● 最終更新日 2008/8/18

<釣行レポート(2008年5月〜9月)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2008/8/14・15 K 因島周辺 岡山のアサさん
2008/7〜8月 J 各地の波止 庄原のKさん
2008/7/26 I 倉橋島・室尾西の波止 ツカポンさん
2008/6/15 G 常石・大越波止 能登原のyさん
2008/5/25 F 常石・大越波止 ぶちさん
2008/5/25 E 常石・大越波止 能登原のyさん
2008/5/4・6 D 常石・大越波止 能登原のyさん
2008/5/12・19 C 牛窓・子父雁漁港 倉敷のフッさん
2008/5/6 B 笠岡市・北木島大浦港 鴨方のユノさん
2008/5/2・5 A 田島・天神波止 天神さん
2008/5/3 @ 向島・歌付近 尾道のジュンさん

 


 

K 岡山のアサさんからのお便り (2008/8/17着) 

 

お久しぶりです。

2001年から『かぶせ道』に入門するも、只今子育て&仕事に追われる毎日で修行不足です。
約1年程全く修行(釣り)に行けていません。
釣りに行っていないと1年がすご〜〜〜く長い。
盆休み中に修行できるチャンスがありましたので、行って来ました『夏かぶせ』。
ほんま『夏かぶせ』は修行ですね〜。

8月14日
ちょっとだけ行ける時間が取れたので、釣り専用の倉庫にしまっておいた釣り道具を引っ張り出して釣りの準備。
リールは動くのだろうか?
良し、問題なし。
釣竿ケースのファスナーはやや固まっていたものの無事動く。
問題はエサ。
心配した通りカラス貝は小さく、エサとしては不可。
既に干潮からかなり満ちていたので、海の中に入って少しばかりカキを調達。
念のため水着を穿いて行っていて良かった。
いくら好きと行ってもここまでするか?
はい、好きではなく『釣り○○』。
当然カキの質は下の下。
まあ、釣りに行って脳を洗濯するのが目的なので、今回は釣行だけで満足・・・。
と言い聞かす。
釣りに行っていなくても相変わらず『釣り○○』。

釣行先は弓削島
理由は釣れなくても泳げるし、風景がお気に入りのため。
フェリーに乗るというのも気持ちええ〜。
まずは、今井の波止へ。
当然先客は無し。
潮も満潮から少し下げていてコンディションは今一つ。
着底さえすればと念じて第1投。
予想通りエサ取りの攻撃。
錘を付けてトライ。
全く効果なしで苦戦(というよりも腕不足)。
汗をだらだら流しては、スポーツドリンクを飲むの繰り返し。
流石に無理と判断。
エサも少ないし。
釣果無し。フグも釣れず。

次は佐島へ。
意外なことに先客あり。
『この暑いのによく釣りをするね〜』。
はい、私もその一人。
釣りを開始するも、何故か釣れる気がしないし、このままではエサが無くなってしまう。
ということで、佐島で少し釣ったあと諦めてちょっと泳いだ後にカキを調達。
釣果無し。フグも釣れず。

気持ちよく帰ろうと下弓削のフェリー乗り場へ行くと、フェリーがたった今出たところ。
じゃ〜、次のフェリーが来るまでの30分の間に釣ろうか。
カキは10ヶ程。
で、第1投。
潮の流れは悪くない。
第3投。当たり。針にのらず。
直ぐに第4投。
小コブゲット。
ボウズ逃れでもう十分。急いで帰宅。


8月15日
昨日さっさと切り上げたのは、この日も釣りができるからである。
といっても、午前中1.5時間程と午後2時間程。
都合で午前中は因島で午後は大三島。
満潮前後の最も良い時間帯に釣りができないが、できるだけで十分。
午前の部は消防署前南側波止の先端
満ち潮時ここで釣るのは私ぐらいでしょう。
こんな流れで普通の人は釣らないと思う。
時間が無いのでこの場所を選択。
ここはエサ取りが殆どおらず、少量のエサで釣り可能。
本命も少ないが。
7:30過ぎ頃釣り開始。
今回はたまたま運良く小コブ2匹をゲット(それ以外の当たりは全く無し)。
9:00頃撤収。

10:30頃大三島へ向けて出発。
用事を済ませた後、釣り場として選択したのが盛港の波止
盛港に来るのは久々。
夏チヌをちょっとだけ期待。
しかし、ポイントには既に3人の釣り人が入っており、諦めて内向きに釣座を構えた。
内向きににあった養殖用の筏が無くなっていた。
いつ無くなったのだろう。

釣り開始が12:00頃。
第1投。
夏に来たことがなかったが、予想ではエサ取りの嵐。
しかし、エサ取りの当たり無し。
これならちょっとは期待できる。
ここでも運良く小コブ2匹をゲット(それ以外の当たりは全く無し)。
14:00前に納竿。
盛港はコブなら釣れそうな感じ。

今回は真夏のかぶせ釣りであるのもかかわらず、40cm満たないコブであるが釣果もあり、

久しぶりに脳の選択ができました。

さて、次はいつ行けるか?

