★ 釣り日記 (2010年4月〜5月) ★

4月3日(土) 4月10日(土)・11日(日) 4月17日(土)・18日(日)
4月24日(土)・25日(日) 連休釣り日記 5月9日(日)

 


◆ 5月9日(日) 横島・横田港大波止

 

〜 春のシーズンも終盤 〜

 

●きのうの土曜日(8日)は,午前中は仕事をして,午後はカキを採るついでに田島・横島を回ってみた。

この時期しか釣れないハゲをもうちょっと食べたいので,日曜日のメインの狙いはハゲ。あちこち行った

結果,横島の大波止が一番確実そう。帰ってから,母の日のプレゼント用にタルトを作った。タルトは

普通に作ると手間がかかるが,ホットケーキミックスを使うレシピ(「伊東家の食卓」の裏ワザ)でわりと

簡単に作れる。小ぶりのを4つ焼いて,1つは実家のおばあちゃんに持って行った。ヨメと上の娘は

通夜の仕事なので,夕方は夕飯作り。今晩は100g100円のニュージーランド産牛肉のすき焼きだ。

●で,今日の日曜日は朝5時過ぎに横田港大波止へ。連休直後のせいか,先客はいなかった。

ハゲの魚影が一番濃い先端へ。この波止の先端はこの時期は人が多くてまず入れないが,今日は

ラッキーだった。サビキ仕掛けを出してアミエビを撒くと,ハゲがわらわら浮いてくるのが見える。

サビキにつけたサシアミにもすぐ寄って来るが,なかなかハリに乗らず。これだけ上から見えるなら

引っかけた方が早そうなので,大きなギャング針で上から見ながら引っかける釣り方にチェンジした。

入れ掛かりとはいかないが,6時半ごろまでに5枚をキャッチ。うちと実家と合わせて5人分は確保した。

このまま釣れば2ケタはいきそうだったが,いい感じの潮が流れているので,ハゲは中断してかぶせに

変更。右前方へ出ていく潮に乗せてサシエを投入すると,なんとハゲの当たりが連発!しかし,沖目の

水深3mくらいの浅いタナで食ってくるので,ハリに掛けるのが難しい。結局この時合いは15分ほどで

終わり,カキでハゲを釣ることはできなかったが,久しぶりに横島のかぶせでハゲの当たりを味わった。

そのままかぶせ釣りを続行した7時過ぎに,ワンチャンスでチヌが当たりがあった。1回空振りした後,

2回目にハリに掛けたが,巻き上げ途中で外れてバラシ。その後は全く反応がなくなった。時々ハゲの

方に戻ってもう1枚追加し,満潮を過ぎて潮が完全に止まった8時半ごろに納竿。釣れたハゲは全部

ギャング針で引っかけたもので,釣り味は今イチだが,6匹中5匹が腹パンパンのメスだった。

産卵期の魚をあんまり多く釣るのも申し訳ないので,この春のハゲ狙いは今日でおしまい。

次の週末あたりが春のシーズンの最終盤くらいになるだろう。来週はどこかでチヌを狙ってみたい。

 5/9の釣果 (横島・横田港大波止)

  ・ウマヅラハギ(25〜30cm) 6尾

 


◆ 連休釣り日記(5月1日〜4日)

 

〜 だいたい予定どおりに釣れました 〜

 

※釣り以外の行動は、日記帳に書いています。

 

5月1日(土)

