<釣行レポート(2002年3月−抜粋)>
釣行日 |
釣行場所 |
情報提供者 |
2002/3/28〜4/1 |
H
生口島・瀬戸田高校裏波止ほか |
倉敷のマサさん |
2002/3/28 |
G
生口島・瀬戸田高校裏波止ほか |
マサミチさん |
2002/3/24 |
F 佐木島・鷺港波止 |
たか坊さん |
2002/3/16 |
E
生名島・生名港埋立地波止 |
井原の陽二さん |
2002/3/17 |
D
生名島・生名港埋立地波止 |
倉敷のマサさん |
2002/3/17 |
C
三原市・須波フェリー波止 |
フルカワさん |
2002/3/16 |
B
三原市・須波フェリー波止 |
友井さん |
2002/3/9 |
A 生名島・深浦波止 |
倉敷のマサさん |
2002/3/7 |
@ 生名島・深浦波止 |
マサミチさん |
※
ピンク地は,『月刊マサ情報』です。
H
月刊マサ情報 4月1日特大号 (2002/4/1着)
倉敷のマサです。
実は私、去年一年間ずーーーーと考えていたことがあります。
「かぶせ釣りのハイシーズン、『釣り三昧』をしたい!」
で、いつがハイシーズンか考えていたのです。
4月から5月のゴールデンウィークあたりかとも思ったのですが、
1月に瀬戸田で釣ったチヌを食べて、考えが変わりました。
やっぱり冬から早春ではないかと・・・。
となると、私の仕事の都合から考えると3月終わりから4月の始め・・・。
休みを取っても、誰にも迷惑を掛けることはない・・・。
フカセもほとんど入っていないだろう。
勝手に「かぶせ釣りのハイシーズン」を決めた私、決行しちゃったのです。
まずは、3月28日(木)。
実は実家の兄嫁から、「26日に息子が名古屋から帰郷するから・・・」と言われているのです。
まあ、何とも魚が好きなやつでして。
どう考えても、「魚を釣ってきて!!」としか、翻訳できないではありませんか!
その証拠に隣で私の母が、「プッ!」と、吹き出していました。
私、こういう釣り、あんまり好きではないんですがねえ・・・。
着いたのは、生名島、真ん中の波止(生名港左手)の最先端。
タックルは、いつもの1.8メーターイカダ竿に2号ハリス、3号チヌ針。
まあ、ここの潮、ネコの目のように変わりまっせ!
右にピューンと流れたと思ったら、次の瞬間左に流れっぱなしになったり、沖に払い出したりで、
何ともまあいそがしい!
第1投、当たり。
上がってきたのは何と、うまづらハギ、26センチ。
うれしかったですねえ、この大きさ、初めてです。
次の当たりは・・・予想通り、コブダイ!
ハンパじゃあありませんぜ!
勝負になりません。
足下で掛けたヤツなんざ、掛かった瞬間「ビューーーーン」とドラグを締め切ったはずの
リールから道糸を波止の中に向かって出しまわり止まりません!
この波止、中に穴が空いとるん?
少し沖で掛けたヤツと、やっとやり取りをさせてもらえます。
岸壁に突っ込んできたり、波止内側に突っ込んで来たりするのをかわし、やっと上げます。
60センチコブダイ。
この前、66.5センチに、今日は60センチか・・・、「運が良ければ、2号ハリスでも
60センチ台のコブダイを上げられる」ことがこれで実証できたような気がする。
カキが無くなったので車に補充に出かけると、前からどこかで見た二人組。
俊一さんとマサミチさんでした。
瀬戸田経由で来られたとのこと。
二人でチヌ4匹を上げられたとのこと。
さすがである。
しばらく釣るが、コブの当たりもなくなっていく。
長い波止に移動。
アイナメ22センチが3匹、ホゴ18センチ、コブダイ27センチが上がる。
俊一さんとマサミチさんが帰られた後も粘ったが、当たり無し。
実家に寄り魚をおろして家路につくが、どうも釈然としない。
コブダイの60センチがおったのでどうにか格好はついたが、誰が考えてももう一種類
魚が足りない。
3月30日(土)、考えに考え抜いて(ウソです)、背水の陣!
チヌを釣るなら、もう瀬戸田しかない!
行くからには、目標を決めていこう!
「40センチオーバーを含むチヌ5匹!」
久しぶりの瀬戸田!
雰囲気良し!
流れ良し!
撒き餌をして、ゆっくりと準備にかかる。
「さあて、釣るか。」
「・・・エ!・・・は、速い!!!」
いつの間にか、流れが速くなっている。
もう、引きの「飛ぶ潮状態」です。
どこまでいっても、刺し餌が止まりません。
一瞬緩んだ時、当たり。
31センチのチヌ。
左に流れて無理矢理止めて、当たり。
ていねいに上げます。
40センチオーバーのチヌだと思っていましたが、上がってきたのは42センチのコブダイ。
満潮前になっても潮が止まらないので、仕方なく足下に投入。
右に流れ、当たり。
35センチのチヌ。
引きの潮に乗せて、32センチのチヌ。
その他、ホゴ20センチ、カレイ20センチが上がります。
普段ならここで帰るのですが、まだ40センチオーバーのチヌが上がっていない。
○○島、長い波止の引きに期待します。
沖合に潮目が出ています。
雰囲気、最高!
遠投の竿に期待しますが・・・、コブダイの当たりちょびっと。
勝負にならず・・・。
風がやみ、足下の1.5メーターイカダ竿が少し揺れている。
小さい当たり。
合わせると、でかい!
やり取りをし、やっと上がってきたのは銀色!
42センチのチヌ!
最後にアイナメ20センチを上げ、実家に寄り帰ります。
・・・何とか、といったところですね。
もう、こういう釣り、したくないなあ。
3月31日(日)、タクさんと生名島埠頭用地波止。
今日はタクさんが3メーターのチヌを釣り上げる予定なので、私は「散歩」。
ほとんどカキも撒かずに、刺し餌も入れっぱなし。
・・・が、ハゲの当たり!
がぜんやる気になり、集中する。
何回目かの当たりで、掛かる。
重い!
上げてみると、26センチの腹のでかいハゲ。
よーし!かぶせ釣り2年目の私、2匹が目標!
ハゲと格闘していると、初めてお会いする地元の方が隣に座り、話しかけてこられる。
この方、岡山のアサさんの言われていた「10年前から船でかぶせ釣りをしていた人」。
どうもアサさん、昨日もここに来てチヌをあげた模様。
おいさん、置き竿にしていた1.8メーターのを見て、「ワシにもやらしてえ」とのこと。
隣でおいさん、穂先に集中。
おいさん、刺し餌から針が出ているので聞いてみると、「チヌは吸い込むけえ、けえで
ええんじゃ。」とのこと。
やっと次が掛かります。
おいさんにタモ入れしてもらい引き上げます。
26センチのハゲ。
何度かお会いした菅原文太に似たおいさんも登場し、3人で世間話。
「船でカブセ」のおいさん曰く。
「ワシの隣の家が空いとるけえ、貸しちゃろうか・・・。2900円でええで。」
一日2900円じゃったら、一ヶ月で、ええと・・・・。
「一月2900円じゃが!」と、文太のおいさん。
冗談だとは思うんですが、一瞬私揺れてしまいましたがな。
一ヶ月の家賃が2900円じゃとすると、水光熱費を入れてもたいした額にはならん・・・。
週末、金曜日の夜に家族でここに来て、日曜日に帰る・・・。
子どもに釣りを教えたり、島の施設を使って遊んだり、因島に渡って遊んだりする・・・。
勿論私は、「時々」釣り「も」する・・・。
釣れた魚は、少しは食べるが、リリースするか、地元の方に差し上げる・・・。
・・・この島に拠点ができると言うことは、もっと遠くの島にも行ける・・・。
「しまなみ海道全島制覇!」も、現実の射程に入ってくる!
「家を建てたら・・・」から、「別荘を建てたら・・・」の後は、「家を貸しちゃる・・・」・・・か。
何て良い島なんだ!!