追伸 コブはから揚げにし、フレッシュなシソで巻いて食べました。

         シソの香りで夏コブの臭みを消せ、美味しかったです。

<コメント by まるさ>

チョーお久しぶりです,アサさん。暑い中お疲れでした。

私も最近仕事が忙しくなかなか釣りに行けてませんが,そちらも大変そうですね。

次の釣行は正月休みでしょうか?しまなみ方面からの情報お待ちしています。

コブダイも当分食べてないので,私も9月にはかぶせを再開しようと思ってます。


 

J 庄原のKさんからのお便り (2008/8/13着) 

 

日 時 7月12日(土) 8:00〜11:00頃(温泉津港)12:30〜15:30(浜田港)
場 所 温泉津港,浜田港
潮   長潮 満潮7:57(32p)(江津)
タックル いかだ竿1.8b チヌジャッカー フロロ4号直結 ヤイバチヌ5号
釣 果  イシガキダイ25p1尾
備 考  1500円分のイガイをもって,山陰へ行きました。温泉津港は全然だめでした。

             浜田に移動します。イシダイねらいの常連さんと入れ違いにベストポジションに入れてもらいました。

             13:15頃に25pのイシガキダイが釣れました。(針を飲み込んでいました)

             常連さんの撒き餌が効いていたと思います。感謝。


日 時 7月19日(土)8:30?〜14:00くらい  エサ:イガイ
場 所 浜田港
潮   大潮 満潮13:04(40p)干潮5:40(14p)(江津)
タックル いかだ竿1.8b チヌジャッカー フロロ4号直結 ヤイバチヌ5号
釣 果 カワハギ15p1尾
備 考 スレで15pのカワハギが釣れてボウズを回避しました。エサ取りの嵐で,

           はっきりしたあたりが出にくかったです。釣りづらいです。


日 時 7月20日(日)17:30〜19:30
場 所 小坪新波止
潮   中潮 満潮10:42(328p)干潮4:59(123p)(呉)
タックル いかだ竿1.8b チヌジャッカー フロロ4号直結 ヤイバチヌ5号
釣 果  カワハギ21p2尾,コブダイ32p1尾
備 考 夕方仁方でカキを採り,久々に小坪に行きました。夕マヅメでよくあたりが出てくれました。


日 時 7月21日(月)5:30〜15:00くらい
場 所 安芸津木谷の護岸
潮   中潮 満潮11:37(308p)干潮5:58(110p) 
タックル いかだ竿1.5b バイキング フロロ3号直結 ヤイバチヌ4号
釣 果 タコ2匹,ギンポ1尾
備 考 前日の残りのカキを持って安芸津へ行きました。5:30スタート時は東側の角です。

           7:30頃タコが釣れました。8:30頃から休憩して,氷を買って西から6番目のフックで再開。

          パットせず4番目に移動。ここでもパッとしないので6番目に戻って13:30頃タコが掛かりました。

          その後3番に行き根掛かりかと思ったら,タコの身が付いてあがってきました。残念。

          その後ギンポを追加して15:00にカキがなくなり終了しました。


日 時 8月13日(水) 5:30〜9:00くらい  エサ:イガイ
場 所 小坪新波止
潮   中潮 満潮6:55(262p)干潮13:38(106p)
タックル いかだ竿1.8b チヌジャッカー フロロ4号直結 ヤイバチヌ5号
釣 果 コブダイ28p,58p,20pくらい,ギザミ15pくらい1尾
備 考 6:00から7:00くらいにあたりが集中しました。1回もやもやとしたあたりがありました。

          合わせるとズシッと重かったのですが,針はずれでバラしました。チヌかイシダイだったのでしょうか?

          7:00頃からサウナ状態でした。汗が止まりません。幸い日が陰ったので続行できましたが,

          天気だったら熱中症になっていたと思います。今までコブダイにやられまくっていましたが,

          やっと58pを釣り上げました。写真は28pと58pです。

 

<コメント by まるさ>

Kさんからは,毎年この時期にレポートいただきます。ありがとうございます。

相変わらずお元気ですね。私はここ2か月以上,朝の7時以降は釣りをやってません。

皆さんも熱中症には気をつけてください。あと半月ほどの辛抱で気温も下がって,秋の

シーズンが開幕します。9月になったら皆さん釣り場でお会いしましょう。


 

I ツカポンさんからのお便り (2008/7/28着) 

 

久しぶりのレポートになります。みなさんお元気でしょうか?

7月26日倉橋島の室尾西の波止に行ってきました。

朝4:00に以前働いていた職場の同僚合わせて3人での釣行。
室尾に着いたのが6:00。

この時間はまだ全然涼しいんだな。後から起こる惨劇など知らず・・・。

あ、タックルの説明。

筏竿1・8m スピニングリール 道糸5号 サルカン経由のハリス5号、チヌ針5号。
餌はイ貝。
はてさてどうなることやら・・・。

波止の付け根付近で開始。
開始早々コブにやられるお決まりのパターン(笑)。

開始からしばらく経つとエサ取りが増え始める。こうなったら外側に移動するしかない。
移動直後に小さいアタリ。に、してもあまり経験の無いアタリだな〜。
合わせて上がってきたのは22cmのカサゴ
結構いい型じゃん。

とりあえずお土産は出来た。
気分がいいのでまた内側へ戻る。
で、早速コブに切られる!まったく・・・。

結局この日は内側での活性が高かったんですね。

ここから、コツ・・・コツ・・・という不思議なアタリが多くなってくる。
※2007・9・2のレポート参照。
これは   も・し・や・
タイミングを計って・・・せーの!
あわせる!乗った!
ん?
あんまり引かない。
でも、この独特の引きは・・・
やったー!サンバソウだー!
20cmと小ぶりだけど嬉しい!

で、まだまだ続く変なアタリ。
またまたタイミングを合わせて掛ける!
今度はカワハギの15cm
お土産としては十分だ。

だが・・・

ここからアタリが一気に減る。
しかも

暑い。
暑い。
暑い。

もう十分に釣ったし、昼前でおなかもすいたし、今日は帰るか。
変える直前、腕を見てみると日焼けして真っ赤なおまけに水ぶくれが出来ていた。
今の時点でヒリヒリする。

帰って、早速料理。
メニューは
「カサゴの活き造り」
「石鯛の皮の湯引き」
「カワハギの味噌汁」
の3点。

久々の釣行にしては上等だったぜ。
シーズン中にはまた行きたいですね。

 

<コメント by まるさ>

ツカポンさんお久しぶりです。暑い中お疲れ様です。

私は最近朝の7時には納竿してますが,7時でももう暑いです。

この日は5時間くらい釣られましたか?日焼け止めを塗っても

いっぺんに肌が真っ赤になりそうですね。

去年の秋はあちこちで手の平サイズのサンバソウが釣れたので,

今年はあの連中が育ってハリに乗ってほしいところです。

また倉橋方面からのレポートお待ちしています。


 

