● 最終更新日 2010/01/02

<釣行レポート(2003年1月-抜粋)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2003/1/26 I 竹原市・忠海東小学校前波止 タカさん
2003/1/25 H 田島・小用地波止 のりさん
2003/1/25 G 小豆島・大部港 かるさん
2003/1/18 F 横島・横田漁港 コバさん
2003/1/11〜13 E 佐島・赤灯台波止 岡山のアサさん
2003/1/12 D 生名島・埠頭用地(NHK取材) エスパーさん
2003/1/1〜4 C 因島 / 佐島 岡山のアサさん
2003/1/3 B 田島・箱崎港波止 コウマさん
2003/1/3 A 倉橋島・尾曽郷の波止 まさきちの父さん
2003/1/2 @ 鞆・シーサイドホテル前護岸 SATさん

 


 

I タカさんからのお便り (2003/1/26着)

 

〜 まさきちにその時がきた 〜

 

1月26日、まさきち君とその父、わたくしタカと3人で竹原方面へ釣行。
今回の目的は、竹原方面でコブダイの釣れる波止を探索する事。
午前8時、竹原の明神波止の駐車場へ着くと、まさきちの父さんのお出迎え、

ほどなく、車で寝ていたまさきち君も起きて来た。

倉庫前でちょっと竿を出してみたが気配がないとの事。

全員波止先端で釣ることにした。
今日は、まさきちの父さんにお願いしてインターネットオークションで仕入れて

もらった2.1mの「本物の筏竿」を使うので、ちょっと嬉しい。

午前10時過ぎまでに、私に、鈎の軸が折れてのコブダイのバラシ1回と、

20cmくらいのコブダイの幼魚がかかり、水面で泳がせている間に逃げて

いったのと、2回のみ。

ここは水深もなく、足下に岩が多く、よく根がかりして取り込むのも難しい。

次の予定地へ移動する事に。

次は、忠海東小学校前の波止(前日にまるささんが釣った場所=釣り日記参照)。
波止の折れ曲がった先の外向きで釣り開始。

午前中は、私に15cmくらいのコブダイの赤ちゃん1匹のみ(即リリース)。

ベラかフグか、小さなアタリは時々あるが、なかなかフッキングしない。

午後になって、父さんは波止の内側や先の方などウロウロしだす。

しかし、ねばっていたまさきちにとうとうその時が来た。
「ああ〜っ、かかってる」とまさきちの声。

見ると、既に良型のアイナメが水面近くまで浮いている。

タモを持って駆けつけ、すくった。が、タモからするりと抜ける。
ここで失敗したら私は生きては帰れない。

慎重に、またすくった、が、またするりと抜ける。

気がつくと、タモですくった後もまさきちがリールを強引に巻いている。

「リールを巻かないで」と私。やっと波止の上まですくい上げた。

結構いい型だ。父さんも急ぎかけつける。

メジャーを当てると31cm。おおーっ、大物ランキング入りだ。
でかしたぞ、まさきちい〜。

初めてのかぶせ釣りメインターゲットが、大物ランキング入りだ。

父さんは嬉しさからか、くやしさからか、ちょっと顔が引きつっている。
スカリへ入れたアイナメを、「父さんの釣ったコブダイよりでかいぞ」と言いながら
嬉しそうに眺めるまさきち。(写真の物差しは36cmです)


それから30分後くらいに、こんどは私になにやら大物がヒットした。
沖へ一直線に走ったので、最初はコブダイかと思ったが、強い引きにも時々休みがはいる。

これはチヌ特有の引きだ。しかも、昨年の47cmの時より引きが強い。

でも大丈夫、ハリスは2号だ。これは50cmオーバーかと期待が膨らむ。

2.1mの本物筏竿は、やはりすばらしい。

屈伸運動5回くらいで銀色の大型チヌが姿を現した。

こんどはまさきちにタモ入れをお願いした。

良く太って、体高のある、美しいチヌである。

メジャーを当てると44cm

あれっ! あんなに強い引きだったのに、こんなにでかいのに。
でも44cm。 それでもこれで大物ランキング入りだ。うれしい。


さて、後はまさきちの父さんだ。
父さんは風裏になる波止の曲がり角手前の外向きへ移動している。

なにやらアタリがあるらしい。私もそちらへ移動した。

その直後、まさきちの父さんの竿の穂先をなにげに見ていると、

いきなり、ズイ、と引き込まれる強烈なアタリ。 

ガッと合わせを入れるまさ父。

乗った。いきなり私の居る浅場の方へ走り出した。

逃げる私、追いかけるまさ父、10mくらい走った所でハリス切れ。

残念。ここにも巨コブが居る。がぜん張り切るまさ父と私。

まさきちは、31cmアイナメで満足しきっている。

10分後くらいに私にも巨コブのヒット。こんどはマサ父の方へ走る。

2号ハリスでは持ちそうにない。案の定ハリス切れ。

しばらくして、またマサ父にヒット。しかし、これもハリス切れ。

ここらで予定時間の3時になり、雨も振り出したので納竿ということに。

残念だが、まさきちの父さんも2度のファイトを存分に楽しんだ様子。

近場に巨コブの棲む波止を見つけただけでも、目的の大半は達成できた。

これでよしとしよう。

さて、納竿という事になってみると、デジカメを忘れている事に気づいた。

まさきちの父さんはデジカメを持っていないので、まさきちのアイナメも

私がもらって帰って写真を撮り、レポートを書く事に。

まさきちのアイナメはタレにつけ込んで木の芽焼き(写真)にして美味しくいただいた。

 

 

チヌは、ちょっとビックリ。3枚に下ろした後もまだ動いている。

刺身にして一切れづつピクピク動いている。それだけでもない。

頭部に熱湯をかけて、手でウロコを取って、まっ二つにカチ割って、

カマの所を切り取り、塩を振りかけた後もしばらく胸ビレが動いていた。不気味である。

油が乗って透きとおって、これまでに食べた中でも最高の刺身だった(写真)。

チヌは、引きが強い程美味しい。

 

<コメントbyまるさ>

いや〜,チヌが釣れましたか。

前日,カエレコールがなかったらワシが釣っとったのに・・・

それにしても,この時期の44cmは良型です。

ハラミの時期の50cmオーバーに匹敵すると思います。

寒チヌは食べても美味いしね。アイナメの木の芽焼きも美味そう。

ところで,この波止についてちょっとコメントしときます。

実は私,前日1時間ほど釣ったときにいろいろ感じたことがあります。

ただ,実績もないのにええかげんなことを書いてはいかんと思い,

魚を釣り上げてから書こうと思っていたのです。

@ この波止,チヌが釣れそうです。特にハラミの時期。

満ちの潮が曲がり角から左斜め前に向けて流れるので,

曲がり角の向こうに座ればちょうど沖へ払い出す潮になります。

潮流は適度で,瀬戸田や小用の角ほど速くありまません。

ただし沖は根掛かりがないので,今の時期はどうかな?