満を持して、朝の5時過ぎに横島・坊地新波止へ。先端付近にはハゲ狙いの常連さんが何人か入って

いたので、曲がり角と先端の真ん中あたりへ。結果は、予想どおり勝負は6時ごろまでで、サシアミを

つけたサビキ仕掛けにオスのハゲが2枚。水面でのバラシも1回あった。常連さんたちはアユやボラ用の

掛け針くらいのサイズのミニギャング仕掛けを使ってオキアミで釣るスタイルで、上手な人は10枚くらい

上げていた。ハゲは浮いてくるのが時々見えたので、上から見ながら引っかけるのが一番確実そう。

ただし、ここの釣り場の常連さんたちは大きなサイズのギャング仕掛けを使う釣り人を嫌うので、狙う

なら夕方がいいかもしれない。「(大きい)ギャング針を使うとハゲが警戒して食いが悪くなる」という人も

多いが、たぶんそんなことはないと思う。ただ、マナーの面から言えば、釣り場の多数派が大きな

ギャング仕掛けを嫌うこの波止では、ギャング釣りをするときは波止の手前でやる方がよろしいでしょう。

常連さんたちはたいてい先端付近に固まっていて、毎日朝の4時半ごろから場所取りに来る人も多い。

人が多いせいもあってハゲの警戒心が強いのか、マキエのアミエビにもあまり反応しない。ましてサシエの

オキアミやサシアミをつつきに来るのは、活性の高い日の朝マズメに限られる。6時を回ってから来る

ようでは、この波止でハゲを上げるのはなかなか難しい。去年も今年も、だいたいそんな状況だった。

チヌについては、毎日のように通っている常連さんから「こないだここで、カキでチヌを6枚釣った人が

おったで」と聞いたので、条件のいい日には釣れるらしい。しかしこの日は、7時ごろにハゲを断念して、

時々車へ戻って持参した仕事をやりながら、かぶせでチヌを狙ったがダメ。11時過ぎに撤収し、帰りに

天神波止で満潮ごろの時合いを狙って30分ほ竿を出し、フグの当たりのみ。12時過ぎに納竿。

かろうじて晩のオカズは確保した、という程度の釣果に終わった。

 5/1の釣果 (横島・坊地新波止)

  ・ウマヅラハギ(29・31cm) 2尾

 

 

5月2日(日)

前日に続いて、朝の5時に坊地へ。ハゲをエサで釣るのは難しそうなので、ギャング仕掛けも用意した。

しかし、魚の反応をみるためにサビキにサシアミをつけて探っても、全くハゲの反応がない。明らかに

活性が低く、「ハズレの日」っぽい。先端の常連さんたちにもたまに掛かる程度で、6時を待たずに

ギブアップ。帰り支度をしようとしたところへ、倉敷のタクさん・コバさんが来られた。少し話してから別れ、

次に向かったのはすぐ近くの横田漁港の大波止の先端付近。先端にはギャング仕掛けの2人組の

釣り人がいて、良型のハゲが数枚上がっていた。ほかにも何人か釣り人がいたが、ハゲが釣れている

のは先端だけ。ここへ来るのは久しぶりだったが、今回は高い波返しの上から一文字波止方面へ

向けてのかぶせ釣りでチヌを狙ってみた。釣り始めたのは6時半ごろで、ほぼ干潮の潮止まり。

時々ハゲが浮いてくるのが見えたのでサビキも出してみたが、ここでもやっぱりサシエには寄って来ず。

かぶせの方はしばらく当たりがなかったが、7時を回ったところで初めて魚の反応があり、小ぶりの

コブダイがヒット。その後、ちょうど干潮からの満ち上がりで一気に魚の活性が高まり、7時半ごろの

約30分間はほとんど入れ掛かり状態だった。釣れたのはチヌ2枚とコブ2匹。ほかにチヌのバラシ

(ハリ外れ)が2回とコブのバラシ(ハリス切れ)が2回。短い時間帯ではあったが、久しぶりにかぶせ

釣りでフィーバーを体験した。8時を回ってなぜか潮がピタっと止まって当たりもなくなったので、坊地へ

戻ってタクさん・コバさんに「こっちで釣りませんか」と声をかけ、二人が移動してこられた頃に入れ

替わりでここは撤収。今日は天気もいいし、手土産も確保したので、あちこち回ってみることにした。

まず天神波止に立ち寄ると、よく顔を合わせるかぶせの常連さんがいたが、今日は全くダメとのこと。

内海大橋を渡り、常石・大越の長い波止へ行くと、珍しく先端あたりに釣り人が誰もいない。ここで

ちょっと竿を出してみることにして歩いて行くと、波止の真ん中当たりにダンゴ釣りの人が1人いた。

「釣れましたか?」と聞くと、「チヌが2枚釣れたけど、フグだらけ」という。実際、先端近くの外向きで

かぶせ釣りをやってみたが、ここは天神か?というくらいのフグの嵐。潮も全く動かずチヌの気配は

なさそうなので、20分ほどで撤収。近くのコンビニへ寄ってちょっと休憩し、百島へ渡るフェリー桟橋の

隣の新波止へ行ってみた。港の工事は終わっていたが、波止の付け根にフェンスがあって入れなく

なっていた。残念。なかなか雰囲気のよさそうな波止だったが。続いて沼隈半島を松永方面へ戻り、

満越へ。左手の赤い鳥居の波止にハシゴが立てかけてあって、先端に釣り人が2人入っていたので、

歩いていって「釣れますか?」と聞いてみた。2人ともかぶせ釣りだったが、「フグが1匹だけ」。

今度はさらに先の戸崎へ。フェリー桟橋には数人の釣り人がいたが、聞いてみると「何も釣れん」。

手前の波止には家族連れが3組。先端が空いていたので20分ほどかぶせ釣りをやってみたが、

何の反応もなし。昼前に撤収して帰路に着いた。あのまま坊地や天神で釣っていたら丸ボウズの

可能性が高かったと思う。場所替えして正解だった。

 5/2の釣果 (横島・横田港大波止)