H 倉敷のフッさんからのお便り (2008/6/17着) 

 

『 6月15日 玉島沖へ船でのキス釣り 』
 
カブセとはまったく関係ありませんが(すみません)釣れたので簡単にレポートさせていただきます。

そろそろキスもシーズンに入り、知り合いに誘って頂いたので船釣りへ連れていってもらいました。
でも自分は船酔いが激しくフェリーでも気持ち悪くなるのであまり行ったことがありません。
今回はキスの型も良く数もそこそこ釣れだしたとのことで挑戦してみました。
 
朝4時半に集合。 釣り人は3人で早速出発! ポイントには20分程で到着しすぐさま開始。
開始早々から2人にはキスが釣れ、自分の一匹目は・・・ ニベ50cm でした。ビックリ!
さらにグチも釣れキスも何匹か追加して移動。 5分程走ると少し波のあるポイントで他の船が
ママカリを釣っており、近くを流しながら釣るとキスが連発しだし型も25cmを超えるものも釣れ、
最長寸は 30cm でした。 釣れるのはうれしいのですが、自分はだんだんと船の揺れに
気持ち悪くなりだし、そこからは船酔いとの戦いでした。 少しして風が出てきたので島の風裏に
移動するとそこはベタ凪で、船酔いが軽くなったのでここで釣らせてもらうことに。 このポイントでは
キスの他にベラも釣れ、自分にとっては最高のポイントでした。 ベラの最長寸は 28cm でした。
昼になり風がさらに強くなったので納竿としました。
 
釣果は、キス61匹、ベラ7匹、グチ7匹、ニベ1匹、でした。
写真は、キスとニベの刺身・キスの天ぷら・キスの卵の煮付け・ニベのから揚げ・チクワとナスの天ぷらです。 
どれも美味しかったですが特にキスの刺身は久々に食べましたが風味もよくとても美味しかったです。

 

<コメント by まるさ>

30cmのキスですか〜。船釣りでもなかなか釣れないサイズですね。私は船にまるで

弱いので陸釣り専門ですが,20cm級のキスでもけっこうな手ごたえなので,30cmの

引きは見当もつきません。一度釣ってみたいもんです。キスは手軽に釣れるし,どんな

料理にしても美味しいので,この時期は私もよく釣りに行きます。ただ,そろそろフグが

増えてきたので陸からはだんだん厳しくなってきました。フッさん,また機会があれば

いろんなレポートよろしくお願いします。


 

G 能登原のyさんからのお便り (2008/6/15着) 

 

平成20年6月15日 常石 大越の波止での釣果を報告します。

福山方面もかぶせは終期かなと思いつつ、懲りもせず大越の波止へ行ってきました。

昨日はちぬがどうしても食べたいとの家族のリクエストで、天神の波止へ行きました。

かぶせではフグばかりだろう思い、ダンゴ釣りをしましたが、やっぱりダンゴでもフグばかり、

結局ちぬはぼうずで、アイナメの小さいのを1匹釣っただけでした。
今日は原点にもどり、かぶせでちぬを1匹確保しようと思い、5時20分に大越に到着
波止先端に誰もいませんでした。これはラッキーと思い波止の先端に釣り座を確保、

波止の途中で内湾に向けてダンゴ釣りをいているひとがいました。
6時10分前頃より開始しました。

タックルは 月光波1.6 リール アルテグラ2000 道糸3号 ハリス1.7号 ちぬ針4号です。

潮は満ち上げで、緩やかに左から右に流れていました。

いつもと逆だと思いつつ手返ししますが、あたり無し。風もなく釣れる雰囲気だと思いました。
遠投を繰り返すと、今度はカキが徐々に流されます。

流れにまかせベイルをおこし、道糸を送り出すと、その時「すー」と引っ張られました。

すぐに合わせを入れると、ギューンと引っ張ります。

ちぬの引きでは無いなと思い、緩めたり巻いたりを繰り返すと、何と今度は水面を跳ねました。

何とセイゴでした。今年初めての釣果です。

何回かの跳ねと、真下への突っ込みをかわして取り込みに成功しました。

後で測ると51.5cmありました。自己新記録を20cm位更新したと思うんですが。

自己記録と言っても昨年初めてかぶせでセイゴを釣って今回で3匹目ですが。
それからいくらカキを撒いても、あたりが無く小休止しました。
あたりが無いときに釣座を休めると釣れることがあるとの、まるささんの教えに従い、新聞を

読みコーヒを飲み、ゆったりとした気分で、常石造船の7時のチャイムを合図に再開しました。
何と1投目にあたりがありました。穂先に「ふあ、ふあ」くるあたり、合わせるとやはりちぬ

特有の突っ込み、ばれないように慎重に取り込みました。31cmありました。

それから2,3投目で手元にくるあたり、今度はフグでした。25cmありました。
フグが釣れた後、潮の流れが止まり、あたりが無くなり8時30分頃に止めました。

今日はちぬ1匹の目標が達成でき、セイゴも釣ったので満足しました。

 

<コメント by まるさ>

yさんお疲れ様です。かぶせ釣りもそろそろオフシーズンですが,大越は去年と同様に

まだチヌが狙えるようですね。セイゴもいいサイズです。この時期としては十分な釣果で

羨ましいです。私は今度の週末あたり蒲刈へ行ってみようかと思っていましたが,月末

締め切りのタフな仕事が今日入ったので,遠出はできなくなりました。蒲刈方面へ

行かれる人がおられたら,状況を教えてもらえると嬉しいです。


 

F ぶちさんからのお便り (2008/5/25着) 

 

