日記帳(2017年1月3日)

 

年末から年始にかけての日記 ―

◆12月23日(祝)

溜まっている仕事を朝からやっていたが,微妙に体調が悪い。昼食後,仕事場にフトンを敷いて,寝たり起きたりしながら仕事。夜の7時ごろ帰宅。北広島に住む妊娠中の上の娘が,きのうから帰ってきている。ダンナがインフルエンザにかかって日曜日まで休むので,うつっては困るということで。妊婦は薬を飲めないから,病気になると体の子どもに影響が出かねない。この日は家族でクリスマスパーティーをやろうということで,夕食は家で取った。娘2人が作ったキッシュ・オニオングラタンスープ・マリネ・ケーキと尾道のポルシェで買ってきたトンカツを4人で食べ,10時ごろ仕事場へ戻って寝る。ダンナのインフルから避難してきた娘に,オヤジがカゼをうつしたりしたらシャレにならん。

◆12月24日(土)

朝の7時前に起きて実家へ父の朝ごはんの支度に行き,仕事場に戻ってパンを食べる。ちょっと熱があるかも…と思って体温計で計ると,37度3分あった。本格的に風邪っぽい。しかし仕事はあるので,前日と同様に寝たり起きたりして仕事をして過ごす。昼前に(今度はマスクをして)実家へ行き,むらさき(うどん屋)で昼食。自宅に電話して,今日は家へ帰らずに仕事場に泊まると伝える。上の娘は明日の朝に北広島へ帰るそうだ。夕方コンビニへ行き,つまみ3品とビール・焼酎を1本ずつ購入。仕事場のパソコンでユーチューブの動画を見ながらビールとお湯割りを飲んで,10時過ぎに就寝。

◆12月25日(日)

朝の7時半ごろ起きて熱を測ると,まだ37度ある。日曜日は実家へは昼に行くだけなので,仕事場でゆっくりする。前日買っておいたバナナと牛乳で朝食。コーヒーを1杯。10時過ぎに帰宅。家族は出払っていて誰もいない。今日は全国高校駅伝がある。午前中は女子。昼ごろまで見てから実家へ。午後の男子は録画しておく。昼食にラーメンを食べ,午後は仕事。まだ全然終わらない。熱はまだ37度くらい。夕方6時ごろ帰宅して2日ぶりに風呂に入り,スーパーで買った惣菜で一人で夕食。録画の駅伝を見る。9時ごろにヨメが仕事から,10時ごろに下の娘がデートから帰ってきたので,風邪をうつさないよう早めに寝床へ。高校駅伝は,広島代表の世羅高校は女子が8位・男子は7位だったが,それなりに面白かった。女子の去年の優勝の立役者の向井ちゃんはプクプクでスピードが落ちていたが,体のことを考えるとあれくらいの方がいいのでは。長距離選手は体重が軽い方が有利とは言え,1区で健闘して2位になった大西さんはやせすぎに見えた。それと3区でやらかした1年の留学生は,ちょっと気の毒だ。テレビを見ていたが,最初にめちゃくちゃ飛ばしすぎて,3キロ区間の半分くらいでバテて足が動かなくなっていた。それでなくても留学生は色眼鏡で見られがちだ。責任を感じすぎて今後トラウマにならなければいいがと思う。

◆12月26日(月)

7時前に起床。どうにか熱は下がったようだが,この熱はどうも風邪とはちょっと違っていた気がする。前にも夏に同じような症状が出たが,たぶん更年期障害だろう。体の体温調節機能がうまくいってない。時々急に体が汗ばむ感じになったりする。微熱があるだけで日常生活に大きな支障はないが,何となく体調が悪い。しかしフトンを上げて1日中仕事。昼食はセブンイレブンで買ったかき揚げソバ(好物)。夕方ハローズで買い物をして,帰ってから入浴し,夕飯の支度。今日の献立は,炒め物(豚肉・ピーマン・もやし・タコノコ・エリンギ),義兄からもらって冷凍しておいたアユの塩焼き,湯豆腐など。夕食後,録画しておいた釣り番組を見て,11時ごろ就寝。

