★ 釣り日記 (2004年10〜12月) ★

10月2日(土)

10月30日(土)

11月6日(土)

11月7日(日)

11月20・21日(土・日)

11月28日(日)

12月4日(土)

12月11日(土)

12月25日(土)


◆ 2004/12/25(土) 生名島・立石港波止 ⇒ 因島・宇和部消防署前の波止

〜 初釣りの下見完了! 〜

 

12月23日の祝日は,朝の7時ごろ横島・坊地へエビとカキを持って行き,2時間ちょっと釣ったが魚の反応はほとんどなし。エビでガンゾオビラメが1匹釣れたのみ。帰りに能登原へ寄るとチイチイイカが好調に釣れていたので,残ったエビでフェンス手前のポイントで1時間ちょっと釣って,晩のオカズほど(12匹)のチイチイイカをゲット。例年この時期はチイチイイカが狙えるが,日によって当たり外れがある。この日は当たりの日。潮は下げ2〜3分くらいだったが,潮位が高いときの方が食いはいい。外向きでは,良型交じりでサヨリが上がっていた。

● 今日はクリスマスで,実家で夕飯を食べることになっている。とりあえずおじいちゃんの好物の小イワシを確保して,あと刺身か煮付け用の魚を釣りたい。小イワシはどこでも釣れるが,それ以外の魚となると福山方面はリスクが大きい。オフ会でも竿を出した生名島が一番確実そうなので,エビとカキでホゴ・アイナメを狙う。今日は満潮が11時ごろなので,満潮近くまで生名島で竿を出し,帰りに因島の消防署前でチヌを狙って,昼ごろ帰る予定。で,結果は・・・言うことなし!今日の晩飯は豪華版やど〜!

● 朝の5時15分ごろ家を出て,釣具店でエビを買い,因島・土生の長崎桟橋へ。6時5分の始発のフェリーに乗って生名島・立石港へ行くと,いつもは空いている道路端の駐車スペースに,工事用の車両が数台止まっている。一番端っこに車を置いて,波止の曲がり角の向こうへ荷物を運んだ。先客はなし。まだ夜は明けてないが,ここは常夜灯があるので穂先ライトは必要ない。この波止は満ち潮は足元へ寄せて来るので,満潮近くにならないとカキでは釣りづらい。それまではエビで釣ることにして,まずぶっこみさぐり釣り用の2.7mイカダ竿を出す。道糸3号・キス天秤にホゴオモリ6号をセットし,ハリスはトヨフロンVハードの1.75号を1m。ハリはアブミの10号。とりあえず10mほど沖へエビをつけて投入しておき,足元へ捨て竿にしておく2本目のイカダ竿を出していたら,さっき投げた竿の穂先がツンツン動いている。もう満ちの潮が流れ出しているが,オモリが底を転がる動きではなさそう。

● 竿を持ってあおると,魚の手ごたえ。最初はそうでもなかったが,リールを巻き始めると底へ突っ込んでいく。ホゴなら,かなり大きそう。30cm近い良型か?ハリスが細いので慎重に巻き上げ,竿の弾力を使って抜き上げると,薄暗がりにどさっと魚が横たわった。ホゴにしちゃ,ちょっと細長いか?ヘッドランプで照らしてみると,なんとアコウ!検寸すると,31cm。でっぷり太って,見るからに美味そう。時計はまだ6時半ごろ。なんか,本日の釣りはこれで終わろうか?という感じ。 スカリに入れて,次を狙ったが,ここからは厳しい釣りになった。潮が大きいためオモリがビュンビュン流されて,根掛かり連発。たまに当たるのはフグかチャリコ。さらに,イカとおぼしき当たりが頻発。エサのエビをクンクン引っ張って行くが,ハリに乗らない。エギで狙ってみたがダメ。今日はホゴの活性は低く,煮付けサイズが1尾釣れたのみ。横に入って来た地元の釣り人がサビキで小イワシを釣りまくっているので,便乗して30分ほど小イワシ釣り。コノシロの仔交じりで40〜50匹釣れたところで打ち止め。一応アコウとイワシは確保したし,あとはカキでアイナメ釣れんかな〜。しかし今日は潮が止まらず,曇り空で冷たい風も吹いてきてギブアップ。10時20分のフェリーで因島へ戻った。

消防署前の南側の波止へ行くと,相変わらず小イワシ釣りの人は多いが,今日は竿を出すスペースはありそう。埋立地の護岸の曲がり角の上で,満潮の潮止まりの短いチャンスに賭けてチヌ狙い。ここは去年の年末から正月明けにかけて好調にチヌが釣れたポイントで,来年の初釣りの有力候補地でもある。10時40分ごろから釣り開始。潮はゆっくり右へ流れている。下げの潮が本格的に動き出したらアウトなので,チャンスはあと1時間あるなし。たまにフグっぽい小さい当たりが出る程度だったが,11時前ごろにチヌらしき当たり!合わせると,乗った!が,今日はバイキングを使ったので,やり取りの感覚がチヌジャッカーとはだいぶ違った。なんちゅうか,糸にテンションがかかるまでにタイムラグがあるというか。魚をフッキングさせるまでは確かにバイキングは扱いやすいが,そこから取り込みまではどうも感覚が狂う。ともかく足元まで寄せてタモ入れ。ここで釣れるサイズとしてはやや小ぶりの33cmだが,ちょうど食べごろ。今日は刺身のネタが3種類も調達できて,しかもほぼ予定通りに事が運んで,非常に満足度の高い釣行となった。波止の先端で竿を出していたM島コンビが見に来たのでちょっと話をして,北側の波止へ移動。30分ほど釣ったがリリースサイズのコブダイが2尾掛かったのみ。雨が本降りになってきた12時15分ごろ納竿した。来年の初釣りはここかな?さて,夕飯の買い出しに行くか。

  12/25の釣果

  ・アコウ(31cm) 1尾

  ・カサゴ(21cm) 1尾

  ・チヌ(33cm) 1尾

  ・小イワシ 約50尾 (写真なし) ほか


◆ 2004/12/11(土) 生名島・立石港(深浦)波止

〜 忘年会レポート! 〜

 

● 今日は忘年会の食材調達のため,万全を期して綿密な計画を立てた。その予定どおりに行動したが,調達できた食材は当初の予定とはだいぶ違った。計画は,こんな感じ。目指すターゲットは,5魚種。まず,朝一番(6時5分)のフェリーで生名島へ渡る。埠頭用地はサヨリやイワシ釣りの人が多いと予想して,手前の立石港の波止で満潮近くまで釣る(今日の満潮は10時半ごろ)。ここで,ホゴ(カサゴ)・コブダイ・コウイカの3魚種を調達(の予定)。10時20分のフェリーで因島へ戻り,消防署前の波止でチヌ狙い。これで4魚種目。下げ潮が動き出したら瀬戸田へ移動し,投げでカレイを調達。この5魚種が揃えばバーフェクト。しかし2つ(ホゴ・コブダイ)まではまず大丈夫と思うが,残りの3つは難しいかも・・・という予想を立てた。その予想は,ある意味当たっていた。