初物です。

5時前に降っていた雨も6時過ぎにはやんでいた。
急いで支度し釣り場に途中で能登原を見るとYさんがイワシ釣りをしていた。

『今日はどこでするん』と聞くと『ここでします』との事。
大越行きましょう』とお誘いし一緒に行くことに。

竿・月光波2.1
リール・ザウバー
道糸・3号
ハリス・1.5号
針・チヌ3号

釣れそうな雰囲気は漂っているのだがアタリは無し。
8時半頃でしょうかYさんにチヌがヒット。しばらくしてまた・・・。
何が違うのか私にはアタリ無し。
9時半頃 よそ見していた私の手に魚信が・・・。
ヒットした魚は結構強く暴れまくる。
結局上がってきたのは41センチのオスのチヌ
いがいにサイズが小さかった事に不満ですが今年一番引きを楽しめました。
その後もYさんにはアタリが有り2匹追加されました。

二人で合間に話していたんですが、
海を見ていて流れの変わり目、流れていたのが緩んだ時。
『今 良いよね』と話してる時に必ず釣れていました。

で、能登原のYさんは潮の状態が悪いのを見て早々に納竿。
『もうちょっと釣りましょうよ』と誘ったが今度ばかりは断られた。
Yさんがカメラを取りに車に戻られている時、
私の竿に強烈なアタリが!!
コブと確信、それもかなりデカい。
間違いなく70オーバー。
ハリスは1.5じゃし、竿のガイドは先週換えたばかりで気になるし・・・。
底を這うような感じ、上げては出し上げては出しの繰り返し。
近くまで寄せたと思えば沖に走られる。
釣り人からは50オーバーか?と声をかけられるが
間違いなくコブかスズキ。と その時Yさんが「エイじゃない?」と一声
『そうじゃった、それじゃ、泳いどるの見とったんじゃ』
ま〜姿は見んといけんと思い頑張りました。
何分格闘したか上がってきました。タモになかなか入らず、
やっとの思いで入ったら持ち上げるときにタモが壊れるしで、
結局写真を撮ってラインを切って逃がしました。

その後は筋肉痛でカキが非常に重く感じました。
竿先も宙で持つとプルプル震えとるししばらくして11時半に納竿しました。
たいした釣果じゃないですが良い写真が撮れたのでレポートしました。



最後の写真は写真撮影のため交代していただいた
エイと格闘する能登原のYさん、小さく見えるのはご協力頂いた倉敷のAさん。
Aさんポイント荒らしちゃってすいませんでした。
 

 

E 能登原のyさんからのお便り (2008/5/25着) 

 

平成20年5月25日の大越の波止での釣果を報告します。

朝4:30に目覚めると、雨が降っていました。昨日に続き今日もかと思い、

布団の中でうつらうつらし、次に目覚めると5時30でした。

「こりゃいけない、今日はぶちさんと釣りの日だ」と思い、大越へ。


公園に着き波止の先端を観察すると、1人釣ってる方が見えました。

雨なのでぶちさんはいないなと思い、能登原にコース変更。

昨日は大越で朝6時から7時まで竿を出して全くあたりなかったからです。


能登原に着いてみると,波止の周りをうようよとイワシが泳いでいます。

急いでサビキの仕掛けをだし釣り開始、撒き餌も無しで釣れました。

イワシに夢中になっていると、ぶちさん登場、「yさんいかんのん」と大越に誘われました。

イワシの釣果は28匹でした。再度コース変更し大越へ行きました。


8時30分頃から釣り開始。干潮のどん底からの開始でした。

最初の30分、全くあたりがありません。ぶちさんはフグのあたりがあるとのことで、

私は今日も駄目かな思っていた頃。ぶちさんが、潮の流れが良くなった、釣れそうな

雰囲気だと話した瞬間、私にあたりがあり、これは間違いなくちぬの引きで、

ぶちさんのお助けダモで37cmのオスちぬをゲットしました。

それから潮は左から右に流れ、カキが流され引っ張るような感じです。

穂先にまたも「ふわ、ふわ」あたりがありました。今度も心地より引きでちぬ34cmを上げました。
それからあたりがなくなりましたが、今度はぶちさんへヒットしました。よく走ります。

ぶちさんは波止先端でやりとりしています。この魚コブのような引きで波止先端を周り、

内湾まで引っ張りました。「こりゃ夢の50cm代か」と思い私のタモで上げました。

後ではかると41cm良型のちぬでした。「よかったねぶちさん」


それから何回か手返しすると、こともあろうに遠投用の杓を落としてしまい小休止。
杓を変えて撒き餌打っていると。すこし向かい風になりました。

ぶちさんが「またなんかエエ感じする」と話した直後、今度は手元に少しくるあたり。

これはさっきのぶちさんが釣ったチヌのように、よく走ります。コブの様に横に走りました。

またもぶちさんの助けダモで38cmのちぬをゲットしました。

それからまたもあたりがあり35cmのちぬを上げました。丁度10時になった頃でした。


倉敷のAさん登場、釣果を報告すると今日はカキかと少しくやしそうな感想。

蒲刈へはいつ頃ですかと、色々お話しをしました。それからあたり無く、ゲームオーバー。
釣果の写真を撮ろうと思いデジカメをとりに行き、波止に帰ってみると、何とまたぶちさんに

大型の魚がきています。今度はもの凄く走ります。「またも夢の50cm台か」と声をかけると、

そんなモンじゃない、コブ70、80cm級だと返答がありました。

これは凄いぞと思いタモをかまえると、ぶちさん何度も突っ込みをかわし海面に姿を見せました。

なんと猫の顔によく似たエイでした。本当にお疲れさまです。

倉敷のAさんと、私とでタモで掬いますが全く入りません。取り込めそうもないので、

ぶちさんが写真をお願いしますとリクエストがあり必死で撮りました。
私、今日はかぶせ釣りで初めてちぬを4匹上げました。感無量です。
本日、ぶちさんの誘いがなかった、今日の釣果はなかったと思います。

本当に誘ってくれたありがとうございました。
また、ぶちさん、倉敷のAさんお疲れさまでした。

 

<コメント by まるさ>

というわけで,お二人から同じ釣行のレポートいただきました。

今年は大越はそろそろ終期かと思いましたが,まだまだいけそうですね。

それにしても,もうエイの季節ですか・・・これから暑くなってくると,どこへ行っても

エイに悩まされそうです。ぶちさんお疲れ様でした!