という感じでした。冬場のチヌは散発的だと思います。

A アイナメは,まだ場荒れしてないので期待できそう。数より型狙いです。

先端付近には敷石があって,足元に海草が茂ってます。

そこより手前から曲がり角までがポイントで,4〜5人くらい入れそうです。

足元の水深が今イチなので,高潮時が狙い目でしょう。

B コブダイもデカいのがいそうですが,小箱と同じで足元に潜られる

おそれが高いです。太い仕掛けが必要でしょう。

なお,来週は潮がいいので,誰か行ってみてください。

アイナメはかなり期待できるのでは。チヌは,どうですかねえ。

もし来週チヌが釣れたら,ものすごい穴場だと言えます。

チヌを狙うなら,ベストの釣り座は曲がり角の先のハシゴ付近です。

1回限りの印象ですが,ここの波止の常連さんは愛想のいい方ばかりで,

トラブルの心配はないと思います。

なお,釣り座が高く幅も狭いので,くれぐれも足元に気をつけてください。


 

H のりさんからのお便り (2003/1/27着)

 

1月25日。今日は松永の嫁さんの実家に行き、午後空いた時間に釣りに行こうと計画。
午後1時すぎ、松永を出発。今日のターゲットは『アイナメです』。
季節風がふいてたら風裏になるかな?と小箱を選択した。

クレセントビーチをみながら細い道を曲がると道端に釣り人、人、人。
小箱の波止をみてびっくり。入る隙間がない・・・。
・・・う〜ん、金曜日にまるささんのHPでこのポイントばかり真剣に読んで
あとは頭に入ってない。どーしよ。

箱崎でもぶらぶら歩くがどこでかぶせができそうかわからない。

とにかく人が多い。小用地に向かった。

小用地の駐車場は看板の料金が塗りつぶされていて、そこらの人に尋ねても

無料とちゃうか?といわれたが、カーブの先の空き地に止めた。
釣り人は4人。(やった〜ここならできそうだ)
あいさつをしつつフェンスの手前に場所を決める。
準備をしてるとフェンス手前10mのチヌ釣りの人とフェンス向こうの投げ釣り3人が
帰ってしまった。広ーい海と穏やかな天気。だーれもいない波止。
寝てしまいそうだ。

今日のタックルは筏竿1.8m、小型スピニング、道糸3号、ハリス2号、チヌ針3号
14時半過ぎ、釣り開始。・・・当たり全く無し。
釣り人が1人、散歩にこられた。
福山の箕沖からここまでずーっと偵察してこられたそうだ。

15:30。眠〜くなってきたところにいきなり「ガツン」。
思いっ切り合わせが遅れた。しかし掛かったようだ。
5秒くらい8の字をかくように蛇行した後、右に走り出した。
もう少しいかれると敷石が浅くなってる。そこに走りこみそう。
賢いな〜と感心しながら竿を横にして誘導。
やっと上がってきました・・・コブダイが・・・タモを用意してなかった。
(アイナメの事しか頭になかった。)
(ごぼう抜きにしたろかな・・・でもこの当たり1回こっきりかもしれんし)
30秒くらい、空気を吸わしたらおとなし〜くなんたんで、竿を片手にコブダイの上半身を
海中から吊りあげたまま、片手でバッグの中をガサゴソ。
落としダモを広げて投入。無事に取り込み完了。サイズは40cm

前日に状況報告するとSATさんにメールしていたので電話する。
のり:「アイナメ釣りにきたらコブがかかってびびりました」
SAT :「あほ!そこコブの魚影濃いんやぞ」
のり:「知りませんでした」
SAT :「今から5時頃まで時合や。でかいんがくるぞ」
のり:「今日、ハリス2号しか持ってきてません」
SAT :「あかんわ。たぶん。まぁガンバって」

眠気吹き飛び再度カキを投入。「コンコン」(えっ?コンコン?)
『解説:いままでコブ以外が当たった経験がないので混乱している』
合わせる。かかった。右に螺旋回転しながら上がってきたのは20cmのアイナメ
おー!ターゲットを釣った。うれしー!。
しかも「ガン!」とか「ガツン!」以外の当たり「コンコン」が体験できた。
これで違いのわかる男に一歩近づいた。

その後SATさんの予言的中。
「ガン!」→「ギューン!」→「ブチっ」
「ガン!」→「ギューン!」→「ブチっ」
2連発で腹が立ったので道糸に直接チヌ針5号(+木工用ボンド君)を付けたら
全く当たらなくなった。
道糸は色付きだし、こんな大雑把な事してたらマサさんに怒られそうだ。
そして元の2号に。そして何投目かに、
「ガン!」→「ギューン!」→「ブチっ」(暗くなったし帰ーえろ)

17:00納竿。
この日はイレギュラーな出発だったんで忘れものがあった。カメラと氷。
スカリもないんで、クーラーに水をいれて帰るまで泳がしておいたら
大量のカキを吐き出していた。アイナメは釣り上げた時、腹がパンパンだったのに
今はへこんでいる。食っているものの観察もしたほうがいいなと思った。

魚はシメて沼隈のハローズで氷をもらって帰った。
家に帰って魚を見せると、予定のすき焼きから急遽、鍋物に変更してくれた。
義父に釣った魚を食べさせてやれて良かった。海に感謝。

しかし僕が釣りに行ってるのに何故、すき焼きの用意をしている?

 

<コメントbyまるさ>

最後の1行が効いてます。(笑)

しかし,のりさんの釣り上げた40cmコブダイが,この日に田島で釣れた

最大の魚だったかも。

例年正月過ぎると小用地は釣れなくなるんですが,まだいけそうですね。

このレポートを見て来週行かれる方,頑張ってください。

1位はムリでも,現在のランキングで2位に入るコブダイは釣れるのでは?


 

G かるさんからのお便り (2003/1/25着)

 

1月25日(土)  小豆島 大部港

今日は以前から行ってみたかった小豆島の大部港に釣行することにしました。

昨日、「千と千尋の神隠し」を見るのを我慢して採ったカキを積みイザ日生へ。
玉島〜日生までは予想以上に早く1時間10分で到着しました。日生港は広い

無料駐車場があり、渡 哲也渡船も同じ所から出船しているようです。
日生港7:30分発のフェリーで小豆島大部港へ。(片道760円)航海途中、東側に

鶴島沖一文字が見えました。しかし、なんであんなところに一文字があるのかな?