● 前日の夕方,釣具店でエサを購入。本虫1,000円・青虫500円・エビ1,000円。カキよりエビを重点的に使うので,エビは多めに仕入れた。朝の5時前に出発。因島でちょっと時間があったので消防署前(南)の波止で20分ほど本虫のぶっこみ釣りをやってみたが,魚の反応なし。フェリーで生名島へ渡り,立石港へ。タコ狙いの地元の人がいたが,すぐ帰った。もう満ちに入っていて,潮はガンガン流れている。波止の曲がり角の先に荷物を運んで,ヘッドランプをつけて仕掛けをセット。まず,投げ竿を1本出して,オモリ15号のぶっこみ仕掛けに1本バリで20mほど沖へちょい投げ。エサは本虫。2本目は長いチヌ竿。5号の玉オモリをつけて足元へ捨て竿。エサはエビ。3本目が今日のメインの竿で,2.7mの振り出しイカダ竿。かぶせ釣りではまるで使い勝手の悪い竿だが,ぶっこみさぐり釣りでは活躍している。8号の遊動テンビンにハリスを1mほどつけ,エビをエサにして30mほど沖へ投入し,手前へさびいてくる。この波止は底の根がけっこう荒いが,この釣り方でカサゴを狙うのが一番確実と考えた。

● 作戦はだいたい成功して,まず1本目の投げ竿にアナゴがヒット。2本目の捨て竿にはホゴ。今日はキープサイズを20cm以上と決めているが,これをクリアする型。7時を回って,ぶっこみの竿でネチネチ底をさぐると,ポツポツ魚の反応がある。フグほかのエサ取りに混じって,ホゴを3尾追加。8時半ごろ,何やら大物がヒット。ホゴはただ重たいだけだが,引きが強いので25cmくらいのマダイか?と思ったが,見えてきたのは茶色く細長い魚体。なんじゃ〜,エソか・・・いや,ちょっと幅が広い。メゴチにしてはデカすぎ。抜き上げると,マゴチだった。サイズは41cm。生きエビを使うと時々ヒラメやマゴチが掛かるが,今日は特別の日なので嬉しい獲物。ここまで非常に順調に来て,あとはコウイカを狙う予定だったが,天気がいいせいもあって波止は釣り人で一杯になり,エギを投げるスペースがないので断念。満潮が近づいて多少潮が緩んだのでカキで釣ってみたが,ふだんはリリースするサイズのコブダイ1尾と,ホゴが1尾釣れたのみ。エサ取りの当たりも少なかった。結局ここでは,型ぞろいのホゴ5尾を含む4魚種をゲット。気分よく,予定どおり10時20分のフェリーで因島へ。

● 消防署前の波止へ行くと,北も南も釣り人だらけ。ほとんどサビキでイワシを狙っている。竿を出せるスペースがほとんどなく,南の護岸の曲がり角の手前で30分ほどチヌを狙ってみたが,時々フグがつつくのみ。11時に瀬戸田へ移動した。ここも釣り人が多く,いつもの右手の波止は投げ竿がずらっと並んでいて入る余地なし。左手の埋立地へ行き,係留してある台船の上に乗ってカキで足元を狙ってみた。またリリースサイズのコブダイが1尾釣れたのみ。長竿でエビのウキ釣りもやったが反応なし。しばらく休憩して,投げ釣りの人が帰った3時ごろ,右手の波止へ入ってカレイを狙ってみた。しかし,タイムリミットの4時まで釣ったがエサ取りもほとんどおらず。干潮が4時半ごろなのでもう1時間粘りたかったが,6時半の集合時間から逆算してこれが限界のため,やむなく撤収した。最初に生名島へ行ったのは正解だったが,予定の5魚種のうち調達できたのは2種だけ(しかもコブダイは小型)だったので,トータルの釣果は今イチ。コブダイが釣りたかったのは,酢締めを作って持って行きたかったから。30分ほどで帰宅して魚をさばいて風呂に入り,電車にぎりぎり間に合って6時半ごろ福山駅へ着いた。

  12/11の釣果

  ・アナゴ(56cm) 1尾

  ・カサゴ(23〜21cm) 5尾

  ・コブダイ(28cm) 2尾

  ・マゴチ(41cm) 1尾

 

● 忘年会も,今回が3回目。いつもどおり,海仙楽3階の座敷で行いました。参加者は,次の17人です。(ほぼ西から順)

    (もし漏れている人がいたらご連絡ください)

エスパーさん・細原さん・東広島のタカさん・東広島のツカポンさん・まさ父さん・M島のMさん&半田さん・まるさ・SATさん・俊一さん・コウマさん・YS君・ゴトウさん・倉敷のマサさん・倉敷のタクさん・岡山のアサさん・神戸のヤスさん

● 誰が何を釣って来たかは覚えきれませんでしたが,集まった食材は,大量のコブダイのほか,チヌ・グレ・アジ・タチウオ・スミイカ・シリヤケイカ・テナガダコ・イイダコ・カサゴ・マゴチ・ギザミ・ハゲ・ヤズ・アナゴなど。俊一さん,大量の調理ありがとうございました。来年からは,持ち込む量の調整を図りますので。(下の写真は調理の一部。ほかにもたくさん出ました)

 

歓談風景1                        歓談風景2                                歓談風景・・・?

 

                鍋の材料1                               鍋の材料2                                           鍋

  コブダイの刺身                コブダイのスモーク (タカさん作)        チヌの刺身 (釣った人:ヤスさん)

タチウオの塩焼き                    テナガダコの唐揚げ                    ギザミの煮付け

            コブダイの握り (美味!)                       雑炊                            サムネイル・・・ではありません

                        

● 細原さん,ケプラーノットの見本ありがとうございました。M島の半田さん,Mさん,次回もぜひ参加してください。M島グループが入ると座が盛り上がります。Mさんの自作のバイキング用リールシート,感動しました。特許出願できますよ,あれは。右の写真,わかるかな?投入時にはスプールの向きが90度回転して,スピニングリールのように糸が出ていく仕掛けです。SATさん,転勤先からも時々お便りください。YS君も,高校へ行ってもよろしく。ヤスさん,遠路ありがとうございました。機会があったら呼んでください。エスパーさん,おめでとうございます。今年のランキングトップはほぼ確定でしょう。コウマさん,印象度から言えば今年のMVPです。東広島のツカポンさん,今後ともよろしく。タカさん,コブダイのスモーク美味しかったです。アサさん,来年も正月の大量のレポート待ってます(笑)。まさ父さん,来年こそはチヌの便りを。マサさん,次回は持参するコブダイは1尾でよさそうです。タクさん,ゴトウさんと話が合ってましたね。ゴトウさん,毎回ネタを考えるの大変でしょうから,素で来ていいですよ。あ,あれが素か。(笑)


◆ 2004/12/4(土) 生口島・名荷港(瀬戸田高校裏)波止

〜 今日が忘年会の方がえかった? 〜

 

● 今日は干潮が午前9時ごろの小さい潮。しかも,午後からは降水確率100%。来週の忘年会の食材調達の下見を兼ねて,瀬戸田へ行ってみた。今日はカキはなし。ターゲットは,カレイとホゴ(カサゴ)。今日の潮なら,干潮前後がカレイのチャンスのはず。5時20分ごろ家を出て,タイム松永店で本虫1,000円・青虫500円(残ったら水槽の魚のエサ)・シラサエビ500円を購入。ここを出たのが5時40分ごろで,現地到着は6時8分ごろ。ゆっくり走っても30分以内で着ける。車を降りると,風は全くなし。曇り空だがとりあえず雨の心配はなさそう。波止には先客なし。荷物を先端へ。ちょうど去年の今ごろ,ブンゾウさんがこの波止でカレイの実釣取材をやって,先端に入った相棒の川上君が50cmのマダイを釣り上げたのを目の前で見ているので,一発大物の期待をこめて暗いうちから竿を出してみた。