楽しい空想に耽っていると、おいさん、「ありがとう」と言って、先端の地元の人たちのところへ行く。
しばらくして、私の方を見ておいさん、何かおらんでいる。
「え!何?」
「・・・ワシの船を貸しちゃるけえ、そこの波止(真ん中の)の前に掛けてカブセをして見るか?」
「・・・ええ、ええ!今日はここで釣るけえ!!」
いやあ、この島の人の言ようること、冗談か本気か、区別が付かんのんですよ。
・・・ワシも、人のことは言えんけど・・・。
当たりが無くなり、外側に移動。
しばらくして、コブダイの当たりが出だした。
左にゆっくりと泳いでいくヤツとやり取り。
沖に出たので、上がりそう!
60センチあるなしと言ったところ。
中層まで上がってくる。
俊一さんがタモを持ってくる。
・・・バラシ。
ちもとで切れていた。
2号ハリスででかいコブダイと対峙する場合、「チヌを上げる調子」でていねいに
やりとりしないと、たいていの場合、ちもとで切られる。
しかし、あんまり慎重になりすぎると、潜られて根ずれで切られる。
うーーむ、まだまだだなあ。
引きは、みんなで長い波止に移動。
私はコブダイのバラシが少しあったくらいでしたが、さすが俊一さん!
「チヌじゃ!」の声に、みんなの目が集中!
上げるは、上げるは、もうみーーーんな「ピンクのチヌ!」
俊一さん、冗談抜きにどうやったらそんなに「ピンクのチヌ」を上げることができるのか、
教えてください!
何か、「刺し餌と撒き餌を同調させる」と言われていましたが、どうやってするん?
4月1日(月)、瀬戸田。
この前の瀬戸田、どうにも納得がいかない。
まるささんは、今が瀬戸田のピークだと言われる。
潮が緩かったら、もっといけるはずだ!
今日は、足下から攻めていく。
マサミチさんは、5メーターくらいしか投げずにチヌを上げたと言う。
ナゴヤフグ2匹。
・・・どうも、ハゲの当たりか、フグの当たりか、区別が付かない。
この前ほどではないにしても、今日も潮が速い。
刺し餌がどこまでも流れていく。
少し緩んだとき、チヌの当たり。
上がってくる様子も、間違いなくチヌ。
30センチ無いくらい。
中層で、バラシ。
無理矢理止めて待つと、「ガツン!」
コブダイの針はずれ。
満潮前、払い出す潮がやっと出る。
「これ!これを待ったったんじゃが!」
ある程度沖に行き、止まる。
予想通り、着底すぐにチヌの当たり。
ていねいに、ていねいに上げてくる。
29センチのチヌ。
払い出しの潮、本日これにて予定終了。
満潮潮止まりになっても、ハゲかフグの当たりのみ。
このまま帰っては、『釣り三昧』にはならない!
釣れようが釣れまいが、満足するまで釣るのだ!
生名島、長い波止。
何かもう、フェリーのおいさん、私の顔を見たら笑って挨拶してくれるようになっちゃった。
足下と遠投。
足下で当たり。
でかい!
掛かった瞬間、ハリス切れ。
コブダイか、アイナメか、チヌか、全く判断がつかず。
遠投にコブダイの当たり。
かけた瞬間、道糸切れ。
ちょうど4時、足下で連続の当たり。
20センチと15センチのアイナメ。
カキも無くなってきたので、さあて帰るか。
アイナメをリリース。
今日は、いくら魚が釣れても持って帰らない予定だったので、チヌは誰か
地元の人にあげようと思っていたが・・・、誰も来ない。
・・・そうだ、「ピンクでないチヌ」が良いと言っていた俊一さんにあげよう!
今日は、俊一さん瀬戸田におるもんだと思っていたのに、いない。
ここにもいない。
家に持っていってあげようとも思ったが、家がわからない。
で、しょうがないからリリースしようと思ったんですが、やっぱりもったいないから
持って帰りました。
みなさん、この時期のチヌ、いくらくらいか知っています?
おばあさんに頼んで、魚屋のHさんに聞いてもらったところ、何と、「35センチで5000円!」
「45センチで7000円〜8000円!!」で出とったとのこと。
そりゃあ、今のチヌ、うまいですもんね!
あ!言うときますが、のっこみ後半のチヌ、いくら大きくても、全部1000円位にしかならんそうですので。
私、1月の瀬戸田のチヌから今日のチヌまでで、ハイウェイカード、結構買えたみたいですね。
と言うことで、自分と周りを納得させて、また行くのだ!!
年に一度の『釣り三昧』、ああ!楽しかった!!
追伸:こんだけ行くんじゃったら、○○島に泊まればよかった・・・。
<コメント by まるさ>
1週間に4回!で,チヌにコブダイにアイナメにカレイにホゴにハゲですか。
ほとんど漁師さんではありませんか。
もう,しばらく休んどいてください,マサさん。
これ以上釣ると,たたりがありますよ。
でも,3月30・31日のレポートはもっと来るかと思ってましたが,
どうやら好釣果を上げたのはマサさんだけだったようですね。
ハゲが当たるんなら,今度の週末は■■島か・・・。
チヌもまだ美味いと思うけど,やっぱりハゲが釣りたい。
最後の写真のは,2匹ともクジメですね。
「家を貸してくれる」話,ちょっと惹かれますが。
釣った魚を調理して食える場所があったら最高です。
夜釣りもできるし。
でも,自宅に帰らんようになるかもなあ。
G
マサミチさんからのお便り(2002/3/28着)
平日なのに釣りにいってしまいました。マルサさん、すみません。けしてさぼった訳でなく、
神様からのお告げがありまして。「瀬戸田に行け、瀬戸田に行け、チヌおる、チヌがおる」
こんな感じでした。
6:30ぐらいに瀬戸田着。さすが平日、だれもいません。角から5・6mの所に釣り座を構える。
隣に俊一君。久しぶりに風に悩ませられずに釣りができそう。
潮もいい感じで流れている。
満ち2分ぐらいで俊一君にアタリ。引きを楽しみながらゆっくり上げている。チヌ28cm
その後30分位して私にもアタリ。チヌ28cm。続けて30cm。次が26cm。
しかし、瀬戸田で釣られた方ご存じですが、満ちの藻&ゴミ。これになやまされここで
瀬戸田を断念。○○島に移動。
本当は真ん中の波止の満ち上がりを攻めたかったが、神様の思し召しで、引き潮を釣ることに。
現地に着くとなんと先端に2人も。しかも見覚えのあるブル−の巨大な箱が・・・
(多分この波止と中央の離れ波止を陸続きにするための建設資材が入っていると思われる)
マサさんでした。
すでにコブとカワハギをゲットしオ−ラを巻き散らかしておられましたが、貧乏神2人組の
パワ−でそのオ−ラを封印し1時間ほどのどかな時間をマサさんにプレゼント。
その後大きい波止に仲良く移動。潮はかなりいい感じ 期待大
俊一君にアタリ。引きから見てチヌか?コブでした。32cm。これくらいのサイズは
チヌとよく似た引きをするので魚影が見えるまで判別しずらい。
その後マサさん一人大活躍。貧乏神パワ−もここまで。カキもなくなり2:30撤収。
まささんは居残り。
まささん、早く因島まで歩いてわたれるようにして下さい。
<コメント by まるさ>
マサミチさんのデジカメが電池切れということで,写真はマサさんから
送っていただきました。チヌのランキングサイズは一応30cm以上なので,
マサミチさんの30cmだけとりあえず入れておきます。
私は今度の休みは倉橋へ行く予定なので,瀬戸田のピークの時期を今年は
外してしまうことになりそうです。
F
たか坊さんからのお便り(2002/3/24着)
大物が釣れましたのでメールしました。
本日3月24日、佐木島に釣行しました。
今日でかぶせ釣り4回目。
アイナメとコブダイを釣りたくて前から目を付けていた朝1番のフェリーで佐木島へ。
鷺港の波止の先端で8時頃釣り開始。
しかし、午前中は風が強くて全然釣りになりませんでした。
アタリらしきものは何回かありましたが、釣れたのは大きなフグだけ。
昼過ぎ、あまりの風に絶えかねて休憩がてらサシエ用のカキを補充しに行きました。
中身のぎっしり詰まったカキがたくさん取れたので気を取り直して釣り再開。
若干風が弱まって少しは釣りになってきたので、竿先に集中していると14時ごろ小さなアタリが。
その直後風が強くなりだめかなーと思いながら次のアタリを待っていると、また同じようなアタリが。
思いっきりあわせるとずしりと重い。
初めはなかなかリールが巻けませんでしたが、そのうちゆっくりと巻けるようになり
大きな魚体が見えてきました。見たこともない大きなアイナメでした。
何とかタモに入れてあげてみるとなんと40cm位ありました。
その後、興奮しつつ釣りを続けましたが風がとても強くなり15時に納竿。
家に帰り正確に測ってみると41cmありました。もちろんこんな大きなアイナメは初めてです。
ホント、カブセは面白いですね。ビギナーズラックとはいえ、こんな大物が波止から
釣れる釣りはカブセくらいじゃないでしょうか。
早速、今晩刺身でいただきました。最高の味でした。さばくのが大変でしたが。
<コメント
by まるさ>
たか坊さん,初めての投稿ありがとうございます。
なんと申しましょうか,もう言葉がありません。
どうも私の認識が間違っていたみたいで,皆さん「50cmのチヌ」には
あんまり驚かれないんですね。
しかし,40cmを超えるアイナメはすごいですよ。
新聞紙の端から端まで!もうバケモンです。
50cmのチヌより価値があるかも。
この記録を破るのは,一番大変かも。
しかも,たか坊さんはこれがかぶせ釣り4回目!