  ・チヌ(35・36cm) 2尾

 ・コブダイ(34・37cm) 2尾

 

 

5月3日(月=祝)

春のハゲの釣期はゴールデンウィーク前後の2〜3週間しかなく、今年はまだ食い足りないので、

手段を選ばず食材のハゲを確保すべく、生名島へ行った。因島の島内を通って土生港へ行く途中、

ネコかイタチかタヌキかは判別できなかったが、動物の死骸が道路に転がっているのを何回も見た。

5月に入って一気に気温が上がったせいだろう。朝一番のフェリーにはふだんの倍以上の車が

並んでいたが、立石港へ着くと釣り人は誰もいなかった。ハゲ狙いなら波止の曲がり角付近が

ベストなので、ちょうど曲がり角の上に荷物を運んで、早速ギャング仕掛けをセット。しかし、

干潮が8時ごろで潮が全く動かず、ハゲの反応はなし。サビキ仕掛けにチェンジすると、小メバル・

小タナゴ・フグが掛かるが、ハゲらしい当たりはない。再びギャング仕掛けに替えた7時ごろに

初めてハゲが掛かった。このあと散発的にハゲの当たりが出始め、8時までに合計5枚をキャッチ。

どれも30cm前後で、メスが4匹とオスが1匹。ギャングを使えば軽く10枚くらいは獲れるだろうと

思っていたが、甘かった。8時を過ぎると当たりがなくなり、8時半にギブアップ。魚をさばいて、

生名港へ移動した。

 5/3の釣果 (生名島・立石港)

  ・ウマヅラハギ(28〜31cm) 5尾

 

 

生名港埋立地では、釣りをしたのは10分ほど。当たりがないので9時20分のフェリーで帰ろうと

道具を車に運ぶと、港内でふかせ釣りをしていた3人組のうちの1人の竿が大きく曲がっている。

近づいてみると、魚に引っ張られてラインがはるか沖へ出ている。そのベテラン釣り師ふうの人

(下の写真の赤いシャツの人)によると、マダイらしい。この人は前にもここで62cmのマダイを

上げたことがあるそうで、それより大きいというので、これはぜひ上がるところを見てみたい。

波止で釣りをしていた人たちも大勢集まって来て、やり取りを見物している。糸はしばらく出る

一方で、魚が寄って来る気配がない。ようやく引き寄せにかかるが、ハリスが1.5号だそうで、

ちょっと巻いてはまたラインが出る、のくり返し。横から見ていても、コブダイやボラやエイの引き

ではなく、たぶんマダイだろう。見物人は気楽だが本人はかなり腕がくたびれている様子で、

休憩しながらゆっくり寄せてくる。魚を掛けてから20分以上が経過して、ようやくウキが見えた。

しかし数メートル下の魚の姿が見えるまでにさらに数分を要し、やっと白っぽい魚体が浮いた。

デカい!間近では見たことのないサイズのマダイで、仲間がタモ入れして引き上げると、

ギャラリーから喚声が上がった。メジャーで測らせてもらうと、おおざっぱに計って78cmくらい、

長い所を取れば80cmはある大型のマダイだった。この人は倉敷から来たそうで、生名港の

港内はチヌの好ポイントだがマダイもけっこう上がるらしい。あれを見ると自分もフカセをやって

みたい気もするが、いろいろ面倒そうなので、いつかぶっこみ釣りで狙ってみたい。

自分の釣果は今イチだったが、テレビの釣り番組でもめったに見られない波止からの大型

マダイの取り込みを間近で見られて最高。今年の連休最大のハイライトだった。

 

5月4日(火=祝)