● しかし先端付近は下げ潮が速すぎてオモリがごろごろ底を転がり,釣りになりそうにない。結局曲がり角の先へ戻って仕切り直し。夜が明けてきたので市販のカレイ仕掛けにチェンジした投げ竿を40〜50mくらい沖へ2本投入。潮は波止付け根方向へ流れているが,釣りづらいほどでもない。しかし今日はエサ取りが非常に多く,投入するとすぐ小さい当たりがある。フグかベラ系の魚のようで,ハリに乗らずエサだけ取られるの繰り返し。時合いまでにエサを消耗してしまいそうなので,投げ竿はしばらく放置しておいて,エビの仕掛けを出す。6.3mのチヌ竿を使って,今日はウキさぐり釣り。この波止は港内側でホゴがけっこう釣れる。満ち潮は速いのでぶっこみ釣りで,下げは潮が止まるのでウキ釣りで狙う。7〜8ほど沖に1〜2mほどの落ち込みがあって,その際を狙うと良型がヒットする。落ち込みの先の水深は15m近い。ハリス1.2号・ハリはメバル8号の仕掛けでサシエのエビを底まで落とし,ゆっくり引いてくる。今日は10cmに満たない小メバルが多かったが,1時間ほどでどうにか煮付けにできそうなサイズのホゴを2尾キャッチ。そのほか大物らしき魚が1回掛かったが,根に潜られてハリス切れ。忘年会の食材調達,下げ潮はここでホゴが狙い目かも(満ちは根掛かりが多く難しい)。

● 8時半ごろ,隣にぶっこみ&投げ釣りのオジサン2人組が入ってきて,外向きでエビのぶっこみ(さぐり)釣りを始めた。けっこう当たりはあるようで,ホゴ・ベラ・タイ仔などを時々釣り上げている。一方こっちの投げはさっぱりで,まずまずのサイズのキスが2尾釣れただけ。9時を過ぎて潮が止まるとエサ取りの当たりも少なくなり,本虫がまるまる残るようになった。この状況がカレイのチャンス。しかしまともな当たりのないまま時間が過ぎて,10時を回った頃に小雨が降り出した。そろそろ満ちの潮も動き出すし,本降りにならんうちに帰り支度を始めた。最後の本虫をつけて投げ竿を1本だけ投入。残りの竿と玉網を片付けて,あとはさっき投げた竿を上げるだけとなった時,その竿の先がピクピク揺れている。潮でオモリが流されとるんか?それとも,またタイ仔でも掛かったか?竿を握って大きくあおると,なんか重たい。ヒトデとタイ仔の一荷じゃないんか?とか疑いながらリールを巻いてくると,茶色い魚体が浮いてきた。・・・・カレイ!けっこう良型!波返しへ上がって,スッポ抜けんよう慎重に抜き上げた。ギャラリーが「すごいのー」と寄ってくる。検寸したら,33.5センチ。こないだ釣ったやつより身がひと回り厚い。たっぷり刺身が取れそう。時計を見ると10時20分で,ちょうど満ち潮が動き出した時間帯だった。

  12/4の釣果

  ・マコガレイ(33.5cm) 1尾

  ・シロギス(23・20cm) 2尾

  ・カサゴ(20・17cm) 2尾 ほか


◆ 2004/11/28(日) 走島・加治屋新港波止

〜 走島をナメとりました・・・! 〜

 

● 今日の釣行先,走島は,昔1回だけ行ったと思うが,何をしに行ったか覚えてないほど遠い昔のことで,ほとんど記憶に残ってない。少なくとも,走島で釣りをしたことはない。ゴトウさんからの情報によると,港の近くの沖一文字波止が地続きになった水深も潮流もあるなかなかのポイントだそうで,何が釣れるか期待は十分。空撮写真集で見ると港からけっこう距離があって,しかも波止の途中が工事中で通りにくい,という情報をゴトウさんからもらっているので,荷物は最小限に。しかしカキ以外の釣りもやってみたいので,ぶっこみ釣りの竿とリールも用意した。

● 本日は5時に起床。まずは,田島でシャコ掘り。カレイ狙いなら釣具店で虫エサを買う方が簡単ではあるが,こないだスピード違反で予定外の出費(1万5千円)があったので,なるべく金をかけたくない。ヘッドランプをつけて5時半から1時間ほど掘って,シャコを20匹ほどと本虫1匹,その他を調達。これが本日第一の運動。腰が痛い。しかし今日はさらに第二,第三の運動をすることになるのだった。田島から鞆方面へ10分ほど車を走らせ,兼基ツリキチオーさんに教えてもらった歴史博物館下の有料駐車場に車を止めてフェリー乗り場へ(フェリーには車は積めない)。フェリーには今日の同行者のYS君兄弟とYS君の友人の3人が乗っていた。ブンゾウさんも合流し,5人で8時発の始発のフェリーで片道25分ほどの走島へ。

● 港へ入る手前で右手に見えた長い波止へ,荷物を持って歩いて行く。フェリーを降りたのが8時半近くで,そこから波止付け根までは数分で行ける。しかし,そこからL字の波止の曲がり角へ行くまでがちょっとハード。まず,鉄筋むき出しのコンクリート柱の上を数十メートル歩く。カートは使えないので重たいカキのバケツを持ち上げるのがしんどい。さらに途中からは,1辺が数mほどあるデカい立方体の辺だけでできたようなコンクリートブロックが並べてある。この幅30cmちょっとくらいの「辺」の上を,平均台のようにゆっくり歩いていく。「もし転落したら,どうやって上がりゃええんかな」と思いながら歩いた。重たい荷物を両手にぶら下げて歩くのは危険すぎるので,2往復して荷物を曲がり角の先へ。これが第二の運動で,汗が流れるほどしんどい。

● 曲がり角から先はふつうの形の波止で,かなり長い。とりあえず先端へ荷物を運ぶ。外向きの波返しの高さは大人の腰くらいだが,幅はかなり狭いうえ,水面まで相当距離がある。ただし先端から20mほどは波返しの幅が広くなっていて,ここなら外向きでもゆったり釣れる。とりあえず先端へ荷物を運んで時計を見ると,8時50分ごろ。若者3人は平均台のところで手間取っていて,先端まで来るのにまだしばらくかかりそう。港から釣り座まで距離的には大したことないが,ここまで来るのにはいろいろ疲れる。しかし釣り場としての雰囲気は非常によく,潮も先端から右前方へ向けていい感じで流れている。今日は満潮が昼ごろの大きい潮で,天気予報も晴れ。大物に期待して,まずぶっこみ釣りの仕掛けを出した。シャコをつけて先端から右向き30mほど沖へ投入。イカダ竿を支度していたら,早速当たり。しかし,釣れたのはエソ。即リリース。

