★ 釣り日記 (2006年9〜10月) ★

9月9日(土) 10月7〜8日(オフ会) 10月15日(日)
10月21日(土)    

◆ 10月21日(土) 下蒲刈島・丸谷港波止 

〜 ザコの7目釣り・・・で秋の蒲刈終了! 〜

 

今日は,オフ会でサンバソウの反応があった蒲刈・丸谷港へ。「水面で大物をバラした!」とかいうことがない限り,この秋の蒲刈釣行はこれで最後にする予定。「30cmオーバーのシマシマを1枚」が毎年の年間目標で,今年はオフ会でこの目標を達成したので気分は楽。今日はサイズは問わず,サンバソウが1枚でも釣れたらOK。2週間前の状況から考えて,釣れる確率は高いと思う。

● ベストの条件で釣りたいので,早起きして5時40分ごろ釣り場へ到着。まだ暗い。波止にはアジ・イカ狙いの地元の釣り人が数人。前回入った先端手前が空いていたので,そこへ荷物を運んで夜明けを待つ。タックルは,1.8mの月光波にチヌジャッカー,ライン3号にチモトをケプラーノットで補強してヒラメ6号のハリを直結。天気予報は「行楽日和になるでしょう」ということで,とりあえず風も弱そう。6時を回って明るくなったところで釣り開始。今日は満潮が午前9時半ごろの予想で,9時ごろが一番のチャンスと踏んでいる。

● 今日は魚の活性が高く,7時ごろまではハゲの当たりが出た。釣り始めて1時間ほどの間にハリに掛かった魚は,ウマヅラ1・マルハゲ1・ナゴヤフグ3。だんだんフグが増えてきて厳しい状況に。中層にもエサ取りがいるので,底オモリ2号をセット。今日はずっとこのオモリをつけたり外したりしながら釣った。当たりは途切れず,マルハゲをもう1枚追加。さらに8時半ごろコブダイ(40cm弱)。その10分後,待望のシマシマ!しかし・・・18cm。さあ,これから時合いか?・・・・・・・・・

 

ところが,9時ごろになると当たりが極端に減った。もう満潮の潮止まり?それにしても,急に当たらんようになったな・・・・・・・・・・その10分後・・・・・・・・・・・・・・・・ おまえか−!わー,こらー!引っ張るなー!糸持っといてやるけー,はよ切って行け!・・・いたた!痛い痛い!指,切れたじゃろーが,ボケ−!あーあ,ラインもチリチリにしてもーて。

 

● というようなことがあって,その後はピタッと当たりが止んだ。下げの潮が動き出した10時半まで粘ったが,釣れたのはササノハベラホンベラだけ。結局魚は7種類釣れたが,キープしたのは煮付け用のカワハギ類3枚だけ。サンバソウっぽい当たりは数回あったが,まともなサイズらしき当たりはゼロ。まあ,確率的にはこんなもんか。今日は魚の活性・コンディションともまずまずだったので,釣果はさておき,納得のいく釣りができた。後は皆さん,よろしく!

 

おまけ:トビエイを掛けたちょっと後,港へ戻る漁船が近づいてきた。目の前を岸壁すれすれに横切っていく。運転していた漁師さんが,こっちを睨んでいる・・・・・・ような気がした。マジで船がぶつかってくるかと思ったら,目の前20cmほどの距離を通った船は,船腹を波止の先端にぶつけながら港へ入って行った。あれはやっぱり,釣り人への嫌がらせなんじゃろうなあ・・・・それにしても,船を岸壁へぶつけてまで近づいてくるか,普通?  これだけが,本日のハッピーな気分にちょっと水を差す出来事だった。

 〜10月21日の釣果〜

   ・カワハギ(21・19cm) 2尾

   ・ウマヅラハギ(29cm) 1尾

   ・コブダイ(38cm)  1尾

   ・サンバソウ(18cm)  1尾  ほか


◆ 10月15日(日) 横島・横田港一文字波止 

〜 ザコの6目釣り 〜

 

● まず、きのう(14日)の土曜日の報告を。朝の5時20分ごろから8時まで、須波港で竿を出した。釣果は、下の写真のとおり。

 