◆12月27日(火)

朝と昼に実家へ行く時間をはさんで,3時過ぎまで仕事。いったん家に帰って着替えて,電車で福山へ。ニューキャッスルホテル1階の喫茶店で,岡山から来たL社のAさんと仕事の打ち合わせ。そのまま近くの居酒屋へ入り夕食。さらにカラオケ(ビッグエコー)へ。カラオケ教室に通い一人カラオケにもよく行くというAさんは,女性の歌でも原曲のキーで歌う。ここ数年,年に1回はAさんとカラオケに行っているが,これを含めてもカラオケに行く機会は年間2〜3回くらいしかない。カラオケは好きだが一人カラオケへ行くほどの情熱はないので,こういうめったにない機会にいっぱい歌う。古いのから新しいのまで20曲くらい歌った。新しいのは「君への手紙」とか「デストピア」とか。最近はユーチューブにカラオケの動画がたくさんアップされているので,練習するのは楽だ。しかしせっかく練習しても,ずっと酒を飲みながら歌っているのでテンポの速い曲はろれつが回らない。「車輪の唄」とか「韻波句徒」とか,酒が入ってなかったらもっと歌えたんだがなあ。しかし年末特別料金とは言え,2人で3時間半のカラオケ(飲み放題つき)に14,000円は高すぎるんじゃないか。

◆12月28日(水)

ゆうべ帰って風呂に入り寝床についたのが12時。しかし今日も7時前に起きて実家へ行き,8時ごろから仕事。二日酔いなので原稿書きの仕事はしんどい。そこで,E社から頼まれている「他人の原稿の内容チェック」という仕事をやる。自分で書くより,人の書いたものにケチをつける方が楽だし楽しい(笑)。ここ1週間ほど毎日少しずつやっていたが,昼ごろ全部完了。宅配便へ持って行き,食材を買って実家へ。今日はヘルパーさんが来てくれるので,1人分のスキヤキの材料を買っておいた。ついでに買ったお好み焼きで昼食。午後はこれもここ1〜2週間取り組んでいるS社の原稿書き(高校生向けの英作文教材)。1ユニットにつき2〜3時間くらいかかる仕事の資料が,毎日のように1ユニットずつ送られてくる。今年度最後のユニットは暮れの30日に来るそうだ。締め切りは正月明けだ。毎年こんな感じ。今日は家族はそれぞれ仕事や遊びで夜が遅いというので,夕食は一人で。コンビニで買った食い物でノンアルコールビールを飲む。夜は録画しておいたビデオを1時間ほど見て,日記を書いたりして11時に就寝。

◆12月29日(木)

S社の仕事と同時並行でやっているY社の仕事(予備校教材の原稿作成)。これも先方のご希望は「正月明けごろもらえれば」ということだが,作業量と一馬力のキャパを考えるとちょっと無理。体調が悪く数日仕事の能率が落ちていたこともあるし。本当は1日も休めないくらい仕事が詰まっているのだが,年末はほかにもいろいろやることがある。昼にハローズへ行き,おせちの食材の一部を購入。この正月は人数が増えすぎて親戚が一堂に集まるイベントがなくなったので,例年ほどの量は作らない。午後は2時間ほど仕事をしたあと釣具店へ行き,正月の釣り用のアミエビとオキアミを購入。ついでに海でカキを調達。夕食は手軽な鍋物にした。夕食後,黒豆と干しシイタケを水に浸けておく。ぶちさんから教えてもらったユーチューブの「釣りよか」を見て,11時に就寝。

◆12月30日(金)