● カキの方は,外向きでサシエを落としてみたが,潮が速くしかも水深が予想よりあって,潮に流されて着底せず。YS君ら3人も先端へ。先端付近が一番釣りやすそうで魚影も濃そうだが,4人で竿を出すのは窮屈そう。このポイントは若者に譲って,来る途中で「ここは狙い目!」と予想したポイントへ移動した。そこは曲がり角のすぐ先で,大声を出しても先端までは届きそうにないほど離れている。ここに狙いをつけたのは,波止の継ぎ目が1mほどずれていて,ちょうどスキマが空いたように波返しが切れているからだ。ここなら波返しへ上がらずに竿が出せる。しかも外向きは足元がスリットになっていて,まさかのシマシマも期待できそう。もっともそれ以上にコブダイが釣れそうではあるが・・・

● 果たして,マキエもせずに足元へ落とした第1投で,いきなりコブダイがヒット!魚が左へ走ったので,写真左手の波返しの上へ素早く登って,やり取り開始。しかし,なにしろ深い(15mくらいありそう)のでなかなか浮いて来ん。しかも,サイズがハンパじゃない。波返しの上を右往左往しながら3分くらい頑張ったが,ハリスを切られてバラシ。ちなみにこのときのタックルは,1.8mイカダ竿にチヌジャッカー,道糸4号,ハリス2.5号,チヌバリ4号。今日は1.8mの竿を2本と,チヌジャッカーにバイキング,ハリスは3号までしか持って来てない。これが大きな失敗であった。本日の運動の第三幕のはじまり〜。

● リールを変えても当たりは途切れず,とにかく合わせる。掛かる。波返しへ乗って魚と綱引き・・・しかしバイキングはまだ要領がつかめてないので,チヌジャッカーより全然扱いづらい。竿が折れても困るし,道糸を持って行かれたらもうスペアがない,というプレッシャーもあって強引なやり取りができず。竿を支える腕の形が決まらないので,どうしても魚に主導権を握られる。サイズの小さいチヌジャッカーの場合は片手にすっぽり入るので,左手の親指でスプールを押さえるだけで竿をコントロールできる。しかしバイキングは片手でつかむには大きすぎ,右手を添えると竿の操作性が下がる(リールのせいではなく自分の竿の使い方のクセのせいだが)。竿尻を左手のヒジの下で押さえつけて魚の引きに耐えようとするが,それだと力が十分入らない。とにかく1匹はキャッチせんと・・・・。で,10時ごろようやく1尾ゲット。サイズは57cmで,それまでバラしたやつに比べると引きの感触が段違いに弱かった。それでも,バイキングでこのサイズを取り込むのはしんどい。その後も入れ掛かりの状態は続き,2尾目(50cm)をスカリに入れた後は,それ以下のサイズのは釣ったら即リリースした。

● 途中で時々先端の方を見に行きながら,とにかくコブダイ以外の魚を・・・と頑張ったが,結局釣れたのはギザミササノハベラのみ。コブダイは40cm級以下を3尾リリース。カワハギ。投げの方にも25cm級のカレイが2枚釣れていた(右の写真に写ってますがちょっと見づらいかも)。先端より手前で手掘りのエサで投げ釣りをしていたブンゾウさんには,本命は上がらなかったものの,30cm弱のアイナメギザミなど,土産になる魚は釣れたとのこと。さらに,ちょうとカメラを持って見に行った1時半ごろ,竿を一気に引き込む当たりで取り込んだのは,40cmほどのチヌ。内向きで遠投(70〜80m)した竿にヒットした。(下の写真が,チヌとやり取りしているブンゾウさん)

● 荷物を片付け,全員走島を午後3時発のフェリーで帰還。港で別れて駐車場へ戻り,料金を精算すると1,400円。ここの駐車場も,仙酔島行き連絡船乗り場横の駐車場と同じく,1時間200円もする。走島へのフェリー料金は,片道550円。本日の出費はトータルで2,500円(エサ代はゼロ)で,金額的には瀬戸田へ行くのとだいたい同じ。

  11/28の釣果

  ・コブダイ(57・50cm) 2尾ほか

    ※ 40cm台以下は即リリース。 


◆ 2004/11/20(土) 三原市・須波港波止   ◆ 11/21(日) 田島・天神波止

〜 自分の釣りスタイルを再認識。 〜

 

● 秋のイシダイフィーバーも個人的には終わり,ゆっくり自分の釣りを楽しむ時期になった。例年11月は備後地方でも絶好の釣りシーズンで,いろんな魚が狙える。この週末は潮が悪いし,溜まっている仕事もあるので,釣りは午前中に切り上げて午後は仕事,という予定。まず土曜日は,今年中にケリをつけておきたい須波へ。ケリとはもちろん,ここで何度かバラしたと思われるアコウを釣り上げることだ。満潮が朝の5時前,干潮が午前11時という小さい潮だが,この波止の港内向きは下げの時間帯にいい潮が流れるので,条件的には悪くない。

● 5時過ぎに家を出て,工事で足止めされたせいもあって,釣り場へ着いたのが5時45分ごろ。日が短くなったので,まだ真っ暗。いつもの釣り座へ荷物を運んで,まずタチウオの電気ウキ仕掛けを出す。エサは冷凍庫に数匹残っていたキビナゴ。何度も解凍しては冷凍し直しているので,身の締まりがだいぶ悪くなっている。第1投でいきなり当たりがあり,80cmのタチウオを取り込んだ。これで土産が1魚種確保できたので,タチウオの竿は投げっぱなしにしておいて,ぶっこみ釣りの仕掛けをセット。きのうの夕方釣具店で買っておいた生きエビをつけて足元を狙うが,当たりなし。もう下げに入っていて,潮はいい感じ。6時半ごろになってヘッドランプが不要になったので,カキを持って来てかぶせ釣りを開始。タックルは1.8mイカダ竿にチヌジャッカー,道糸3号,ハリス2.5号,ハリはアブミ10号を使用。

● カキにはあまり反応がなく,エサ取りも少なそう。最初の15分ほどはハゲっぽい当たりも出たが,ハリに乗らず。7時ごろになると地元のサビキ釣りの人が大勢来て,港内向きは竿の列になった。小イワシとママカリが入れ食い。久しぶりに小イワシの刺身を食いたいので,まぜてもらってサビキ釣り。時々群れが回ってきたときは入れ食いになるが,あとは無反応。それに呼応して釣り人の群れもあっちへ行ったりこっちへ来たり。早朝の時合いが一段落すると,サビキの人は先端に集まっていた。かぶせ釣りの方は,1時間ほどの間にコブダイ2尾とカサゴ1尾。コブダイの大きい方は食べごろサイズなので,今日は新しい調理にチャレンジするつもり。当たりが遠のいたが,生きエビのぶっこみ釣りとサビキ釣りをやる。ついでに,さっきのタチウオの竿はジェット天秤をつけた短ハリスのぶっこみ仕様で,生きた小イワシをエサにして捨て竿にしてある。つまり同時に4種類の釣りをやっているわけで,なかなか忙しい。

● 8時半ごろ(?),たか坊さんが見物に。まだカキを採ってないので,もうちょっと潮が下げたら採りに行って,的場へ行ってみるとのこと。話をしながら生きエビのぶっこみさぐり釣りをしていたら,カサゴが1尾ヒット。そのあとしばらくして,手ごたえ十分の当たり!魚が根へ入ろうとするのをかわして強引に巻き上げ・・・!?・・・入られた!ちっくしょ−!出て来んかい!・・・という一部始終を横にいたたか坊さんも目撃していて,「何とか取りたいですね」と回りの注目も集まる。相手はたぶんアコウ。竿先にテンションをかけたまましばらく待ってから竿をあおると・・・出た!よっしゃ−!今度は絶対取っちゃっる!・・・って,あんまりデカそうなサイズでもない。水面に魚が浮上。赤い。なんじゃ〜,ホゴ(カサゴ)かー。いや?抜き上げてみると,なんとアコウ!やりました!ちっちゃいけどね。後で検寸したら,20cmでした。でも,アコウはアコウ(下の写真の真ん中に撮ってます)。