佐木島の情報,またお願いします。
全員集合もいいけど,みんなでいろんな場所へ行きましょう!
E
井原の陽二さんからのお便り(2002/3/19着)
井原の陽二です。
3月17日の日曜日の夜。
このページ見ながらヤスと明日の釣行の作戦会議。
明日の予報は午前9時風速5M、正午に風速8M。
生名島の小さい波止に行こうと決めているのですが、
午前中の2時間程しか釣りになりそうにありません。
しかし皆さんの釣りレポート見せられたら行かん訳には・・
作戦会議の結果これから出発して朝マズメの大チヌを狙うことに決定。
午後9時、ヤスと陽二のコンビ、某島へ向けてスクランブル発進!
22時40分の因島発、某島行き最終便に乗り込みます。
最終便・・・なんていい響きなんでしょうか。
この便に乗ってしまえば世間のしがらみから開放される。
最終便を最後にあの島は孤立する・・海外に来たも同然です。
哀愁を漂わせながら3分間の航海は無事終了していくのでした。
小さい波止に到着。誰もいません。海の向こうからは誰も来れません。
只、マサさん、タクさん、マサミチさんの匂いが残っております。
波止の付け根にある常夜灯は広範囲に渡って明るく、
ここでは懐中電灯がいらないのでとても快適です。
まずは本虫の投げ釣りで(本虫しかまともなエサがなかった。)
真鯛、チヌ、待つ間に電気ウキの青虫でメバルを狙います。
アタリはありません。
それよりも常夜灯に集まってくる小さいイカの群れが気になってしかたありません。
早速タモですくうことに・・
すぐ足元まで寄って来るので面白い様に採れます。
網の目の小さいのを持ってきていれば倍は採れたと思います。
午前1時、満潮をむかえ魚のアタリもなくイカも採ろうと思えばまだ採れるんですが
腰も痛くなってきたし、じゅうぶんお土産になるくらいあるので
目覚まし時計をセットして車の中で眠ることに。
午前5時、目を覚ますと外でヤスが竿を振り回しております。
聞けば、用を足しに出て海を眺めていたら、スズキがイカを食べにきているのを
発見したらしく、ルアーを投げてみたとのこと。
既に45センチのセイゴをゲットしておりました。
夜が明ける前に現地でカキの調達に向かいます。
この辺のカキは殻ばっかしで身の入ってるものが少なく、
めぼしい所は私達が根こそぎ回収しているので大変苦労しました。
夜明けと共にかぶせ釣り開始。波止外側を向いて始めます。
本日のメインタックルは
エギングロッド2・4M、スピニングリール、道糸4号、ハリス3号、チヌ針4号。
私にしては極細仕掛けの完全なチヌ狙いです。
イカダ竿はまだ制作していないので磯竿を使う予定でしたが、風が吹くと扱いにくいので
短くて強く、感度のいいエギングロッドにしました。
それといつものワイヤー仕掛けの竿も使います。
ここのコブダイにはもうワイヤーは警戒されている様子なので
本日の作戦。『ワイヤーに藻をからめて自然を演出する』作戦です。
・・・結果から申しますと余計に不自然さを演出した様です。
ピクリともしません。ヤスのワイヤーも同じです。
しかしハリス3号の竿にアイナメ23センチ、ヤスのイカダ竿にカサゴ23センチ。
スカリにおさめます。
その後ふたりで16センチから18センチのアイナメを4匹。
大きいのは皆さんが釣ってしまったのか型がでません。
その4匹は地元のおじさんにあげました。
おじさんに話を聞くと、マサさんが50センチのチヌを釣ったのは、あそこだと
内側を指差して教えてくれました。
早速移動。遠投しますが、しばらくアタリもなく納竿予定の午前9時。
その時、コツ、コツとしたチヌ独特の力強いアタリが・・・
間違いない!昔ダンゴ釣りでイヤというほど経験したチヌのアタリ!
竿を押さえ込んだ時が勝負!・・・しかしかぶせ釣りもそうなのか?
このページではコツのコで合わせる?だったかな?
空振り!しかしカスリもしなかったのでまだその辺にいるはず!
再度投入!今度はモゾモゾっとしたアタリ!
「ヤス見てみい!チヌがきとるで!」
大型のチヌはフワッとしたアタリがあると聞いたことがある。50オーバーか?
ゆっくりと竿を押さえ込む!合わせる!フッキング!重い!
「乗ったぁ!でかいでー!」・・・・・・???
・・・コレってもしかして・・次の瞬間「ヤバイ!ハリス3号じゃがね〜」
しかしその魚、針掛かりしたことに気が付いていないのか?
それとも気にしていないのか?ゆっくりと右方向に泳いでいきます。
エギングロッドは弧を描いたままコブダイについて歩きます。
こちらに向ってきたのでまずいなと思っていたら、ありがたいことに
岸壁から50センチのスペースを空けてゆっくりと先端へ向って行きます。
逆らわずに着いて行きます。まさに潜水艦です。
しかし、先端へ出て潮の流れに乗られるのは嫌だし、
ゆっくりと巻き上げるとすんなり浮いてきました。
デカイ!その時、ものすごい突っ込み!
思わずリールを反転させてしのぎます。
2度、3度、繰り返して時間にして5分位はたったのでしょうか、
ラッキーなことに波止の中に潜り込もうとはしなかったのです。
ようやくタモに収まり、取り込み成功。
我ながらよくも3号のハリスで釣れたもんだと感心しましたが、
同じラッキーならチヌのラッキーにして欲しかった。
どうしてコブダイがつきまとうのか?私らしくないハリス3号なのに。
メジャーを持って来ていなかったので指で計った感じでは70センチ。
新記録か?しかし2センチ更新をわざわざ届けるのもなんだしな〜・・・
でもオレも掲示板のパネルが欲しいしな〜・・・
結局、役場に持ち込むことに。職員の人達も唖然としてました。
さすが公務員、検寸も二人がかりで慎重です。
計りが4キロまでしかなかったのでコブダイを持ったまま
職員の更衣室の体重計に乗せられることに・・山久スーパーにすればよかった。
公式記録68センチ、5・85キロ。・・・更新ならず。
しかし、暖かい職員の人達「パネルは作らせてもらいますよ。」
「ありがとうございます。」なんていい島なんだろう。
その後、カキを使い果たしたヤスは昨夜すくったイカ、本虫、青虫を
石鯛針に付けれるだけ付けて房掛けにして投入。やけくそです。
地元のおじさんやおばさんと世間話や昨日のマサさんのチヌの話を聞いたり
しながら納竿にかかります。
その時ヤスのワイヤー仕掛けに何か付いています。
マダコ!しかもデカイ!おもわぬ獲物に大喜びです。
なんだかんだ、かぶせ釣りの釣果としてはイマイチでしたが、
これがオフ会の食材調達班ならば十分任務は果たせたところでした。
これからの季節、「夜出発して午前中に帰る。」
このパターンがやみつきになりそうです。とても楽しい釣行でした。
本日の釣果、二人分。
コブダイ68センチ、セイゴ45センチ、アイナメ16〜23センチ5匹、カサゴ23センチ、
イカ(名前がわかりません)3〜4キロ、マダコ1パイ(計測不能)
とりあえず自己記録更新です。
重さで負けているのでランキング2位でいいです。
まるささんお手数ですがよろしくお願いします。
<コメント
by まるさ>
陽二さん,タイ記録おめでとうございます!しかも3号ハリス!
