マアナゴ 

釣る

波止にはいろんな魚が居着いています。アナゴは夜行性の魚ですが,投げ釣りでも時々昼間に釣れます。波止の石垣などにも棲みついているので,かぶせ釣りでも釣れることがあります。なお一般的に言うと,昼間アナゴが釣れる日は潮が濁っていることが多く,釣りの条件としてはあまりよくありません。夜釣りに行けばほとんどオールシーズン釣れるのですが・・・

食べる

寿司ネタのアナゴは「煮アナゴ」ですが,あれが本当に一番美味しいアナゴの食べ方なんだろうか?という疑問があります。ウナギもしかり。関東では蒸してから焼きますが,関西では蒸さずに焼きます。そうすると結構皮が堅くて多少食べづらいですが,その皮ぎしにうま味が凝縮されているように思います。子供の頃から食べ慣れているせいか,蒸してフニャフニャになったウナギやアナゴは,今いちピンときません。焼き鳥みたいに,開いたままのを炭火でタレをつけながら焼くのが一番好きです(酒の肴には白焼きもいいですね)。なお,アナゴの一番美味しい大きさは,30〜40cm前後ではないかと思います。東京で言うメソっ子(20cmくらいのやつ)は,脂の乗りが少なすぎて今イチ。また60cm級以上の大型のアナゴも,皮が硬い上に大味です。なお,アナゴのかば焼きの調理法については,「魚を食べよう」のコーナー釣魚クッキング(2) で紹介しています。