2日前と同じく、横島の大波止へ。ハゲがけっこう見えたので、早朝ならかぶせでハゲが釣れるかも。

ハゲはダメでもチヌなら1枚くらいは・・・ということで、朝の5時過ぎに現地着。波止先端には親子連れの

先客がいたが、波返しの上なら先客の邪魔にはならない。天気はよく、風も全くない好コンディション。

干潮が午前9時ごろで、潮はほとんど動いていない。足元にカキを落としてみたが、魚の反応はなし。

ハゲが時々浮いてくるので、サビキ仕掛けにアミエビをつけて垂らしてみたが、反応がない。

ハゲ狙いとかぶせを交互にやるうち、6時45分ほどにカキにファーストヒット。35cmのチヌだった。

その後完全に潮が止まって当たりがなくなったので、今度はギャング仕掛けでハゲを狙ってみた。

前日の生名島では竿先で当たりを取るスタイルだったが、田島横島あたりのハゲはサシエにほとんど

反応しないので、上から見ながら引っかけるのが一番確実だろう。しかしこれがなかなか難しく、

30分ほど粘ってようやく1匹掛かったのみ。上手な人ならこの間に10匹くらい掛けるんだろうが。

ギャング釣りは、やったことのある人はわかると思うが、けっこう腰にくる。これ以上やると腰痛が

出そうなので、かぶせ釣りに復帰。ずっと当たりがなかったが、8時15分ごろに2枚目のチヌが釣れた。

その後、南から風が吹き出して潮の流れる方向も変わったので、9時ごろ納竿。先端に後から来た

ハゲ狙いの人が、ギャングでポツポツとハゲを上げていた。港内側へのエギングには、コウイカも

1匹釣れていた。今年のゴールデンウィークは4日連続で釣りをして、毎日それなりに釣果はあった

のでほぼ満足。今年も釣り場で大勢の知り合いに会い、情報交換しました。皆さんお疲れ様です。

福山方面のピークは5月中旬くらいまでですが、この日記も参考に、短い最盛期を楽しんでください。

【釣り場情報】 横田港大波止の南向き(高い波返しの上)は、先端でなくてもたぶんチヌが狙えます。

正面の一文字波止の赤灯台に向けて流れる潮がよく、釣り座から左手(田島大波止方面)へ流れる

潮は釣りにくいです。今回の感じで言うと干潮前後がいいようで、竿は出していませんが満潮前後も

時合いになるかと思います。

 5/4の釣果 (横島・横田港大波止)

  ・チヌ(32・35cm) 2尾

  ・ウマヅラハギ(29cm) 1尾


◆ 4月24日(土) 伯方島・有津港ほか / 25日(日) 田島・天神波止ほか

 

〜 最新・内海情報 〜

 

● 今は25日(日曜日)の昼過ぎ。今日は9時ごろ釣りから帰り,9時半ごろから溜まっている仕事を片付けている。今年はずっと仕事が多忙で,4月は小さい仕事をあちこちから引き受けたために,4月末脱稿予定の大きな原稿がまだ6割くらいしか上がっていない。釣り日記を見ると毎週土・日に釣りには行っているが,釣りに行った日でも,釣りをしている時間より帰ってから仕事をする時間の方がずっと長い。

●きのうの土曜日は,前から約束していた岡山の知り合いと釣りに行った。「釣りは小学生のとき以来」というご本人が奥さんを連れて来られるということで,どんな魚でもとにかく釣り上げてもらいたい。コブダイの干物が食べてみたいというので,冬場に釣って干物にしておいた冷凍コブダイ(切り身)を手土産に持って帰ってもらうことにはしたが,どうせなら生のコブダイを持ち帰ってもらって自宅で干物を作ってもらいたい。ただ,干物サイズのコブダイを初心者が自分で釣り上げるのはまず不可能なので,ご夫婦には小物釣りでもしてもらって,その横で一匹デカいのを釣ってプレゼントしよう,という目論見を立てた。福山西インターの出口で朝の7時過ぎに待ち合わせて,向かった先は大島・友浦港。とりあえずここで小イワシを釣ってもらうつもりだった。しかし満潮が朝の7時過ぎ・干潮が午後2時ごろの若潮という悪条件なので,釣れるかどうか・・・案の定,8時過ぎごろから釣りを開始したが小イワシの群れがほとんど見えない。たまに回遊はしてくるが食い気がほとんどなく,サビキで1匹釣れただけ。サシエをつけるとスズメダイの嵐。結局9時ごろ撤収して,隣の志津見港へ行ってみた。ここにはアジ狙いの常連さんが2人いただけで,フカセの人の姿もない。ここもダメっぽいので,島を1つ戻って伯方島へ。メインの狙いはハゲ。反応さえあれば,ギャング仕掛けを使えば素人でも釣れるので。