● これが本日のハイライトで,あとはカキの方にはハゲ1尾。小イワシは,30尾くらい釣ったところで打ち止め。さばくのが面倒なので。干潮の潮止まりになった11時に納竿した。サイズに不満は残るが,一応これで今までの悔しいバラシの決着はつけた。しかし20cmであの引きじゃ,30cm級とかなら絶対取り込めんじゃろな,と思った。

  11/20の釣果

  ・コブダイ(39・29cm) 2尾

  ・カサゴ(18・17cm) 2尾

  ・アコウ(20cm) 1尾

  ・ウマヅラハギ(23cm) 1尾

  ・タチウオ(80cm) 1尾

  ・小イワシ(10cm級) 約30尾

 

● 土曜の夜の食卓は豪華版だった。コブダイ料理2種(詳しくはこちら)と,刺身は小イワシ・タチウオ・アコウ。娘らには「キミたちは,こっちね」とタチウオを食わしといて,アコウは焼酎をちびちび飲みながら一人で食う。「そっちの魚,何?」と聞いてくるので,「ひと切れだけ許す」と言って食わしてやったら,アコウの方をくれ,と言う。当たり前じゃけど。アコウはもったいのうて食わせられんので,代わりにコブダイの酢締めを勧めてやったら,「ぶちうまい」と言って食っていた。コブダイくん,ありがとう。

● 明けて,日曜日。きのうのカキとエビが残っているので,朝の散歩に田島へ。こっち方面へ向かうのも久しぶりだが,実は田島・横島は11〜12月ごろが食材調達の好期になる。狙うのは,アジと根魚。タチウオもいいがきのう釣ったのでパス。イカ・タコはいよいよ何も釣れんようになってから。5時半ごろ家を出て,釣具店で300円ほどエビを補充。仕事場の冷凍庫に眠っていたアミエビとサシアミも持参して,行き先は田島の天神波止。6時過ぎに着いたが,まだ真っ暗。付け根の常夜灯の下に,タチウオ釣りの3人グループ。相当の数のタチウオを上げていた。先端では,まだ暗い中で顔なじみの常連さんが竿を出している。こちらもサビキでアゲ・ハゲ狙い。その手前に入れてもらって,まずサビキの仕掛けをセット。アミエビを底カゴに入れて常連さんの隣へ仕掛けを落としてみたが,反応なし。6時半ごろ明るくなったので,波返しの上でかぶせ釣りをやってみた。しかし,数投してもなんの反応もなし。結局,今日のかぶせ釣りはこれで終了となった。今日は満潮が朝の6時ごろで,もう下げに入っている。この波止はかぶせ釣りは下げではあまり実績がないが,下げ潮は先端から沖へ流れるので,根魚狙いならチャンスがある。

● アジの気配がないのでサビキ仕掛けを外して,「ウキさぐり釣り」の仕掛けにチェンジ。竿はきのうぶっこみ釣りに使ったのと同じ,6.3mのチヌ竿(穂先が折れて補修しているので多少短い)。プラスチックの安物ウキを遊動仕掛けにして,オモリは0.5号。1号ハリスを1.5mほど取り,ハリはチヌの1号。この波止では,毎年この仕掛けでそこそこ根魚が釣れている。ベストシーズンは12月だ。この波止の底の起伏はだいたい頭に入っているので,敷石の際を狙って生きエビを底へ落とし込む。最初に釣れたのは,普通ならリリースするサイズのチャリコ(マダイの幼魚)。しかし今日はあまり釣果が期待できないと思うので,スカリにキープ。何尾か釣れたら,吸い物にして食えるので。7時半ごろ,底に着いたエビを持ち上げたとき手元に「コツッ」と当たりがきた。ひと呼吸おいて竿先をゆっくり上げると,「ぐん!」と力強い引き。「こりゃー,タイ仔じゃないで」と横の常連さんに話しながら,慎重にリールを巻く。水面下に見えてきたのは,良型のクロソイ。刺身が取れそうなサイズ(26.5cm)。狙いどおりに魚が釣れて,言うことなし!さらに次投,同じポイントで21cmをもう1尾追加。

● アジが釣れないので,常連さんは8時ごろ帰って行った。このあとはだんだんフグっぽい当たりが増えてきて,釣れるのはチャリコと外道のエソのみ。近目ではチャンスなしと見て,きのうと同じぶっこみ仕掛けにチェンジして,生きエビを30mくらい沖へ投入。その第2投目,良型のイイダコが釣れた。さらに,竿先を大きく引き込む当たりが来た。合わせると,手ごたえ十分!よっしゃ!これは,なんかマトモな魚!もしかして,ヒラメ?マゴチ?・・・・・・・・しかし,水面に見えてきたのは,何やら得体の知れん怪魚。

● 何じゃ,これ?見たことない魚。・・・いや,前にネットで見た覚えがあるな。確か,アカタチ,じゃったかな?サイズは50cm級。しかしこれ,食えるんか?--- 一応スカリにキープ。結局これが最後の獲物で,その後はフグのエサ取りが散発的にエサをつつくだけになり,風が強くなった9時半に納竿した。帰ってから図鑑で確認したら,やっぱりアカタチであった。他の魚をおろすついでにコイツも頭を取ってみると,驚くことに内臓がほとんどない。身は,見た感じ美味そう。で,3枚におろして皮をはぎ,刺身にしてちょっと食ってみた。皮をおろすときの感じは,タチウオそのもの。身がタテに4つに分かれていく。しかし肉質はタチウオほど脂っぽくない。刺身の味は,可もなく不可もなし,という感じ。結局食卓に乗せるのはやめて,今日の魚の献立は,クロソイの刺身と煮付け,マダイの吸い物,イイダコの煮付け。きのう,今日と,充実した食卓になった。で,改めて思うたけど,こういう釣りスタイルが自分には一番合っている。なるべくなら近場で,エサ代もあまりかけずに,いろんな仕掛けを持って行っていろんな魚を釣り上げて,それを夕飯に美味しくいただく,という。かぶせ釣りが一番好きではあるが,ほかの釣り方にもそれぞれの面白みがある。今日みたいに,軟調の長竿で重量感のある根魚を引き上げる快感も捨てがたい。年内のうちにもうちょっと潮の条件のいい日を選んで,田島横島方面でもう1回竿を出してみようと思う。

  11/21の釣果

  ・マダイの幼魚(17〜15cm) 4尾

  ・トカゲエソ(26・23cm) 2尾

  ・クロソイ(26.5・21cm) 2尾

  ・アカタチ(52cm) 1尾

  ・イイダコ(良型) 1匹 ※写真はなし。


◆ 2004/11/7(日) 横島・横田港一文字波止

〜 YS君の根性に脱帽! 〜

 