午前中はY社の仕事。昼食を自宅でとり(コンビニのうどん),ゆうべ浸けておいた黒豆を火にかける。うちの黒豆の作り方は,まず豆は近場では東尾道のフジグランにしか売っていない1袋(1カップくらい)880円もする丹波の黒豆を使う。これを2袋に,砂糖を同量くらいと塩を小さじ1杯ほど。沸騰させてアクをとり,弱火で柔らかくなるまで煮込む(半日くらい)。途中でコンニャク・もどしたキクラゲ・栗の甘露煮・醤油(おたまに半分くらい)を加える。それからカズノコを水に浸けておく(途中で2回ほど水を替えて,半日〜1日くらいかけてもどす)。次にカブを酢漬け(千枚漬け)にする。入れるのはカブ(葉も少し)・細く切った昆布・花の形に型抜きしてスライスしたニンジン・輪切り唐辛子。本日のおせち準備はここまで。このあとハローズへ肉などを買いに行き,4時ごろ仕事場に戻ると予定通りS社から仕事のネタが届いていた。締め切りは正月明けだが仕事を積み残して正月を迎えるのも気分が悪いので,すぐ着手。6時半ごろ終了。帰宅して冷蔵庫の残り物でビールを飲んで夕食。火にかけておいた黒豆はまだちょっと煮えてない。もどしておいたシイタケは砂糖と醤油で煮ておく。電話で義兄と正月の釣りの相談をして,11時過ぎに就寝。

◆12月31日(土)

7時過ぎに起床。仕事場でメールをチェックして朝食をとり,8時ごろ井上鮮魚店(柳津のニチエーの裏あたり)へ頼んでおいた魚を取りに行く。天然ブリの片身(1万円くらい)・クルマエビ・焼きアナゴ・赤ナマコ。自宅へ戻り,本格的におせち作りに着手。まずエビを茹でる。湯が沸いている間にカズノコを冷蔵庫から出して下ごしらえ。カズノコは薄皮があって,これを取るのにけっこう手間がかかる。うちは基本味付けはせず,ショウガの千切りと削り節をかけて醤油をたらして食べる。カズノコのセッティング完了。エビも茹で上がった。次は煮物。まずスーパーで買っておいたバナメイエビの皮をむいて軽く包丁でたたき,塩と卵白を加えてミキサーでペースト状にする。これに食紅を加えてピンク色にし,一口サイズに丸めて先ほどのエビの茹で汁で茹でる。次に鳥ひき肉とショウガの絞り汁,塩コショウをボウルに入れて練り,一口サイズのダンゴにして,しいたけの戻し汁を加えた湯で茹でる。つまり紅白(あんまり白くはないが)のダンゴを作る。その煮汁にゴボウ・タケノコ・くわい・結びコンニャク・金時ニンジンを入れて煮て,最後にダンゴを加え,器に取って軽くゆでた絹さやを散らす。これで煮物完成。茹でておいたクルマエビが冷めたので,殻をむいて食べやすくする。ナマコを切って酢に浸ける。アスパラの牛肉巻きを作り終えたところでちょうど昼ごろ。インスタントラーメンを茹でて,出来上がった黒豆やら煮物やらを少しずつつまんで昼食。ちょっと休憩して,ブリの刺身と照り焼きを作る。照り焼きは以前は網で焼いていたが,煙がものすごいのと片づけが面倒なので,最近はフライパンでやっている。刺身のつま,年越しソバと雑煮用の具材のセットなど,全部作業が終わったのが2時半ごろ。ちなみにヨメは朝から仕事。下の娘は朝から北広島へ行き,上の娘を拾って広島の親戚の子どもらに1日早いお年玉を配りに行っている。作ったおせちは百均で買ったプラスチック容器に小分けにして,まず実家のおじいちゃんに持って行く。続いて近くに住む一人暮らしの叔母さんにも。昼間のノルマを終えて,3時半ごろ仕事場へ。コーヒーを飲んで休憩。仕事のメールは来ていない。夕方まで時間があるので,いつもお世話になっている小池(直己)さんから送ってもらった新刊の文庫本「英語でたのしむ『アドラー心理学』」を途中まで読む。

 