8:30分 小豆島大部港に到着。降船する釣り客は4人。

私は港の東にある、護岸の北東の先端で釣ることにする。(徒歩10分程度)
釣り場は岸壁になっており、足元の水深は5メートル前後。

北向きの釣り場なので北風が吹くとつらいところがある。

今日は二刀流。

2.1メートルの竿は道糸6号ハリス4号伊勢尼12号のコブ用。

1.8メートルの竿は道糸2.5号ハリス1.5号チヌ針2号のコブ以外用。

カキをつけて、足元へ・・・。潮は足元から北へ流れる。

北東の先端に釣り座を構えたので足元から沖へ流れる感じだ。

10メートルぐらい流され止まる。アタリなし。
一投目即コブの夢のパターンはなかった。

30分ぐらいアタリが無いまま時間が過ぎたころ月刊釣り情報の人が現れ少しお話。

「また昼過ぎに見にきます。」と言い残し去っていった。

10時30分頃 最初のアタリ。コブだ。(多分)

コブ以外用のハリス1.5号にかかった。ぐーーっと、根に潜られアウト。

多分、40センチサイズだと思う。あれは釣り上げなアカンなーと後悔する。

11時頃 アイナメ29センチ。コブ用の竿にかかった。目論見がぜんぜん違う。

11時30分頃 アイナメ32センチ。コブ以外用の竿。

12時30分頃 アイナメ30センチ。コブ以外用の竿。

昼ご飯を食べていると、地元のおじさん登場。小豆島はコブが多いと語ってくれた。

その後、釣り情報の人が来て写真を撮ってくれた。さらに釣り情報タオルをもらった。

うーん、次号に掲載されるといいな・・・。

2時頃 潮が東へと速く流れる。カキが、なかなか止まらない。

3時頃 少し根元がわに移動。

4時 終了。

結局、アイナメ3匹。アタリ4回。

コブが多いと地元の人が言っていたが、コブのアタリは一回のみ。
護岸先端は大潮や、風の強い日は釣りにくいかも。暖かくなれば釣果も伸びるかな?

さて、このレポートを見て岡山、倉敷の猛者の食指は動いたでしょうか?

p.s. 携帯のカメラで写真を撮ってみましたが迫力無いなぁ。

 

<コメントbyまるさ>

「当たり4回」というのがいいです。冬場はそんなもんですよ。

コブダイよりアイナメの当たりが多かったというのは魅力ですね。

岡山県地方のアサさん,じゃない皆さん,さあ,小豆島へGO!


 

F コバさんからのお便り (2003/1/18着)

 

釣行日 1月18日(土)

釣行時間 午前8時頃から午前10時30分頃
場 所 横田漁港(横島側)

今日は、今年最初の釣行。すなわち釣り初めである。

本来であれば気合い十分で望むところだが、去年奪われたイカダ竿が

まだ手に入っていないため、気持ち半減である。(気合いの入らない理由その1)

 

それと、ホントは午前5時前に起きたのだが、その時結構雨が降っていたので

中止にしようと再び寝て、午前7時に再び起きると、雨がやんでいる。

急いで支度をしてカキの採取へ。案の定いつもの場所はすでに満ちてきて水の中。

仕方がないので取れるところでほんの少し採取。(気合いの入らない理由その2)

 

今日のタックルは、3.3m磯竿に小型スピニングリール。

道糸ナイロン3号、ハリスはフロロカーボン1.5号にチヌ針4号。

なのですが、仕掛けを作ろうと竿をみると、ナント竿先が折れている・・・。

予備の竿などなく仕方なく、ガイドが落ちないように先端をテープで固定。

『こんな釣り方で食ってくる奴は、よっぽど間抜けな奴しかおらんじゃろ』

と思いながら釣り開始。(気合いの入らない理由その3)

 

潮はかなり満ちてきている。第1投するもあたりなし。

というか、小さいあたりは絶対わからない。

はっきりガツッ!とくるあたりはわかるが、そんなあたりは結局数回しかなかった。

午前9時頃ガツッ!とあたりがきた。

あわせるとかなりの引き。

竿が竿だけに少し余裕のやりとり。

あがってきたのはアイナメ。しかも、でかい!!

今まで釣ったどのアイナメより1回りも、2回りもでかい!!

その後納竿まで数回あたりがあったが、針にのらず終了。

今年を占う上で、良かったのか悪かったのか・・・。

次回の釣行からは何とかイカダ竿を購入していると思うので、

次回が本番と言うことで今日はこの辺で。

釣 果 アイナメ(33p)1匹


 

<コメントbyまるさ>

初釣りから大物,おめでとうございますコバさん。

このアイナメは,大物ランキングに入れときます。

田島・横島は今シーズンは不調かと思いましたが,これから期待できるかも。

2月か3月には一文字へ渡ってみようと思います。

よかったら,一緒にどうですか?


 

E 岡山のアサさんからのお便り (2003/1/16着)


〜NHKの取材以外は満点、またやってしまった〜

1月11日 *** NHKの取材前日の試し釣り ***
NHKの取材が決まってから、本日の予定は決めていた。それは佐島
先ず佐島へ行き、午前中に釣果があれば取材当日また佐島へ行き、

無ければ生名島へ直行という計画。
釣り開始は10時過ぎ。

前回の実績から、タックルは筏竿2m,道糸4.5号,ハリス4号,チヌ針4号の垂水仕様を選定。
必要に応じてハリスは変更。
当たりは少ないであろうと予想していたが、約1時間でタコ1匹(先端真下)。
その間、釣り座を内向き、先端、外向きと色々試す。引き潮の場合、外向きでも竿出し可能か。
当たり無しに、『このハリスではそう甘くないか〜』と自分を納得させる。
11時頃、タックルを筏竿1.8m,道糸3号,ハリス2号,チヌ針4号に変更。当然の決断。
『これならいけるだろう』と思っていたが・・・
結局午前中に当たり無し。これで、取材当日生名島直行が決まった。
それから、約1時間後(13時)待望の当たり。コブ。食べごろサイズを上げる。
ここで、アサ主観のコブダイサイズの定義を。


 30cm未満 リリースサイズ
 30〜35cm 小型
 35〜45cm 食べごろサイズ ←ここまでは上げれる確率は高い
 45〜55cm 良型
 55〜60cm 大型 ←この当たりからかなり引きが強い
 60cm以上 バケモノ
 70cm以上 分からん


