:以前チヌ釣りに使っていた4.5m・1号の磯竿
・リール:安物のスピニングリール
・道糸:2.5号のPEライン
・ハリス:2号フロロカーボン
・鈎:チヌ鈎3号
<コメント
by まるさ>
アドバイスを少々。コブダイ狙いなら竿はこれで十分だと思います。もし「当たりはあったがハリ掛かりしなかった」とか「いつの間にかサシエを取られていた」というケースがあったら,それはアイナメです。こんなときは短竿に切り替えて正確に合わせるのがベターです(かぶせ釣りで釣れるアイナメは良型が多いです)。コブダイの場合はカキをカラごと飲み込むので,どんな竿でも当たりがあればたいていハリ掛かりします。長竿ならスピニングリールでも大丈夫でしょう。道糸のPEラインについては,PEは引っ張る力への耐久性は強いですが根にこすれると切れやすいので,むしろ根ずれ用に強化したナイロンかフロロカーボンの方がよいかも。根ずれが起こったとき,ハリスと道糸(PE)のどちらが切られているかを確認してみてください。ハリスは2号だと厳しいです。最低でも3号。食いは多少落ちますが,魚影の濃いところならケプラーがいいでしょう。魚が根にもぐろうとするので,ハリス部分のケプラーはけちらず最低でも1mくらいは取った方がよいと思います。ハリは,50cmオーバーのコブダイを相手にするならチヌ鈎よりグレか伊勢尼をお勧めします。
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