昨年大流行した心理学者・アドラーが英語で書いた原書から抜粋して解説を加えた本。心理学と英語に興味のある方にはお勧めです。

小池さんから頼まれていたちょっとした作業(PDFファイルからテキストデータへの変換)にも着手。仕事場のパソコンには「本格読取」というOCRソフトを入れているのだが,このソフトはPDFファイルの処理ができない。そこでPDFをいったん紙に出力して,それをスキャナでTIFF形式で読み込んでからテキスト変換する。単純作業だが元原稿との照合が必要なので,それなりに時間がかかる。3分の1ほど片付けて,残りは来年へ回す。7時ごろ帰宅すると,家族はまだ誰も帰ってない。風呂に入り夕食の支度。今日は「おせち料理→スキヤキ→年越しソバ」という予定になっている。支度をしている間にみんな帰って来たので,NHKの紅白のテレビをつけて,上の娘のムコさんを入れて5人で7時半ごろから夕食。

一人分のおせち。これにブリの刺身・すきやき・そば

紅白が終わる頃,どこかへ初詣に行こうということになった。尾道の千光寺が第1候補だったが,人が多そうなので近くの高諸神社へ行った。ところがここも参拝客がずらっと並んでいて,賽銭箱の前まで行くのに30分くらいかかった。皆風呂上りなので風邪をひいてはいかんということで,お参りをしてすぐ帰宅。1時ごろ寝た。

◆1月1日(日)

習慣で8時前ごろ目が覚めた。家族はまだ寝ているので,一人で雑煮を作って食べた。だしは作るのが面倒なので,めんつゆで代用。

うちの雑煮は焼きアナゴを入れる。

軽く新聞を読み,年賀状に目を通す。庭の枯れ葉の掃除と雑草取り。年末は忙しくて時間が取れなかったので,元旦にやる羽目になった。1時間半くらいかけて,45リットルのごみ袋7杯分の枯れ葉と雑草を回収。腰が痛い…仕事場でしばらく横になる。昼にきのうの残りのソバを食べ,上の娘の安産祈願に阿伏兎観音へお参りに行った。以前より駐車スペースが増えていて,天気も最高で清清しい元日だった。

上の娘夫婦はダンナの実家の山口(小野田)へ行くというので2時過ぎに別れ, 仕事場へ。出し忘れていた年賀状を追加で作って投函。明日の釣りの準備などをしているうちにもう夕方。車に釣り具とカキを積んで,スーパーを経由して自宅へ。ヨメは一人で広島の実家へ帰り(大勢で行くとおばあちゃんがあれこれ準備をして気を使わせるので一人の方がいいと言う),下の娘はデート。おせちの残り物にスーパーで買ったトマトやら刺身やらを加えて,録画しておいたニューイヤー駅伝を見ながら夕食。明日が早いので10時半ごろ就寝。

◆1月2日(月)

朝から蒲刈へ義兄と初釣りに行き(詳しくは釣り日記で),午後2時半ごろ納竿。風裏を探して携帯コンロで湯をわかし,カップめんとコンビニ弁当で昼食。休憩して3時半ごろ別れたが,義兄は夜まで延長戦をやるとのこと。定年退職して時間が余っているのでいつでも釣りに誘ってくれということだったので,4〜5月ごろにもう1回蒲刈方面へ二人で釣行したい。夕方帰宅して風呂に入り,イトーヨーカドーの初売りから戻ったヨメ・下の娘とおせちの残りを食べる。夜は箱根駅伝のダイジェストなどを見て,10時ごろ就寝。

◆1月3日(火)

午前中は生名島でコウイカを釣った。帰ってから刺身を作って実家へ持って行き,年末に作った年越しソバの残りで昼食。午後はこの日記を書いたり,小池さんのPDFをテキスト変換したり,12月分の会社の帳簿を会計ソフトに入力したり(税理士事務所から自分で入力するようにと最近言われたが,費目の仕分けがめんどくさい)。こういう雑用は,休みの日にまとめてやっている。明日からは仕事を再開して,4月ごろまでは当分まともな釣りに行けない。今晩はイカの刺身で酒を飲んで,早く寝て明日からの仕事に備えるのだ。