●10時ごろ有津港に着くと,波止は釣り人でかなり混雑していた。先端付近にはフカセのチヌ狙いの人が数人,ほかにハゲや小物狙いらしい人も数人いた。ここが地元のネコジャラシさんに会えるかもと思ったが,かぶせ釣りをしている人はいなかった。波止の中央から少し先端に寄ったあたりの外向きに釣り座が空いていたので,3人でそこへ入り,サビキ仕掛けにアミエビのサシエをつけてハゲの反応を見てみた。すると1投目から,エサをつけてないスキンだけのハリに小メバルがヒット。ここは潮が動いているので,メバルの活性がかなり高い感じだった。うまい具合に小物釣りのターゲットができたので,ご夫婦にはメバルと遊んでもらって,その間にかぶせで大物を狙ってみた。釣り座は,たまたま空いていた先端の灯台下の内向き。ここは前から狙っていたポイントで,外向きは潮が速すぎて釣りにならないが,港内へ入り込んでくる潮に乗せればサシエを遠くに着底させられる。フカセの人に聞くと今日はだれもチヌを上げていないそうだが,あわよくばカキでチヌを・・・と色気を出して,1.8mのイカダ竿にハリス2号でスタート。釣りを始めたのが10時半ごろ(半分くらい下げた頃)で,散発的に当たりがある。まず釣れたのは,自己記録更新の30cmのナゴヤフグ(ショウサイフグ)。こんなデカいのは釣ったことがないので,スカリにキープ。その後,立て続けにコブダイを2回バラシ。60オーバーの感触だった。2号ハリスでは厳しそうなので,ハリスを2.5号にアップして再開した11時過ぎごろ,3回目の当たり!今度のは前の2回よりやや小さめの感じで,何とか取り込めそう。後で見たらハリスはザラザラになっていたが,どうにか58cmのコブダイを取り込んだ。

●最初に思い描いていたとおりの結果になったので,メバルの当たりがなくなった11時半ごろに納竿。ご夫婦は10数匹の小メバルを釣り上げ,楽しんでもらえたようだ。その場で魚の下ごしらえをして全部お土産にしてもらい,12時ごろに近くの観光センターで名物の塩ラーメンを3人で食べ,お二人はこれからあちこち観光して帰るというので,そこで別れた。1時半ごろ仕事場に戻り,即仕事を開始。夜の7時ごろまでやったが全然終わらず。明日もほとんど仕事になる。

 4/24の釣果

  ・コブダイ(58cm) 1尾

  ・ショウサイフグ(30cm) 1尾

 

 

●で,今日の日曜日(25日)。きのう余ったカキを持って,早朝限定で内海方面へ行った。狙いはもちろんハゲ。ついでにチヌ。今日の満潮は朝の8時半ごろ。5時過ぎに坊地新波止へ行くと,既に釣り人が数人入っていた。先端へ向かうほど混雑しているので,曲がり角手前の内向きでやってみた。結論を言うと,ハゲは泳いでいる姿は全く見えず。サビキ仕掛けにサシアミをつけて落とすと,5時半ごろまでは魚の反応があったがその後はエサも取られず。他の釣り人(全員ハゲ狙い)も,ほとんど釣れている様子はなかった。6時半ごろあきらめて撤収。車に戻ってパンを食べ,天神波止へ行ってみた。ここには先客が4名。「ぶちさんポイント」で投げ釣りをしていた若い二人組に聞くと,夜からやっているが自分らにはウミケムシしか釣れず,他の夜釣りの人はチヌを数枚上げた,という。去年はこのへんのチヌは全くダメだったが,今年はおらんことはなさそうなので期待が持てる。

●天神波止では7時前ごろからサビキのハゲ狙いとかぶせ釣りを並行してやったが,サビキの方にはハゲの反応はほとんどなし。ただし反応ゼロではなく,たま〜にサシエが取られる。手前のハゲ狙いの人にも1枚上がった。投げの二人が帰ったのでぶちさんポイントに移動し,本格的にかぶせ釣りをやってみた(その二人組みはゴミを散らかして帰っていた。自分のゴミは持ち帰れよ,若者)。ここではいつものことだが,手前は魚の反応がなく,沖目はフグだらけ。天気は最高だがまだちょっと時期が早そうなので,そろそろ帰り支度を始めようとした8時過ぎ,沖目で初めてまともな魚がヒット。近年ここではハゲはカキに全く反応しないので,まともな魚と言えばまずチヌ。ちょうど釣りに来たこのあたりの常連・Oさんにタモ入れしてもらい,福山方面で今年初のチヌをゲット。サイズは39cmで,腹パンパンのオスだった。釣れたのはちょうど満潮ごろ。1枚釣れて目標を達成したので,8時半に納竿。どうやら今年は,チヌに関しては去年のようなことはなさそうだ。あとはハゲが釣れてくれれば・・・皆さんも,連休がんばってください。釣り場でお会いしましょう。私は昼間は仕事して,朝か夕方にそのへんをウロウロしています。

