★ 釣り日記 (2005年10月) ★

10月2日(日) 10月8〜9日(オフ会) 10月16日(日)
10月22日(土) 10月29・30日(土・日)  

◆ 2005/10/29(土) 三原・須波港波止 / 瀬戸田・名荷港波止 

2005/10/30(日) 横島・坊地新波止

〜 本命はことごとく空振り!〜

 

● 今は,日曜日の昼の12時半。コンビニの弁当で昼食をすませて,コーヒーを飲みながらこれを書いているところ。なんか今日は,ものすごい好天じゃなー。部屋の中におるのがもったいない。でも今日はこれからいろいろやることがあるので,これを書いたら出かけにゃいけん。

● まず,きのうの土曜日。天気予報どおりの雨。雨が降ってなかったら坊地へ行く予定だったが,変更して須波へ。雨の日は,すぐ車へ戻れるように,たいていここへ行く。現地に着いたのが6時半ごろ。波止には釣り人の姿はなし。雨はだいぶ小降りになったが,まだカッパが必要。いつもの釣り座,いつもの仕掛けで釣り開始。満潮が8時半ごろなので,条件は悪くない。第1投からハゲの当たりがあるが,なかなかハリに乗らず。しばらくして20cm級のウマヅラハギが1枚釣れたが,サシエが底まで持たないので,2号の底オモリをセット。なおも小ハゲやフグのエサ取りは続いたが,1時間ほどの間にマルハゲ(カワハギ)を3枚キャッチ。うち1枚は19cmとまあまあのサイズだが,ほかの2枚はちょっと小さい。8時ごろ完全に潮が止まって,当たりも少なくなった。8時半ごろに,食べごろのコブダイがヒット。この頃には雨はほとんどやんでいた。満潮まで釣ってサンバソウっぽい当たりがなかったので,ここで納竿。コブダイは頭を落としてキープ。ほかは数も型も中途半端なのでリリースした。

● いったん帰宅してコブダイの刺身を作り(夕飯に食べたら美味かった),ちょっと休憩してから釣具店へ。ここで,本虫と青虫を合わせて1,500円購入。狙う魚は,もちろんカレイ。行き先は,瀬戸田・名荷港。ここは,投げ釣りで狙うには下げ潮を釣るしかないポイントである(満ちは潮が流れて絶対ムリ)。干潮が午後2時半ごろなので,その前が狙い目。ついでにエギングの仕掛けも持って,11時前に出発。因島で降りて消防署前でエギを投げてみたが,満ちの潮がビュンビュン流れてシロウトには無理っぽい。瀬戸田へ着いたのが昼過ぎ。天気が悪かったせいか,釣り人はおらず。西からの風がけっこう強いが,投げ釣りには問題ない。投げの竿を3本出して,曲がり角あたりから付け根方向と先端方向へ投入。しばらく反応を見たが,竿先はピクリともせず。巻き上げも,エサがほとんど残ったまま。エサ取りもおらん!ここのカレイ釣りではこういう状況の方が期待できるが,退屈なのでここでもエギを投げてみた。波止付け根あたりにはだいぶイカのスミが残っているが,真昼間のせいか反応なし。結局,ちょっと風が強いが時間つぶしにカキを使うことにした。

● しかし,ここは下げ潮ではチヌの実績はほとんどない。潮は満ちとは逆に釣り座の正面を左から右へ流れている。沖目へ投入するのは難しいし風も強いので,足元にサシエを落としてみた。即,当たり。20〜25cmくらいのコブダイが立て続けに3匹釣れた。もう刺身が作ってあるので,釣れるはしからリリース。そうこうするうちに,20cm級のカワハギが1枚掛かった。ポイントは足元。けっこう魚の反応があるので集中して釣ると,ポツポツ上がってくる。ハリ外れのバラシもだいぶあった。結局,干潮の2時半ごろまでにカワハギ5枚・ウマヅラ2枚をゲット。ウマヅラは小型だが,カワハギはまずまず食えるサイズ。もうちょっと早くに来てこれに専念しとったら,2ケタくらい釣れたかも。投げの方は何度投入しても魚の反応がなく,帰りぎわに手の平サイズのマダイの子が1枚釣れただけ。今年はまだ水温が高すぎて,カレイはまだ先か。次回ここへ来るときは,カワハギをメインで狙ってみたい。釣れたカワハギは煮付けで食べたが,身も肝も最高に美味かった。

