● 最終更新日
2010/01/03
<釣行レポート(2004年8月)>
釣行日 |
釣行場所 |
情報提供者 |
2004/8/23〜25 |
E 山陰・隠岐 |
YS君 |
2004/8/22 |
D 倉橋島・海越港波止 |
西条のムラカミさん |
2004/8/16 |
C 大竹の岸壁 |
エスパーさん |
2004/8/12ほか |
B 沼隈・常石港波止ほか |
コウマさん |
2004/8/8 |
A 大竹市・小方港一文字波止 |
ヤギマスクさん |
2004/8/8 |
@ 広島市・元宇品一文字波止ほか |
エスパーさん |
E
YS君からのお便り
(2004/8/22着)
〜山陰かぶせ!!〜
22日は準備が忙しかったのもあったがやっぱり興奮してほとんど寝れずに朝を迎える。
23日は朝5時に出発。
9時分のフェリーに乗って西郷港に着いたのが11時20分。
そこから蛸木の波止へ。いざ着いてみると、
・・・・底が見える。まあ透明度がいいから仕方ない??
早速カキを投入。見えてるのに水深は横田一文字よりチョット浅いくらい。
移動する時間はないのでもうここですることにする。
もちろん波止にカキは着いてない。
でも根気良くカキを打ち返していると魚がカキの味を覚えたのかアタリがチョボチョボでだした。
そしてショウがマルハゲ2匹、ベラ、ココブを釣った。
僕は26,28、3(笑)pのイシダイ3匹
父がベラ1
そして民宿で夕食を食べた後蛸木のもう一本のほうの波止へ。
ショウがホンムシのぶっ込みを出して探りの仕掛けをだしてぶっ込みの方を見ると
ショウが竿を立てて巻いている。
「根に突っ込みそうじゃ!!」といいながら巻いて海面に浮いてきたのは・・・白い。
なんか細長い。ともかくタモ入れ。するとチヌ。結構良型。40p。
どうも腹を上にして浮いてたから細長かったのね。
メバルの探りはフグだけで全然ダメ。
風も強くなったから納竿。翌日に備える。
24日は僕が高校のオープンスクールでプレジャーボートの体験操船や加工品作り、等
書き切れないくらいいろんな事をさせていただいた。
高校はもうここに絶対行く!
船に僕が乗ってる間父とショウは高校の敷地内の岸壁でカキとり。
オープンスクールが終わって父が迎えに来た。
とったカキを見せてもらうと僕の手のひらよりまだ大きいイワガキがある。
それでそのまま魚を突きに行った。
いざ潜ると相変わらずすごい透明度。
テトラの波止にそって行くつもりだったが、クラゲがすごい。
スーツから露出している顔や手がチクチクチクチク痛い。
なんとか外側へ着くと、魚がいるわいるわ。すんごい数。
カンパチ、メバル、グレ、スズメダイ、ベラ・・・。
本命のイシダイを探すがいない。
仕方なくテトラに上半身入れて26pまでのメバルを9匹get.
ショウもメバル3匹get.父0
後動く石も少々(汗)
そしてみんな買い物するというのでフェリー乗り場でかぶせ。(僕一人)
横にアジエサのヒラメの人がいた。
足元を十数匹の子イシダイが泳いでいる。
仕掛けを出して釣っていると横の人の竿が大きく曲がった。
タモを持って走って行くとバラシたようだ。
こっちも釣り再開。しかしやっぱりアタリがない。
それに着底まで時間が掛かる。足元で水深20メートルだからしかたない。
地元の人に聞くとここでは良型のヒラメがちょくちょく上がるそうで、この前も
50p位のを釣ったのがおるそうで、
専門に狙ったらおもしろそう。
また隣の人の竿が大きく曲がる。これまた針ハズレ。
結局ここでは追加なし。
今日は夜釣りなし。
最後の日
今日は朝から昼まで中村沖一文字へ行く。
確か朝6時頃出船したと思う。
そして準備して釣り開始。
僕が先端の波返しの上、ショウ、父が内側先端。
するといきなり1投目からサシエが底まで届かない状況に。
底までまれに着くけど、かなり大きなカキを一発で盗られる。
だんだん日が高くなって来るとそんなアタリはなくなり出した。
まれにマルハゲが釣れるだけ。残りはベラ。
打ち返しを早くしたいがなにせここも水深が20メートル超している。
ショウが15p位のイシダイを釣った。もちろんリリース。
そんななか父がなにやらよく引く魚を掛けた。
浮いてきたのは、黒?イシガキダイ!!!!!!