パネル楽しみにしてます。
それにしても,ライトタックルで当たりの多さをとるか,それともワイヤー仕掛けで取り込みの
確実さを選ぶか・・・難しいとこですね。3号ハリスだと,やはり70cm級が限界でしょうねえ。
イカは,チイチイイカ(ベイカ)でしょうか。それともスルメイカの子?
刺身にすると最高ですね。やっぱり夜のもんかな。
すくったイカの生きエで狙えば,もっとデカいスズキが釣れたかも。
5月に入ればタチウオも釣れると思います。
タコもデカい!コブダイと格闘できそうですね。2kg,いや3kgぐらいありますか?
チヌの合わせですが,ダンゴの場合とはタイミングが微妙に違います。
ダンゴのチヌ釣りだと「エサを飲み込むまで待つ」方が掛かりがいいですが,
カキだとそういうことはないです。
どちらかと言えばじっくり待って最後の当たりを取る方が掛かりがいいですが,
活性の高いときは一発でエサを取っていくので,瞬発的な合わせがいります。
マサさんのバラしたやつを狙って,今週末はやっぱりあそこへ行くかな・・・。
D
月刊マサ情報3月17日号(2002/3/18着)
倉敷のマサです。
今日は多いかも知れんなあ、と思いながら長崎桟橋着。
何と、一番乗り。
タクさん、車の中で仕掛けの予備を作成中。
私、サンドイッチを食べてそのあたりを散歩。
フェリーに乗り込み、立石港に進む。
とにかく今日は、一台も前には行かさない!
アコウのポイントに入るのだ!
大きい波止には、何ともう釣り人が二人!
やばい!小さい波止にも誰かが入っている確率は高い。
小さい波止着。
よっしゃ!誰もいない。
しかし、すぐ後から四角い車が着いてくる。
「タクさん、降りたらすぐ荷物を持って置きにに行こう!」
タクさんが荷物を持ってポイントに持っていっているところへ、四角い車が隣に止まる。
「おはようございます!」
車から出てきたのは、何とマサミチさん!
いよいよ、早朝から波止で笑い転げてしまいましたがな。
3人並んで竿を出す。
・・・あ、浅い!・・・3メーターあるなし・・・。
私、3投ぐらいしたら止めます。
ここは、満潮前だろう。
隣のお二人、真剣な眼差しで穂先を見続けておられる。
特にタクさんなんか、竿持ったら、人間変わりますよ。
いつもは車や船の中でバカを言いながら笑い合っているのですが、竿を持つと私が
バカなことを言っても、聞こえないほど穂先に集中しています。
いったい、何をしに釣りに来とるんでしょうか。
・・・・・え!それが普通ですか?
私なんか、一人で釣っているときは、しょうがないから釣りに集中しますが、
「地元の人が遊びに来んかなあ・・・」と、波止の付け根当たりを見ながらやってます。
誰かがおったら、何かバカな話でもしながら笑っている方が多いです。
・・・そうか、みんなは、釣りに来ているのか・・・。
ワシ、みんな遊びに来とるのかと思うとった。
で、先端に移動。
コブダイに遊んでもらおうという魂胆と、・・・・。
しばらくして、足下で当たり。
コブダイ君、波止の中に潜り込みます。
ばらした後で見ると、何と底が見えている!
くっそーー!しもうた!
「コブダイの見釣り」をしそこねた!
ここで私、考えました。
「コブダイのサビキ釣り」なんて、どうでしょう。
道糸はもちろん、4輪駆動車のウィンチのワイヤー。
枝ハリスは、井原の陽二さん、ヤスさんの使っている針金ワイヤー。
針はもちろん、石鯛針14号。
60センチや70センチのコブダイが1匹2匹掛かったくらいで上げてはいけません!
まあ、メーター級を含めて、5〜6匹掛かったら、上げましょう。
「コブダイの鯉のぼり」でっせ!
陽二さん、ヤスさん、5月5日にどうですか?
隣に、地元の前会ったことのある人が入られます。
ハゲの手のひら位のを上げられます。
私と言えば、コブダイのバラシ、もう一回のみ。
例によって、話をしながら釣ります。
ここ、年に1回くらいアコウのテレビ取材が入るそうです。
アコウがいる根は、200メーター位右沖でしょうか。
船で釣るそうです。
まあ、1匹か2匹というところだそうです。
波止でも掛かるが、数は減ったとのこと。
なんじゃかんじゃ話しているうちに、別の地元の人がすぐ横で仕掛けを作り始めます。
先端3人はきついので(ここは、ハゲのポイントみたいです)、「ここ入ってください。
ワシ内側に行きますので」と言うと、遠慮されていました。
「水を流させてもらっていいですか?」と言うと、「もうええが」と言われるのですが、
そうはいきません。
釣っているときから、もうハエがたかっていたのです。
水で流していると、後から入られる地元の方が言われました。
「あんたみたあな人ばあじゃと、海もきれいなんじゃけどなあ・・・もう、やりっぱなしよ・・・。」
こびり付いているオキアミをハケで剥がしながら聞いていましたが、フカセや団子だけ
ではありません。
最近、どうもカキが散乱している波止もあります。
私、はっきり言って、これはまずいと思います。
地元の人は、よそから来た人に言いはしませんが、・・・・・。
で、内側にすでに移動していたタクさんの隣(前釣っていた場所)に入ります。
しばらくして、タクさんに当たり。
水面近くまで上げた魚、何と色が銀色!バラシ!
アッチャア!チヌが内側におるんか!
・・・さすがのタクさん、すぐにチヌを釣り上げます。
※
右の写真がタクさんの釣ったチヌ。36cmとのことです。
気合いの入る倉敷のマサです。
タックルは、1.5メーターブラックチヌにスピニングリール1500番、2号ハリス、3号チヌ針。
1.8メーターブラックチヌにチヌジャッカーSS、2号ハリス、3号チヌ針の二刀流。
10時10分頃だったか、当たり、1.5メーターの方。
右に走る。
素早く走り、突っ込むのでリールを逆回転させ、道糸を送り込む。
隣で釣っていたメバル狙いのおいさんが、どいてくださる。
感謝!
おいさんの釣っていた数メーター右あたりで止まり、道糸を出したり、巻いたりのやり取り。
私、かなり道糸を出しました。
波止に潜られたら、潜られたときのこと!
やっと上がってきたのが、コブダイ。
タモにれてもらい引き上げると、45センチ。
私、嬉しかったですよ!
1.5メーターイカダ竿に2号ハリスで釣ったコブダイの最大ですもの!
45センチのコブダイとは、私にとっては最も釣りたいサイズです。
30センチは若い、60センチはちょっと筋が、このサイズが一番うまいと思っています!
気が付くと、どうも周りが騒いでいる様子。
「こげえな竿で、よう上がったんじゃ!」
「この次掛かったら、すぐにどくけんなあ!」
とは、となりのおいさん。
ありがたい。
釣り座に戻る。
コブダイのバラシ、数回。
1.5メーターの方のハリスをつけようと思い、1.8メーターの方を投入。
1.8メーターの穂先を睨んでいたとき、穂先が微妙に動く。
その時、風はない。
ハリスを置き、竿を持つ。
ほんの小さい当たり!