 10/29の釣果

<須波>

  ・カワハギ(16〜19cm) 3尾

  ・ウマヅラハギ(20cm) 1尾

  ・コブダイ(34cm) 1尾

<瀬戸田>

  ・カワハギ(17〜21cm) 5尾

  ・ウマヅラハギ(17cm) 2尾

  ・ギザミ(19cm) 1尾

  ・マダイ(20cm) 1尾

 

● で,今日の日曜日は朝から坊地へ。結論を言うと,曲がり角手前で6時過ぎから10時過ぎまで釣って,釣果は下のとおり。

 10/30の釣果

  ・ウマヅラハギ(17〜22cm) 5尾

 

● 今日は,こんな状況だった。まず,ハゲの反応はある。コウマさん流で沖目へ投入して手前へ寄せてくるようにして釣ると,サシエは着底する。着底したら当たらない。要するに「底には魚はおらず,中層はハゲばっかり」という感じ。頭にきて底オモリの代わりにルアーの3本イカリをセットしてギャング釣りをやってみたが,味噌汁にでもするしかないようなサイズが1匹引っ掛かったのみ。今日は人出は多かったが,チヌは左隣のダンゴの人に30cm級が1枚釣れただけ。それを見てチヌ狙いで沖目を攻めたが,全く反応なし。ちょうど曲がり角の上でカキで釣っていた人に,20cmをちょっと超えるくらいのサンバソウが1枚釣れていた。今日の状況からすると,坊地もぼちぼちピークを過ぎたか?という雰囲気。しかしハゲのサイズはこれからよくなってくると思うので,12月上旬ぐらいまでは釣果が期待できるだろう。

● ところで,今日はゴミ袋を持参していた。先週,波止の真ん中あたりにゴミが溜まりつつあったからだ。古タイヤを置いて,その中にペットボトルなどの放置ゴミが入れてあった。そのときは入れ物がなかったので持ち帰らなかったが,ほっといたらどんどんゴミが溜まるんじゃないか,と思った。で,今日ゴミ袋を持って行ってみると,古タイヤはなくなっていた。当然,その中に入っていたゴミもない。誰かが片付けたのだろう。そういうわけで波止の上にはあまりゴミが落ちていなかったが,帰り道には点々とゴミが散乱している。用意したビニール袋に分別しながら,右の写真のゴミを回収した。空き缶が十数本,ペットボトルも同じくらい。一番多かったのがプラスチック系のゴミで,45リットルのポリ袋に1杯分あった。草むらの中に投げ入れてあるゴミなどは回収していないので,本気で拾えばこの倍以上はあると思う。プラスチックゴミは,ほとんどがマキエなど釣りエサの容器と,弁当の容器だった。紙のゴミはほとんど落ちていない。弁当ガラや空き缶などを1つのビニール袋に入れて口を縛り,それをそのまま投げ捨てているものも数個あった。ゴミを拾う立場から言うと,ああいうことはやめてほしい。分別の手間が増えるので。むしろバラバラに捨ててくれた方がましだ(もちろん捨てないのが一番)。波止周辺は一時に比べるとゴミの量が減っているが,「帰り道にゴミを捨てて帰る」人がまだいる。釣具系のゴミは,夜釣り関係のものが多い。このHPで「ゴミの放置はやめましょう」と呼びかけてもあまり効果はなさそうだし,そもそもこのHPを見てくれている人たちはそういうマナー違反はやらないと思うので,結局自分でゴミを拾うのが一番だろう。今後も地道に活動を続けていこうと思う。


◆ 2005/10/22(土) 横島・坊地新波止

〜 蒲刈へ行かんでえかった〜(笑)〜

 

● いや〜,まいったまいった。今日蒲刈で釣りをした皆さん,お疲れ様でした。釣れましたか?本命が釣れたら苦労も報われたと思いますが,とにかく苦労はしたでしょう?私も苦労しました。途中でイヤになって切り上げて帰りました。コウマさん,あの後どうでしたか?

● 天気予報では,今日の降水確率は40%。雨が降りそうなときは,なるべく車の近くで釣りたい。第一候補は須波だったが,朝の干潮が潮位50cmくらいなので,田島でシャコを掘って,坊地でカキとぶっこみの二本立てでいくことにした。しかし・・・いつものように朝の5時半に目を覚ますと,外は雨の音。降り方はかなり激しい。しばらく様子を見ることにして30分ほどフトンの中で待ったが,止みそうにない。これ以上待つと潮が満ちてくるので,6時を回った頃に出発。雨はだいぶ小降りになっていた。しかし風が強く,内海大橋の風速表示は7m。エサ掘りをする頃には雨はほぼ上がり,シャコとカキを調達して坊地の波止へ荷物を運んだのが7時半ごろ。さすがに今日は人が少ないが,それでもサヨリ狙いとチヌ狙いの人が数人入っている。先週竿を出した曲がり角の手前が空いていたので,そこへ入った。しかし,風はめちゃくちゃ強い。