タモ入れしてみるとクチビルの皮一枚に掛かっている。
そして父になにやら怪しいアタリ。
フワッと竿先が浮いて一気に引き込んだ。いそいで合わせるが空振り。
その後はマルハゲをぽつぽつ追加して納竿間際、僕がなんか横に走る魚を掛けた。
魚について走って浮いてきたのは・・・ウマズラ。波止に上げて見るとすごい肉厚。
スズメダイがワッと散ったかと思うとなにやらおおきな白い陰。
ヒラマサ!野生の生きてるやつ始めて見た。
その後なにも追加できずに納竿。
母の待つフェリー乗り場へ。
近くの釣具店で小さなジグを買ってもらってやってみる。
アクションを付けて足元まで巻いてきてもうだめじゃと言うことでルアーを回収しようとすると、
「ズンッ!」と何かがジグに食いついた!
竿がいきなり大きくしなり出す!!
よしゃ〜!!と思ったら針ハズレ。
その時頭の中を昨日の地元の人の言葉がよぎった。
あ〜、あれとっときゃ明日ヒラメの刺身だったのにィィィィィィ!!!!キエェェェ!!!
高校もかなりの数のヒラメを放流しているのでほぼ確実にヒラメ。
青物なら横に走るし。地元の人もここでエソ釣ったなんて言ってなかったし。
すぐ後にフェリーがきたのでしぶしぶ納竿。
D
西条のムラカミさんからのお便り
(2004/8/22着)
最近、ある噂を耳にしました。
素潜りをしている人から「海越港の周辺は縞々でグーグー鳴く奴がいる」
と言う訳で倉橋島海越港へ行ってきました。
海越港は春に2度竿を出した事がありますが、巨コブに数回やられただけで
ボーズでした。
今日のタックルは巨コブを少し意識しながら、縞々狙いで 筏竿1.8m、ハリス
なしの道糸ナイロン4号直結、チヌバリ6号。
7時過ぎの干潮に合わせて安芸津でカキを調達し、現地到着は9時30分
とノンビリペース。
長い方の波止の外側はフカセ釣りの先客が10m間隔で入っており満員で
先端付近の内側へ入らせてもらう。
毎回緊張の第1投目
着底前に餌をとられた (-_-メ)
2投目
やはり同じく着底前に餌が無い。
毎回餌取のアタリがあるが、今日は中層のアタリを取らなければ釣れない!
1時間程、中層か着底寸前でアタリを拾いフグ5匹、ギザミ3匹を釣るが全てリリース。
相変わらず竿先はフグっぽい「ツンツン・・・・・」としたアタリのみ。
半分諦めかけた頃、やはり着底寸前にアワセたフグ?が突然横に走り出した???
あわてて竿先で追いかけ、慎重に巻き上げるとなんと縞々ではないか!
噂は本当だったイシダイ(サンバソウ)の27cmでした。
切れかけていた集中力がよみがえる。
更に約10分後、やはり着底寸前に餌取っぽいアタリを合わせる。
コブダイほど乱暴ではないが、巻き上げても諦めが悪く底に潜ろうとする引き。
これはイシダイ!!
水面から顔を出してもまだ暴れるのを慎重にタモ入れし測定すると25cm。
2匹も釣れると次の期待が高まる。
少し大きめのフグのようなアタリは把握した。
更に打ち返しを繰り返し、数投後、
やはりフグのようなアタリが突然沖に走り出した!
これはイシダイ!!しかも大きい!!!
竿が伸されたがナイロン4号直結である。
綱引きに持ち込めば止まるか?!と次の瞬間テンションが無くなった。
ナイロン4号直結を過信して強引に引きを止めたのが失敗だった。
このバラシで集中力が切れてしまい、その後30分ほど粘るが中層のアタリを合わせ
られなくなってしまった為、納竿としました。
次はやっつけてやる!!