 4/25の釣果

  ・チヌ(39cm) 1尾

 


◆ 4月17日(土) 大島・友浦港 / 18日(日) 生名島・立石港

 

〜 なかなか思うようには・・・ 〜

 

● この週末に片付けておきたい仕事が1本あるが,来週は岡山の知り合いと釣りに行くので,その下見を兼ねて土曜日は再度大島・友浦へ。1週間たってハゲの活性が多少は上がっていることを期待した。コブダイは初心者には難しいが,ハゲはギャング仕掛けを使えば誰でも釣れるので。朝の6時ごろ現地に到着して,先週と同じポイントへ。先客は波止先端に1人と,テトラにふかせ釣りの人が2人いた。

●昼が満潮ごろの大きい潮で,釣り始めた頃はちょうど干潮の潮止まりだった。まず魚の反応を見るためにサビキ仕掛けにアミエビをつけて足元へ落とすと,すぐ小イワシが釣れた。十分刺身が取れるサイズなので,しばらくは小イワシに専念。7時ごろまでに十分な数をキープした。とりあえず土産はできたので,続いてかぶせ釣りを開始。満ち潮が流れ出した7時半ごろから当たりが出始めて,まずアイナメ(27cm)がヒット。その後大型コブダイに2回ハリスを切られ,3度目のはどうにか浮かせて足元まで寄せてきたところでハリが外れてバラシ。50cmくらいだった。その後流れモが増えてサシエが投入できず,しばらく休憩。再開後は当たりがほとんどなくなり,小学1年生サイズのコブダイが1匹釣れただけだった。この間にイワシのウロコを取ったりふかせの方を見に行ったりした。ふかせの2人も「フグもおらん」とのことで,チヌは時期的にまだ早いらしい。ハゲ狙いには全く反応がなく,サシアミをつけたサビキにはスズメダイしか掛からなかった。

●イワシの方はずっと群れが回ってきたが,8時を過ぎる頃からサビキに反応しなくなった。かぶせはその頃から当たりがほとんどなくなり,結局10時過ぎに納竿。夕飯の食材には小イワシがあるので,アイナメとコブダイはリリース。このあと,先週も帰りに立ち寄った一番南の波止(友浦から15分くらい)へ行ってみた。もし入れるスペースがあったらそこでハゲを狙ってみるつもりだったが,波止には人がびっしり入っていて(たぶん全員ハゲ狙い),結局そのまま帰った。来週の接待釣りは,友浦なら小イワシくらいは釣れそうな気もするが・・・。

●この日は午後に3時間ほど仕事をして,夕方から小イワシの刺身と天ぷら,ついでにコロッケや一口カツを揚げて,ビールと焼酎を飲んで10時過ぎに寝た。

 4/17の釣果

  ・小イワシ 70〜80尾くらい

  ・アイナメ(27cm) 1尾

  ・コブダイ(33cm) 1尾

 

 

●今日の日曜日は,来週の釣行の第2の候補地として考えていた生名島・立石港へ行ってみた。ここのメインの狙いはハゲで,コブダイもヒットはすると思うが取り込みは難しい。朝1番のフェリーで現地へ行くと,先客はなし。波止の曲がり角の先へ荷物を運んで,きのうと同様にまずサビキのハリにサシアミをつけ,底カゴにアミエビを入れた仕掛けを足元に落としてみた。しかし魚の気配は全くなく,サシエもそのまま残って上がってくる。15分ほどやってみたが魚が寄る様子がないので,かぶせ釣りにチェンジ。干潮の潮止まりのため最初は当たりがなかったが,満ち潮がゆっくり流れ出してから魚の反応が出始めた。最初にコブダイが掛かったが,デカすぎて根に潜られハリス切れ。7時半ごろ,やや沖目に投入したサシエにコブダイではなさそうな魚がヒット。期待はしていなかったチヌだった。まだ腹はパンパンではなく,ここも本番にはもうちょっと早い感じ。