早朝の20〜30分ほど、キビナゴのウキ釣りでタチウオ狙い。小ぶりの60cmが1匹だけ釣れた。一応キープしたが、ほとんど食べるところがなかった。タチウオは、最低70cmはほしい。タチウオが釣れてすぐ、庄原のKさんが来られた。いつもながら早い。明るくなってからは、カキと生きエビの二刀流で波止外向きと内向きを狙ってみたが、外側は小ハゲ(15〜16cm級)と小フグ(数cm)の当たりがほとんど。内側はほとんど当たりがなく、たまにエサをつつくのは水槽サイズのマダイの幼魚。スカリにキープしたのは、カキで釣ったギザミ(23cm)コブダイ(26cm)のみ。Kさんの方もまともな当たりがあったのは早朝のみ、とのこと。今年はどこもハゲの子が多く、サンバソウはまだ時期が早いか?

 

● 今日の日曜日は、ぶちさんと二人で横島一文字へ。その前に今日も、きのう余ったキビナゴを使って夜明けごろ坊地でタチウオを狙ってみたが、魚の気配なし。村上餌虫店の渡船で、6時半ごろ一文字へ。最初は別々のポイントで釣って魚の反応を見ようということにして、横島側と田島側の先端へ分かれた。潮は干潮が11時ごろの小潮で、釣りを開始した頃は下げ4分くらい。予定は干潮の11時まで。多少風はあるが、天気はよさそう。

● 田島側先端で、7時前ごろ第1投。タックルは1.5mの竿に道糸2号・ハリス2号・チヌバリ3号の細仕掛け。狙いはサンバソウ、またはマルハゲ。ところが、予想に反して当たりがない。エサ取りの反応もなし。7時過ぎに別の二人連れが渡ってきた。この人たちもかぶせ釣りで、コブダイ狙いとのこと。先月、ここで7kg級を上げたそうだ。ポイントは北向きがいいという話で、波止中央あたりの北向き(釣り座の低い方)で竿を出していた。田島側先端はあまりにも反応が鈍いが、ぶちさんが入った横島側先端(赤灯台の下)は「エサ取りだらけ」とのこと。何でも魚が釣れた方がええので、そちらへ移動。階段下の低いところで北向きに竿を出してみた。こちらは確かに当たりはあるが、小ハゲ・小フグっぽい当たりが時々来るのみ。また釣り座を移動して、今度はぶちさんから15mほど離れた南向きへ。潮は全く動いてないが、足元に落とすと魚の反応はある。数mより沖は当たりなし。要するに、岸壁の際をウロウロしている小魚しか当たらない。

● 右の写真は、ぶちさんに分けてもらった塩漬けのフジツボ。思ったよりカラが柔らかく、茹でて食ったら美味そう。試しに使ってみたが、軽いので着底までに時間がかかり、途中で小魚につつかれる。ハラミの時期に坊地で落とし込みに使ったら面白そう。結局南向きのポイントで10時半ごろまで釣り、ギザミ・コブダイ・ウマヅラハギ・クサフグ・スズメダイの5目釣りを達成(というほどのモンでもない)。残念ながらザコのみ。潮が逆ならまだチャンスがあったかも。それにしても、15cm級のハゲの魚影は濃い。カキガラを撒くと、うようよ寄って来るのが上から見える。しかし活性はあまり高くなく、当たりが出るのはほとんど底近く。サイズ的にも、例年より1か月くらい遅れている気がする。11月にもう1回、今度は満ち上がりの潮のときにリベンジしたい。ということで、しょぼい釣果ながら記念撮影をして、魚はリリース。

● 帰りの船まであと30分ほど。最後に竿を出したのは、船の着く階段のすぐ近く。ここも小ハゲの当たりが多い。が・・・最後の最後でサンバソウ(18cm)がヒット!ちょうど竿下あたり。沖は当たりがなく岸壁の際はエサ取りが多いので、当たりが出なくなる境目あたりの距離を狙った。それと、ゲンをかついで途中からヒラメ5号のハリに変えておいたのがよかったか?これで6目。これが釣れた直後に、この近辺を取材中のY記者さんから「一文字はどうですか」と電話が入った。残念ながら「絵になる魚は釣れてません」。コブダイ狙いの二人組にはバラシが2回あったそうだが、こっちには大型のコブダイらしい当たりは1回もなかった。ぶちさんはハゲを5枚釣ったそうで、ハゲとサンバソウはぶちさんにおすそ分け。ハゲはこのサイズでも味噌汁にできる。サンバソウも18cmあれば十分刺身が取れる。来月はハゲもサンバソウもサイズアップすると思うので、ぶちさん、また行きましょう!