C
エスパーさんからのお便り
(2004/8/16着)
〜3種、いい日でした♪〜
お盆休み、毎年、嫁から殺生は硬く禁じられており海に行っても眺めるだけ
しかし13日から15日がお盆だろうということで16日(月)、釣りを勝ち取りました
しかも無制限でもいい雰囲気
でも半日が精一杯かな
15日、これも殺生か・・・と思いつつも夕方にカキを採り玄関でアイスパックを入れて保存する
これでOK
行き先は巨コブと怪しいバラシをしたあそこ、大竹の岸壁
目覚ましが鳴る
時計は3時55分
根性で起きて一路、大竹へ向かう
さすがに車は皆無状態で焼く40分ほどで着いた
先客に挨拶をして話をする
スズキ狙いのルアーマン
釣果はないようで、夏になってめっきり釣れなくなったらしい
スズキだけに留まってくれればいいのだが
今日は巨コブ狙いに絞ったが、一応タックルは2種用意
ダイワ1.5mにチヌジャッカー3号巻き&ハリス1.5号&チヌ鈎4号
ダイワ1.8mにトライフォースPE巻き&ハリス3号&ヒラマサ鈎12号
朝マズメの当たりを狙って後者のタックルで5時半頃、釣り開始
一投目、当たりなし
しばらく待っていると、相変わらずの腹痛・・・で茂みに行きゴソゴソと
さすがに置き竿には出来ず、帰ってきて2投目
サシエの落ち方が少しおかしく、少し様子を見て合わせた
やはり魚がつついていたようで底へ潜りだす
タックルにモノを言わせて上げてもいいが、やはり慎重になってしまう
チヌの挙動が竿を伝わり腕にくる
これがたまらん
遊ばせてもらって浮かせる
予想通りのチヌだがかなり痩せこけていた
凡そで測ると30cm後半
マキエをして3投目
次は底で当たった
微妙な感じであったがうまく合わせることができたようだ
割りに元気よく底へ引き込んでいく
これもチヌだろう
さっきより少し大きいチヌだった
その後、さっぱり
当たりはあるが、エサ取りっぽく鈎に掛かってはくれない
そんな時は1.5mにチェーンジ!
しかし鈎になっかなか掛からない
小チヌかベラっぽい
これも集魚作業を思い延々と続けた
そんな時、ようやくいい当たりが出てフッキング
そのままトラバーユ
ハリス1.5号じゃ、さすがに相手にならなかった
ようやくコブの御出座しか
7時過ぎ、タックルを1.8mに戻し本格的にコブを狙う
しばし当たりがないまま時間が過ぎていき1匹の重さを思い知る
あの時にこのタックルだったらな〜って
待って待って待ったらようやく本命の当たり
底をドッカーン!と走っていくが、こっちもフンガー!と竿を起こす
しばしの均衡、これはイケル!
夢の70cm台は間違いない
PEラインが糸鳴りを始め、少し怖くなった途端にテンションが抜けた
うな垂れるラインを巻いていくとハリスの真ん中から切れていた
破断模様
こうなるとどうしようもなく、号数を上げるしかない
次はヤスさんにもらった5号で釣っちゃるどっ
1ヶ月前にコブを上げた人が来て知り合いもたくさん寄ってきた
色々とためになる話も聞ける
やはり情報を仕入れておかないと
7時半を回った頃だったろうか、久々の当たりにうまく合わせれた
ギャラリー5,6人がどよめく
ちょっとパワフルな引き、底へ向かって段引き、大きめのチヌか
今日の引きNO.1
前回、こんなやりとりでハリス噛みでバラシた事を思い出す
ん?もしや??
半信半疑で底へ向かう魚を引っ張り上げ、チヌとは少し違うスマートなパワーに多少の希望を抱いていた
水面に現れまた潜る
ギャラリーはチヌと言うが、ちらっと見えた魚体は紛れもなくイシダイだった
2度目、浮かせてハッキリ見えた
これをバラしたら先に響くと脳裏に浮かぶ
コブのおっちゃんが落としダモを持ってスタンバイOK
かと思いきやこっちに渡す
いや、渡してくれただけでも有難いことなのだが、出来れば・・・
タモ入れ、少しだけ手間取ったがなんとか入ってくれた
生涯初めて釣ったイシダイはなんともカッコイイ!