●今日もこれで土産ができたので,速い満ち潮を避けるために先端に移動して,その後もサビキとかぶせの二刀流で粘ったが,赤ちゃんサイズのコブダイが2匹釣れただけ。ハゲは全くダメ。後から入って来た地元の釣り人も,ハゲの当たりは全くないと言っていた。結局10時過ぎに納竿して,10時40分のフェリーで戻った。帰ってからチヌをさばいて冷蔵庫へ入れ,きのうの残り物で昼食を済ませて仕事場へ。この日記をアップしてから,1時ごろからきのうの仕事の続きに入る。しかし,1週間後は潮が小さいし,立石港だとボウズの可能性もある。友浦もイワシ以外は難しそうだ。来週,岡山の知り合いをどこへ連れて行くか・・・

 4/18の釣果

  ・チヌ(39cm) 1尾

 


◆ 4月10日(土) 松永・柳津港 / 11日(日) 大島・友浦港

 

〜 メインターゲットを1匹ずつキャッチ 〜

 

● そろそろ福山方面もチヌのシーズンに入る時期だが、この時期しか行くことのない地元・柳津港で久しぶりに竿を出してみた

● ここはなにしろ水深が浅いので、「早朝でもある程度水位が上がっていること」がかぶせ釣りの条件になる。今日は午前8時半ごろが満潮の小さい潮で、時期的にも潮的にもこのへんがベストだろうと予想した。朝の6時前に現地に行くと先客はおらず、左手の波止の先端に入ることにした。潮はほとんど動いていない。水深が浅いのでなるべく軽いカキを遠投して30分ほどやってみたが、全く魚の反応はなし。その間、手前の護岸にはフカセの人が2人入ってきた。

● いったん休憩して再開した7時過ぎに、初めての当たり!ここで当たる魚はまずチヌに間違いない。水深が浅く魚との距離が近いので、かなりの引きがダイレクトに伝わってくる。寄せてみるとさほどのサイズではなく、タモ入れして測るとジャスト40cmだった。このあとまた全く当たりがなくなり、8時に納竿。ここのチヌを食べるのはちょっとなあ・・・という気もしたが、せっかくなので塩焼き用にキープした。抱卵したメスだったが、まだ腹パンパンというほどでもない。この間に、フカセの人にもチヌが1枚上がっていた。

● 魚を持ち帰り、さばいて冷蔵庫に入れ、9時ごろから仕事場で仕事。夜の7時まで頑張って飛び込みの仕事を1本完了し、明日の日曜日の午前中はオフ(夕方は仕事のからみで福山市内へ行く)。休みの前にきっちり仕事が終わって「明日は釣りをするだけ」という状況は気分がいい。

 4/10の釣果

  ・チヌ(40cm) 1尾

 

●で、今日の日曜日は、しまなみ海道沿いに大島まで行った。理由は2つあって、1つは仕事で知り合った編集者(釣りは初心者)が「コブダイを釣りたい」というので、2週間後にいっしょに釣りに行くことになっている。しかし初心者にいきなりコブダイはハードルが高いし、何かキープできる魚を釣らせてあげたいので、その下見のため。もう1つの理由は、今なら大島まで往復2千円で行けるが、この割引料金がいつまで続くかわからないからだ。

● 行き先は、大島・友浦港。メインの狙いは、はしりのハゲ。その他、サビキで釣れる魚なら何でも。もう1つのターゲットはコブダイだが、ここのコブダイはデカいので、掛けても初心者には取り込みは無理だろう。まあ引きを味わうだけでも・・・ということで、どのくらい反応があるか調べておきたかった。現地に着いたのは6時過ぎで、波止の先端には先客が2人入っていた。1人はフカセのチヌ狙い、もう1人は小物狙いらしい地元の釣り人。今日の釣り座は、右に枝分かれした短い波止の付け根近くの港内向き。ここはわりと潮通しがいいので、サビキでもカキでも狙い目だろうと前から思っていた。

● 釣り座の前はけっこう潮が流れていて、小イワシの群れが見える。イワシなら土産になるのでサビキの仕掛けを出して、アミエビを撒きながら狙ってみたが、サイズが小さいこともあってサビキには反応せず。そこでサビキのハリにサシアミをつけてハゲを狙うと、1発目でハゲがヒット。玉網ですくって、幸先よくメインターゲットを確保した。33cmとなかなかのサイズのメスで、後で腹を開けるとまだ卵は小さかった。その後当たりが遠のいたのでサビキの竿は横に置き、かぶせ釣りを開始。こちらも開始早々に31cmのアイナメがヒット。その後もコブダイのバラシや怪しいバラシや空振りがあって、潮が動いている間は魚の活性が高かった。しかしだんだん潮が止まり、7時を回る頃にはほとんど当たりがなくなった。その後、久しぶりに倉敷のマサさんに声をかけられた。しばらく話して(常連の皆さんにご報告。マサさんはお元気そうでした。最近は別の釣り場へ行っていたそうです)マサさんとは別れ、釣りを続けたが、その後は全く潮が動かず魚の気配もなくなった。先客の2人の釣り人も、後から来たカレイ狙いの投げの人も、「今日は潮が流れん」「何も釣れん」ということで、結局満潮過ぎの10時に納竿。