それからの1時間で、小型&食べごろサイズのコブを3匹追加。この間バラシ無し。
本日は快調と思って油断した瞬間、強烈な引き。右に走る。私も走る。
”プチッ”とハリス切れ。大型以上か?
ここで、垂水仕様に変更。
これからと思ったが、そこから当たりが跡絶えた。まあ、ハリス4号では当然か。
既に実家へのお土産は十分あり、余裕があったので、見物に来られた方とゆっくり会話を楽しんだ。
釣りには集中しなかった。いや、できなかった。
そして16時過ぎに一旦納竿。それまで当たり無し。当然ではあるがハリスサイズの影響は大。
写真撮影&片付けをしたが、殻を取ったカキを5ヶと竿のみ最後に残した。
これを使って帰ろうということである。
1投目、当たり無し。
2投目、当たり無し。
3投目、当たり無し。
4投目、『来た〜』 叫ぶ。
『でかい』 また叫ぶ。
強引に上げる。浮いてくる。水面に浮く。これぞ、バケモノ。はっきり確認。下顎を確認。
何回か送って、タモに入れる。
近くでそのやり取りを見ていたおじさんが興奮。
『お〜お』、また『お〜お』、そして『お〜お』。『お〜お』の連発、
釣りの常識を超越したやり取りにおじさん呆然。
そして、また『お〜お』。何回も言ってたな〜、おじさん。自分では気付いてないでしょうね(笑)。
コブから針を外さずに、車へ走る。金尺を取りに行ったのである。
で、測定。意外に小さい。63.5cm。それでも63.5cmの巨大バケモノ。時間16:45。
おじさんより、『この前よりちょっと小さいの〜』の一言。おじさん、我に返る。
それから、直ぐに本当に納竿。
結局釣果は、コブ5匹(63.5, 43,37,36,32.5cm)、タコ1匹

この日、別のおじさんにコブを差し上げたが(興奮したおじさんはご遠慮された)、

その方は偶然実家の近所の方のご親戚の方だった。
世間は狭い。尚、実家の近所の方にも正月にコブを差し上げたが、

そのおじさんはそのこともご存知だった。
恐ろしいほど世間は狭い。実家に戻り、また実家の近所の方にコブを差し上げた。

 


1月12日 *** またやってしまった ***
あまり語りたくない心境である。エスパーさんは立派。○○○でも饒舌。
敗因は深浦にへ行かなかったから。遠慮してしまった。
マサさん、遠慮せにゃ〜。
○○さん、遠慮せんで○○○とは寂しいで〜。
真ん中の波止では下げ潮は辛い。やはりそうであった。
但し、今回の釣行で外向きならチャンスがあると分かった。でも、波止が高く怖い。
釣果は、ササノハベラ1匹。即リリース。

1月13日 *** 満足、満足、満足 ***
6:30長崎港で、佐島行きのフェリーを待つ。
すると直ぐ側を、まるささんが乗ったカローラがスーーー。『まるささ〜ん』、気付いたかな?
7時過ぎに釣り開始。
8時前頃、当たり。リリースサイズのコブ。一応写真撮影用にキープ。
8時過ぎまた当たり。また小さいコブ? 軽々上げる。上がる。
『あれ?』、様子が変である。なんか長い?
アイナメ? アイナメ? アイナメじゃ〜
今年初のアイナメ確認。
次の瞬間、『でけ〜〜〜』。アイナメならバカでかい。
興奮。アイナメと分かり急に慎重になる。岸壁のカキで、ハリスを切らないように。
暴れないように、竿を扱い、無いテクニックを全て使って・・・
やっと、問題なくタモ入れ完了。『ほ〜〜〜』、たまりませんね。
そのとき既に分かっていた。痩せてはいるが、自己記録更新は間違いないことを。
車へ走る。金尺を取りに。
そして検寸。
38cm。もう一度確認。
金尺とアイナメを丁寧に重ねる。やはり、38cm。
自己記録更新(実は興奮して40cmオーバーに見えていた。このアホ。)。
気合はいる。20分程度してまた当たり。アイナメ。今後は軽い。26cm。
期待。近くで見ていたチヌ釣りのおじさんも、自分の釣りより私の釣りの方が気になるようである。
それからは、食べごろサイズのコブ、コブ、コブ〜〜〜。
チヌ釣りのおじさんと会話をしたところ、松永の方で、このホームページ&

まるささんのことをよくご存知であった(ホームページでの情報&過去のNHK取材等)。
このホームページの読者とのこと。このおじさん、かぶせ釣りに興味津々。参戦も近そう。
11:45に納竿。
結局釣果は、コブ9匹(47,46.5,45,37,36,35,32.5,21,21cm)、アイナメ2匹(38,26cm)
ポイント獲得。皆、怒るやろ〜な〜。

 


*** NHK取材を振り返って ***
せ〜にしても、え〜〜〜NHK取材じゃったの〜。
あ・〜・た・の・し・か・っ・た・の・〜
正月と同じじゃ〜。
皆、怒るやろ〜な〜。
次はやりまっせ。
まるささん、次の休みまで我慢できますか?
以上、岡山のアサでした。

<コメントbyまるさ>

いいですか,皆さん。せ〜の・・・

どあほ〜!!!


 

D エスパーさんのNHK取材レポート (2003/1/14着)


ボウズの言い訳 〜NHK取材釣行〜

 

前回のオフ会で行った生名島でまたも釣りをすることになるとは

広島からではちょっと遠いから毎週の様にいけるところじゃない

「毎週、埠頭用地」、そんなビョーキに犯された人達がうらやましい(笑)

遠方に行くと尚、燃える方が多いのであろうが私は違うかな

気分は「ドライブ」、やる気は「海の底」、何をしに?「くつろぎに」

これではまるささんの意図にはそぐわないが、

遠方へ来るとどうしても身体を休めたくなるのだ

いえいえ、決してやる気がないんじゃないです

いつもより少し、ゆったり釣りしたいなって

だから今回も「魚」にバカにされましたが・・・(涙)

 

前は「タナゴ1匹」、今回はかろうじて「カキ」を釣り上げましたが

皆さんもおんなじ「カキ」を沢山持ってらっしゃったのでリリースしました

あちらこちらから釣果報告が入ってきます

これって「プレッシャー」なんです、普通の人なら

私は普通じゃないからこう考えてます 「チームプレー」

頼ってる訳じゃないんですが頼ってます(笑)

自分に魚が掛かれば文句ないんですけど、直結の6号じゃあねぇ

「猫またぎ」ならぬ「コブまたぎ」

波止での当たりは「まさきち」→「毛利さん」→「まるささん」へ

根元から先端へ移動していった

えっ?私?「まさきち」の隣でしたよ

ただの1度だけイカダ竿50号が揺れました

多分、コブが道糸に引っかかったんでしょう

残念ながら前頭葉は拝めませんでしたー

 

狙いを変えて「メバル」にチャレンジするも見事にバカにされました

バカにされたのはまだいいけど一つだけ黙ってた事があるんです

マジメなイカダ竿を出していた時の事

竿の中から穂先を出そうとするがガイドが引っかかってなかなか出てこなくて

地面で2度3度叩いて面まで出して仕上げに「えいっ!」と振ったら

穂先が天高く舞い上がり見事に海の藻屑となりました

いつもの様に周りを見て羞恥度確認 誰も気付いてない

魚も釣れてないのに必死になってタモを出したけどすでに遅し!

陰も形もないとはこの事か!