あわせる。
でかい!
すぐに右に走る!
コブダイ!
素早く右に走りあおろうとするが、突っ込む!
両軸リールから素早く道糸を数回抜く!
あおる!
こっちを向く。
タクさんに教えてもらったように、「全身を竿にして」魚と対峙する。
・・・上がってきた!
突っ込む!
道糸を抜く!
この繰り返しでした。
そして、やっと魚が見えてきました。
・・・チヌじゃ!でかい!
見えた瞬間、今までにない突っ込み!
「ガイドが飛ぶ瞬間の手応え」と、「竿が折れる瞬間の手応え」は、何度もこの手で
味わっています!
何度か道糸を抜きます!
・・・やっと止まります。
何とか、魚が上がってきます。
騒いでいたのは、周りの人たちでした。
タモですくってもらい、波止に上げます。
マサミチさんが測ります。
「50センチ!」
地元の人が周りに集まっておられて騒然とした雰囲気。
私と言えば、「50センチか・・・さすがに大きいな・・・」
そんなもんでした。
スカリに入れ、釣り座に戻ります。
次の当たりがあったのは、そうは時間がたっていなかったと思います。
小さい当たり。
かけた瞬間、ギューンと沖に走ります。
沖に走られたの、私初めて!
これがやってみたかったのです!
やはり右に走り、おいさんどいてくださいます。
このコブダイ、結構大きいなあ、と思いながらやり取りを楽しんでいました。
・・・魚が見えた瞬間、私、どきもをぬかれました!
銀色です!
しかも、でかい!!
さっきの50センチのチヌどころではありません!
私、コブダイだと思ってやり取りをしていました。
この魚の重さといったら・・・。
銀色が見えた瞬間、ものすごい勢いで突っ込みます!!!
急いで道糸を何度も出していきます!
ここからだ!
そう思ってやり取りをしていた時、テンションが無くなります。
・・・ちもとで切れていました。
・・・・・その後、アイナメ27センチ、ホゴ22センチを釣りました。
マサミチさんに聞くと、どうも釣り上げたチヌ、○○島最長寸になるよう。
スーパーで計測してもらいに行き、測ってもらいます。
50センチ、1.87キロ。
・・・それにしても、ばらしたチヌ、50センチ〜55センチ位でしょうか。
重さにしたら、2キロは確実に超えています。
・・・豊浦のも・・・。
俊一さん、火曜日に行かれるそうですが、是非釣ってください!
何か、あの○○島新記録、記録が破られても1年は置いておくそうです。
私、それでは困るのです。
私が欲しいのは、私の名前が書かれたあのプレートなのです。
俊一さんが私の記録を破ったらすぐに○○島役場に交渉に行くつもりです。
何とかもらい受けようと思っています。
・・・それをどうするのか・・・。
・・・・・はい、正直に申します・・・・・
私、井原の方々の68センチのコブダイのプレートを見たとき思いました。
「こりゃあ、思うたより上等なプレートじゃ!!ワシの部屋に絶対に飾ったる!!」
「人に見せんでもええ!・・・ワシが見たい!!!」
倉敷のマサでした。
<コメント
by まるさ>
参りました,マサさん!これは完全に脱帽です。
なにしろ私,50cmオーバーは(たぶん)一度も釣ったことがないのです。
倉橋の48cmが自己タイ記録ぐらい(実はずっと昔にデカいのを釣った
ことがあるんですがメジャーを持ってなくて正確なサイズが不明のため)。
「4尾合わせて144cm」と掲示板にあったのを見て,計算してました。
ホゴが20cm,アイナメが30cm,チヌが30cmとすると,コブダイが64cmに
なるけど・・・アイナメがもうちょっと小さいやつで,コブダイの70cm級が
釣れたんかな?・・・と。
まさか,50cmのチヌが,しかも内側で掛かるとはねえ。
信じられません。
どうやら某波止は,今がハラミの最盛期のようですね。
須波も倉橋も好調のようですし,たぶん瀬戸田ももうOKでしょう。
これから1か月ほど,かぶせ釣り師にとっても一番熱い季節になりそうです。
それにしても・・・うらやましい!
C
フルカワさんからのお便り(2002/3/17着)
まるささんこんにちは。
某波止は熱いですねー。
マサさんの記録が物語ってますね。
私も友達(友井くん)とまた行くつもりですが、ちょっと距離があるので、
今日(3月17日)は、近場の(いつもの?)須波港へ。
昨日友達(友井くん)がチヌを上げているので、今日の私の目標はそれよりも大きいヤツ。
1cmでも大きいのが今日の目標!
それと、ココは8時過ぎまではハゲのアタリが多いので、前半はハゲ、後半はチヌ。
(前日友達は自称30cmのハゲをバラしたらしい。)
仕掛けは、いつもの道糸3号、ハリス1.75、ブラックチヌ1.5,1.8。
7時前に到着し水面を見ると、魚が湧いている。
これを見るといつもつれる予感がするので、ちょっと安心。
1.5mの竿を使い、1投目からハゲのアタリが連発するが、なかなかかからない。
実はまるささんにメールしてませんが、1,2月もココへ何回か来て、ボウズか1匹ぐら
いの釣果でした。ハゲのアタリがあったが上げれず、当分ハゲの顔を見てないので
「このアタリはホンマにハゲかいのー」と、ちょっと弱気なスタート。
友達が来ないので連絡すると、「わし今日行かん」。あれっ。今日は一人かー。
(実は一人の方がよく釣れる。フッフッフ)
ハゲのアタリにあわせるがスカッと空振りが続く。
八時前、スカッではなくゴツッあっ、やっとかかった、水面にあげてみると、
20cmぐらいのサイズ?どうやら口にかかっているので引っこ抜くと24cmのハゲ。
その後もアタリが連発。そしてスカッも連発。
8時をまわり「そろそろハゲのアタリがなくなるかなー」と思った頃、
今日二回目のゴツッ。(”ゴツッ”はアタリではなく、アタリに合わせた手応え)
さっきよりも若干小さいサイズ、これも針が口にかかっているので引っこ抜くと22cmのハゲ。
早く刺身で食べたい。その頃、友達が登場しハゲのアタリは終了。
1.8mに換え9時ごろまで他のアタリが続くがなかなか合わせれない。
そして9時過ぎ頃、あれっ?チヌのアタリ?合わせると一気に引く。
オレ「コブかなー?」。友達「いやっチヌじゃないんか」。
(46cmのチヌを上げたときよりもよく引くし、手応えがすごい友達の目の前で目標の
チヌが上がるかのー)
途中、引きを楽しんでると空洞に入りかけたので、焦って上げると水面で白銀に光る。
上げてみると37cmのチヌ。
10時ごろまで潮が程よく流れ、風もなく、まだまだ釣れる予感。
今日は天気と潮に恵まれている。
しかし、友達が「帰るのー」と言ったとたん、急に風が出て流れも速い。
うーん。この人はおった方がえーんか悪いんか分からん。
その後は風と流れで釣りにならなかったが、少し流れが弱くなった頃、底に着くと同時に
久しぶりのアタリ。
こりゃーチヌじゃー。頭の中では先日友達が釣った42cmより大きなヤツ。
コツッ、スー。おりゃー。これもよく引く。
しかし、さっきのよりも型は小さく。35cmのチヌでした。
その後、1時間続け、時より良さそうな流れになるが風が止まらず、根気負け。
今日は終了。
どうやら今週は友達の勝ち?いやっ、数でオレの勝ち。
某波止では惨敗したが、今年に入って46cmのチヌを上げているからもう少しオレ優勢かな。
次回某波止に行って、力の差を見せつけてやる。
まるささん日記みましたよ。
さすがですね。
某波止に限らず、まだまだイイ場所がありそうですね。
また、大人数で一緒に行きましょう。
※
このあとフルカワさんから連絡があり,文面にあるとおり,上の写真のほか
近所に差し上げたチヌがもう1尾いるとのことです。
<コメント
by まるさ>
いや〜,今日はすごい。これで更新4回目ですよ。
とうとう3月のレポートは2つに分けることにしました。
フルカワさんの釣果もご立派。何も言うことありません。
須波のハゲは今年好調のようですね。これからが楽しみです。
ハゲについてはいずれ詳しく書きますが,「1回の釣行で3枚釣り上げる」
ことができれば,腕はホンモノです。
21日,須波にするかなあ。
B
友井さんからのお便り(2002/3/17着)
始めてメールします。友井です。
師匠、 生名島でコブダイもいいですが、須波港も熱くなってきましたよ。
今日(3月16日)朝6時から釣り開始、1時間ほど全くアタリなし、
7時過ぎてハゲのアタリがれんちゃん、だけどまったく針にかからん、
やっとの思いで針に掛けて上げてたら、水面近くで波止に突っ込できやがって、
慌てて巻いたら水面で跳ねやがって、針外れショック。30は余裕で超えとった。
それからとうぶん頑張ったけど、ハゲを掛けることができんかったです。
これだけ活性が高いんならもしかしてコブダイがっと思い、ハゲをあきらめて大き目のカキに、
一投目底に着いてしばらくしてアタリ、これは思ったとうりコブじゃーっと思いながらアワセ、
でかい、でもハリスは1.7号しばらく巻かずに我慢、すると沖へっ、?
