● 最終更新日 2010/01/03

<釣行レポート(2004年2月-抜粋A)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2004/2/28 F 生口島・垂水港(サンセットビーチ横)波止 M島の半田さん
2004/2/28 E 能美島・大君の波止 西条のムラカミさん
2004/2/28 D 牛窓・子父雁(こぶかり)の波止 岡山のアサさん
2004/2/22 C 倉橋島・釣士田港波止 ヤギマスクさん
2004/2/22〜23 B 倉橋島・尾曽郷ほか エスパーさん
2004/2/22〜23 A 倉橋島・尾曽郷ほか タカさん
2004/2/21 @ 真鍋島・岩坪港 倉敷のマサさん

 

※ 今ちょっと忙しいので,途中からコメントなしということでよろしく。


 

F M島の半田さんからのお便り (2004/2/29着) 


みなさんお疲れ様ですM島のHです。
年明けから、7回ほどかぶせてほぼ全敗し、まともなのは岡山のアサさんやコバさん、

のりさんにお会いしたときの因島小用波止場での32pのコブ1匹のみ・・。
未だ50cmオーバーのコブには出会えず。
年末最後の釣りでのM君の62cmコブのポイントが、私「H」に入ってましたと聞き、

うーん名前がややこしいのかな? 

今度、H,M,KのM島トリオの3人で釣りしたら、かなりややこしいか?
そこで、今後M島のH改めM島の半田に改名しようと思います。
よろしくお願いします。
コブも自力で釣りますのでポイント修正しておいてください。

2月28日(土)
今日は、殺し屋M君が「アイナメがほしい」との希望で話し合い、

昨年の実績から瀬戸田サンセットビーチ横の波止場へ行きました。
スクーター部隊で午前6時出発、まだまだ寒い、途中コンビニに寄り50分程で到着。
とりあえず先端付近にも人影はない、今日は小潮9時半頃底になるから水深のありそうな先端ですることにした。
補修筏竿 1.8m 道糸3号 ハリス2.5号 チヌ針5号 スピニングリール
でスタート、今日は遊びで冷凍オキアミを持ってきている。
先端から激流の外側へ20号のジェット天秤おもりで軽く振り込んでおく。
先端・・あたりなし、M君は激流の外側へかぶせている、すこしずつ波止場の中腹まで移動しながら釣るらしい。
先端は潮にのればどんどん沖に出て行く、着定なんてまったく不明。
ここで投げ竿の鈴の音、引っぱるとずいぶん左へ流されたところから浮上、24cmの大きなフグでした。
とりあえずキープ、もう少ししてまた投げ竿に17cmのホゴが釣れました。
M君も、アイナメの小さいのが釣れたらしいが、ナチュラルリリースしたらしい。
補修筏竿は、二スで補修糸をかためトラブルが少なく調子がいいがあたりない。
波止場先端オンリーで、根気と根性で粘ってると、9時過ぎごろ藻か波か分からないような・・。
でも少しだけ竿先の沈み幅が大きいような・・。
念のためあわすと、のった!でも軽い?コブ×、チヌ×、アイナメ?。
釣れてきたのは、口の大きなカレイ?いや・・ヒラメ?ですかね。
生涯初めて釣りました、25cmでした。
その後、投げ竿にフグ21cmを追加し、投げ竿はおかたずけ。
M君は、外側は風も出てきて釣りにくく内側先端から10mほどで再開。
先端では、何度も遠投したが、一回のあたりに惜しくもあわせられず。
4mほどに投入しなおすと、10時20分頃にコツコツとノックが・・このあたりはもしや・・。
あわーす、のーった!あれ?小コブか?いや本日のターゲットのアイナメさんだ。
浮上直前の、足元一直線の突っ込みをかわしM君のタモ入れ完了。
32pのアイナメでした。
やったーお刺身できるでー。
そして、10時40分M君にあたり、やっぱりコブである、コブの似合う男だとつくづく思いながらタモをもって走りよる。
じりじりと波止場先端付近に進む、「浮いたら即すくってください」で「了解」とかまえる。
ん?・・いつもなら50cmぐらいのコブならもう姿が見えてくるはず。
M君を見ると「あードラグがゆるいー」と絞めなおしている。
糸が出て行くのであがらない、今回は相当な巨コブか、ドキドキしながら待っていると。
藻につ込んだらしい。
「ぷち」彼は去っていった・・。
今回はアイナメ仕様で2号道糸2号ハリスなので慎重にやりとりしたがむりだったらしい。
ドラグ調整も失敗だったと、本人は悔しがってました。
11時20分頃またM君にあたり、またコブらしい、こんどはすぐ引っぱり合いで切れた、