 

D 能登原のyさんからのお便り (2008/5/23着) 

 

平成20年5月4日・6日常石・大越の波止の釣果を報告します。

連休中、大越の波止を中心に釣行しました。昨年のちぬの思い出を抱いて懲りずに釣りました。

タックルは2日とも月光波1.6 道糸3号 ハリス フロロ1.7号 ちぬ針4号です。

5月4日 大潮 満潮は10時です。7時より満ち上げで波止の先端外側に向け開始しました。

潮の流れは、左から右へ流れ濁れたような潮が動いていました。

この潮はぶちさんが言っていた昨年の釣れるパターンではないか思い、撒き餌を打ちました。

しかし全くあたりが無く、30分経過した頃やっとあたりがありました。

穂先が「ふあふぁ」となった瞬間、合わせると緩い突っ込みがありました。

ちぬだろうと思い何回が突っ込みをかわし上げました。28cmのちぬでした。

それからまた30分たった頃同じようなあたりあり合わせました。

今度は痛恨のバラシとなりました。それからは全くあたり無く10:30頃でやめました。

しかし今日は1匹でしたが、これからが大越のシーズンではないかと思いました。

 


5月6日 大潮 満潮は11時です。波止に着くと、風はありませんが、肌寒い感じがしました。

4日と同じように波止先端で6時30分より開始しました。

潮は少し上げてきていますが、ほとんど底に近い状態でした。

潮の流れは右から左へ濁った潮が流れています。4日とは正反対でした。

撒き餌を打ち2投目いきなり、穂先にくるあたりです。

合わせると少し重たい、あまり突っ込みはなく上がってきました。30cmのちぬでした。

今日は良い感じだと思い。撒き餌をきかしながら手かえしすると、30分後に穂先にくるあたり、

今度はすぐに鋭い突っ込みでした。何回か突っ込みをやりとりすると、今度はでかい、

慎重にタモ入れしました。後で測ってみると45.5cmありました。

今日はますます調子が良いと思い、ぶちさん電話をかけましたが、「電波が届かない場所です」

アナウンスがあり、非常におしい。

撒き餌し再開。それから10分後、ぶちさん登場。「ちぬ釣れていますよ」と声をかけた瞬間、

穂先にあたりがありました。合わせると、これも良く突っ込みます。ぶちさんの助けダモで

上げてもらいました。このちぬも40cmありました。ぶちさんに今がじあいですと話し、2人で

開始しましたがその後あたりが無くなりました。それから約1時間半後に、手元にくるあたりあり

合わせると今度はアイナメでした。これは30cmありました。

今日は本当に調子が良い日でした。一番大きいちぬをさばくと、まだお尻もあまり赤くなく、

卵も成熟していませんでした。これからが大越の波止のシーズンだと思いました。

 

 

<コメント by まるさ>

通信の不調でyさんには何度も送信し直していただき,すいませんでした。

大越は去年は6月に入ってもまだチヌが釣れていましたが,今年はちょっと

終わりが早いようです。これからはダンゴ釣りのシーズンですね。私は近年

ダンゴはほとんどやってませんが,ほかに釣るものがない時期はやって

みようかと思います。


 

C 倉敷のフッさんからのお便り (2008/5/22着) 

 

〜5月12・19日 牛窓子父雁漁港にて〜
 
竿 月光波1.6m 道糸3号 ハリス3号 チヌ針5号
 
4月に入ってからの休日はすべて海へ出向き皆勤賞。 

いつもの子父雁は5月に入ってからコウイカが最盛期になり

イカ釣り師達が場所取りで早い人は朝3時頃には来られています。 

自分もカブセマイポイントを確保するため3時半には波止へ行ってます。 

12日、同業者N君が連れて行け とのことで11日夜から通しで子父雁へ行くことに。 

夜でもイカが釣れると聞いて試してみましたが、まったく釣れず青虫をエサに投げていた竿に 

アナゴ30cm が2匹釣れただけで、常夜灯の下へ寄ってきたかなりデカイ ガザミ を掬って、

夜明けをむかえました。
夜明けからカレイ狙いで投げ竿を波止内側に移動させてカブセを開始。 

1時間程してアタリが出だしましたが釣れず、何かがつついている。 何投目かでやっとノった! 

タナゴ 19cm こいつがつついていたようです。 カブセでタナゴは初めて釣りました(笑) 

N君もカブセをしていてアタリはたまにあるもののアワせきれずにいる模様。  

またしばらくして カサゴ 20cm を追加していた時、捨て竿の鈴が・・・チリンチリン! 

駆けつけ巻いてみると何か暴れている・・・重い。 カレイ 34cm こいつは厚みもあってグッドサイズ! 

一枚だけではマグレだと思われるのでさらに狙って投げておく。 

カブセに戻り カサゴ 19cm を追加した後はしばらくアタリもなくなり休憩していると・・・チリンチリン! 

キタ〜ッ! カレイ 20cm ・・・あぁ〜良かった〜。 N君はまったく釣れずイライラしていたので

イカ狙いを勧めると、すぐさまチェンジ。  あれこれ考えている結果、ウキ釣りでエギを付けて

やることにした模様。・・・他のイカ師は胴付きなのにそれで釣れるんかいな?  