前回は水汲みバケツ落としたしぃ

まあええわ、漁礁になるじゃろ・・・

エサがないからメバルベイトでやったので仕方ないと言えばそうですけど、

やっぱり腹が立ちます

倉橋のメバルは素直に釣れるのに生名島のメバルは素直じゃない

あっ!そうか!!ここは愛媛県だからメバルが違うんだ!!!

ちくしょ〜、春には「モエビ」で全滅じゃ、こいつらの顔覚えたで・・・

あ〜、倉橋より東は鬼門なんかなぁ

 

さてさて、竿を握ったまま時間が過ぎていき人も集まってきます

その前に私はインタビュー?というか「釣り尋問」を受けました

最初に隣で毛利さん親子のかみ合ってないインタビューがあったんで

次は「ワシか♪」と覚悟していたら通り過ぎてまるささんの所へ

「・・・テープがもったいないんか・・・・・・」

でも半分は来て欲しくない

口下手だし化け物みたいな竿持ってるしヒゲそってないし

しかし私もインタビューが始まったのだ

内容はあまり覚えてません

上がっていた訳じゃないが次は何を聞いてくるのか、どう答えてやろうと

釣りはそっちのけでアナと勝負してましたから

もし映ってるんだったら見てみて下さい

竿は動かすものの動きが変ですから

実は話しながらやってると根掛りしちゃいまして恥ずかしいから「釣ってるフリ」してました

 

昼になり皆さんも各地から集まり鍋の準備が始まりました

これがメインのようです

結構、細部にわたり撮影されてて大変だなと感じました

魚を撮って、調理風景・制作段階・投入物などを細かく撮影され、

合間にインタビューや船本アナの初3枚おろしなどなど

その合間に私は干潮の敷石でカニやヤドカリ、カメノテを獲ってきて腹の足し?にしようかと

いや〜、評判悪かったですねぇ

「鍋にカニ入れますよ」って言っても撮ってくれんかったですもん

あれが放送されれば講義の電話が殺到したかもなんで、撮らなくて正解(笑)

一緒にヤドカリとツブ貝もダシ用に入れましたが知ってました?

あの白い土鍋ですけど

カメノテは雄志を集い、試食会決行

うまいが小さすぎてどうも・・・

殻が塩っ辛くてうまかったけど料理人の俊一さんでさえ拒むと言う始末

YS君はカメノテを食べたことあるって言ってる

まだ中学生なのに一体海で何をやってるの?

人の事は言えんですが

私は変人ですか??

 

思ったより時間がかかりお腹が減って減って

1人、某倉敷の小学生が1人でポテトチップをバリバリやってたんで奪い取ってやりました 

あっはっはっは! おじさんは怖いんだぞ〜

それを見たまるささん、無言で1枚つかんで食べました

ビールいりますか?(笑)

ディレクターさんはスリコギで「コブつみれ」を作ってる

画にはならんですがカメラには収めました

アナも間でレポートしたり話したりで忙しそうですよ

私ですか!?私は決してサボってたんじゃないです

「スチール班」としてパチパチ撮ってたんですよ

昼間の外というのは写真が撮りやすいし表情もいい

撮影風景を撮影する

う〜ん、前に立てないからみんなの尻ばっかりだ

まあええか

 

コブ鍋パーティーが始まった

リハーサルなしで最初は1の鍋から開けて「ぉぉお〜」、2の鍋で「ぉおお〜」、3の鍋で「おおお〜!」

失敗したらフタしめりゃいいじゃんってこと

番組制作って大変ですネ

普段ならもうすでに鍋の中身はないとこですよ

んで、お椀によそうシーン、食べるシーン、インタビューシーンを撮っている

私が毛利さんの煮魚嫌いをチクったらディレクターさんの耳に入ってインタビューが始まった

これぞ私の願っていたシーン!

親子の絆がはっきりと分かるバラバラなインタビュー会話

でも「おいしいっ♪」と言ってたので良かった

毛利さんはかなり克服されたようだ

念願の最強漬けも食べれて最高でしょう!

うまいからってクルーの方の分まで食べちゃいかんですよ(笑)

「早いもん勝ち!」と言ったのは私ですが・・・

 

白い鍋の封印が解かれた

真っ赤になったカニがいる

天然でっせ、天然

さっきまでそこの敷石の間で生き延びてたやつら

しかし釣り師からみれば「落とし込みのカニ」

そう考えると我(々)はチヌと変わらない

責任者の私がまずツメをかじった

「いけますよ、このカニ♪」

「うそついとる、こいつ」冷たい視線を感じながらかじっていったんですが、

ホントにうまいですよ・・・ 特にミソなんか・・・

海産物を採ったら右に出る者はいないというまるささんに聞いてみた

「小さくてもミソの味しますよねぇ?」

「えっ?さあ〜、ホンマ??」

「ガ〜〜〜〜〜ン・・・」

食べたことあると思ってたのにぃ

あっ、そうか!まるささんは未知の海藻専門でしたよね

私は磯の微生物専門ですか?

俊一さんはカニも拒む

「今度獲っていったら調理してくれます?」

磯カニを持って海仙楽に行くと入店お断りらしいです(笑)

 

クルーの方々も仕事が終わりコブ鍋にありついた

しかしほとんどない

忘れてた・・・

刺身2種類と鍋と揚げ物各種etc

カキフライが実にうまい

うまいのは知ってるが、どこで採ったかは聞かない

できればその現場を見たくない気もする

いや〜、ホントうまいです!

話も弾みまだ釣り足りない人は波止へ、諦めた人は釣り談話にコブが咲く

私は写真撮るし、釣れそうにないから諦めた

というかこれ(食事&談話)が楽しみで来た訳♪

釣りは口実だったかも・・・(笑)

 

一日も終わりに近づき片付けを始める方、まだ釣りをする方それぞれ

私は前回からの希望であった「集合写真」を撮りたい旨をまるささんにお願いしていたのだ

クルーの方も帰られるというので一緒に撮影することに

これで撮れてなかったら何て言えばいいのか・・・

それしか頭に浮かんでこない

1枚目:マサさんの「失敗するで!」の声

機械は裏切らんですばい!「セルフタイマーセーット!カシャ!!」「あれ?」

私抜きの写真になった

2枚目:「セルフタイマーOK!」

ポジションは還暦を思わせる赤い服を着たマサさんの右横

マサさんの「こけるでぇ!」の注文

一瞬迷ったが(うそ)ここでやらねばただのカメラマニア

段差が大きかったのが幸い、うまくこけれた

「わしは生名島になにしにきたんじゃろ?」

3枚目:保険で撮っておく またも「こけるで!」の声

もう知らん 2度目は面白くないんだ(うそ)

歩数を頭の中で綿密に計算し決める(大うそ)

こんなキャラじゃないんだけど、次から声が掛からなくなるといけないから・・・(これもうそ)

スネ打ち覚悟、捨て身でやりました

おかげでいい写真になりましたよ

1枚目は堅い顔ばっかりですが2、3枚目は皆さん、しまりのない顔になってます(笑)

この一瞬で今日一日が癒されました

結果はボウズだけど、それより皆さんといると楽しくて仕方がないです

最後の写真が私の宝物になるのは間違いない

ボウズの時はこれを見て慰めますわい!(笑)

 

いや〜、これはレポートでもなければ日記でもない

「スチール班」からファインダー越しに見た「情景」みたいなもんです・・・かね??

