SATさんのイカダ竿制作講座 C
<制作手順ー続き>
![]() |
4.先竿の元径調整
*先ずは先竿・元竿径をノギスで測る。 4−1.先竿が元竿穴径より大きい場合
1)先竿の研磨部に水性マジックを塗る
2)マジックを削り取りように#240で研磨する。 3)1)〜2)を繰り返す。 4−2.先竿が元竿穴径より小さい場合。
1)僅かに小さい場合は漆塗りの繰返しで調整。
2)かなり大きい場合は、補修糸+漆塗りで調整。 |
|
5.元竿の穴径調整
1)元竿の穴へ、木工パテを先端から1cmぐらい付ける。
*手に付いたパテが竿に付かない様に注意。
*一晩乾燥させる。
2)丸棒ヤスリで先竿径に合わすように、パテを削る。
*削りすぎてガタツキが大きくならないように注意。 3)削り出しが終了したら、黒漆を75%に薄めてパテに塗る。
*漆を一晩乾燥。 |
![]() |
6.元竿へガイド取付
1)ガイドを元竿へテープで仮止めする。
2)竿巻糸でガイドを固定する。
*位置は市販の竿を参照。
3)竿尻へ、尻手ロープ用の紐を竿巻糸で取り付ける。
4)竿巻糸へコーティング塗料を3回塗る。
*1回塗ったら一晩置いて乾かす。
|
![]() |
7.先竿へガイドを取付
1)蛍光塗料を塗る。
*塗る位置はガイド位置に合わせる。 *約1時間で乾燥する。
2)ガイドを瞬間接着剤で仮止めする。
3)補修糸をガイドへ巻きつける。
*糸の仮止に洗濯バサミを用いると便利。
4)黒漆を75%に希釈して塗る。
*1回塗ったら一晩置いて乾かす。
5)補修糸へコーティング塗料を2回塗る。
*1回塗ったら一晩置いて乾かす。
|