30分ほどしてN君が・・・キタ〜ッ!・・・ってウソ〜? 竿が曲がって引いている。 

イカ釣りのセンスは抜群だな! すぐタモを持って駆けつけると、浮いてきたイカがメスだったらしく、

オスが追いかけて浮いてきている! 水面でメスを泳がせているとオスは水面まで浮いてきたので

先にタモでゲット! メスも掬おうとした瞬間、引っ張りすぎて痛恨の針ハズレ・・・あぁ〜もうチョイ

だったのに〜おしい。 その後もカブセはアタリがなく、N君がもう1杯追加したところで納竿としました。
家に帰り、カレイは大きい方を4分の3を刺身にし残りと小さい方は煮付けにしましたがどちらも美味しく頂きました!

 


19日、前日18日に親戚N君が アイナメ 33cm を上げたそうで自分も気合いを入れて朝3時前に出発。

・・・到着するとやはり2番手でしたが、いつものイカ師さんで自分の5m隣がその方のマイポイントなので

釣り座ゲット成功。 今回はイカの仕掛けを浸けて置いて夜明けと共に開始。 

すぐにもアタリはあるものの針にノらず苦戦するも何投目かで カサゴ20cm 

立て続けに カサゴ 19cm 14cm 15cm 12cm とゲット! 15cm以下はリリースしました。 

隣ではイカ師もコウイカをゲットしている。 少ししてアタリが散発的になってきたのでイカをやってみたのですが、

イカ師には釣れても自分には釣れず・・・真似てやっているのに何が違うのか? エギかなぁ? 

と話しつつまたもイカ師ゲット。・・・う〜む!?  イカが釣れないのでカブセに戻り、場所も休ませた甲斐あり 

カサゴ 25cm ナイスサイズ追加。 その後タナゴかフグのアタリはあるものの釣れず満潮に。 

しばらく休憩をして下げに入り1時間ほどして釣り座を3mずらしてやってみると、ガツン!としたアタリの瞬間

ギュ〜ン!・・・コブか!?  グッと耐え浮かせてみると コブダイ 49cm でした。 

牛窓ではあまり見慣れないのでイカ師さん全員が見に来てました。 

その後 カサゴ 18cm を追加し、しばらくやってみましたがアタリはあるもののノせることができずでした。 

その間にイカもやってみたのですが結局釣ることはできませんでした・・・イカ釣りのセンス ゼロッ!
ですが久々にコブを釣り上げたので満足できた釣行となりました! 

 

<コメント by まるさ>

フッさんからは子父雁のレポートをたくさん送っていただき,ありがとうございました。

来年以降釣行される方への貴重な情報になると思います。釣れる魚も多彩ですね。

福山方面はこれからの時期は小イワシ・コノシロ・キスくらいしか釣れないかと

思いますが,私もなるべくいろんな魚を狙ってみたいと思います。


 

B 鴨方のユノさんからのお便り (2008/5/13着) 

 

〜ほんま・・・久々のかぶせで・・・〜


日時 : 5月6日(火)・7:10〜14:00
場所 : 笠岡市・北木島大浦港
潮 : 大潮・干潮5:40頃、満潮11:20頃<福山港>?
釣果 : コブダイ〜60p・チヌ52cm・アイナメ33p:6匹
●竿:1.8メートル・潮昇技   ●リール:シマノ・鱗夕彩
●道糸:2.5号   ●ハリス:フロロ1.7号   ●針:チヌ3号(黒)

まるささん、皆さんこんにちは!鴨方のユノです。
早速ですが、久しぶりに『投げ釣り&かぶせ釣り』に出掛けて来ましたのでレポート致します。
今回は、GWということもあって時間を調節出来たので、一人ではなく三人(福山のトヨチャンと

向島のヨシ君と私)で行くことにしました。
6:10発の北木島行きのフェリーに乗ると釣り人だらけ・・・。

豊浦港に着いた時には、我先にと言わんばかりにみなさん思い思いのポイントへ散って行きました。
私たちも負けじと、車で大浦港へ向かいます。着くと、その大浦港には運良く誰もいません。
早速、投げ釣りを開始、狙いは勿論キス!・・・・・・・なのですが、全くキスちゃんからの魚信がありません。

私とヨシ君は我慢出来ず投げ竿を置き竿にして、なんとなくイカダ竿にラインを通します。

波止の下を見ると海底が見えます。トヨちゃんは諦めずキスからの魚信を待って頑張っています。
 『底が見えとるしな〜・・・・・、ま〜これから潮が上がってくるし・・・・・』で、かぶせ開始。

数投目にガツン!とコブのあたり、合わせるもハリスを切られる。

すかさず針を結び再開、今度は小さいあたり→合わせる→上がって来たのは、アイナメ33cm


 写真を撮った後、再開。すかさずまたコブのあたり、数秒間のやり取り後ハリス切れ・・・。

その後は、コブ掛ける⇒ブチ切られる⇒針結ぶ⇒コブ掛ける・・・繰り返し(@)。

そして何回目かは覚えていませんが、チャンスが訪れた。今度は切られない!

波止際を走る〜走る〜、何とか浮かせコブダイ(52cm)をゲット!

 

 

休む事無く、引き続き@繰り返す。今度は少しデカイ&切れらない。

暑い!汗がにじむ・・・・・、数分間のやり取り後浮上してきたのは60cmのコブダイ

 

 

コブの入れあたり状態!
そんな中、なぜかヨシ君にはあたりがない。ハリスが短い(30cm弱)せいなのか???
私が波止を駆けずり回っているのを見かねたトヨちゃんも『かぶせ』を開始!

一投目からすかさず47cmのチヌをゲット!流石である!

 

ハリスを長めに取った(※ハリスの長さは釣果に影響するのでしょうか?)、

ヨシ君にやっとチャンスが訪れた。波止を走る〜〜。
何とかやり取りしている。浮いて来い!!