ニヤニヤしながら落としダモに近付いてみると、ちょっと汗
セルフサービスで鈎が外れていた
危なかった
ここでようやく休憩を取る
マキエをしておいて一服、妙に清々しい気分
太陽も雲に隠れて風が涼しいし、今日釣りに来て良かった
チヌにイシダイが釣れればもう思い残すことはなく、コブに専念できる
コブが釣れれば3種になり気分もいい
ちょっとの休憩で釣り再開
満潮が9時半過ぎ、と言うことは9時頃までがまともな時合いか
今しかないと手返しを急ぐも当たりは、ない
潮の流れが定まらずサシエが落ちる場所が変わってしまう
ココ!という場所は一段低くよく当たるんだが
エサ取りのような当たりに耐えながら時を待った
そしてその時はやってきた
かすかな当たりに反応してフッキング
周りからも、掛かった!と同調されやりとりが始まる
まず思ったのはコブじゃないこと
次に思ったのはチヌでもない
さっきのイシダイと同じ引き方、しかも大きい
チヌが3段潜ればイシダイは5段潜っていく
腕を伸ばし岸壁から引き離し煽っては巻く
そして潜られる
楽しいが声に出しては笑えず、これも逃したくないという気迫で巻いていった
運良く、ハリスは5号
ハリス切れはまずない
少しずつ浮いてきて海面にヒラヒラと出てきた
やはりイシダイ
ギャラリーの方にタモ入れしてもらう
うれしいけど、2匹も釣れると気味が悪い
マキエをして釣り場をほんのちょっと休め凝りもせず釣り再開
コブが欲しいがコブが釣れない
いつもコブ狙いで釣りに行くと他が釣れるジンクスは変わらないようだ
しばらくして、おっちゃんが『うお〜、でっか〜』と指差す方向にいるもの
トビエイのジャンプであった
これで釣り収めかと思ったが距離はまだあるし大丈夫そう
コブ釣ったら帰ろうと決めて手返しをする
小さな当たりがあり引きからすると小チヌ
5号ハリスで抜き上げて、写真用にキープしておく
トビエイの影響はまだない
次に当たったのはその後わずかな時間が過ぎた時
この引きはもう覚えた、相手はイシダイに違いない
さっきほどじゃないがチヌより数段引きが強く潜りだすと止まってくない
水面まで浮かしても潜られだすとまた一からやり直しってくらい潜り好きだ
5号だからいいけど、これが2号だったら・・・と、かるさんのイシダイを思い出す
かるさん、バケモンじゃ
これもタモ入れしてもらう
一人だと辛いな、この魚
最後の2匹はカンヌキ?に鈎が刺さっていたから釣れたが、そこと喉の奥以外は確かに鈎が刺さらない
アゴは全くダメ
またマキエ、休憩して釣る
次に掛かったのはとんでもなくデカかった
合わせ損ねと思ったがスレてまた掛かった感じ
ドラグを目一杯締めても止まらない
待てば止まるかと思うが一向にその気配はなくスプールの底が見えてきて意を決し握った
すると思いのほか止まったように思えた
竿がギシッと鳴き危険を感じるがお構いなしに巻いてみた
すると何か変な感じがしてくる
コブ浮上?!
最後はハリス切れに終わったが、あれはトビエイとしか思えない
コブだったらかなりのデカパンだったろう
未練なし
あとはコブ、釣れてくれんかな〜
時計は9時前、ギャラリーも入れ替わりスタメンは3人
岸壁の工事をしているらしい
ここの状態も聞けたし、次に反映だ
よく当たるポイントへ落とし当たりを待つ
誰もが竿先を見つめていたその時、ハッキリしたコブの当たり
PEに5号で怖いものなし
沖に走るが止めて引き戻しに掛かる
竿はきしむが問題なし
主導権は完全にこっちにある
しばらくしてコブが浮いてくると、ギャラリーがどよめく
見慣れない話だけ聞いている人にはかなり強烈に映るようだ
これまたタモ入れしてもらって一件落着
おっちゃんは、まだ釣れと言うが満足したし疲れたし
9時過ぎに納竿、チヌ&コブはリリースしてイシダイ1匹はスタメンギャラリーのお兄ちゃん献上
釣った魚をギャラリーに献上するのがちょっとした夢だったが、イシダイを献上できるとは自分でも信じられない
毎度の事ながら、これがオフ会であればええんで・す・が・・・