● まずは,2.7mのイカダ竿を使ったぶっこみ仕掛けに,さっき採ったシャコをつけて港内向きに20mほど沖へ投入。続いてかぶせ釣りの準備。この強風の条件では,バイキングを使うしかない。1.5mの竿に道糸2号・ハリス2号・チヌバリ3号のノーマル仕掛けでスタート。第1投。道糸がびよ〜んと横にふくらんで落ちる。着底の瞬間,たわんだ糸を通じて「コツッ」と小さい当たり!合わせる!掛かった!リール巻く!巻く・・・・・・・・バラシ!

● まあ,あれだけ糸に遊びがあったら,ハリが外れてもしょうがない。気を取り直して第2投。また当たり!今度も掛かった!どうにか外れずに上がってきたのは,17cmのカワハギ。幸先よし。しかし,このあとは中層でウマヅラの猛攻にあい,サシエが全く底までもたず。もう,底オモリをつけるしかない。ハリを結び直していたら,ぶっこみの竿に大きな当たり!この波止でシャコのぶっこみにヒットする魚は,ほぼ間違いなくチヌ。竿をあおると,魚の手ごたえはある。でも,小さい。釣れたのは,26cmのチヌ。これは塩焼きかな?

● カキの方はこのあとも状況は変わらず,風は思いっきり強い。風速は10〜15mくらいか?しかし3号の底オモリをつけているので,時々は底までサシエがもつ。魚の活性は高く,8時ごろ20cm級のサンバソウが釣れた。さらにギザミ。これで,スカリに入ったのは4魚種。あとウマヅラが釣れたら五目釣りが達成できる。しかし,ウマヅラは手ごわい。ましてこの風。風がなかったら,今日は爆釣も夢ではなさそうな感じではあるが・・・。厳しい釣りを続ける中,9時半ごろブンゾウさんが来られた。エサ掘りの帰りだそうで,今日は夕方から生名島へ行き泊り込みで釣るとのこと。しばらく話しながら釣る間に,2尾目のサンバソウがヒット。これは,底オモリをつけてかなり速い速度で落下中のカキにアタックしてきた。竿先を引きずりこむような当たりは,サンバソウにしては珍しい。活性は相当高い。しかしウマズラの活性もさらに高まり,底オモリをつけてもサシエが中層で取られる状態に。こうなるともう,中層のウマズラと勝負するしかない。ギャラリーが大勢寄って来たので,魚の型だけでも見せにゃいけんかと思い,底オモリの代わりにルアーの3本イカリをつけた反則仕掛けにチェンジ。上から3mくらいのタナで当たるやつを引っ掛けて釣る。この仕掛けに替えたら,予定どおりすぐ釣れた。案の定,20cm級のウマヅラ。今日はもう他に魚が釣れているので,この釣り方はそれで終わり。10時ごろブンゾウさんが帰ったのと入れ替わりに,コウマさんが来られた。それからしばらくして,サンバソウ3枚目。これも底から1mくらいのところを落下中のサシエに当たりがきた。まだ釣れるチャンスは十分あったが,風も一向に止む気配がないし,晩のオカズくらいは確保したので,10時半に納竿した。帰宅してすぐ調理。サンバソウは刺身とアラの吸い物。チヌとギザミは塩焼き。カワハギとウマヅラはリリースした。坊地は今が絶好調という感じなので,福山方面の皆さんにはお勧めです。

 10/22の釣果

  ・イシダイ(20〜21cm) 3尾

  ・カワハギ(17cm) 1尾

  ・ウマヅラハギ(19cm) 1尾

  ・ギザミ(19cm) 1尾

  ・チヌ(26cm) 1尾


◆ 2005/10/16(日) 横島・横田港一文字波止 / 坊地新波止

〜 渡船料の価値はあったか?・・・微妙。〜

 

● 本日の行き先は,久しぶりの横島・横田港一文字。狙いは刺身にできるサイズのサンバソウ。天気予報は晴れ。満潮位が360cmの大きな潮で,満潮は午前10時ごろ。時期も条件も最高で,期待は大きい。が・・・朝からいきなりトラブル発生。予約した6時半より少し早く着きそうなので,天神波止の100mほど手前にある駐車スペースに車を止めて,スポーツ新聞を読みながら朝食を取った。そろそろ6時半なので出発・・・・ところが!・・・・エンジンがかからん!なんべんやってもダメ。バッテリーが上がったらしい。そろそろ交換せにゃいけんとは思うとったが・・・。どうしようもないので車をそこに止め,台車を引きずってむつみ橋を渡り,歩くこと10分ちょっとで村上餌虫店に到着。渡船料1,575円を払って,港の桟橋から一文字へ。このときにはもう汗が流れるほど体力を消耗していて,先が思いやられる。きのう掲示板で予告しておいたが,本日は同行者なし。先客もいなかった。