● 今日は午後用事があるが午前中はフリーなので,久しぶりの横島一文字へ釣行。最近YS君やゴトウさんからのレポートで,ハゲのほかスズキが狙えるということで,イカダ竿のほかに万能竿2本とサビキ・ウキ釣りの道具を用意した。潮は昼ごろが干潮の長潮で,条件的にはよろしくないが,予報によれば天気はよさそう。本命はサンバソウ。たぶん朝の8時か9時ごろまでが勝負。掲示板に予告を出して6時半に村上餌虫店へ行き,渡船料を払って桟橋前の駐車場に車を止めると,YS君に挨拶された。なんと,午前1時に来てカキを採って,そのあと坊地でタチウオを狙い,良型が5本釣れたとのこと。夜通し釣って朝から一文字へ渡って,帰りは午後4時。あんたはすごい!常人にゃ真似できんで。

● 一文字へ二人で渡って,まず波止真ん中あたり南向きで並んで竿出し。今日もタックルは1.8m月光波にバイキング。だいぶ要領がつかめてきたので,今日はバイキングの実戦練習。ハゲにどれくらい通用するか?第1投が7時ごろ。潮は全然動いてない。予想に反して,サシエが底までもつ。時々上からハゲが見えるが,それよりスズメダイが多い。岸壁の際に落とすとスズメダイがわらわら寄ってくるので,ちょっと遠投。渋い当たりを拾いながら,手の平サイズのハゲをポツポツ釣り上げる。バイキングは,中層の当たりを取るには確かに都合がいい。ただし中層で釣れてくるのは小型ばっかり。8時までに唐揚げサイズのハゲを5枚上げたが,本命の気配はなし。予想どおり8時半ごろから当たりがなくなったので,横島側先端へ移動。YS君は田島側先端南向きへ。横島側は魚の反応がさっぱりで,ちょっと沖目へ投げると当たりなし。足元はイソベラとスズメダイ。ハゲの気配もないので,9時半ごろYS君の方へ行ってみると,当たりはけっこうあるらしい。10時ごろ,YS君の方へ荷物を持って移動した。今日は潮が動いてないせいか,小イワシもスズキもおらず。持って来た道具は使わずじまい。

● YS君は田島大波止の方向へ向けて投入し,マルハゲを連発。南向きはスズメダイのエサ取りが多いので,結局YS君の横で北向きに釣り座を構えた。風がないおかげで釣りやすい。北向きも近めはエサ取りが多く,沖目で勝負。バイキングの扱いにもだいぶ慣れてきたが,まだ合わせたときのハリ掛かりが弱いようで,バラシを連発。結局12時の船で帰るまでに,ウマヅラ7枚とマルハゲ1枚の釣果に終わった。ハゲは煮付けにするにも小さいようなサイズなので,全部リリース。マルハゲはYS君にプレゼント。YS君のスカリには,20cm級のマルハゲが5枚。晩のオカズには十分。タチウオもあるし。帰りにYS君の釣ったタチウオを1本もらった。ありがとねー。これで晩の刺身が取れるわ。その後,どうじゃった?「チヌを1枚釣るまで頑張る」って言うとったけど,あのあとホンマにチヌが釣れとったら,君は釣りの神様ですよ!

  11/7の釣果

 ・ウマヅラハギ(18〜23cm) 7尾

 ・カワハギ(21cm) 1尾

 ・コブダイ(28・23cm) 2尾


◆ 2004/11/6(土) 生口島・名荷港(瀬戸田高校裏)波止

〜 今年の秋もノルマ達成! 〜

 

● 今日は,干潮が午前11時ごろの小潮。午前中の満潮と干潮の潮位の差が100センチちょっとしかない。こういう条件の日こそ,あそこでアレ狙い!と前から決めていた。朝の5時過ぎに起床して,釣具店で本虫(岩イソメ)1,500円と青イソメ500円を購入。これに橋代を入れると,4,600円。ついお金の計算をしてしまうが,やはり秋のシーズンにはカレイを1枚は釣り上げたい。過去のデータから言うと,時期的にも潮加減の面でも,今日釣れる確率は高い。2週間前のSATさんの送別会のときは空振りを食らったので,今日こそは何としても1枚!ということで,通い慣れた瀬戸田・名荷港の波止へ向かう。ここは魚の数はとにかく少ないが,釣れるカレイのサイズはだいたい30cmオーバーの,一発大物狙いのポイントだ。

● 夕飯の献立を考えながら車を走らせる。きのう実家からマツタケをもらったので,半分は焼いて,残りの半分は土瓶蒸しにすることにした(実際は土瓶が人数分ないので,小さい土鍋を使う)。土瓶蒸し・・・どうやって作るんかな?カツオとコンブかなんかでダシをとって,具はマツタケと,ミツバと,エビと,ギンナンと・・・。エビはスーパーでブラックタイガーを買うことにして(地エビはスーパーで買うと臭みがあるので,ブラックタイガーの方が美味い),あと白身魚でも入れたらええかな?でもハゲやコブダイはちょっとクセがありそうな気がするし,チャリコかチヌが釣りたい。万一カレイが釣れん場合は刺身のネタがないので,因島へちょっと寄り道。消防署前で6時ごろから30分ほどエギを投げてみたが,今日は潮が全く動かずイカの反応なし。すぐ撤収して瀬戸田へ。

● 現地到着は7時ごろ。先客はなし。多少風はあるが,コンディションはまずまず。カキも持って来てあるので,曲がり角の先へ入る。いつもの投げ釣り仕掛けを用意。オモリは18号。ハリは市販のカレイ13号の2本バリ。上バリは青虫の2匹掛け,下バリは本虫を6〜7センチほどつけて,50mくらい沖へ投入。とりあえず2本投げてから玉網を用意して当たりを待つ。すぐ当たり。なんか掛かったけど,軽い。釣れたのは10センチ級のチャリコ。万一に備えてスカリにキープ。その後チャリコ連発。下げの潮がゆっくり左から右へ流れているが,流れモはなく釣りやすい。風も弱まった。この潮が完全に止まる頃がチャンス。エサ取りが多いので投げ竿は2本で勝負することにして,イカダ竿を出してかぶせ釣り開始。

● 今日の竿は,初めて使う月光波1.8m。ブラックチヌは将来「幻のイカダ竿」として値が上がる可能性があるかもしれんので,大事に取っておくことにした。リールは,バイキング。一応普通に使えるようにはなっておきたいので。ハリス2号にチヌバリ3号で,足元にサシエを投入。すぐ当たり。結局最後まで当たりが途切れることはなかった。ハリに掛かったのは,手の平級のチヌウマヅラハギカワハギイソベラスズメダイ数尾(スレ含む)・フグたくさん。下げは沖へ払い出す潮が出ないので遠投は難しく,近めにサシエを落とすとエサ取りがやたら多い。まあ今日のメインはカレイじゃし,カキは単なるヒマつぶし。

● 9時前ごろ,顔なじみの釣り記者さんが巡回に来た。今日は潮が悪いので釣り人が少ないらしい。しばらく雑談していたら,投げ竿に明確な当たり!フグやチャリコの当たりじゃない。本命か!?波返しの上に乗って大きく竿をあおると,何か乗った。重みはあるが,抵抗はそれほどでもない。25cmくらいか?と思ったが,足元まで寄せると意外にグッドサイズのカレイ。抜き上げて検寸すると,31cmと32cmの間くらい(後で記者さんのメジャーで正確に測ると31cmだった)。よっしゃ〜!狙いどおり!刺身のネタゲット!自分で釣って食べる魚の刺身のランクで言うと,1位がアコウで2位がマコガレイだ。この2魚種が,他をかなり引き離している。きちんとした店で食べるとマダイが一番じゃけど,タイやチヌは時期によって当たり外れがある。カレイはいつでも美味い(年中釣れるわけじゃないけど)。