◆ 9月9日(土) 上蒲刈島・向の波止Aほか 

〜 お土産はひでさんのセトガイ 〜

 

● 暑いのと仕事の都合でなかなか釣りに行けてなかったが,ようやく時間的にも精神的にもゆっくり釣りができそうな感じになった。まともな釣りの再開場所に選んだのは,ぼちぼちイシダイの季節に入りそうな蒲刈。尾道港の潮位が380cmを超える,一年で一番大きそうな潮なので,向地区ではAで釣るしかなさそう。CやDは先端が満潮時に水をかぶるおそれが大きい。丸谷港は去年エイに悩まされたし,今日は向Aの外向きで勝負することにした。

● 朝4時過ぎごろ家を出て,1時間半ほどで現地着。三原から竹原へ抜ける道路が完成していたので,時間が短縮できる。向Aには,夜釣りのメバル狙いの人たちが帰るのと入れ替わりに入った。釣りを始めたのが6時半ごろで,波止にはほかに釣り客なし。満潮が10時半ごろなので,昼前までが勝負。目標は,30cmを超えるサイズのサンバソウかイシダイを1匹。タックルは,1.8mの竿を2本用意して交互に使い分けた。1本は道糸ナイロン5号にケプラーノットで補強してヒラメ6号のハリを直結(去年の忘年会でこばさんに貰って海仙楽に置き忘れていたやつ)。もう1本は当たり重視で道糸2.5号,ハリス3号,チヌバリ5号。大物の反応がありそうなら,ひでさんから借りているゴツい竿も出す予定。空は曇りで風も弱く,条件はよし。しかし,かなりムシムシする。釣り始めてまもなく,ひでさんから連絡が入った。船で出ているが,まだ釣れてないとのこと。こちらも当たりがほとんどなく,たまに当たるのはナゴヤフグかギザミ。フグは20cmくらいのが2匹釣れたがリリース。ギザミは最初はリリースしていたが,万一ほかに魚が釣れないときのことを考えて,途中からスカリにキープ。

● そのまま何となく時間が過ぎたが,全体的に魚の反応が鈍い。ただし,1回だけ怪しいバラシがあった。外向きの潮が速くなったので内側へ向いて足元へサシエを落とすと,ギザミっぽい当たり。合わせると,かなりの手ごたえ。当たりと引きからして,コブダイではなさそう。しかし,途中でハリが外れてバラシ。チヌバリの先端が曲がっていたので,たぶん口の端(歯の上)に引っ掛かっただけだろう。ヒラメバリなら取り込めとったかも。残念!

● 一番魚の活性が高まったのは10時半の潮止まりごろで,その時間帯でサンバソウが1匹ヒット。しかし,13cmの水槽サイズ(2歳魚?)。実際にこのサイズを水槽で飼うと,1か月で15〜16cmくらいになる。写真撮影のため,これも一応キープ。船から戻って来たひでさんも,今日はダメだったそうで,船で釣れんようじゃ岸から釣れんのも当然か。このあとCの先端(予想どおり満潮時には水をかぶっていた)で下げを30分ほどやってみたが,足元はエサ取りが多く沖はビュンビュン流してギブアップ。しかし,お土産は十分ある。全部ひでさんからもらった,セトガイとじゃこ天とイチジク。毎回来るたびにいろいろもらってすいません,ひでさん。今度お返しになんか持って行きますので。

 

 

というわけで,条件は悪くなかったものの,本命はヒットせず。しかしワンチャンスをものにすればもしかしたら釣れとったかも・・・という期待も。これから蒲刈へ行かれる皆さん,イシダイのお便りお待ちしてます!

 〜9月9日の釣果〜

     本命は釣れず!

 

 

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