● まず,横島側の赤灯台下へ荷物を運び,仕掛けをセット。大物に備えて,1.8mの竿に3号ハリス・チヌバリ4号でスタート。満ちの潮が流れていて,雰囲気よし。しかし,足元に数投して魚の反応を見ると,小ハゲっぽい当たりのみ。場所チェンジ。波止真ん中当たり南向きへ。ここでも数投したが,全く当たりなし。さらに,今度は田島側の先端北向き(田島大波止の対岸)へ。ここには,カキを使った跡がある。先週俊介くん兄弟やゴトウさんが竿を出したのはここか?竿下よりちょっと沖へサシエを投げると,着底直後にフワフワした当たりで,本日の1匹目が釣れた。18cmのサンバソウ。幸先がいいので,ここで腰を据えて釣ることにした。このときが7時半ごろ。

● 結局その後10時半ごろまで正味3時間ほど釣って,サンバソウ・カワハギ・ウマヅラハギ・シロギス・マダイの5魚種をゲット。でも,全部小さい。最長寸はキスの23cm。そのほか,ちょっと型のよさそうなバラシ(ハリ外れ)が1回。サンバソウかカワハギだと思う。それに,満潮から下げに入ったところで掛かったコブダイのバラシ(ハリス切れ)。まともな当たりは8時半ごろまでで,あとは当歳魚のハゲらしい当たりに空振りの連続。投入ポイントは,田島大波止方向5mくらい沖。足元はエサ取りが多く,沖目ほど当たりは少ないが,まともな魚は沖目にいそう。1回だけチヌっぽい当たりもあったが,空振り。魚はおらんことはないので,手返しを効率よくすれば数は釣れそう。今日は後半戦に備えてカキを使う量を控えたせいもあって,期待ほどには釣れず。でもまあ,当たりはあるのでそれなりに楽しめた。

● 満潮を過ぎた11時に迎えに来てもらい,港へ戻ってまたテクテク歩き,今度は坊地へ。先週下見したときにハゲが水面下2〜3mのタナまで浮いてきたので,あれを釣って晩のオカズにする予定。今日の献立のメインは,ハゲのムニエルである。波止には釣り人がびっしり入っていたが,ちょうど曲がり角の3mほど手前の人が帰ったところのようで,その空いていたスペースへ入った。このへんが「コウマさんポイント」か?先週もこのへんでちょっと竿を出して,20cm級のハゲが上から見えるくらいのタナまで浮いてきた。タックルは,ここでは1.5mの竿にハリス2号・チヌバリ3号。今日は両側にダンゴのチヌ釣りの人がいたので,邪魔にならんようマキエもせずに足元へサシエを投入。第1投から,当たりあり。しかも,掛かりそうな当たり。この時期の釣りはエサ取りとの戦いになるが,「魚がフッキングしそうな当たり」と「どう頑張っても掛かりそうにない(小魚の)当たり」がある。さっきの一文字の満潮ごろの当たりは後者。たぶん13〜15cmくらいのハゲだろう。一方坊地では,着底までサシエがもって,着底直後に「ビビビ」とか「ツン」とくる当たりが多く,こういうときはフッキングのチャンスが大きい。結局ここで正味2時間ほど釣って,カワハギとウマヅラを合わせて9枚ゲット。サイズは小さいが,予定どおりムニエルが作れる。サンバソウっぽいバラシも1回あった。納竿は1時20分ごろで,まだ当たりはあったが,一日中竿をあおっていたせいで,もう左腕が上がらん

● このあとまたテクテク歩いて車を止めてある場所まで戻り,JAFに電話。到着まで40〜50分かかるというので,内海町ふれあいホールのレストランで遅い昼食を取って(握り寿司を頼んだら,タチウオやママカリなど地物の魚が出てきた),JAFのお兄さんにエンジンをかけてもらって,そのまま自宅近くのガソリンスタンドへ。バッテリーとオイルを交換してもらうよう頼んで,クーラーだけ持って家へ帰り,サンバソウとキスを刺身にして,ハゲ類の下ごしらえをして,今仕事場でこの日記を書いている。このあと車を取りに行って,ハローズで買い物をして,夕飯の支度をする。今日の献立は,刺身とムニエルとチヂミとサラダである。今,上の娘が自宅の台所でケーキを作っている。考えてみたら,きのうが誕生日なのだった。誕生日のケーキを作ってくれるのはありがたいが,ついでに夕飯作ってくれたらもっと嬉しいんじゃけど・・・

