久々に安芸津で満足のいく釣りができたのでレポートします．
本日のタックルは，筏竿2.1m，リール：VIKING筏44，ナイロン４号の道糸に1.7号
のカーボンハリスを直結び，チヌ鈎４号
朝起きてテレビをつけると「釣り頃釣られ頃」で牡蠣筏に釣り船を係留してのかぶせ
釣りをやっていたので，うずうずしてきてどうにも止まらなくなり行ってしまいました．
とりあえず安芸津の牡蠣屋で屑牡蠣をバケツ一杯分拾って，漁港からちょっと東に
離れた貨物埠頭へ移動．ここは，かねてから目を付けていたポイントで，潮位が低
くても底は見えません．
釣り開始は８時頃で，第一投目からいきなり当たりがありヒット．浮いてきたのは
４０ｃｍくらいのチヌでしたが，タモが離れた場所にあり，アタフタしている間に鈎は
ずれ．残念．その後，１０分間隔くらいで当たりがあり，三勝三敗でチヌ３枚をゲット．
10時頃から当たりが遠のいたものの１１時頃にもう一枚を追加，１２時過ぎに立て
続けに２枚を追加．１時過ぎに納竿しました．ちなみにバラシ４回と恥ずかしい限りです．
本日の釣果：チヌ６枚（４１，４０，３８，３７，３６，３４ｃｍ）
このポイントは潮がほとんど動かず，根がかりもなく，車が横付けできて，足元でも
釣れるので，私のような面倒くさがりやの怠け者には最適です．自宅から３０分の良い
ポイントですが，たぶん乗っ込み時期だけでしょう．
＜コメントbyまるさ＞
型揃いのチヌ６枚！蒲刈以東の地続きの釣り場では，なかなか出ない釣果でしょう。
「乗っ込み時期だけ」，しかしその時期には爆釣，という釣り場は，近場にもけっこう
あるような気がします。しかし「車横付け」というのがまたすごい。タカさんのこの
レポートで，歌の次は安芸津が一気にフィーバーするかも？
オフ会に行けない！！
「４月９日の送別会、もちろん行けるよねえ、Ｔさん。」、「何！送別会が４月９日！？
そんなん聞いとらんで！近年、４月２日じゃろうが！急に変えられても困るが！！」、
「・・・・・あんなＴさん、１年前に『送別会を４月２日にするか、９日にするか』、
多数決で決めたじゃろう？確か・・・Ｔさん、９日に手を挙げたと思うけど・・・。」
「・・・・・・・・・・そう言えば・・・・・・・・・・。」
私の勘違いでした。転勤者だけであれば、「すまんけど・・・」ですむのですが、今回は
退職者が２人。これは、キャンセルするわけにはいかんなあ・・・と言うことは、オフ会
に行けない・・・・・・・・・・。
その日から、悶々とした日々を過ごす私なのでありました。「・・・・・いつ、まるささんに
断りをしようか・・・。」タクさんには、事情を説明していました。
３月３０日、勤務終了前、突然閃いちゃったんですわ。「ＡさんもＢさんも、コブダイの
西京漬けをあげた時、美味しかったと言われ、『今度は釣りたてのチヌが食べたい』
と、言われていた。このまま退職されると、要望にこたえられないではないか。
それではいけない！」
「明日１６時３０分から、職場を去られる第１回目のお別れ会がある。・・・・・・・
・・・もしも、その時にお二人に１匹ずつチヌを差し上げることができたら・・・・・
それは可能か？・・・・・今日の夕方だったら，カキは採れる・・・・・明日有休を
取ることは・・・・・可能だ・・・・・どのくらいの大きさのチヌであれば良いか・・・・・
４０センチオーバーの大きさのそろったチヌ・・・・・で・・・なければ・・・ならない
・・・・・３９センチではどうだ・・・・・だめだ！・・・・・なぜ？・・・・・釣り師としての
プライドか・・・・・ううむ，私には，そんなものはない・・・・・釣り師としての意地か
・・・・・ない・・・・・いったい，何なんだ！！・・・・・・・・・・
（深く自己を洞察する倉敷のマサ）・・・・・・・・・・
分かった・・・・・そうだったのか・・・・・釣り師としての・・・・・みえ・・・・・。」
「よし，決めた！！これからカキを採りに行き，明日は有休を取ろう！そして釣りに
行き，４０センチオーバーの型のそろったチヌを２匹釣り上げる。そして，１６時半
までに職場に行き，退職者お二人にチヌを差し上げよう！もしもこれが全てクリアー
できたら，お二人にお詫びをし，転任者にもお詫びをし，晴れて！？オフ会に行く！
！！ただし，全てをクリアーできない場合には，オフ会をキャンセルする！！」
家に帰り，家内に話します。・・・・・いよいよ，実現するなど信じていません。
というよりも，「あんた，本気！？」といったところですかね。
で私，本気です！もう瀬戸田しかありません！薄暗くなったと同時に釣り始めます
が，引きを釣ることになります。どうやっても刺し餌が出ません。ふと，まるささんが
この前言われていたことがよぎります。先端に行きます。立ったまま，フェンス越し
に刺し餌を投入します。数投して，チヌのおりそうなところに着底します。当たり。
４０センチのチヌでした。
「やった！！あと１匹，４０センチのチヌじゃ！そうすれば，オフ会に行ける！！」