もうかかった瞬間取れる気がしなかった新記録級だったとのこと、残念。
その後先端は、サヨリ釣りのおじさんが来たので私は場所をゆずり12時50分納竿。
30cmぐらいのサヨリがぽつぽつ釣れてました。
M君を置き去りに帰宅しました、その後M君は仕掛けをコブ仕様にし、16時ぐらいまでに

もう一回コブがきたらしいが、やっぱり根にもぐられてだめだったみたい。
また行ってみようとおもいます。
M島の半田でした。
PS写真の赤なまこは引っかかってあがりました、現在酢に漬かってます。

 

<コメントbyまるさ>

名前間違えてすいませんでした。記録訂正しておきます。

写真のは一応カレイということにして,2ポイント進呈します。

ナマコも十分24cm以上ありそうなので,これにも1ポイント出します。


 

E 西条のムラカミさんからのお便り (2004/2/29着) 


はじめまして、西条のムラカミです。
いつも皆さんの釣行レポートを楽しみにしています。
かぶせ釣りは筏で何度か経験していましたが、波止場からはこのホームページを

拝見し今年から本格的に始めました。

1月中は大君の波止場でハゲ30cm、須波港でアイナメ34cmと好調に釣果を

上げていたが、2月に入り音戸、的場海水浴場、須波港と連続ボーズ。
リベンジのため大君の波止へ行きました。(2月28日

満潮が午後2時半頃なので、その前後1時間が勝負と考えて12時過ぎに
現地到着、波止場中央辺りの内側へ竿を出しました。

仕掛けは、竿:ブラックチヌ160、リール:チヌジャッカーHG、ここはコブダイが
上がったレポートがないため道糸:3号、ハリス:2号、針:チヌ針4号

内側は潮が全く流れておらず、遠投、近投、と探るが1時間ほど何の反応も無し。
となり10m先でフカセの方が内向きでチヌを狙っていましたが、朝から生体反応

なしとの事。いや〜な予感・・・・今日もボーズか?!

外向を覗くと少しは潮が動いている、しかし釣り座が狭く(50cm程度)怖い
でも、ここはコブはいないから何とかなるか!と意を決して波返しの上へ移動する。

撒き餌をして3投目、着底してすぐに竿先に「コツン」と明確なアタリ、体が反応して竿を立てる。
「ヨッシャ!ノッター」
底に潜ろうとするのを糸を出さずに我慢して巻き上げるとアイナメが浮いて来ました。

慎重にタモ入れ。目測で35cm自己記録か?とりあえずスカリに入れて2匹目を狙う。
(後で正確に測定すると36cmでした)

撒き餌を投入して更に5投目、着底する手前1mで竿先にカキの重さを
感じる事が出来ない違和感を感じアワセてみる。
「ヨッシャ!ノッター」
さっきと同じ位のアイナメか?しかし底でヒットした訳ではない??
あまり抵抗せず上がって来たのはチヌでした。
やはり慎重にタモ入れ(波返しの上の作業は怖い)
計測結果 40cmこれも自己記録 (^_^)v

その後、竿先を突付くアタリが2回あったがヒットせず、3時からはアタリも
無くなったため4時に納竿。今日は刺身だ!!

となりのフカセ氏曰く、大君は春4月〜5月にチヌが爆釣モードに入るそうです。

レポートが出来る釣果が出ましたら又報告させて頂きます。


 

D 岡山のアサさんからのお便り (2004/2/28着) 


急遽午前中時間が取れたので、近場の子父雁へ行って来ました。
2週連続です。
現地に着いたのは、8時過ぎ。釣り人は誰もいません。
天気は良く、温かく、風はありません。
ただ、潮は全く流れていません。
で、予想通りです。
ずーーーーーっと当たり無し。エサ取りの当たりも無し。
そうしている内に、今週も月間釣り情報の方が来られました。
残念、釣果なしでは取材できませんね。
情報交換はたっぷりしました。
その後、何人か釣り人が来ましたが、直ぐにいなくなりました。
たぶん、○○○なのでしょう。
昼前だったでしょうか、油断していたら急に当たり。一瞬遅れて合わせます。
よっしゃ〜。見事にフック。貴重な当たりに気合が入ります。
よっしゃ〜、アイナメ
よっしゃ〜、まずまずのサイズ。
今回のアイナメはあまり首を振りません。
心地好い引きを楽しみます。
そして、スムーズに海面まで上がります。
じゃ〜ん、目で見て直ぐ、先週釣ったアイナメ(33cm)よりは大きいと分かります。
嬉しいですね〜、検寸前の瞬間。
検寸、38cm。自己記録タイです。1回の当たりでも満足。
その後1時間程粘りましたが、当たりはありませんでした。
今晩もアイナメの刺身じゃ〜(^o^v)。
それにしても子父雁は当たりが1日に1回しかないの〜。