コブの引きじゃないたぶんチヌじゃっと思って慌てずにやりとり、
上げてみると腹がパンパンのチヌじゃあーりませんか!
42センチありましたよ。自己記録更新!
その後すぐ手のひらサイズのコブダイこの2匹が8時半頃釣れました。
それからアタリがなくて起き竿にして、友達と話に夢中、ガタって音が!
パっと見たら 竿が、海に向かってまっしぐら、もービックリ!
慌ててダイビングキャッチ、どうにか道糸が指に掛かって助かった、
多分コブだと思うけど1.7号じゃ話にならんかったです。
その後3号のハリスに変えてやったけど、潮が早くなって11時ぐらいにやめました。
フルカワ君の協力で写真も撮りました。
明日フルカワ君が、行くらしいですよ。多分ボーズじゃろうけど!
<コメント
by まるさ>
最近須波で友井さん・フルカワさんコンビはちょくちょく良型のチヌを上げておられますが,
40cmを超えるチヌはあそこではめったに釣れませんよ。おめでとうございます。
それに,ハゲの当たり,うらやましいです。
私は今年に入ってからまだ,ハゲの当たりがしばらく続くような状況に出会ってません。
須波は確か3年前の春にハゲがいっぱい釣れて,大いに賑わったことがあります。
あの年の再現になるなら,4月に入ったら私も通ってみたいです。
そして,翌日のフルカワさんの釣果は,上にあります。
A
『月刊マサ情報』3月9日創刊号
(2002/3/10着)
倉敷のマサです。
「深浦の次は、豊浦でアコウを!」、そう思っていた私なのですが、
どうにも深浦が気になってしかたがありません。
前回、37センチのチヌを上げた直後の当たりだったと思いますが、
もうちょっとのところで針が外れてしまいした。
おそらくチヌなら、40センチは軽く超えているはずです。
「アイツが釣りたい!」・・・(また始まった・・・。)
もしもチヌが釣りたいならば、まるささんの言われるように、
満潮前の瀬戸田、引きの深浦が最も確率が高いと思います。
しかし、私は「アイツが釣りたい!」・・・(いよいよ・・・。)
深浦を早朝から選んだ理由は、まだあります。
実績としては、引き、干潮前と言うことなのですが、
私、満潮前にも時合いがあるはずだと予測していました。
もしそうであるならば、満潮前と、早朝の時合いが重なります。
しかも、冬季のアイナメは早朝一番となると、時合いが3つも重なることになります。
問題の潮ですが、まるささんや俊一さんが釣られたときよりも潮位差は少ない。
引きよりも満ちの方が速いとは考えにくい。
そうなると、もしもチヌは釣れなくても、確実にアイナメは釣れるとふみました。
問題はタックルです。
まずチヌ狙い用は、少し沖合に遠投する1.5メーターイカダ竿に、
3号道糸、2号ハリス、3号チヌ針。
アイナメ用は足下での勝負、1.8メーターイカダ竿に、
4号道糸、2号ハリス、3号チヌ針の二刀流。
「お前にしてはよく考えたではないか。」
そういった声に、お答えしましょう。
・・・・・はい・・・、まるささんのまねをしてしまいました・・・・・。
この間、まるささんのやっていることをそのまんまやってみたら、
間違って私の方にチヌが掛かってしまいました。
ここで、まるささんに、謹んでお詫び申し上げます。
すんません、間に入れてもらったのに。
もう、前の日から気合い入りまくりです!
2号ハリスに3号チヌ針のセットを7つ、3号ハリスのセットを3つ
作っています。
「あんた、えらい張り切っとるなあ。」と、家内。
「釣れる場所で、釣れる時合いが3つも重なって、釣れるタックル、
これで釣れんはずがない!」
・・・いやあ、前日から目が据わっていましたがな。
で、当日早朝、長崎桟橋。
前に車が2台止まっているが、どうも釣り客ではない。
誰か来んかなあ、と思いながらうろうろしていますが、誰も来ません。
「何で誰も来んのん!今日みたいな日に!!」
・・・乗船、前の車は弓削行きを待っていたようだ。
フェリーには、「倉敷のマサ今日は絶対に釣れるぞ号」と、牛乳配達の車のみ。
フェリーの乗員に、休みの日はこんなもんですかと聞くと、こんなもんだとのこと。
・・・ちゅうことは、この前の日曜日、異常な混雑ぶりでしたね。
波止に着いても、だーーーーーれもいません。
釣り座は、前回と同じところ。
足下と沖合にカキを撒きます。
右から左への、非常にゆっくりとした流れ・・・やっぱり・・・。
「よっしゃ!!これはいける!!」
準備がすみ、刺し餌を投げます。
「ビューーーーーーーーン・・・・・・・・・」
急に流れが速くなったようで、刺し餌が波止先の方まで行っても止まりません。
「あっちゃあ!」
しかし緩むはずだと確信している私は、冷静に内側の様子を見ます。(さすがだ!)
内側はさすがに緩く、波止際に刺し餌を落とします。
何投目かに、「ゴツ!ブチ!」。
10分ほど内側で釣り、外側の様子を見に行くと、ずいぶん緩んでいます。
少し刺し餌が左に流れますが、問題はない。
すぐに当たり。
合わせたが、はずれ。
「よし、こいつを釣ってから釣り座に帰り、粘ろう!」
本日の倉敷のマサ、確信犯であります。
次投、当たり。
合わせると載ってきた。
ホゴ、21センチ。
釣り座に帰り、刺し餌を沖合と足下に投入。
数投めに、足下で当たり。
ホゴ、24センチ。
早朝からホゴの当たり、しかも良型とくれば、今日はやはり、期待大です。
沖合で当たり。
左に走るのを、追いかけていきます。
コブダイだと分かった瞬間にスピニングリールのレバーを切り替えています。
「ギューン!」
締め込んできます。
リールを逆回転させ、糸を送り込みます。
根に潜るか、と一瞬思いましたが、大丈夫!
糸を送り込んだ次の瞬間にあおって、顔をこちらに向かせます。
波止の真ん中たりで、主導権を取ったり取られたりのやり取り。
やっと上がってきたのは、40センチのコブダイ。
私、感無量でした。
だって、1.5メーターイカダ竿に、2号ハリス、3号チヌ針といった
「細仕掛け」で、40センチ台のコブダイを上げたのは初めてだったからです。
このとき、やっと今までのコブダイとのやり取りが間違っていたことに気づきます。
「力対力!」そう思っていました。
確かにそうなのですが、大型の場合これ「だけ」でいくと、ハリスがはち切れるか、
ハリスが太い場合、竿が折れるかです。
私、いったい何本竿を折られたことでしょう。
ハリスや竿の限界に近づいた場合、道糸を出して勝負のしきり直しをせざるを得ない。
そこに根があれば、ハリス切れをしますが、それはそれで仕方がありません。
そこに根が無ければ、もう一度こちらにチャンスがやってきます。
このあたりのこと、倉敷のタクさんに教わりました。
教わりながらも、タクさんが釣り上げるはずだったコブダイ、釣ってしまいました。
ここで、タクさんに、謹んでお詫び申し上げます。
お詫びの気持ちを込めて、タクさんが釣る予定のコブダイ、もっと釣り上げます!