● これが釣れたのが干潮の1時間半くらい前で,予想ではこれからだんだんエサ取りが減ってきて,チャンスの時間帯になるはずだった。実際エサ取りは干潮の潮止まりころにはほとんどいなくなったが,その後は本命の当たりはなし。散発的にキスギザミが2尾ずつ上がっただけ。しかしサイズはまずまずで,塩焼きにはちょうどいい。エサが切れた11時半に納竿。カレイは刺身,キス・ギザミは塩焼き,チヌをさばいて切り身にして土瓶蒸しに入れて・・・あと何作るかな?あ,そろそろ買い物に行かにゃいけん。

  11/6の釣果

 ・マコガレイ(31cm) 1尾

 ・ギザミ(21・22cm) 2尾

 ・キス(18・21cm) 2尾

 ・チヌ(20cm) 1尾

    ※ 残りはリリース。


 

◆ 2004/10/30(土) 上蒲刈島・向の波止C

〜 釣れそうな雰囲気じゃったのに・・・ 〜

 

● 今日は2週間前のオフ会とだいたい同じ条件ということで,予定どおり蒲刈へ行った。西条のムラカミさんが来られることは掲示板に書いてあったが,ほかにもたぶん何人か知った人に会うんじゃないかな〜と予想したとおり,大勢の知り合いに会いました。

● 朝の3時半に起床。仕事場へ行って道具を積み込んで,コンビニ経由で国道2号線を西へ。朝は車が少ないので竹原へ抜ける近道は使わず。河内から竹原へ南下するルートを通って,わりとスムーズに現地に到着したのが5時15分ごろ。今日は先客がなかったらCへ入ろうと決めていた。魚の数はDの方が多そうな気がするが,Cの先端は一発大物の雰囲気があるので。今日は実家で夕飯を食べることになっているので,手土産はぜひとも確保したい。で,カキのほかにアミエビも用意して,最悪の場合はサヨリを釣る予定。ついでに生きエビも持参。イカやタチウオは向では難しそうなので,夜明けまでの30分ほどの間にメバルとかを狙う。潮は満潮が11時ごろで,時合いもその頃だろうと予想した。

● 道具がいろいろあるので2回に分けて運ぶことにして,1往復して車へ戻り,残りの荷物を運ぼうとしたら「お早うございます」と,謎の釣り人に声をかけられた。その人はD先端へ入り,向かい合って釣ることに。C先端の左側に釣り座を構えて,まず生きエビのタックルを用意。メバル用の胴突き2本バリ,底オモリ4号で,先端からちょい投げ。タモをセットしていたら,さっそく当たり。そこそこの手ごたえで,上がってきたのは,初体験のタモリ(セトダイ)。サイズは22cmとまずまず。幸先はよかったが後が続かず,エギもちょっと投げてみたが暗いうちは要領がつかめず3投でおしまい。Dではまだ暗いのにカキを叩く音が聞こえてくる。イカダ竿を用意していたら,ムラカミさんが来られた。ムラカミさんは先端右手へ入って,二人で並んで釣る。Aにはまさ父さん楽園の住人さんが入っているらしい。

● 明るくなったので,かぶせ釣りを開始。今日は,ノーマルなタックルと大物狙いのタックルの2種類を用意してある。ヤギマスクさんが先週ここでハゲを釣っておられたので,早朝はハゲの当たりが出ることを予想して,まずは普通の仕掛けでスタート。1.8mイカダ竿にチヌジャッカー,道糸4号・ハリス3号・チヌバリ4号。「ハゲがおったら一発目から当たる思うんですが・・・」とムラカミさんに話しながら,第1投。底でエサを取られた。ハゲの気配あり。まずは晩のオカズに煮付け用のハゲを釣っとくか。--- ところが。ハゲの活性はとんでもなく高く,サシエがまるで底までもたん!ハゲが水面近くまで浮いてくるのが上から見える!サシエは水深3mくらいのところで取られて,チヌジャッカーじゃ合わせがキツい。こんなんならバイキング持って来りゃえかった〜。

● しかし,中層のハゲと遊ぶより底の本命と勝負せにゃならんので,底オモリをセットして仕掛けを速く沈ませる作戦に出た。それでもサシエは底までもたず。遠投しようにも満ち潮は川のように流れていて,足元以外はサシエが浮いて釣りになりそうにない。悪戦苦闘していた7時過ぎ,Aのまさ父さんから電話が入った。楽住さんが外向きで35cmのイシダイを釣った,とのこと。すぐ向かいの釣り人にも伝えた。今日はイシダイが動く日か?それなら,CでもDでもチャンスはあるはず。しかしハゲの猛攻は8時ごろまで続いて,その間に釣れたのは30cm級のハゲ1枚。このあとだんだん当たりが大人しくなってきて,底オモリをつけなくてもサシエが底付近までもつようになった。小雨が降り出したが,早朝強かった風は弱まってきた。ようやく落ち着いて釣りができる感じになってきて,ハゲの当たりが取りやすくなった。35cmくらいあるやつを水面まで上げたが,強引に抜き上げようとしてバラし。それに懲りて今度は慎重にタモですくうことにして,30cm級を2枚追加。ムラカミさんはゴツい竿のため当たりが取りづらい中で,33cmのメスのハゲをゲット。Dの釣り人は沖目狙いで当たりがほとんどないそうで,小ぶりのチヌを上げているのが見えたのみ。

● 時間は淡々と過ぎて,10時ごろから最高の潮加減になったが,当たりも少なくなった。結局,下げの潮が動き出す12時ごろまで釣って,CとDの3人には本命は上がらず。結局,道糸5号にケプラーノットで補強したハリを直結したゴツい方のタックルは,ほとんど使わなかった。12時半ごろ荷物を片付けてAに立ち寄ると,須波で知り合った常連さんが付け根の内向きイシダイを上げていた。8時か9時ごろ,着いてすぐの第1投で釣れたそうだ。ストリンガーで生かしてあったので上から写真を撮影。サイズは32〜33cmといったところ。楽園の住人さんのイシダイを撮影して,Dへ。謎の釣り人に声をかける。「マサさん,釣れた?」---「こんまいチヌ1匹だけ」。しかし沖目にイシダイのポイントがあるらしく,見ている間にも怪しいバラシがあった。「帰れんようになった」というマサさんと別れて1時半ごろ帰路に着いたが,あのあと何時まで粘ったんじゃろうか・・・。Dにはマサさんのほかに,外向きで東広島のT2さんら3人が竿を出していた。朝から丸谷港で釣って,本命は上がらなかったそうだ。ここで刺身用のサヨリをちょこっと調達したが,型は今イチだった。結局今日は主なポイントで10人近くが竿を出して,釣れたイシダイは2枚。残念ながら「イシダイの日」ではなかった。まあ,ええか。サヨリ・セトダイ・ウマヅラハギのお刺身3種盛りも食えたし。最後に,次回予告!今年のラスト蒲刈釣行は,11月13日(土)を予定しております。行き先は,丸谷港であります。でも本命上がらんかったら泣きの半チャン追加するかも(笑)