本日の釣果 イシダイ 34〜40cm 3匹
チヌ 24〜42cm 3匹
コブダイ 58cm 1匹
B
コウマさんからのお便り
(2004/8/16着)
〜8月のチヌゲット。〜
8/12 5:30〜 7:00 大越桟橋(沼隈)かぶせ
7:10〜 8:10 常石港波止(沼隈)かぶせ
中潮 満潮 7:58(263) 干潮 3:01(185)(尾道)
今日の釣果 チヌ(37cm) 1尾
タックル ブラックチヌ 1.5m チヌジャッカーHG 道糸2.5号 ハリス1.75号 チヌバリ3号
2・8のチヌを今年こそは!と目標に掲げてついに8月。
2月は歌(向島)でどうにかクリア出来て問題の8月。何処で竿を出すかだ。
昨年は8/Eに坊地新波止でタモ入れ失敗による8月のチヌを逃してしまった苦い思いもある。
ってことで一応実績のある坊地新波止でリベンジ込みで竿を出すべきだがここ6・7月とそこで竿を出したが”イマサン”
さんざん通って6月(23cm) 7月(25cm)を各1尾と結果が出ない。
よってちょっと時期は早いかも知れないが昨年後半美味しい思いをした大越桟橋・常石港で竿を出す事に。
実は先週の日曜日にこの桟橋で竿は出さなかったが、チヌ数匹を確認した為期待は大きい。
早朝いつもの右手前に座を構えて開始。まーたくアタリ無し。期待が大きかっただけに残念。
ここで満潮前のゴールデンタイムもう暫らく辛抱するか?それとも勝負を掛けて波止に移動するか?
ずいぶん悩んだがダメ元で波止に移動することに。
波止の曲り角では1人ダンゴの方。釣果はない模様。
落とし込みの方も居られたが反応無かった様で引き上げ準備。
当方はいつもの先端に座を設け外向きに開始。昨年の実績では「ここは居れば必ず早い段階で反応がある。」
数メータ先に投入を繰り返すもアタリは無く流れも無くまったりと時間が過ぎる。
流れが少々出てきたが反応なし。ダメ元で足元に落としてみる。
「ベラでも居らんかいな」とアタリを待つと反応有り。1投目は体が反応せず見送ってしまった。
よって期待を込めて2投目。着底後暫らくすると。いきなり ゴン ギュイーンと沖に走っていく。
「こんなところにもコブが居ったんか?」意表を付かれてしまった。
全然予想もしていなかった為糸を出すばかり。
遅ればせながら一緒に走って竿を立てて耐えるがどうしようもない。
竿を寝かせて綱引きでもしようかと思ったら相手が止まった。
どうせばれるだろうとあきらめながら巻きに掛かる。
巻きに掛かると今度は手前に突っ込んで来やがる。
「いよいよダメか!」っと思ったがここも何とか耐えられる。
「ってことは大したコブじゃないな。これは捕れるで!」と気分的に余裕がでてくる。
耐えながら巻きに掛かる。そうこうしていると魚影確認。赤茶色を予想していたがなんと銀色だ。
「おいおいチヌじゃんか!」本命確認。しかも良型。慎重になる。何とか浮かせてタモ入れ完了。
よっしゃー!8月のチヌだ。
嬉しいったらありゃしない。その後も暫らくは竿を出したものの満足した為もうどうでも良い。
エンピツサイズのサヨリが表層を泳いでる。まれにその倍もあるようなサヨリも見える。
その倍以上もあるようなサヨリじゃなくてボラも泳いでる。をボーとながめて終了。
とにかく8月のチヌ。晩飯に期待を込めて食したがちょっと臭いもあって残念。
でも釣れた事で大満足。近場で釣れて非常に嬉しい。
その後のおまけ
8/15 5:30〜 8:20 箱崎港波止(田島)かぶせ
大潮 満潮 10:21(315) 干潮 4:56(141)(尾道)
今日の釣果 カワハギ(15cm位) 2尾
赤ベラ(22cm位) 1尾
フグ・スズメダイ 数尾
カマス(15cm位) 8尾(空針)
干潮の潮が高いがいつもの場所でバケツ1杯のカキが採れた。
今日は、箱崎港の波止の先端に入れそうなのでこの時期どうかと竿を出してみた。
中々刺し餌が着底しない。仕業はフグにスズメダイ。どうにかアワセたらフグにスズメダイ。