 10/16の釣果

<横田港一文字波止>

  ・イシダイ(18cm) 2尾

  ・カワハギ(17・19cm) 2尾

  ・ウマヅラハギ(14〜18cm) 4尾

  ・シロギス(23cm) 1尾

  ・マダイ(13cm) 1尾

<横島・坊地新波止>

  ・カワハギ(15〜19cm) 5尾

  ・ウマヅラハギ(18〜22cm) 4尾


◆ 2005/10/2(日) 生名島・埠頭用地波止

〜 どこへ行っても結果は一緒 〜

 

● 今年はサンバソウの当たり年らしいので,どこで竿を出すか迷う。コウマさんからのレポートもあって,須波と坊地の状況は確認できた。この2か所以外に近場でサンバソウが期待できそうなのは,横島の一文字と,あとは・・・ということで,本日は生名島へ。ただし,今までのデータから言うと埠頭用地のサンバソウのベストシーズンは6月で,秋にはこれまで1枚も上がっていない。まして今年は6月前後も全然ダメじゃったし・・・。しかし,手の平級とは言え,ほかの釣り場であれだけ好調に釣れとるのに,あの埠頭用地にサンバソウがおらんはずはない。問題は,エサ取りの活性。中層でサシエを全部取られるような状況だと苦しい。

● 今日のもう1つの狙いは,アオリイカ。去年のちょうど今ごろの記録を見て,フェリーに乗る前にちょっと因島の消防署前でエギを投げてみることにした。5時過ぎに家を出て,消防署前にはちょうど明るくなりかけた5時40分ごろ到着。ところが北側の空き地の前には柵がしてあって車が入れず,波止にはタコツボがびっしり。やむなく南側の波止の根元の空き地でちょっと投げてみたが,全く反応なし(イカはおるけど腕が悪いだけかも)。諦めて6時半のフェリーに乗った。

● 埠頭用地へ行ってみると,既に10人ほどの先客が。そのうち数名は家族連れで,きのうから泊り込みでキャンプしていたらしい(波止の付け根あたりにテーブルが出ていた)。その団体さんが先端付近に入っていて,さらに内向きには地元のサビキの人が3人ほど。内向きは付け根寄りしか空いてないので,「マサさんポイント」より付け根に寄ったあたりで竿を出した。タックルはエサ取りに備えて1.5mイカダ竿に道糸2号・ハリス2号・チヌバリ3号。満潮は10時半ごろで,もう満ちに入っている。とりあえず底オモリなしで投入してみると,どうにか底までサシエはもつ状態。上からのぞくと15cmくらいの当歳魚のハゲがうようよ。しかし,カキにはあまり反応しない。味を覚えてないせいか?すぐ近くでクラゲを吊り下げてハゲを突いている地元の人は,型のいいのを3枚ほど上げていた。

● 最初は魚の反応が鈍かったが,だんだん当たりが活発になってきて,中層でもエサをつつくようになった。15cm級のハゲ・25cm級のコブダイ・20cm級のササノハベラ・ナゴヤフグなどを釣り上げてはリリースしていると,ようやく8時ごろサンバソウが1匹掛かった。しかし,水槽サイズ(14cm)。この頃からハゲの反応が活発になって,中層でかなりエサを取られるようになった。その後どうにか食えそうなのを2枚追加した後は,完全にハゲオンリー。底オモリをつけてもサシエがほとんど中層で取られる状態。一時中断してエギも投げてみたが,もちろん釣れるはずはなし。上手そうな兄ちゃんが来たのでエギはすぐに片付ける(見られたら恥ずかしい)。しかしその兄ちゃんもイカを上げることはできなかった。満潮の10時過ぎまで釣ったが,ベラやらフグやらハゲやらのエサ取りが掛かったのみ。サビキにもアジは数匹ほどしか釣れてなく,ハゲを専門に狙っている人は15cmくらいのやつを10数匹くらい釣っていたが,味噌汁にでもするしかあるまい。あと1か月ほどしたらここのサンバソウも多少はサイズアップすると思うが,それにしてもこのサイズを釣るんなら,わざわざ金をかけてまで生名島へ渡る必要はない感じ。こいつらが来年の5月か6月ごろにひと回り成長してハリに掛かってくれますように。

 10/2の釣果

  ・イシダイ(17・16・14cm) 3尾

 

 

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