 


 

C ヤギマスクさんからのお便り (2004/2/23着) 


2月22日 午前中 倉橋島の釣士田港に行って来ました。

波止場は2つありますが短いほうに行って来ました。 
波止場の入り口に、300円の有料駐車場があり電話をかけてお金を取りに来てもらいます。 
電話は市外局番0823をつけて下さい。

今日の釣果  カレイ25.5cm(かぶせ釣り) 
タックル  竿 月光波2.1M リール 黒鯛工房THEヘチ達人88 
道糸2号  ハリス2号 針カットグレ7号 

波止場に着いて まずオモリをつけ、水深をはかります 

意外にも浅い 外も同じ 

これは「牡蠣を遠投するしかないな!」と思い 
1投目、内側に投げます、飛んだ しかし糸が出ていかない、

ありゃ針もある ・_・ 牡蠣だけ飛んどる (笑) 
2投目、念入りに糸を出し針をしっかりつけて投げる 7Mぐらい飛んだ!

今度は成功 撒餌を投げながら 5分ぐらいしてアタリ、やったー!  
少し重いアイナメかなと思って巻く「ありゃ カレイじゃ!」おもわず意外な魚に声を出す

タモですくいあげて計ると25.5cm 

それからアタリなし、外側の真下を覗きこむと何か泳いでいる 

ハゲ か グレ かよくわからない ? 
浅いけど真下にも落としてみようと思い外側に落とす、

着底と同時にアタリあり 合わせたが餌を取られる 
アイナメかな ? 今度は先端に行き落とす 

何度か小さいアタリがあり それからしばらく アタリがなく 
ボーとしながら牡蠣を落とす、やや右に流れて行き着底したのかどうかわからない 

その時、竿先がグ−ンと曲がった、と同時にすごい強い引き、竿がジンジンと振動する

思わず(なんや これー?)と叫んで あわてた次の瞬間リールを巻くこともできず道糸から切られる、 
あっという間の出来事でした。実はいうと今日はいつもの4号の道糸じゃあなかった 
リールを変えたので2号が巻いてあった。「チヌ専用じゃけ大丈夫じゃろ」と 
思ったのが甘かった  (>_<)  チヌとは違うコブダイらしき引き、そう言えば

 (波止場ガイド100) にコブダイの文字もあった

急いでそれから再投入したが、アタリなし、 
雨が降ってきたので終了しかし  あっという間でした。

 

 

 

B エスパーさんからのお便り (2004/2/23着) 


〜闇夜に灯る漁火ふたつ、去年の教訓生かせたか

 

あれから一年

タカさんと初めて漁りに行って今回が2回目

年に一度の催しと言ったところか

前日から脳ミソの洗濯をしているタカさん

夜の倉橋から最終連絡が入り天気は上々とのこと

4時に合流の段取りをつけてしばしの睡眠をとる

覚醒は2時過ぎ

待ち合わせの尾曽郷まで1時間半をみている

前日に急遽、バケツ水眼を修理をしたのがもつかどうか心配だったが、なければないで何とかなる

両手に大荷物で家を出た

ガソリンがないのが気になりゆっくりと走ったつもりだが、いつもより早く倉橋に到着する

自分も早いと思ったがタカさんもそう思われたようだ

今回の漁り場所は尾曽郷と須川の間にある

今回もまたタカさんが決めてくれていた

早速ウェーダーを履き灯りと道具を持って海岸へ降りる

今回、私は軽量装備で挑んだ

水眼・LED懐中電灯・網・バケツ

タカさんは網・ガン突き・麻袋、それとめちゃくちゃ明るいLEDライトを片手に持っている

ありゃ卑怯じゃが(笑)

闇夜のド干潮、さて何が出るか

海岸から浜辺へ行き海に入っていく

去年のおどおどしさはなく、逆に余裕もある2人

まず浅瀬で目に入ってきたのは変なモノ

黒っぽくてほぼ円形 厚みは3〜4mmといったところか

重みもありいきなりの変物に2人で悩む

サンゴ系?