干潮潮止まりが近づき，もとの場所に帰ります。潮が流れ出します。ホゴが結構
釣れます。しばらくして当たり。確実にチヌ！上がってきたのは，４５センチのチヌ
・・・・・・・・・・「だめじゃ！！・・・・・大きすぎる・・・・・バランスが取れん！！」
その後上がってくるのは，ホゴか，こまいチヌ。・・・そして当たり。上がってきたのは，
４３センチの体高のあるチヌ！スカリに入れます。「よっしゃ！！これで行ける！！
・・・・・オフ会に！！」私，波止でガッツポーズしたの，生まれて初めてでしたよ。
こまいチヌを逃がし，帰路に就きます。目指すは，玉島オーシャン。「まさか，今日
休みじゃあないよなあ」，と思いながら行くと，やっていました。４５センチのチヌが
入る保冷ボックスを探します。「よっっしゃ！ピッタリ！」。二つ購入し，家に帰ります。
おばあさんに相談すると，庭から長細く広い葉っぱを数枚持ってきて，保冷ボックス
の底に敷きます。「昔は，魚が傷まんようにするのに，この葉を敷いていた」とのこと。
南天の葉も魚の上にあります。
おばあさんに礼を言って，職場に急ぎます。着いたのが，１６時１０分でした。
退職者のお二人に，送別会に出られないことをお詫びし魚をお渡しします。
魚を見た瞬間，「ウワーー！！」，お二人ともおらんでおられました。見に来た職場の
同僚も同じでした。「ふむふむ，かぶせ釣りをしない人が，４５センチ級のチヌを見た
場合，こういう反応をするのか」などと冷静に見ていた様に見える私の鼻の穴が，
ひょっとしてピクピク動いていた・・・かもしれませんね。
お別れの会が終わり，お二人の後を保冷ボックスを持った私が車まで着いていき，
最後のご挨拶をしました。家に帰り，ことの顛末を家内に話すと，「信じられない！」
といった面持ちで，３分ほど笑い転げるのでありました。当日夜，「こんな美味しい
魚は食べたことがない！魚屋のとは全然違う！」という電話を頂きました。
と言うことで，この日からまた幸せな日々が続くのでありました。
だって，オフ会に行けるのです。少々仕事がえらくても，オフ会に行けることを考えると
・・・・・へいちゃらですわ！！！
倉敷のマサでした。
＜コメントbyまるさ＞
この情報はオフ会の前にマサさんからいただきまして，当日もこの情報どおりに
チヌの活性は高かったです。それよりも，この釣行があったからマサさんは
オフ会に来ることができて，それで５０ｃｍオーバーを２枚釣られたわけなので，
いろんな意味でこの３月３０日は大きな日でしたね。
それにしても瀬戸田，例年どおり３月末にはピークとなりました。
今年は全体的に遅れているようなので，今月一杯くらい最盛期が続くかも。
オフ会で空振りを食らった皆さん，再チャレンジしてみてください。
私はこれからの時期は福山方面を中心に釣行します。
倉敷のマサです。
来週はオフ会。偵察と称して伯方島有津に行ってきました。
早朝、潮が速くなる前にコブダイ２匹。有津、今日の様な潮でも結構流れます。
流れ出してからは、ずーーーーーと沖まで流れていってしまうか、帰ってきて
根掛かりかのどちらか、といったパターンが多いですね。
「瀬戸田の潮の極端なやつ」といったところでしょうか。
私、この波止でくつろいで釣ったってことないですね。「辛抱に辛抱を重ねて、
やっと」といったことが多かった様に思います。きょうもやっぱりそうでした。
やっとこさ沖に刺し餌が届いた時、当たり。相当右に走らされましたが、釣り人が
いたので手前で無理矢理止めてあげていきます。上がってきます・・・・・・・・・・
やっぱり・・・・・・・・・・はい、７０センチのコブダイでした。
で、やっぱり。ガイドが飛んでいました。ブラックチヌの１．６メーター、この中途
半端な長さがすきなんですけどね。ともあれ、折れんで良かった。
その後、コブダイのバラシ１回、怪しい針外れが１回ありましたが、有津のチヌ、
まだ本格的には始まっていない様でした。
コブダイを全部リリースし、行き先は大三島瀬戸港。ゴトウさんおらんかな。行って
みると、先端に投げ釣りの人。Ｕターンし、次は瀬戸田。ちょっと竿を出してみまし
たが、潮が流れず、話にならず。釣り情報のＨさんと情報交換。どこも厳しいみたい
ですね。こんなに困った年は今までにないそうです。先週来たらよかったのにね。
来週のオフ会、チヌに関して言えば、瀬戸田以外は結構厳しいのでしょうか。
因島がどう出るかですかねえ。まだちょっと早い様にも思います。まあ、そんなこと
言うとったら、行くとこないですからね。
倉敷のマサでした。
＜コメントbyまるさ＞
実は，オフ会の瀬戸田でチヌの反応が鈍かったときの移動先の第一候補は，
この有津を考えていましたが，まだ時期早いですか，マサさん・・・。
もっとも私が入ろうと思ったのは，港の左手の方の波止です。
あっちの方が潮は緩い気がするし，ぶっこみ釣りの竿も出せそうなので。
マサさんがいつも釣られる白灯台の波止は，近くを漁船がしょっちゅう通るので
投げやぶっこみはできませんからね。オフ会，瀬戸田がダメならどこ行くかなあ。