ちょっと嫌気がさす。時たま針の回収時に巻き上げてると空針にカマスがヒットする。
最初は放流していたがあまりにも良く掛かるのでキープする事に。
このくらいのサイズだと小骨の多いカマスだけど大丈夫。美味しく焼いていただきました。
この時期なのでここでもエイを発見。こんなとこにもでてくるんですね。
そんな中カワハギをゲット。小さいながらも嬉しい。その後場所移動してベラをゲット。
中々の良型。これで赤ってことは青の大きいのも居そうだが今日はゲット出来ず。
こんな感じでタイムリミット。
1度コブのファイトもあったが細地掛けで対応出来ず。この時期ならでは釣りだった。
カワハギはこのサイズでも無理やり刺身にした。肝醤油で美味しく頂きました。
それより何よりベラの塩焼きは美味い。
家から見える花火もきれいだった。今年はエアコン無でも大丈夫。ビールも美味かった。
A
ヤギマスクさんからのお便り
(2004/8/9着)
8月8日 大竹市の小方港
一文字の波止に行ってまいりました。(^^)
今日のタックルは
ロッド 黒鯛工房 ヘチ竿 竹本調攻め 2.15m
リール スピニングリール シマノ ナビ4000L
針 チヌ5号 道糸PE2.5号 ハリス
カーボン2号です。
今日の一文字の状態はあまり良くありません
朝から畳 半分位のトビエイが一文字の周りを何回も回遊してました。
10時過ぎぐらいからは水が白く濁りそれからは全くアタリなしです。(+_+)
まともなアタリは8:00位から9:30位までの間に5回ありました。
1回目のアタリ・・・針ハズレ
2回目のアタリ・・・ヒット!30センチ近い、しかしタモ入れ寸前で針ハズレ
3回目のアタリ・・・ヒット!今度は慎重に空気を吸わしてタモ入れチヌ35センチゲット!(^o^)/
4回目のアタリ・・・ヒット!かなり引く大きい!5分位格闘・・しかし支柱に入られ動かず最後はハリス切れ!
5回目のアタリ・・・エスパーさんと電話中にアタリあり コンコン コンコン しかしすぐ針ハズレ!
アタリは以上でした。
帰りの船を待つ間、一緒に来たダンゴ釣りの常連さん御二人と話をしました、
いつもはここで10枚以上は釣れるそうです。
この御二人は師匠と弟子で御弟子さんの方がチヌ25センチ位とアジ4匹
途中でアジ釣りに切り替えたそうです。
御師匠さんは中型が3、4枚 この方のチヌはストリンガーに掛け3メートル位 沈めていたら
帰りに全部死んでいたそうです しかも硬くなって
今日は型も小さいし今日は何か おかしいと何回も言われていました。
私のチヌはどうだったか?と聞かれましたが、私のチヌもストリンガーに掛けていましたが
私のは水面下50センチ位しか沈めていませんでしたがピンピンしていました。
場所もその人とは50メートル位は離れていました
しかしチヌが死んだのは赤潮の影響でしょうか?
よくわかりませんけど7月30日の中国新聞では
大竹市の阿多田島で、28日と29日合わせて
計七百匹の養殖ハマチが赤潮被害で死んだと書いてありました。
県は、県東部海域で国内初の漁業被害を引き起こした
赤潮プランクトン「シャットネラ・オバータ」が主因とみているそうです。
同じ船で阿多田島に行った人もいました
帰りの船でダンゴ釣りの人が釣果を聞いてましたが
小さいチヌしか釣れなかったみたいです。
しかしバラシましたが大きいチヌも掛かったのでまた今度は秋にでも行ってみたいと思います。(^◇^)
@
エスパーさんからのお便り
(2004/8/8着)
海の男シリーズ最終回 〜大海原へムケテ〜
8月8日(日)、かねてから興味のある近場へ出向く
広島市南区元宇品にある一文字で魚が釣りたい、釣ってみたい
どちらかと言えば後者メインだが、さてどうやって行くか
渡船屋のおやじと連絡が取れずある意味ラッキーというかなんと言うか
やはり海の男にならねばと会社の人所有の黄色いプラスチックボートを借りて渡ってみることにした
この一文字は陸から近く広島プリンスホテルの目の前に2つ並んでいる
下見をして研究済み