 

<コメントbyまるさ>

2回目はさすがに冗談とわかったけど,最初にコケた時は信じたなあ。よっ,演技派!

ところで皆様に誤解のないよう補足しておきますが,

エスパーさんが釣りに使ったカキと,カキフライのカキとは採った場所が違います。

カキを調達できない人のために釣り用に持って行ったやつは,うちの近くの

松永湾最奥部で採ったドロだらけのカキで,到底食えたもんじゃありません。

一方船本アナに使ってもらったカキ(=カキフライにしたやつ)は,

車で20分以上かけて沼隈まで行って採ってきたので,ドロもついてなく

水もきれいな所のカキです。

「かぶせ釣りって,ドロだらけになるんですねー」とかTVで言われたら困るしね。

うちのメンバーは,なんぼ汚れても構わんけど・・・というわけでした〜。

すいません。


 

C 岡山のアサさんからのお便り (2003/1/7着)


〜2003年釣り始め満点スタート〜

帰省に先立ち実家の母に電話している。
今年の正月は魚いらんけ〜 魚買わんでえ〜で〜
当然本当に魚がいらないのではなく、私が正月に新鮮そのものの魚を調達することを意味している。
前年度の冬季(10月〜2月)にはかぶせ釣りをしておらず、実績は全く無い。
我ながら、"よ〜言うた"と思う。いや、無謀でしょう。
本格的にかぶせ釣りにのめり込んだのが昨年3月末。1年も経っていない。
ち〜た〜(少しは)成長したじゃろ〜。

1月1日 *** 帰省&釣り始め ***
予定通り因島に帰省。
希望としては満潮の10:11(因島土生港基準)前に因島に帰省し、満潮直後に釣りを始めたかったが、

妻への説得も空しく・・・ 
まあ、已むを得まい。釣りができただけでも御の字といったところ。
実家に着いたのは正午過ぎであった。
体はうずうずしていたが家族と昼食を取り、実家を出たのは14時前。
『お母さんの顔を見に帰っとるんじゃの〜て、魚の顔を見に帰っとるけ〜』と、母も呆れ果てる。
今日の目標は刺身サイズのコブ1匹。35〜45cmのコブが1匹上がれば上出来と考えていた。
先ずは宇和部消防署前へ。
既にかなり潮は引いており、無理そう。本日は大潮であり流れも速い。
ということで、小用へ向かった。
本日のタックルは、筏竿1.5m,道糸3号,ハリス2号,チヌ針4号
小用は私が初めてかぶせ釣りをした思い出の釣り場であるが、1年以上ご無沙汰。
波止先端にはメバル釣り2名。
先ずは波止先端5mくらいの位置外向きに釣り座を構えた。
5投目くらいに当たり。軽々釣り上げる。先ずベラサイズのコブ。
その後は当たりが跡絶える。
釣り座を変えながら、30cm以下のコブを釣り上げるが、中々刺身サイズのコブの当たりがない。
16:30頃、もう日暮れに時間が無いと思っていたとき、待望の当たり。やっ〜〜と、まずまずのサイズ。
ジャスト35cmのコブ。これで帰れる。さっさと急いで帰り支度。
釣果はコブ5匹(35cm,30cm,30cm未満3匹)。運が良かった。
元日の夕食に我が家の正月料理として初めてコブの刺身が加わった。家族の評判はGood。
実に良い元日の夕食であった。

 


1月2日 *** いざ佐島へ ***
昨日兄に『このコブは小さい』と説明した。
今までの釣果写真を見せたが、やはり実物がないと実感がわかないと思う。
ということで、本日の目標は50cmオーバーのコブ1匹。
普通なら驚くサイズである。かぶせ釣りは凄い。
長崎港へ行き、7:40発の弓削行きフェリーに乗り、弓削大橋を渡って佐島港へ向かった。
生名島の埠頭用地から見える佐島の波止である。
以前より目を付けていた。
佐島には初めて行ったので迷ったし、そこに行くまでいかにも釣れそうな波止もあったので、

寄り道してしまい時間が掛かったが、最終的に佐島港から見て左側の波止に入ることにした(赤い灯台が目印)。
波止先端にはサヨリ釣りの方が既に入っていた。
早速挨拶。
私、    『おはようございます』
おじさん、『おはよう、何釣りに来たん』
私、    『コブダイ狙いに来たんじゃけど』
おじさん、『コブダイ? そんなん釣ったん聞いたことないで〜。あっちの波止なら時々チヌ釣りに来る人がおるけどの〜』
私は邪魔にならないように波止先端から5〜6m離れた位置に釣り座を構えた。
本日のタックルは、筏竿1.5m,道糸3号,ハリス2号,チヌ針4号と、

垂水一文字仕様の筏竿2m,道糸4.5号,ハリス4号,チヌ針4号
昨年中はハリス1.5号&2号に拘った。年末には"大物ランキング"を意識しハリス4号も使ったが。
別に意味は無いが、いちがいなだけである。
今年は臨機応変に針,ハリスを選択することにした。コブダイさんに参りましたので。
先ずは、筏竿1.5m,道糸3号,ハリス2号,チヌ針4号。
真下&遠投とも当たり無し。
当たりがないならと、垂水一文字仕様に変更。常識を度外視、度外視。
不思議なことに垂水一文字仕様に変更後直ぐに当たり。
先ず43cmのコブ。満足。これで本日の夕食もコブの刺身。
この時点ではサヨリ釣りのおじさんは釣れていることに気付かなかった。
また直ぐ当たり。
今度はでかい。
コブ右に走る。私も走る。暫く格闘・・・ 『あっ』思わず声が出た。ハリス切れである。
その後当たりが跡絶えた。ばらしがまずかったか?
一旦、筏竿1.5m,道糸3号,ハリス2号,チヌ針4号に戻す。当たり無し。また、垂水一文字仕様に戻す。
偶然直ぐに当たり、またでかい。同じく、コブ右に走る。私も走る。暫く格闘、格闘、格闘。
歯を食いしばる。コブの引きに耐える。無理をせずに・・・ 
とうとう下顎がはっきり出たコブが浮いた。しかし根に潜ろうとする。
少し送る。また潜る。数回繰り返す。
私、『おじさん、悪いけどタモ持って来てくれんじゃろ〜か〜』
おじさんびっくりして、慌ててタモを持って走って来てくれた。
おじさん、『なんね〜こりゃ〜』
私、『コブ』
夢中であり一言しか言えず。失礼しました。
それから慎重に慎重にタモ入れし、見事にタモ入れに成功。ここでやっと安心。ほ〜〜〜。
このほっとした瞬間がたまらない。なんとも言えない。これぞカイカン。
早速金尺を当てる。60cmの金尺では測定不能。
30cmの金尺も取り出し、その2つで90cmの金尺を作る。
67cmか? コブの両端に当て物をし、丁寧に正確に測定。66.5cm。自己記録更新。大満足。
おじさんありがとう。
暫くして大勢の観客。知人の携帯電話情報により、見学に来たとのこと。
『この波止でこんな大きい魚釣ったん見たん初めてじゃ〜』と言って頂いた。