にしては美しくない

これが至る所にあって、密集地帯には5cm離れないくらい集まっている

なんじゃろか?

まるでオセロ板の上を歩いているような感じがした

須川側から入り尾曽郷方面へと歩く

次に目に入るのはやはり黒ナマコ

これでもか!と言わんばかりにあちこちに見受けられた

やはり誰も捕らないからこんなにあるのだろうか

モノによっては人糞にも見えん事もない

それくらバカデカイやつもいる

水中で30cm以上はあるだろう

万田酵素でも与えられているのか、君達?

しかし黒ナマコがいれば青ナマコもいる

ナマコはナマコ

生息域は同じである

今回、去年より捕りやすい

理由は浅い場所で漁りをしているから

深みに行けば大きなのもいるのだろうが、体が芯から冷えるし危険度も高い

着々と青ナマコがバケツ・麻袋に入っていった

海中に他の生物もいた

カニ

仲良く2匹寝ているところをタカさんが網で掬う

掬っても無抵抗、手足を縮めて丸っこくなっているだけ

何ガニだろう?

ここで脳裏を過ぎったのはまるささんが石ガニに指を挟まれた経験談(笑)

気を付けよっと

さらに3匹追加したが、うち2匹はやはり動かない

残りの1匹は元気よく動き回っていたのを私が手掴みにしたやつ

しかし他と比べて小さかったから、コイツは逃がした

余談:後にタカさんは釣りのジャマになるからとカニを波止に置いたまま釣りしてましたー(笑)

藻場だから隠れている魚がたまに出てくる

・・・カナコギがいっぱい

あとウロウロしてるのはは恐らくアイナメだろう

さすがに網で捕れる訳もなく、たまに魚の挙動を感じるくらいだった

アイナメ好きのタカさんは、こいつらが気になるようで多分突いていたはず

相手が一枚上で捕獲はできなかったようだ

そしてアメフラシ&ウミウシ

違いは知らないがどっちかは確実

体長40cmを超えるようなヤツもいるというのは海が生きている証拠

普段、目に出来ない生き物を見ることが出来て妙にうれしくなってくる

さらに進む

並んで歩くとタカさんの灯りが凄まじく明るい

白色に煌々と灯る明かりは獲物一掃の予感を与えてくれる

しかし離れると暗い

そうなればやたら滅多ら歩き回るより、一歩ずつ留まって270度見回して一歩進むほうがいい

凝視すれば意外なところに大きなナマコがいたりもする

深くても膝上くらいまで浸かる程度

ハイペースのタカさんとスローペースの私

灯りの差がここに出る

しかし先に進まないといけない 水眼でくまなく見回す

藻がユラユラ、タコがユラユラ・・・

『ん?』

よーく見ると藻と一緒に揺れてるのは・・・タコの頭・・・か??