足下で当たり。
暴れます。
途中で波止に潜り込もうとします。
そこは1.8メーターイカダ竿、かわします。
頭をゴツゴツ振っているのが分かります。
釣れ上がってきたのは、31センチのアイナメ。
足下で当たり。
でかい!
突っ込みをかわし、上がってきたのは32.5センチのアイナメ。
スカリに入れて帰ってくると同時に、沖合で当たり。
左に走ります。
波止のほとんど先近くまで行き、やり取り。
何度も糸を出したり、あおったりの繰り返し。
やっと水面まで引き上げ、釣り座まで引っ張ってきてタモですくい上げます。
41センチのコブダイ。
だんだんと重くなっていくスカリを引き上げながら、私、どうしようかと思って
しまいましたよ。
まだ、8時にもなっていない。
このまま釣り続けていったら、スカリに入りきれなくなる。
もう十分釣ったから、帰ろうか。
せえでも、せっかくゆっくりと釣ろうと思って来たのに・・・。
・・・明日、天気が崩れるそうだ。
よし、どんだけ釣れるか、もう飽きるまで釣ったる!
釣れるだけ釣って、いらんのはリリースして帰ればよい。
スカリに入らんようになったら、もう一個スカリを釣り道具屋に買いに行こう!
せえからもまあ、忙しかった、忙しかった!
足下で、24センチのアイナメ。
沖合で、コブダイの当たり。
走り回り、やり取りをするが、サルカンのところでハリス切れ。
その後、満潮前までに、19センチアイナメ、21センチアイナメ、
22センチアイナメ、19センチアイナメを上げていくことになるのですが、
22センチのアイナメやこう、沖合で掛かり、しかも腹に針が掛かっていましたものね。
釣れるときは、こんなもんなんかなあ・・・。
その間も、コブダイの当たりがあり、波止を走り回ることになります。
満潮ちょうどに、20.5センチのホゴを上げて、それ以降しばらく魚信が途絶えます。
今日の午前中の釣りの中で、非常に衝撃を受けたことがあります。
それは、ハリスの太さについてです。
しばらく2号ハリスで釣っていましたが、用意した2号ハリスのセットも無くなり、
コブダイに切らればかりするので、用意していた3号ハリスに付け替えたときです。
何と、アイナメだけでなく、コブダイの当たりさえもが途絶えてしまったのです。
これは私には、非常にショックでした。
なぜならば、私は今までずーーーーーーーーーーーと、3号ハリスで釣ってきていたからです。
「3号ハリスでもチヌは釣れる。」と言う私に、まるささんは、
「それは、食いが立っているときだからだ。コブダイでもハリスが細ければ良く当たる。」
チヌは、まあそうかもしれないが、まさかアイナメやコブダイは・・・、と思っていたのです。
その時思い出したのが、俊一さんの1.5号ハリス。
「何をそんなに細いんで・・・。」
そう思っていましたが、さすが「かぶせ釣り業界唯一のチヌの貴公子」!
読んでおられたのですね。
ここで、俊一さんに、謹んでお詫び申し上げます。
「コブダイマスター」に、進んで翻身されました俊一さんに相変わりまして、
この倉敷のマサが、「かぶせ釣り業界唯一のチヌのジャイアン」として
鋭意努力していく所存でございます。
ということで、私こと倉敷のマサ、俊一さんが釣り上げることを放棄されたチヌを、
何としても釣らなくてはなりません。
・・・いや、私は別にコブダイでも良いのですが、俊一さんが、
もうチヌは釣らんとおっしゃるので、かぶせ釣り業界のためにしかたなく・・・。
で、チヌの当たり、一回もありません。
チヌの当たりどころか、満潮以降、何の当たりもありません。
これでは私、困るのです。
まだ飽きていません!
スカリが、まだ一杯になっていないのです。
しばらくすると、潮が右に流れ出します。
・・・・・これが、戦いの始まりの合図だったとは・・・・・。
ほぼ、一投ごとにコブダイの当たり。
それも、午前中のよりでかい!
みんな左に走ります。
私、それでも1.5メーターイカダ竿、2号ハリスでがんばっています!
おい!倉敷のマサ、どうした!
1.8メーターに替えないのか!3号ハリスに替えないのか!
伊勢尼はどうした!2号磯竿は!80号船竿は!
そして、ロッドホルダーはどうした!今日は、誰も見ていないぞ!
それにタックルケースの中に、昨日買った14号石鯛仕掛けがあるのは、
みんな知っているんだぞ!・・・ひょっとして、お前・・・性格変わったんか?
・・・ま、かぶせ釣りをするのなら、何てったって竿はニッシンブラックチヌ
1.5メーター本調子ですね!穂先が細くて胴が柔らかくて、食い込みが良いし、
当たりが良く分かりますね!え!1.8メーターですか?うーーん、当たりが
取りづらいし、ちょっとねえ・・・。え!山吹イカダDX?・・・あれ、
先調子ですよ、魚とのやり取りを楽しむためにはちょっとねえ・・・。
え!!あなた、2.1メーター使っているんですか!!・・・ホーーーーー。
3号ハリス?伊勢尼?・・・私、ハリスは太くても2号までと決めているんですよねえ、
伊勢尼って、あの太い針でしょう?刺さりがなあ・・・。
80号船竿にロッドホルダー、石鯛仕掛けですって!あなた、ここは瀬戸内海ですよ!
・・・私、繊細で上品な釣りがしたいもんで・・・。
まあ、すごかったですよ!
私、釣りに来ているのであって、誰もおらん波止を行ったり来たり、走りに来た
わけではないのですよ!
一匹すごいヤツがいました。
走る速度は速いは、重いは、突っ込むは。
左に走るので先回りしてあおると、急旋回、右に走り、また先回りしてあおると、
真ん中に来て動きもしません。
でかいですよ!
こいつが、海の中でめちゃくそ怒りながらこっちを睨んでいるのが、目に見えるようでした。
もう、めちゃくそえらかったです。
でも、走らせるだけ走らせたら必ず魚は弱ってくる、そこを釣り上げてやる!
そう確信した私、何とヤツと5分くらいバトルを繰り返しました。
弓削から来たフェリーがずっと向こうに見える頃掛かって、フェリーが目の前を
過ぎた頃に、ちもと切れでばらしましたから。
フェリーに乗って見ていた人がいたら、どう思ったでしょうね。
これを上げとったらかっこええんじゃけど、まあ下でも60センチ以上でしょうね。
何とか39センチのコブダイを釣り上げますが、あとは全てバラシでした。
・・・はい、弱ってきたのは私の方でした。
コブダイ様、あなたは偉い!・・・だって、命がけですものね。
えらいのなんの、1回だけならまあ何とかいけますが、私一人対コブダイ○○匹
(どれだけ掛けたか忘れました)です!
それも毎回、波止の真ん中または先の方まで走り、そこでまた右に行ったり左に行ったり
ですから、普段走ったことのない私など、たまりません。
コブダイの当たりが遠のいた頃、私、もう帰ろうかと思いましたよ。
じゃって、えれえんじゃもん!
普段なら帰ってしまうはずの倉敷のマサ、今日はいったいどうした!
・・・チヌです・・・。
コブダイの当たりが続く中、チヌの当たりもあるのではないかと1.5メーターイカダ竿、
2号ハリス、3号チヌ針で通しましたが・・・、なかったですね。
しかし、コブダイ様が通り過ぎた今、チヌ君、チャンスですよ!
出てくるなら、今しかない!さあ、どうした!