● このあと島をぐるっと回ってみた。マサさんに教えられた「島の一番南の波止」へ行ってみるとハゲ狙いの人が並んでおり、多い人は10数枚のハゲを釣り上げていた。全員のスタイルが、ハゲの釣り方としては今まで見たことのないもので、基本的に波止のアジ釣りと同じような釣り方だった。太めのサビキにオキアミをつけ、底カゴ仕掛けにウキをつけて20mほど沖へ投入し、ウキが沈むのを見て合わせる。見ている間にも次々に竿が曲がっていた。ハゲもおるとこにはおるんじゃなー。チャンスがあれば竿を出してみたい場所だったが、週末はかなり釣り人が多いだろう。今日の状況から言うと、友浦はこれからの時期、潮が大きい日ならサビキでもかぶせでも土産くらいは釣れるだろう。しかし2週間後は潮が小さいので、お客を連れて行くのは別の場所になりそうだ。

 4/11の釣果

  ・ウマヅラハギ(33cm) 1尾

  ・アイナメ(31cm) 1尾


◆ 4月3日(土) 大三島・井口港波止

 

〜 3時間半で3打数2安打 〜

 

● 今日は干潮が7時半ごろ中潮で,福山地方の天気予報では「午前6〜9時=2m」「9時〜12時=7m」となっていた。釣りができそうなのは早朝から3時間ほどの時間帯になりそうではあったが,先週のオフ会で雰囲気のよかった大三島・井口港へまた行ってみた。早い年には福山方面でもチヌが上がり出すが,今週は風の冷たい日が多かったし,近場はまだちょっと時期が早そうな感じ。今日は明け方に出発したが,しまなみ方面の桜の木もまだほとんど咲いていなかった。

● 現地に着いたのは6時20分ごろ。先週竿を出した波止の曲がり角で釣る予定だったが,フカセ釣りの先客が近くにいたので,オフ会で俊介くんと岡山のアサさんが入った波止先端の赤い灯台の下へ行くことにした。この波止は長大なので,今日は台車を持って来てある。台車がないとカキを運ぶのは相当シンドイだろう。先端に着くと,ちょうど干潮の前で,潮はほとんど流れていない。チヌ狙いで1.5mの竿にチヌジャッカー,道糸2.5号・ハリス2号・ハリはアブミ12号の仕掛けをセットし,6時40分ごろから釣り開始。しかし潮が完全に止まって,当たりが全くない。

●7時を回ってしばらくして,満ちの潮が流れ始めた。釣り座の前にいい感じの潮目ができていて,いかにも釣れそうな感じ。7時半ごろに10mほど沖で初めての当たり。引きからしてチヌっぽい。見えてきたのは中型のチヌで,タモ入れして検寸すると37cmだった。このあとまた当たりがなくなったが,軽いカキでかなり沖目へ流したら,8時ごろに手元に「コツッ」と鋭い当たりがきた。合わせると魚は乗ったが,チヌではなさそう。小型のコブダイか?と思ったが,足元まで寄せてみるとかなりのサイズのアイナメだった。メジャーで測ると,さっきのチヌと同じ37cm。先日豊島で釣った38cmはでっぷり太っていたが,今日のはちょっとスマートな体型だった。あまり期待してなかったアイナメが釣れたので,今が時合いと思って釣りを続けたが,その後はコブダイのバラシが1回あっただけ。8時半ごろから,天気予報のとおりに風が吹き出した。せっかく往復2千円もかけて大三島まで来たことだし,なるべく風を背中から受けるように釣り座を変えて頑張ってみた。しかし風が冷たい上に空も曇って波が高くなってきたので,予定より早く10時過ぎに納竿。天気がよければ・・・という気もしたが,今日は3時間半で明確な当たりは3回だけ。あまり魚の活性が高い日ではなかったらしい。まあ晩のオカズは確保できたし,今日の条件ならまずまずの釣果か。ハラミのチヌ以外はどうかな?という感じの釣り場ではあるが,もう少し暖かくなってからもう1回くらい竿を出してみたい。

 4/3の釣果

  ・チヌ(37cm) 1尾

  ・アイナメ(37cm) 1尾

 

 

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