灯りを当てて水眼でジッと見てると、正真正銘のタコ

『コイツ、寝て・・・やがる・・・』

ウンも言わさず間髪いれず海に手を突っ込んで鷲掴みにして歓喜の声をだした

『タカさ〜ん、タっ、タコっ!』

『あ“〜、誰がタコじゃいっ!』とは言いません

掲示板で話題沸騰中、今をときめくテナガダコ

真っ先にタカさんに献上しようと思った

タカさんの所に持っていきガン突きを刺して締める

『目と目の間を刺して上にグッと・・・』

ニュルニュルと動きが止まらない

『あれ?』とまた刺す

『スーッと白色に変わって息耐え・・・無い あれあれ??』

これを何度も繰り返した

タコの頭は穴だらけになり違う意味でぐったりしてきた

こいつを持って歩くには麻袋じゃリスクが大きいとタカさん

サルの檻にイヌを入れるようなもんで、カニがいる麻袋にタコを入れるのはどうも・・・

と勝手に私が想像して、タコは私のバケツへとやってきた

なかなか動きが止まらないというのが本当の理由である

この時聞いたがタカさんのガン突きはタコ漁の為らしい

たまたま浅瀬にいたから捕れたけど、確かに私の網では捕れない

網といっても100円ショップで買った調理器具の取っ手付きザルに棒を括り付けた物

小回りは効くが大物には弱かった

空を見上げれば満天の星空が広がっている

雨の予報が信じられないくらいキレイな星空にしばし心奪われる

『ああ、やっぱり海はええなあ〜』

我に返りふと思う

海の中でも同様の景色は見れるな・・・

後もナマコを追加していく

進めば進むほど型が良くなり個体数も多くなっていく

タカさんは腰に下げた麻袋が重くなってきたようで一旦車に戻って行った

私のバケツは海に半分浮いているようなもんだから重くはない

一人になったが休む事無く海中を眺め続けた

しかし深みに行って溺れては助かる余地もない

浅場でじゃぶじゃぶと進んで行く

そしてまた目につくモノ発見

『・・・タコ』

こいつは起き動いていた

さっきのよりは小さいがタコはタコ

網と灯りの持ち手を替えている間に見失ってしまった

ここで焦らず動かず水眼で目を凝らす

『・・・おったおった♪』

ゆっくりと進み追いかける

こいつもテナガダコ

スーッと泳いでいく時に手足?が妙に長い

運良く浅場に向かって行った

岩に乗ってこっちを見ているのか

左手でタコを照らし右手で・・・『うりゃー!』

またも鷲掴みで海中から抜き上げた

自分でも怖いくらい調子がいい

これが釣りなら・・・と心の奥底で嘆く自分がいた

しばらく鷲掴みのまま持っていたが相手は無抵抗じゃない

手からすり抜けようと必死にもがく

しばらくしてタカさんが戻ってくるまで楽しみながら格闘していた

さて、コイツも締めないといけない

私が頭と胴体を持ってタカさんがガン突きを刺す

『ブスっ』、『いってー!(#-_-)』

違う違う、私締めてどうするんですか(笑)

こいつもうまく締めれない

私がやってみたがダメで仕方なくバケツに入れておいた

『ナマコは食わんじゃろ』

まだまだ漁りは終わらない

タカさんが岩と岩の間をゴリゴリいじっている

『はっは〜ん、ウニじゃ』

遠目でも分かった

先に進むタカさんとスローな私

捕るペースはさほど変わらなかったはず

去年よりかなり多く捕れてとても満足

腰が痛くなり水温が低いところに来たようで、『そろそろ上がりますか♪』と漁りを終えた

車に戻りバケツを開けてみた

『おお・・・』

去年は水眼のトラブルもあり小さいの5つ程度だったが、今回は38匹いる

小さいのは捕らなかったから、かなりいい結果がでた

タカさんの場所の選択が良かったのだ

去年入った場所はすでに灯りが3つ灯っていたらしい

ここは誰もいなかったから荒れてなかったのだろう

あとは水眼も役に立ったが、今回新調したゴム手袋がさらに良かった

65cmのゴム手袋

こいつはいい

これがなければ海に手を突っ込んでタコは捕れなかった

手は届くが体半分びしょ濡れになってまで漁りはしたくないし

なにはともあれ、ケガもせず楽しく、そして海の幸を存分に恵んでもらえてよかった

去年の教訓は身に染みていたようだ

 

本日の漁り 青ナマコ:38匹  カニ:計5匹  テナガダコ:2はい

 

PS:釣りはタカさんが書きます  私?  須川でブチ切られてボウズです・・・はい・・・

 


 

A タカさんからのお便り (2004/2/23着) 


〜メバル・漁り・かぶせトリプルヘッダーの巻〜

私はこの時期はまるささんと同じで仕事が忙しく,昼間は週末でもゆっくりと竿出し
ができません.
禁断症状が出ると,いきおい睡眠時間を削って夜釣りに行くことになります.
22日の夜は,かねてからの計画で,エスパーさんと倉橋へ漁りに行くことにしていま
したので,このさいと思いトリプルヘッダーの強行スケジュールを組みました.

1)午後4時頃音戸に着いて,あちこち廻って漁りの候補地を選定しました.
後はエスパーさんと相談の上でという事で,翌日のかぶせ釣りに備えて牡蠣を調達.
最高品質の牡蠣が採れました.余ったら食べられそうです(実際食べました).
まだ明るいので須川港の先端近くの内側にてちょっとだけかぶせ釣りを.
一回だけ大きな当たりがあったものの,合わせと同時にチモト切れでスカ.