本来ならばプリンスホテル前桟橋から出れば20mくらいの距離
しかし一人でボートを担ぐには限界があり砂浜から出ることにした
いや、こっちのほうが良かった
ボートを漕ぐのは久しぶりで多少の不安があったが、まあなんとかなるだろう
前夜、ジェミニのキャリアにボートを縛り付け興奮気味に寝る
途中で目が覚め、寝れない
やはり釣りよりもボートで海に出る事がうれしいのだろう
入念なイメージトレーニングをして4時半前に家を出る
江波に沈めているカキを取りに行き5時過ぎに現地着
近場でチヌを狙うならこの一文字はどうか?と調査釣行も一応、兼ねてはいるけれど海に出たい方が前に出る
ボートを担ぎ浜に降ろし荷物を積んで海へ駆け込んだ
引き波に乗ってくれて私の進水式はおごそかに終了
さて、これからがちょっと大変
漕ぐと前には進むがまっすぐにうまく進まない
会社の人に『回るで(笑)』と言われ、予想はしていたがクルクル回ってしまう
さらに船が通ったあとの波と波止からの引き波が妙な相乗効果を生み前進を拒む
それでもなんとか気張って一文字に着けた
早朝が幸いして宿泊客ギャラリーも居らずとりあえず恥じはかいてない
階段に上がりロープを縛りボートから荷物を上げ、最後はボートを引きずり上げた
こんなんしてまで釣りがしたいのかと自分で自分を疑う事を覚えるが、ボートは楽しい
準備整え5時半、釣り開始
水深は8mちょいかな
着底すると何も起こらない
風が強く涼しいが当たりが見難い条件だが、何も挨拶なし
落とし込みで釣果が出ているから全く居ない訳はないんだが、居ない
まったりと時間が過ぎていき6時12分、ようやく1匹目が掛かった
ズンズン巻いていくと最後は海面から飛んで出てくるサイズのチヌ
後で計ると26cmだった
続投、当たりのような分らないものに合わせてみると、これまた掛かったのか掛からなかったのか
少し手応えがあっただけで鈎だけが上がってきた
その後、当たりなし
ここで人生の岐路に立たされる
このまま粘って釣るか移動するか
移動先は広島港入口にある赤灯台
噂ではここにコブが居るらしい・・・
プリンスホテルの1階喫茶店に人が出入りしだし、散歩する人も出てきた
誰も居ない一文字で恥をさらすのはやめよう
これが移動する決定的なものになった
人が増えると危なげなパドル捌きも疲労せにゃいかんし
海面の下がった一文字からボートをズリ降ろすがかなり危険な水位になっていた
階段から下はハシゴがあったからまだ良かったが、どっちにしても早いとこ退散せにゃまずい雰囲気
ボートに乗り階段にある荷物を手繰り寄せ積んでいくのは冷や汗もん
宿泊客目の前でのダイブは孫の代まで伝説になりかねない
一応ライフジャケットは着ているが落ちたら一緒
自分ではギリギリで一文字を離れれたと思う
来た海を戻り本当は帰ろうかな?とも考えたが、どうせ海に出たんだから一緒の事
広島港の赤灯台に行っとけ行っとけのノリで
会社の人もこれで宮島へ渡ったらしいから(五日市から夜中に・・・)、私もどんなもんか近場でも行ってみたかった
地図で見ておいたからだいたいの距離は掴めるが海の上ではいつ着くか計算できない
この軽いノリが後に後悔の元になる
元宇品の海岸沿いに漕いでいく
やたらと船の行き交いが多く波がでてうまく漕げない
波に乗るとパドルが海中から出てボートが回ってしまうし
暑く吹き出た汗が目に入り辛い
かなりの蛇行を繰り返し、さて何十分経ったか
ようやく一文字が目前にやってきた
上がる階段は港内向き先端にあるから外から先端回りで行くか根元から行こうかちょっと考えてみた
反対にある白灯台での釣り慕情があるHPにあって読んでみると『フェリーの引き波がハンパじゃない』とある
それを考慮すると根元から行くほうが賢明であることに間違いはない
本当はチャレンジャーになりたかったが先端から湾内に入った途端、目の前を高速艇やらフェリーが通ると生きて帰れないだろう
とりあえず根元側から湾内に入り、一旦、砂浜へ上陸する
久々に陸に上がると、ん?