 

 

⇒やっとこさで、ゲット!50cmのコブダイ
気を良くして再開し、また掛けた!波止を右に左に走り回る。今度は先程よりデカそうだ。
浮いてきたのは、63cmの今日一のコブダイ!自信満々のこの顔を見てやってください。


 

写真係と小休止していた私は、このコブダイを見て再開、数投目でコブとは違うあたり・・・、

あわせを入れるフッキング!やはりコブではない・・・。
浮いてきたのはなんとチヌ!それも思ったよりデカイ。
それがこれ↓

 

 

52cm(自己新記録)ありました。
その後は、下げに入っていた潮が緩やかに流れ出し、あたりも単発的になったので納竿としました。
キスは今ひとつでしたが、『かぶせ』は堪能できました。暑かったけれど、とても楽しく、リフレッシュできました。


追伸:旬の情報なのに、ご報告が遅れましてすみません。

 

<コメント by まるさ>

ユノさんからも好釣果のレポートが届きました。ありがとうございます。

岡山県も捨てたもんじゃないですね。最近岡山方面の皆さんが北木島へ

あまり釣行してないせいもあるんでしょうか?52cmのチヌはナイスですね。

春のシーズンが一段落したら大物ランキングを更新しますので。

福山方面はまだ記録更新が狙えると思いますので,皆さん頑張ってください。

※ ハリスの長さが当たりの出方に影響するかどうかは何とも言えませんが,

私は最低でも1mくらいは取るようにしています。笠岡沖ではサンバソウ・

イシダイの情報も時々入ってきていますので,ユノさんもまたチャンスが

あったら狙ってみてください。


 

A 天神さんからのお便り (2008/5/10着) 

 

天神です。

まるささんとは毎年、GWには天神でお会いしていたので、今年のGWにはお会いできず大変残念でした。
今年の成果をレポートさせていただきます!


竿を出せたのは5月2日と5日の二日間でした。

5月2日。場所は天神波止場
到着したのは午前8時ころ。満潮前でした。

かぶせ釣りの方が数人入っていたので、いつもの場所を諦め、みなさんの一番奥に座を構えました。
そこは昨年亡くなった私の釣りの師匠、従兄弟の兄貴と海に出た、モーターボートのちょうど前でした。
うん。ここでいい。

ひさしぶりの波止場。すぐに釣りをはじめることなく、景色を楽しんだり、海の底を覗いたり。
ゆったりと時間を過ごして、釣りに取り掛かりました。
しかしその日の目的は練習。かぶせ挑戦から今年が4年目。正月とGWに帰省したときに挑戦してきましたが、
狙いのチヌは一度も釣ったことがない実績なので、釣果に期待できるはずもなく、気軽に練習という気持ち。

昨年は手術後まもなくで、高い波止場に上ることもできませんでしたが、今年は簡単に這い上れました。
杖をつかずにこの波止場に訪れたのも8年ぶり。
股関節を悪くしているので、釣り場で座っていても常に痛みと、それに伴う上半身の緊張でリラックスできない状態でした。
今年は違っていました。痛みもほとんどなくリラックス。
今までは釣り場に溶け込めず、どこか浮いている感覚を持っていましたが、今年はゆったりと、天神波止場の雰囲気
にすぐに溶け込めたように思えました。痛みがないっていいもんです。

隣に能登原のYさんが座を構えていました。
しばらく並んで釣りをさせていただいていましたが、もう牡蠣がないということで帰られるとのこと。
私も竿を投げ出して、しばらくお話をさせていただきました。
チヌのあたりのこと、牡蠣のとれる場所、まるささんの手返しの早さなどなど・・・

今回のかぶせ挑戦に大きなヒントをいただいました。

1.手返しを早く。
2.チヌのあたりの経験がなくわからないので、異変を感じたら当たりとして、あわせること。チヌのあたりはふわふわって感じとのこと。
3.遠投。Yさんの実績からも、釣れたんだから、牡蠣はちゃんとついているよって。私も恐れず遠投にチャレンジ。

満潮から下げの潮に入って、釣りを再開。

牡蠣を手早く割って、手早く針をさすという動作はまだできないので。
一投したら、30秒待って、当たりがなければ、最初はそのまま放置。そのうちに次の牡蠣を割る。
割るのに失敗したら砕いて撒く。小さい牡蠣も砕いて投げる。
割るのに成功したものを5個キープ。
割ってすぐ投げられる牡蠣がキープされている間は、投入後、30秒数えて、当たりがなければすぐに見切って、牡蠣を変える。
それもまた撒き餌になるとした。この動作を繰り返す。場を休めないように手返しよく。

そのとき左から右に流れていた潮が、逆に変わったんです。
そして風もやみました。
なんか雰囲気がよく、なぜかぞくぞくした。
割って用意していた牡蠣で、一番きれいに割れたものを針に刺した。

そしてそのときがきました。

そのときどんな当たりに反応したのか覚えていません。
合わせると、一瞬根掛かり?と思いましたが、突然強い引き込みが襲ってきました。

その引き込みは、昨年何かをばらした時の引き込みと同じ感覚。
そのときは強引にリールを巻いて魚をばらしているので、今回は慌てず、山本太郎さんのTVのように、魚と駆け引きをしました。
リールは魚が引き込んだときには糸が出るように。ジジジ・・・とリールが音を立てる。
何度も何度も海底に向かって突っ走り、竿がぐんぐんと曲がる。
止まったら糸を巻き、また引き込まれ・・・それを繰り返しているうちに。魚が見えた。チヌだった。

でも網がない。釣れると思っていなかったから、持ってこなかった(汗)
近くの人に「タモ貸してください!」って叫んでいました。
網を持っておっちゃんが飛んできてくれて、掬い上げてくれました。

かぶせ挑戦から4年目。待望のチヌ。33センチでした。

すくってくれた方と、網を貸してくれた方にお礼を言いながらも、呆然の私。
はじめて魚を釣ったときのように、しばらくその魚を見つめていました。
何が起こったか?認識できないのでした。