 

35cmのイシダイを釣った楽園の住人さん / 西条のムラカミさんの釣った33cmのウマヅラハギ

※ 西条のムラカミさんの写真を,メンバー紹介のページに追加しました。

  10/30の釣果

 ・ウマヅラハギ(29〜30cm) 3尾

 ・セトダイ(22cm) 1尾

 ・コブダイ(44cm) 1尾

 ・サヨリ(20cm級) 10尾くらい(写真なし)

    ※ ほかにコブダイを2〜3尾リリース。


◆ 2004/10/2(土) 因島・消防署前の波止ほか

〜 腕,関係なし! 〜

 

● 結論から書くと,今日は朝の6時前から午後1時過ぎまでの間に,2種類の釣りをやった。片方はまるでダメで,もう片方は爆釣。晩のオカズはたっぷり確保した。

● 今日は干潮が7時前,満潮が1時ごろの中潮だが,満潮の潮位はけっこう高い。今日の目的は,2つあった。1つは,きのう買ったバイキング筏44で試し釣りをやること。しかし,こっちはメインではない。実はきのう,竿も新調した。長さは2.7m。値段は・・・980円。ついでにPEラインも買った。というわけで本日の第1目標は,「アオリイカを2はい釣ること」だ。かぶせのハゲもそうだが,1匹ならマグレで釣れる。先週のアオリイカも,「釣った」というより「釣れた」という感じで納得いかん。それに1匹じゃ,食べるのにも物足りん。今日はちょっとマジメに狙って,自宅と実家に1匹ずつ持って帰りたい。

● というわけで,朝の5時に起床。 行き先は,因島の消防署前。先週釣れた生名島が目の前にあるし,このへんイカが群れとるんじゃあるまいか,と期待した。消防署前の波止は,下げは南から北へ,満ちは北から南(土生港の方向)へ速い潮が流れる。潮止まりから満ちにかかるときの潮の流れを考えて,北側の波止へ。着いたのが5時45分ごろ。ちょうど夜が明けてきて,ヘッドランプは必要ない。先端に道具を運んで,早速釣り開始。タックルは,新品の980円の(しつこい)投げ用というか小物用というか,弾力もなんもない固い竿。食べるためにイカは釣りたいがエギングを極めようなんちゅう気持ちは全くないので,竿はとにかく安物で十分(と勝手に判断)。ラインはPEの2号ぐらい。リーダーはフロロの2号を1ヒロ。エギはこないだ初物がヒットしたピンクの3号。

● 5時50分ごろから釣り開始。まだ下げ潮が北へ向けて流れているので,波止先端から生名島方向へ投入。エギが右へ流れてなかなか着底せず。まだラインが目視できるほど明るくなってないので,底が取れたかどうかようわからん。とりあえず適当にシャクる。3投目ぐらいに,「あれ?今なんか触ったか?」という感触があったが,気のせいかもしれん。目の前には小イワシの群れが見える。あれをサビキで釣って,生きエのぶっこみ・・・という手もあるな。とか考えたが,ガマンしてイカに専念。そうしたら,すぐに今度は明確な当たり。底へついた瞬間ぐらいに,グッと竿を引き込まれた。反射的に合わせると,ナイスな手ごたえ。水面にイカが見えて,抜き上げるまでがドキドキする。これがたった1回のチャンスかもしれんし,バラしたら悔しい。まだ潮位が低いので竿を真下に向けて,大きくあおって抜き上げた。2.7mでえかった。先週使った1.8mじゃ,抜き上げられんかったかもしれん。検寸すると,目の下までが19cm。先週釣れたやつより,ひと回り大きい。これ1匹で,1家族分ぐらいの刺身が取れそう。写真を撮って,スカリへ入れた。

● まだ釣り開始から10分もたってない。それからすぐ,今度は足元でまたヒット。その2匹目が釣れた直後に,いかにもベテランふうのイカ釣り師が登場。愛想のいい人で,どうぞどうぞ,という感じで隣(波止先端)に入ってもらった。しかし,内心はちょっと不安。隣で爆釣されてこっちに全然釣れんかったら恥ずかしい・・・ところが。そのイカにもの人は,やはりさすがの風情でカッコよく竿を振り,なんとかイングとかいろんなテクニックでエギを操作しているが,なかなかヒットしない。その間に,こちらには3ばい目が掛かった。「やっぱりヤマシタがええんかなあ」と言われた。エギを見ただけでメーカーがわかるとは,すごい(当たり前ですか?)。「底で当たっとるみたいですね」とか「エギは何号ですか」とか,いろいろ聞いてこられる。いや,あの・・・あんまり見んでください。恥ずかしいんで。ご自分の釣りに専念してください・・・と

● そしたら,4はい目がヒット。だんだんサイズが小さくなってくる。時計は6時半。潮はほぼ止まったので,底取りがしやすくなる。ここで,ベテランさんも小ぶりのを1ぱいゲット。「ちょっかい出しには来るんじゃけど,なかなか乗ってくれん」そうだ。わたし,そこまで細かいことわかりません。単調な動作の繰り返しです。・・・ところが,なぜかベテランさんにはイカが乗らず,こちらはもう2はい追加。このときは潮が止まったのでエギを2.5号のオレンジに替えていた。7時を回って満ちの潮が流れ出し,底取りが難しくなった。また3号に戻したが,もう時合いが過ぎたか・・・と思ったとき,ズシッ!ときた。おっ?これは,良型か?しかし,竿をあおった瞬間に外れてバラし。結局これが最後の当たりで,8時前ごろまで粘ったがあとはノーヒット。ベテランさんは結局1ぱいだけで,移動して行った。この釣り,当たりがあったら面白い。チャレンジ2回目でこんだけ釣れて,イカ釣りはもう極めたか?・・・すいません。大ウソです。これからも私,この釣り方で釣れてくれるイカくんたちと仲良くしていきます。資源保護のためにもこれ以上の努力と出費はいたしません。(笑)

● 以上,イカ釣りレポートでした。その後の行動は次のとおり。8時半ごろから瀬戸田・名荷港で2時間ほどかぶせ。流れモに邪魔されて釣りにならず,手の平級のチヌ1枚。続いて垂水港の長い波止へ移動。足元でサンバソウを狙ったものの,1時間ほどでリリースサイズのコブダイ1尾。最後に,因島へ戻り,消防署前の南の波止で満潮まで1時間ほど。ノーヒット。去年までならかぶせ釣りしかやってなかったろうから,今日は惨敗の結果に終わったはず。イカさまさまです。秋はやっぱりイカですね(偉そうに)。

追記:ところで,バイキングを始めて使った感想を。どうも,まだ使い方がよくわかってないようで,今イチ勝手がつかめません。糸の出が思ったほどスムーズでないのと,スプールを取り囲むように付いている外側の金具が邪魔で親指をスプールに掛けづらい,というのが第一印象。足元でハゲがかなり浮いているときはこのリールの方が有利と思うけど,遠投で使いこなすにはかなり練習せんとダメみたい。まあ,今後ぼちぼち慣れていきます。チヌジャッカーから全面的にバイキングに乗り換えることは,たぶんないと思います。

 10/2の釣果  

  ・アオリイカ(19〜15cm) 6ぱい

 

 

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