それからは夢中で良く覚えていない。コブ、コブ、コブ、コブ、コブ〜〜〜。
おまけにタコまで釣り上げる。海からのお年玉。
結局釣果は、コブ7匹(66.5, 57.5, 53.5, 49, 43, 27.5, 25cm)、ホゴ1匹(21cm)、タコ1匹
コブのばらしは4回。運良く釣り上げの確立は高い1日であった。
ラッキーとしか言いようがない。お年玉、お年玉。
当たりは満潮前後に集中。但し、満潮時暫くは全く当たり無し。

 


1月3日 *** 家族サービス ***
雨。妻とドライブ。
午前中因島一周。
生名島深浦を見たが釣り人おらず。
大浜の波止には釣り人が1名。
雨の中歩いて行くと、なんとかぶせ釣りをしている。お会いするのは初めてか?
私、『かぶせ釣りですか? 釣れましたか?』
おじさん、スカリを指差し『ボウズ』 の一言。おじさん機嫌が悪い。
当然と思う。この雨&寒さに加え、ボウズとくれば誰でも辛い。
邪魔をしては申し訳ない。頑張って下さい。
午後からは生口島平山郁夫美術館。2回目であるが、今回は中々よかった。お奨め。

1月4日 *** 試し釣り ***
雨は降っていない。しかし、流石に釣りに行くには気が引け躊躇。
昨晩午前2時まで飲んでいたので、疲れている。
9時前にとりあえず宇和部消防署前北側波止まで散歩。釣り人はいない。強風。
潮の流れを確認。激流である。釣りになりそうにない。
今後は南側の波止へ。ここで竿を出した経験はない。
海に石を落として潮の流れを確認すると、釣りはできそうである。
『今後のために竿を出してみるか』
一旦実家に戻り準備をして竿を出してみることにした。
午後からは家族サービスのため、正味釣り時間は約1.5時間しかない。
タックルは垂水一文字仕様。
そして・・・、当たり無し。釣り人がいないので、釣り座を色々試す。
本日は試し釣り、試し釣り。自らを納得させる。
暫くして波止の先端から7mくらいのところで、待望の当たり。
『コブ』
心の中で叫ぶ。
強烈な引き。
一度途中まで浮かせ、何回か送った後、水面まで浮かせ切る。
昨日コブを釣っており、今日は余裕があった。
金尺で検寸。56cmのコブ。まずまず。
暫くして、また当たり。アイナメか? 合わせ損ね。
アイナメ独特の当たり(ほんまかいな)?
5分後また当たり。アイナメか? また、合わせ損ね。
強風の悪条件。私の実力では合わせ切れず。
11時頃納竿。ほんまは、これから釣れんじゃけどな〜。
贅沢なことは言うまい。心の広い妻に感謝。
結局釣果は、コブ1匹(56cm)。これで十分満足。


1月5日 *** そんなアホな ***
本日は鞆平港へ・・・ そんなアホな。
そこまでビョーキじゃありません。
はい、自宅で雑用をしました。

*** 正月休みを振り返って ***
せ〜にしても、え〜〜〜正月じゃったの〜。
"今年も楽しいかぶせ釣り"を予感させる3回の釣行。大満足の正月。
あ・〜・た・の・し・か・っ・た・の・〜
以上、岡山のアサでした。


<コメントbyまるさ>

アサさん以外で,正月休みに3回釣りに行った人,手を挙げてください。

はい,どうもありがとうございましたー(笑)。

今年の大物ランキング第1号は,アサさんでした。

やっぱり,という皆さんの声が聞こえてくるようです。


 

B コウマさんからのお便り (2003/1/6着)


釣り初め

01/03(金) 田島 箱崎フェンス越え先端 7:00〜15:00

タックル
1.8m筏竿 道糸4号 ハリス2,3号 チヌ針3号
本日の釣果
コブダイ   3匹 (35cm位1匹, 20cm前後2匹)

今年最初の釣り。
天気は良くないのは分かっていたが、明日以降はもっと悪くなるだろうーと予想し決行した。
暗い内からカキ採り。

潮は良く引いていたが良いカキは見当たらず2度ほど移動してバケツ3杯を確保。
(こんなに採ってどうするん?天気はよー無いのに!いつまで釣るつもり?言う

くらい採ってしまった。)

今日は正月3日 フェンスを越えても漁師さんも怒鳴ってんないじゃろーと予想し箱崎へ。
目標は タコにコブ。タコなんかかぶせでねらって釣れるようなものでもないが正月なので・・・一応。
(そう言えば、タコも湯がき方によって随分味が違う様ですが・・・。おいしー湯がき方求む。)

到着後良く見ると向かいの小箱にも釣り人が・・・。
『正月の雨の降る中 釣り好きの人もぎょうーさんおってナー御苦労さん』と感心
(この中にまるささんがおられたとは)
準備完了1投目 2投目・・・ アタリはあるがエサとりの様。

とりあえずアワセたらヒット!今年の夢描いてた1発目は、
期待に反し 軽い簡単に上がってくる なんかやな予感 

"ジャーン" スズメダイ。(まだこんなのがおるんか?)
これが今年の最初とは・・・・。出来れば無かった事にしてほしい。
その後やっと20cm弱のコブを釣り(せめてこっちを1発目にしてほしかった。)
せっかく持ってきたのだからとスカリにキープ。(後にお帰り頂いた)
雨の中釣り続けるもエサとりばかりの様。

途中忘れかけた頃にコブの明解なアタリ。

1・2回目は根にもぐられてハリス切れ。
3回目は頑張って『この調子なら上げられる!』と思ったところで針を伸ばされ苦い思い。
何れも50cmはあった感じで初っ端のランキングには載れてたのに・・・うーん残念!