網を貸してくれた方が、すかりに入れておいていいよと言ってくださったので、お言葉に甘えて入れさせていただきました。
すかりも持ってこなかったんです・・・。

そのときが時合いだったのでしょう。しばらくして22センチが一枚。
強烈な引き込みで、また「タモ貸してください〜!」って叫んでいましたが、上がってきたのは大きくありませんでした。
それでも網ですくってくださって、ちょっと恥ずかしかった。
3枚目はちょっと余裕。ちゃんとチヌの大きさを確認して、引き抜きました。24センチ

その晩の刺身の美味かったこと。
驚きの釣果に両親もびっくりしていましたが、諦めの悪い私に、亡くなった従兄弟の兄貴やおばちゃんが釣らせてくれた
のだろうって。最初のチヌを釣った後、確かにそういう気持ちになり天を仰ぎました。
天神でチヌというこだわり。ついに釣ったことの、なんとも言えない達成感。幸福感。
諦めずに続けていれば、いつかは叶うものですね。


5月5日

坊地に行こうと思っていましたが、念願の天神波止場でチヌを達成しただけに、再び天神へ。
場所も同じ、ボートの前。8時ころには到着しましたが、大潮で波止場に潮が上がってくるまでは遊んでいました。
この前と同じ、満潮から下げに入るまでの時間は遊んでいて、バケツ一杯しかない貴重な牡蠣を大事に。

雨予報でしたが雨は止んでいて、風もちょうどいい感じ。
波止場に波が上がってきたときから本格的に釣り開始。
何人かかぶせの方が帰られたのを見ながら、前回つかんだパターンを信じて満潮からスタート。

手返しよくに注意して、次から次へと牡蠣を放り込む。
天から降ってくる牡蠣をきっとチヌがぱくぱくと食べていて、牡蠣に夢中になっていると想像する。
そのうちのひとつに針がついていて・・・

もう一度あの引きを感じたい!
最初に釣れたのはメバル。今までの経験からはこれで終わりなので恥ずかしながらキープ。

そして来た。

この前と同じ強烈な引き込み。
ちょっと鳥肌。うひょ〜って歓喜の心の叫び。堪らないですね。なぜチヌに惹かれるのかやっとわかりました。
慎重にやり取りして、持ってきたタモで掬い上げる。
前回より大きい。と思ったらちょっとだけ。34センチでした。

持ってきたスカリに入れる。ところが久しぶりのロープの扱いに四苦八苦。
貴重な時合いを無駄な時間で使ってしまった。細かい部分でいろいろ慣れることがありますね。
まさに私は素人です。

しばらくしてもう一枚。33センチ
堪らない引き込みを満喫しました。
その後小さなメバルやアイナメ、ウミウシ?などを釣ってリリース。
楽しい時間を満喫し、牡蠣が無くなった後は、後から来られた先日網を貸してくださった方と話をしたりしながら、
今度帰ってくるのは真夏となるであろう田島の海をゆっくり眺めて帰路に着きました。

能登原のYさん。記念すべき一匹目をすくってくれた方。網を貸してくれた方。
そしてまるささん。ありがとうございました。ついにやりましたよ!
(ちょっと長くなりましたが、年に一度なのでお許しください)

 

<コメント by まるさ>

天神さん,今年は行き違いでお会いできませんでしたが,おめでとうございます!

じ〜んとくるレポート,ありがとうございました。お体も回復されて何よりです。

このHPには「かぶせ釣りで初めて魚が釣れました」というレポートが時々届きますが,

どれも「釣りの原点」という感じで素晴らしいです。天神波止には5月の連休ごろには

必ずチヌが回ってきますので,天神さんとも来年また釣り場でお会いしましょう。


 

@ 尾道のジュンさんからのお便り (2008/5/6着) 

 

こんばんわ、お久しぶりです、尾道のジュンです。

一昨年の暮れに引っ越してから釣りの回数が激減していましたが、
たま〜には気晴らしに出かけていました。

で、今年も歌へ3月末ごろから週末ごと数回行きましたが、
1釣行1匹ぐらいの割合で、チヌ・アイナメが釣れていました。
サイズはチヌ35〜47、アイナメ25〜30といったところでした。

今回5月3日の釣果を報告します。

実はその前の週に出張で名古屋へ行ってたのですが
一緒に行った仲間が最終で帰り、翌4月27日に釣行し、
なんと20枚の大漁という釣果を記録していたのです。
一緒に帰ろうという誘いを断り悔しい思いをしたので、今回同じ場所へ行くことにしました。
場所は歌の近くなんですが、、、

朝釣り場に到着し、6時30分ごろから開始、早速当たりが連発し、
1時間程度で5〜6枚はあがったでしょうか。
その後も8時30分頃まであたりが止まらず、あっという間にスカリがいっぱいに、、、

11時30分の納竿までに15枚ぐらい釣りました。
しかし、針はずれ・ハリス切れ・道糸切れなどのバラシがそれ以上にあり、
腕がよければもっと釣れていたはずです。

そしてその中の最長寸で、49.5cmが出ました!
50には足りませんでしたが、〆て帰り家で検寸するとでかかったので
東尾道の新しい釣具屋『カジキ』で正確に検寸してもらいました。
生かしていれば・・・。

念願の50cmオーバーにはなりませんでしたが、
最近釣具やさんでは魚拓をやってないので自分で魚拓を取りました。
 

 

<コメント by まるさ>

GWの釣行レポート第1弾は,お久しぶりの尾道のジュンさんから

いただきました。ジュンさんお元気そうで何よりです。

それにしてもすごい釣果ですね。1回の釣行でこれだけチヌが

釣れたのは,このHPの記録ではないかと思います。

最長寸のは,釣ってすぐ測ったらたぶん50cmオーバーだったでしょう。

もうチヌはそろそろ終期かと思いますが,来年の楽しみができましたね。

福山方面は場所によっては5月いっぱいくらいまでかぶせでチヌが

狙えると思います。皆さんのレポートもお待ちしています。

 

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