暗くなったのでメバルの探り釣りです.
西宇土から尾曽郷近辺をあちこち移動しながら延べ竿で探りました.
メバルはこの時期産卵直後で食いが渋いので,活性を高めるために足元にブツエビを
撒きながらのエビ撒き釣りです.
ブツエビの効果抜群で当たりが頻発しますが,どこへ行っても釣れるのはリリースサ
イズばかり.
50匹程釣ってキープしたのは18〜21cmのホゴ3匹と,14〜17cmのメバル3匹と

鈎を呑み込んで死なせてしまった14cm未満のチビメバル4〜5匹のみでした.

2)漁りは昨年も2月だったので一年ぶりです.
青ナマコの大漁,良型トゲクリガニが一人に2〜3ハイの他,エスパーさんには

テナガダコ2ハイなどまずまずでした.
私が掲示板でテナガダコのことを絶賛したので,大きい方をあげますと言われ,

恐縮しながらも戴いちゃいました.
ハイ,遠慮知らずです.
漁りの詳細はエスパーさんからレポートがあると思います.

3)かぶせ釣りは,まず須川港波止の先端で開始しました.
1時間経ってエスパーさんが巨コブのバラシ一回のみ.私には当たりすらありません.
相談の結果,尾曽郷へ移動することに.

尾曽郷でのタックルは,筏竿2.1m,小型スピニングに道糸はPE2.5号,

ハリス3号フロロ,チヌ鈎4号のコブ仕様.
ここでは微妙な当たりがけっこうありました.
着底前にふわっとした当たりなどもあるので,これはハゲかもしれないと思いましたが,

なかなかヒットしません.
しかし,5〜6回目の当たりにやっとヒットして,上がってきたのは27cmのグレでした.
コブ仕様のゴツイ仕掛けにグレがヒットするとは思いもしませんでした.

その後もグレかもしれない当たりが何度かありましたが,ヒットせず,だんだん当たりも

遠のきました.
エスパーさんは,一人別の場所へ移動すべく帰り支度を始めています.
竿を持って立ち話をして,自分も帰ろうとリールを巻きにかかったら,アレ?,根がかりだ.
でも,なんだか様子が変です.心なしか道糸が移動しているように見えます.
数秒後,いきおいよく沖へ走り出しました.しまったコブダイだ.
合わせを入れて手を突き上げ,グッとこらえますが,よそ見して当たりさえ見逃して
いたので,完璧に相手のペースにハマっています.
こんなふうではコブダイは50cmクラスでも上げられません.
ひ弱な安物筏竿だしヤレヤレと思いながらも,最善を尽くす他ありません.
なんとか態勢を建て直してドラグを調整し,竿が折れないよう祈りながらの冷や汗ものの

やり取りの末,上がってきたのは58cmのコブダイでした.
エスパーさんのタモ入れも見事でした.
ハリスは根ずれのためボロボロで切れる寸前.幸運としか言いようがありません.

ところで尾曽郷はグレ師にとっては30cmオーバーの上がる優良ポイントでもあります.
ハリスを細くして,鈎も小さいのに変えたら,あるいはもう一匹いけたかもしれません.
しかし,それではコブダイは取り込めなかったでしょう.
皆さんなら,この場面でどう選択されるでしょうか?

 

 


 

@ 倉敷のマサさんからのお便り (2004/2/21着) 

 

倉敷のマサです。

実は、無くなったんです・・・海苔が・・・。

ここで私の釣行先をぴったりと当てる方、おられませんよね。
はい、笠岡諸島、真鍋島岩坪港です。
真鍋島産の味付け海苔「真鍋島走りみこし海苔」、以前紹介しましたが、

これがまた美味しくて、私の家の者も、実家の者も、大好きです。

無くなったら、買いに行かにゃあならん訳で、今日は「海苔の買い出し」です。
ですから、釣りはですねえ、ついでに・・・・・・・・・・と言うわけにはいきません!!!!!
じゃって、先週、「春一番」で、釣りに行けなかったのですから。

神島外浦港三洋汽船待合所に着くと、外で話していたおいさん、「真鍋島か?」

?????「・・・はい・・・。」
・・・・・何故、私の行き先をご存じなの?・・・私、あなた・・・知らない・・・。
そう言えば、私の顔を見たとたん、「・・・カキを割って・・・」という声が、聞こえてきました・・・。