◆おまけ

前回の日記でマンガのことを書かなかったので,ここにコメントを。宝島社の「このマンガがすごい!」は,業界のイベントしては成功していると言えるだろう。年末になると多くの書店に,この本のアンケートでランクインした作品のコーナーができる。しかし,いかんせんアンケートの絶対数が少なすぎる。しかも回答者が業界人中心なので,「このマンガがすごい」と言うよりも,「このマンガを読んでいる私ってすごい」というような趣の回答をする人が少なからずいる。100人にアンケートを取れば100通りの好みが出てくるだけのことなので,ランキングをつけることに意味はないように思う。それはともかく,個人的に去年から最近にかけて印象に残ったマンガをいくつか挙げてみたい。(青字の作品説明はアマゾンのサイトから転用)

ランド(山下和美)

その村では、人は必ず50歳で死を迎える。村人を縛るしきたり、「あの世」と呼ばれる山の向こう。双子の姉を生け贄に捧げられた少女・杏。獣の皮をかぶった役人達が取り仕切る「この世」と呼ばれる村で神に見守られて暮らす人々。そして、不思議な山の民。杏が見つめる先には希望も絶望もある。この物語で描くのは山下和美が抱く、日本という国への不安。『天才 柳沢教授の生活』『不思議な少年』で人間を見つめ続けてきた山下和美が挑む新境地。この閉ざされた村が舞台の物語で描き出そうとするのは、人間社会の恐ろしさと生きることへの希望。NHK『浦沢直樹の漫勉』での”産みの苦しみ”の姿も話題を呼んだ本作は、著者自らも「はじめての挑戦」という意欲作です。

ペリリュー−楽園のゲルニカ−(武田一義)

昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか──!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録! 2016年7月刊。

HaHa[はは](押切蓮介)

自分をこの世に生んだ人間の半生、必ずそこには物語が存在する。いつか母が死んでしまった時、母のことをもっと聞いておけばと後悔するのは嫌だ。親の半生に関心を持って人生話に耳を傾けるのも一つの孝行だと、僕は思う。

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(永田カビ)

「心を開くって、どうするんだっけ…」28歳、性的経験なし。生きづらい人生の転機。pixiv閲覧数480万超の話題作、全頁改稿・描き下ろしで書籍化。高校卒業から10年間、息苦しさを感じて生きてきた日々。そんな自分を解き放つために選んだ手段が、「レズビアン風俗」で抱きしめられることだった── 自身を極限まで見つめ突破口を開いた、赤裸々すぎる実録マンガ。 

彼方のアストラ(篠原健太)

宇宙への往来が当たり前になった近未来。高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ"に旅立つ。未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!? 近未来SFサバイバルストーリー、始動!!

ヨルとネル(施川ユウキ)

研究所から逃げ出したこびとの少年ヨルとネル。夜の街を、留守中の家を、草むらの中を、ふたり一緒に駆け抜ける。楽しくも不安な逃亡の日々は…。

人間仮免中 つづき (卯月妙子)

愛ってすごい! 愛って尊い! 卯月さん、ボビーさんご入籍おめでとうございます! 小泉今日子、帯コメント寄稿。波瀾に満ちた人生を送ってきた著者が出会った25歳年上のボビーとの生活は今…苛烈で型破りで誰よりも強靱な愛の行方が明かされる、感動のコミックエッセイ続編、4年半ぶり待望の発刊! あなたにとって、生き死にを委ねられる人はいますか?読み手の心に突き刺さる「奇跡のつづき」がここに。
出版社からのコメント: 前作『人間仮免中』刊行直後から次回作となる本作執筆を進めてきた卯月さんですが、途中病状の悪化があり、何度も中断を余儀なくされました。しかし、この続編をなんとしても仕上げて、ボビーさんに読ませたいという卯月さんの強い強い想いがあり、長い時間がかかりましたが、ようやく本作を上梓することができました。今回も、深刻な現実をユーモラスに描き、笑いと涙と感動を呼ぶ筆致は健在です。また、東日本大震災での経験を描いた番外編「3.11」も、卯月さんならではの傑作となっています。幾多の本があふれる中、心の奥に確実にズンと響く素晴らしい作品となった本作を、是非ご一読ください。 

 

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