やけにシリが痛い
シリといっても尾てい骨付近
延々と漕いでいたから擦れてしまったようだ
砂浜から歩道に上がって一文字の上がり場を確認した
先日も下見に来たが、今日は引き潮でまだ潮位は下がる
遠目で見ても今の時間は上がれそうにない感じに見え、散歩中のおっちゃんに聞いてみた『満潮ラインより下に階段見えますか?』
返事は『ない』
私もなさそうには見えていたが、やはりなかった
ってことは何をしにここまで必死に漕いできたのか分からない
ただ海に出るという楽しさは存分に味わったが、これじゃあね
どうせ来たならと階段まで行って海面下の様子でも下見して帰ろうと一文字と平行に漕いでいく
湾内徐行、下見の時も波はほとんどなかった
岸壁に沿ってフラフラしながら階段付近、先端へ着いた
かなりの潮位じゃないと上がれそうにない
諦めてはいたが、更なる現実を目前にして『ここは渡船でこよう』と決意する
右手でパドルを捌いてボートを180度回転させ来た海を戻っていく
すると湾内に高速艇が景気よく入ってきて、ふと身の危険を感じた
『あんた、徐行守らにゃ・・・』
みるみる大きな波がやってくる
必死になって砂浜へ漕ぎ続けなんとかいい場所まできて波を待った
一文字は壁で当たった波はモロ、向きを変えてやってくる
それが本波とぶつかって見たこともない地獄絵図に変わっていった
45度に波が当たり反射角はほとんど変わらず波が来る
見ているとある一定の場所でぶつかる波はどでかいピラミッド型になり頂上は白波が出るほど激しい
そこはさっきいた場所・・・
辺りは波の音で煮え繰り返し生きている心地がしない
収まるのを待つしかなくあのピラミッドの頂点に立たぬよう祈るだけだった
ここは危険区域と判断
そそくさと基地へ戻るため、また来た海を必死に漕いだ
時間も時間、8時をゆうに回り船の行き交いが激しくなってきた
広島港の出入り口とあってその数は致死数に近い
来た時よりも帰りはうまく漕げる
人間、死と直面するとここまで変われるかと自画自賛
順調に危険区域を離れ南向きに進路を変えると、次は特大の引き波が押し寄せてきた
『わしをどうしたいんじゃぁぁぁ・・・』
フェリー・高速艇・漁船・貨物船、どれかの引き波が合体して目寸1m級の波がやってきた
昔、山陰に泳ぎに行ったがこんな波はきたことない
波に対し垂直に構え時を待つ
海からみれば私のボートはまさに木っ端同然
三角波の頂点にたつほどん波を何本か受ける
転覆はないと思うが、したらカッコ悪いしあとが面倒でそれだけはカンベンと祈りつつ基地に戻った
途中で引き波に乗り岩礁地帯に追いやられ座礁寸前ということもあったり
浜にボートを上げてヨレヨレになりながら荷物を片付け車にボートを乗せる
手の平、マメは出来なかったが小さな水ぶくれが1つ
あとはシリ
どうもズボンの縫い目の塊がフィットしていたようで、ピンポイントで擦れている感じだ
車の乗り降りで痛い
最初の一文字を7時過ぎに出て戻ってきたのが9時
しかも釣りはできず海の上を散歩しただけに終わった
結果、楽しかったからええや♪
会社へ寄ってボートを降ろし水で洗って終了
家に戻り嫁にシリが痛いと言うと笑われた
風呂場で後ろから尾てい骨付近を覗くと・・・皮がムケテる・・・
どうりで痛い訳よ〜
シャワーをすると想像をはるかに上回る痛み、いや通り越してシビレが走り悶絶
海の男尻ーズ最終回 〜大海原でムケテ〜 で・し・た
もう行かん(#-_-)
DATA:プリンスホテル前から赤灯台まで1Kmちょっと
その後の過ごし方は?
結局、割ったカキは10個程度
不完全燃焼で12時半から14時半まで大竹でまた釣り
暑かった
小チヌに突付き回され本命がヒットしない
そんな中、かなりデカイ3段引きを味わったが最後はハリス切れ
3号ハリスだったが先がL字に曲がり潰れていた
歯でグリグリ噛み潰された感じ
後、前回同様巨コブの洗礼
合わせると同時に沖に走り根に張り付く
1.5mにチヌジャッカーじゃ止めることが出来なかった
親指の火傷も怖く握らなかったと言うのもあるが、きつめのドラグ調整で何故かバックラッシュ!
アーメン
小チヌ1匹に終わったがまあ満足
次に賭けるか、な
本日の釣果 元宇品プリンスホテル前一文字 チヌ26cm
大竹(地名知らず) チヌ13cm
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