・・・・・はい、何と、干潮まで何の当たりもありませんでした・・・・・。
何か、海が「ベター」とした雰囲気で、潮が左右に流れません。
あえて言うならば、刺し餌が波止の方に押さえつけられる様な感じでした。
満ち上がり、沈黙を破ったのはいったい誰でしょう。
はい、正解です。
潮が右に流れ出すと、コブダイ君の登場でした。
ばらした後、当たりが続かず、竿を納めます。
さて、どの魚を持って帰るかですが、私、釣りながら考えていました。
こちら方面でこれだけ釣って、実家に寄らないわけにはいかない。
瀬戸田のチヌ以降、最近魚を持っていっていないし、親父に見せてやりたい。
それはいいのだが、問題は実家の兄貴である。
普通なら、それぞれの魚種のでかいのだけ持って帰るのだが、そうすると、アイナメ5匹、
ホゴ2匹を逃がすことになる。
コブダイは私が好きだから逃がさない!
しかし、私の実家では、そうすると大問題に発展するのであります。
「けえつあ24センチまでのアイナメを、5匹も逃がしゃあがったんど!
自分で釣ってえて、なにゅう考ようるんにゃあ!せえに、ホゴも20センチオーバー
のを2匹逃がして帰りゃあがるし、ほんまにどうかしとんじゃあにゃあか?」
もしもリリースして実家によると、確実に一生、兄貴にこう言われ続けます。
それは以前も言ったとは思いますが、私の兄、釣りは好きなのですが年に数回しか
行けません。しかも、釣れるときはそうはなく、釣ってくる最大級が、私がリリース
しようとする一番小さい型くらいです。
それは実家の兄貴だけではなく、ファミリーフィッシングを楽しむ家族のかなりを
しめているのではないかと思います。
・・・と言うことで、皆さん、申し訳ありません。私、釣った魚全部持って帰ります。
ほとんどは実家に置いて帰ります・・・。
で、実家に寄ると、そりゃあみんな驚いていました。
リリースしようかと思った件を兄貴に言いますと、予想通り、
「おみゃあだきゃあ、なにゅう考ようるんにゃあ!ワシらやこう・・・・・・」
何か最近、魚の大きさに対する私の認識、世間一般とずれてきたようです・・・。
まるささん、40センチのコブダイって・・・、大きいんですか?
せえにしても、今日の釣り、ああ、おもしろかった!
午前中、たばこを吸う暇もなかったですもんね。
倉敷のマサでした。
<コメント
by まるさ>
「月刊マサ情報」創刊を記念して,写真も特別サイズで掲載させていただきました。
ダウンロードに5分くらいかかりましたが(笑)。
それにしてもすごい釣果。
この翌日と翌々日に経験豊富なマサミチさん・俊一さんがあれだけ苦戦されたのと
比べると,やはり条件の違いというものでしょうか。もちろんマサさんの腕もありますよ。
でも,ある程度回数を重ねると,技術的にはみんな一定のレベルに達しますからね。
とくにこの深浦波止については,傾向と対策が必要のようです。
皆さんからいただいたデータをもとに,近々攻略法をまとめますので。
ハリスの長さについてはマサさんのコメントが皆さんの参考になると思います。
私は最近1.5号はほとんど使いませんが,食いが悪いときは1.7号まで落とします。
2号と3号とでは,コブダイでさえ当たりの回数が歴然と違います。
チヌやアイナメについてもそうです。
コブダイを一切無視するなら,話は簡単です。
1.5〜2号のハリスを常時使えばいいわけで。
コブダイに色気を出すと,3号にしたり2号にしたり迷うことになる,と。
そのハリスの選択が,難しくもあり面白くもあるのですね。
ところで,私もここ1,2年は,ちょっとゼイタク病みたいになってます。
今回のマサさんの釣果などは年に何回かくらいしかないもので,
毎回こんなに釣れたらかえってヤバいです。
40cmのコブダイをリリースして帰ったら,バチが当たります。
ふだんは半日釣って2〜3尾くらいの釣果で,たまに宝クジに当たったように
10尾くらい魚が釣れる,というくらいが丁度いいんじゃないですかね。
だいたい私のもともとのホームグラウンドの田島・横島ではそんなもんです。
瀬戸田や因島付近で毎回爆釣して近場へは行く気がせんようになった,
というのも困りますし。自戒して明日は近場へ・・・行くかというと,なかなか
そうもいかんのですよねこれが。
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マサミチさんからのお便り(2002/3/7着)
こんにちわ、マサミチです。ついに僕もホットポイントに行って来ました。
週末まで待てませんでした。
潮は、小潮で満潮は5:30
7:10のフェリ−でまずは深浦波止
水先案内人は俊一君
聞いていた通り広くて釣りやすそう。
ここは、引き潮がいいらしいので早速釣り開始。
左前方から断続的にきつい風がくる
天気予報的中。
タックルはコブ激熱ポイントなので久しぶりに1.8とこの日のために買った
レバ−付きスピニング売出特価で5800円 道糸 4号 ハリス(とりあえず)2号
チヌ3号針 座は曲がり角から5mくらいでマサさんが釣ったとこみたいです
いきなり俊一君にアタリ、「ブチ」 噂通りだ。
で僕は2投目であたり 横に走るがコブの引きではない、チヌ? ウマズラでした 27cm
3投目またアタリ が 新しいリ−ルなので底取りに手間取りアワセ遅れ。
30分後位にゴツゴツとあたり あわせると横に走る 結構引く
「よし、ここでレバ−の出番だ」と思ったが使い方を理解してないのを思いだし、
そのまま普通に上げた。アイナメ 33cm。
すかさず次投で夫か妻か愛人か援交しらんが、相方をねらって同じポイントをねらう。
絵に描いたようにアイナメ 31cm
ここはナイスポイントかも!
しかし、その後遠投で1回バラシと 20満たないアイナメ1匹追加したのみ
俊一君曰く「潮の流れがこの前とちがう」
結局、干潮を待たずにもう一方の生名港埋立地波止に移動。
ここも釣りやすそう。
同じタックルで根本から7m位のところでうち向きに(真正面から風が 汗汗 釣りずらい)
2投で場所替え 外むきの先端へ 1投で移動 うち向きの先端へ アタリがない・・・・
1時位になってやっとアタリ 針がかりから ブチ まで0.5秒ぐらいだったかな
多分北朝鮮の潜水艦でもひっかけたのだろう
気を取り直してハリス3号 グレ針9号 骨太で勝負
すぐにアタリ しかしすんなり上がってきた 頭の中はコブで一杯だったので????
ウマズラ25cm グレ針なのに???
その後俊一君とコブバトルを30分ほど楽しみ、俊一君は50cmのコブを1.5の1.5ハリスでゲット
僕はハリス 針 など3セットほどコブに進呈 燃える
いつかあの原潜を海上に引き上げ国連に提訴してくれる。
<コメント
by まるさ>
今日(3月7日)のマサミチさんの釣行レポートです。
今日は風が強くて大変だったでしょう。お疲れ様でした。
釣果はなかなかのものです。3日に9人で釣った釣果に比べると・・・
それにしても,ハゲが釣れましたか。3日はハゲらしい当たりは1回もありませんでした。
これから大いに期待できそうですね。
俊一さんの1.5号(1.5m竿)での50cmのコブダイも,大したもんです。
私は最近1.5号ハリスはめったに使いませんが,
1.5号で50cmを上げるには,ある程度の慣れと技術が必要だと思います。
この延長上で「2号で60cm」「3号で70cm」というあたりまではいけそうな気がします。
それより上のサイズは,ワイヤーハリスでないと無理でしょうが。
私の印象では,3号ハリスでも70〜75cmくらいは運がよければ何とかなると思っています。
ところで,前回の取材釣行とこのマサミチさんのご報告から,だんだん傾向がつかめてきました。
深浦の波止は,やはり小潮周りがいいようです。
時間的には,朝の8〜10時ごろ干潮になる潮がベストではないかと思われます。
ポイントはチヌ狙いなら曲がり角付近がよさそうですが,
ハゲ・アイナメ・コブダイ狙いなら曲がり角から先端までどこでもOKでしょう。
今週の土・日はたぶん誰かが釣行すると思います。好釣果を期待しています。
ちなみに私は仕事です。しくしく。
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