桟橋で待っていると、おいさんが近づいてきて、「コブダイの人じゃろ?」
・・・あのう、会ったことない人なんですよ。
「この前、釣るのを見ようたんよ。」

しばらくして、おばさん、「コブダイの兄ちゃんじゃろ?」
「2匹、釣りょうたろう?」
「?????」
「お前、そりゃあ、もうちいと若いにいちゃんじゃったろうが」と、ご主人。
「いんや、この前見たが。」

?????
はい、分かりました。
かるさんと、私が混同されているのと、おそらく、岩坪港の私が釣っていた波止の

反対側(すぐ近く)から見られていたのでしょう。
私、真鍋島に行くの、2ヶ月ぶりなんですけどねえ。

今日入りたい釣り座は、岩坪港から海に向かって左側、「クレーンの波止先端」です。
ここ、今まで1回(引き潮)しか、入ったことがありません。
メバル、サヨリが、結構釣れていると言う情報を得ていたので、難しいかとも思ったの

ですが、できたら満ち潮を釣ってみたいと思っていました。
プリンスの船内で話をしていると、「あの人が、サヨリを釣るのに、クレーンの先端に

入る言ようたで」との話。
「ほんなら、遠慮せにゃいけんねえ」と、私。

と、言うことで、誰もいない、いつもの場所に入ります。
向の波止先端では、サヨリ釣りの準備をされています。

「大潮にしては、ちょっと緩いかな」、そう思いながら、第1投。
・・・・・・・・・・でですねえ、1時間くらい、ずーーーーーーーと、当たり無しですわ。
「これはおかしい」とは思うのですが、まあ、もう少し様子を見るか。

当たり。
・・・・・ササノハベラ・・・・・。
・・・・・お前・・・まだ・・・おるん?
リリース。

今日は風もなく、気温もぐんぐん上がっているのが分かる。
とにかく、「風が出る前に釣ってみたい」と、思っていたが、風もそうは出ない。

向の波止、数人が竿を出しているが、最初の頃サヨリが1匹と、メバルのこまいのが
数匹釣れたぐらいで、後は音沙汰無し。
・・・・・・・私の方と言えば、ずーーーーーーーーーーーーと、音沙汰無し。

ほんま、辛いでっせ!
私、「科学者」から「宗教家」まで、行きました。
もうちょっとで「哲学者」になろうとしていたとき、突然の当たり!
1時前でした。

掛かったとき、40センチくらいのコブダイだと思いました。
このパターンは、中層で突然、60センチ級のコブダイに化けることがあるので、

慎重に上げていきました。
全く化けることなく、近くにまで寄ります。
際に突っ込んでくるのをかわすと、見えてきました(足下の底が見えるので)。
でかい!!腹が・・・。
今までで、一番大きいアイナメであるのは分かりました。

タモに入れ、波止に上げます。
検寸すると、37センチでした。
大量のカキを吐き出しました。

スカリに入れ、刺し餌を投入します。
やっと、良いところに届き始めたのですが、全く当たりません。

数投目に、片づけを始めます。
これ以上釣っても、おそらくコブダイは当たらないでしょう。
アイナメは、ひょっとしてもう1匹くらい当たるかもしれません。
でも、もう、ええのです。
何か、もう、満足しちゃったんですわ。

波止の掃除を済ませ、切符売り場に行きます。
切符売り場のおばさん、私を見ると、「にいやん、コブダイ釣れたか?」

・・・・・あのう・・・・・皆さん・・・・・私・・・・・コブダイばかりを狙って
いるんではないのですが・・・・・。
「にいやんにもろうたコブダイ、味噌漬けにして、『唐揚げ』で食べたで!!」
・・・・・・・・・・違うがな!!!・・・・・・・・・・

「真鍋島走りみこし海苔」を買い、プリンスに乗船する私なのでありました。

アイナメは、福山の実家に持っていきました。
もちろん、海苔も。

皆さん、真鍋島岩坪、ええですよ!!
是非、一度行って見てください!!
行かれたときには、「真鍋島走りみこし海苔」を、お土産にどうぞ!!
岩坪、本浦の両切符売り場で販売しています。

「コブダイのにいやん」(倉敷のマサ)でした。

 

<コメントbyまるさ>

ここのところ絶好調のマサさん。

去年の前半と違って,大物ランキングのトップを独走してます。

かつて「岡山県には魚はおらん!」とか言うとったのがウソのようです。

真鍋島のノリ,去年私もいただきましたが,美味かったです。

しかし,福山から行くとなると倉橋よりまだ遠いイメージが・・・。