しかし寒い。

途中みぞれも降るし エサとりでも頻繁にアタリがあれば手は動くのでなんとか大丈夫。
けど針を結んだりという行為は思う様に動かない。足先はどうしようもなく冷たくなるし・・・。
今後の対策の為この後手袋と登山用の靴下を購入したもののこのくそ寒い中快適に
釣ろーと思うのが無理なのでしょうか?
(タカさんと同様に『防水で,なおかつ指先の感覚の損なわれない手袋』がほしい。

今回はとりあえずダメ元で適当な手袋を購入)

昼の満潮を過ぎて 22cm位のコブを上げる。これじゃお土産にもなりゃしないし

さすがに寒いし帰ろーかと思っていた頃
やっとコブ35cm位をゲット。

(何れも寒いんでスケールを当てることもたいぎかったんで目分量です。)

これで今年の釣り初めは終了。

『お年玉だよ大きくなってね』っと結局カキは全て撒いて帰りました。

アタリが無くなってからカキをばら撒いても食ってくれないようでなんか意味のない

様に思えて来ましたが・・・。
どうなんでしょうか?まっ気は心と言う事で変に納得させています。

<コメントbyまるさ>

あの日は私,小箱でなーんも釣れませんでした。

コブダイ3尾釣れたとは羨ましい。

小箱でまともなアイナメ釣るまで通いますよワシ。

タコはゆですぎると固くなるので,大丈夫かいなというくらい

生っぽい方が美味いのだそうです。ゆで時間は,1kg=1分。

それにしても,ランキングになかなかお魚が載りませんね〜。

みなさんファイト!


 

A まさきちの父さんからのお便り (2003/1/3着)

 

新春は、倉橋島の尾曽郷で賀詞交換会がありました。
 50強のメバル1尾だけかよ!

 

さて、倉敷のマサさん情報通り、我が常勝ボウズ軍団は、タカさんとエスパーさんと共に、

倉橋の尾曽郷という所の波止に、新年の賀詞交換会に行って参りました。

牡蠣(下記)にその顛末をご報告申し上げます。

 

1月3日:朝5時にエスパーさんから電話を受ける。

私は、もう起きていた。

まさきちは、爆睡中。

PCでエスパーさんのHPを立ち上げながら、電話で話し。

タカさんの伝言「まもなく出発」を伝える。

タカさんやる気満々!(嘘つけーー! お前やろーー! ハイッ!)

雨が降ってないので「1日降るな!」と念じつつ6時に自宅出発。

でも世の中そんなに甘くない。

きっちり到着の8時頃には、雨が着実に。

風が強くないのが救い。

さぁ! 挨拶、挨拶! 

コブ殿にコンタクトすべく、牡蠣を提供。

実に「マッタリ」とした時間が過ぎていく。

9時半頃「ガツン」というアタリでコブから年始の挨拶を受ける。

「エッ?」と思いつつ、「頑張るぞ!」と思う私。

タカさんは、タモを持って近づいてきた。 

走る緊張感をコブ殿がきっちりと絶ってくれました。挨拶1回目。

しばらくその余韻に浸りつつも、マッタリとした時間が流れ、

一旦車のところにスピニングリールを取りに行った。

その間に、タカさんが38センチのコブを釣ってしまった!今日は、挨拶だけやのに。 

エスパーさん、まさきちと私は、賀詞交換の趣旨に沿うべく、本日は、挨拶だけ。

結局私は、3回ほどコブと賀詞交換を致しまして、コブ殿からは、アタリを受け、

私からは、針とハリスを提供致しました。

式は、恙無くおごそかに執り行われ、、、。

あーーーー!逃した魚は大きいなぁ!

特に3回目は、「あれは、もうチョッと頑張ったら上ってたはず」という

エスパーさんの感想通り、上げられると自分でも思ったので残念でした。

でも何故かそんなに悔しくない。

平港で釣った27センチのアタリに比べて「かなり大きそう」と感じさせるアタリだったし、

次の楽しみが増えた。(負け惜しみ)  

 

倉敷のマサさんへ!

道糸直付けよりハリス使った方がアタリが多いことを実感できました。

アドバイスありがとうございました。

こんなことは、釣りする方なら常識でしょうが、我が常勝ボウズ軍団に、常識は通じません。

今後共、ご指導の程、宜しくお願い致します。次は、必ず上げてみせます。

尚、本日の賀詞交換会で、タカさんは38センチのコブ以外にベラ(サイズ不詳)を釣られました。

さて、私が釣ったメバルですが、たまたま釣り位置を内側に変えたときに50ミリ強のメバルが掛かりました。

5センチのメバルによってボウズ逃れが出来ました。(ホッ!)

赤ん坊のメバルでしたので「さらばー メバルーよーーー(もうエエッて!)」

又、我が息子まさきちは、本日も余裕の完勝でした。

かぶせデビューから堂々の6連勝を飾り、年始早々から縁起の良い1日でした。

「どこまでボウズが続くか」楽しみです。

という訳で、年始早々ほとんどボウズのまさきち親子でした。

さて、最後に「針とハリスを持って行ったコブ」に一言

「今日は、これくらいにしといたろ!」    ドテッ!   

 

<コメントbyまるさ>

こういうレポートに対するコメントは,ただ一言。

「おめでとうございます,あなたは正しい『かぶせ道』を歩んでおられます」!


 

@ SATさんからのお便り (2003/1/3着)


<場所>
・鞆の浦、シーサイドホテル前護岸
<時間>
・9:00〜12:30
<仕掛け>
・1.8m筏竿、道糸ハリス通し2.5号
針伊勢尼12号
<状況>
・仙酔島渡船場横の駐車場(1時間200円)に車を停めて渡船場左に釣り座を構える。

カキを10個程砕いてマキエにして、釣り開始。

10時まで当たり無し、10時過ぎに小さく「コン」と当たった後に糸がフケる。

合わせると気持ち良い手応え、2度ほど底へ突っ込むが水面に浮かせると

37cmのコブダイ、今年初の釣果、嬉しい。

10時半、「ゴンッ」の当りの後に合わるが何の抵抗も無く針のチモト切れ。

結構大型が居ると思われる。

11時過ぎにまたも当たり、今度は針掛かりした。

左右に走るのをレバーブレーキでかわしながらタモで取り込む。41cmコブダイ

その後、当りが散発的にあるが、どれも針のチモト切れでゲットできず。
<所感>
・当りは全部で10回、引き潮で当たりが多くでる。

こんなところにもコブダイが生息していることを確認できて嬉しいです。
場所的には北西の風で風裏になるので、1月2月は面白いかも。

 

 

<コメントbyまるさ>

SATさんからまたまた新しいポイント開拓の情報が届きました。

ご紹介のこのポイントで,私も一度だけ竿を出したことがあります。

コブダイの当たりが1回だけあって,ハリス切れ。

取り込みが難しそうな感じだったのでその後行ってませんが,

コブダイの魚影は濃いと思います。

アイナメもいそうな雰囲気です。

ネックは,車を停めるのにお金がかかること。

以前はみんな路上に停めてましたけど(もちろん違反),最近はどうなんでしょう。

仙酔島のフェリー桟橋でもよく釣り人を見かけます。

入れるものなら,あそこでも竿を出してみたいところです。

 

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