<釣行レポート(2002年4〜5月−抜粋)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2002/5/19

L 生名島・生名港埋立地波止

倉敷のマサさん

2002/5/12

K 田島・小用地波止

コウマさん

2002/4〜5月

J 生名島・生名港埋立地波止ほか

倉敷のマサさん

2002/3〜5月

I 生名島・生名港埋立地波止ほか

岡山のアサさん

2002/5/6

H 向島・歌地区 松ケ鼻 大波止

SATさん

2002/5/2・3

G 田島・横田漁港一文字波止/クレセントビーチ

SATさん

2002/5/3

F 尾道方面(?)

加古川のタケシさん

2002/5/1・2

E 三原市・須波フェリー波止

たか坊さん

2002/5/1

D 倉橋島・海越波止

細原@広島市さん

2002/4/26〜28

C 横島・釜戸タンク波止ほか

マサミチさん

2002/4/18

B 横島・釜戸(タンク)波止

俊一さん

2002/4/17・18

A 尾道水道

尾道のジュンさん

2002/4/12・15

@ 沼隈・能登原波止ほか

井原の陽二さん

 


 

L 『月刊マサ情報』ニュース速報!!!5月19日号2002/5/19着)

こちら、『月刊マサ情報』編集部です。

取り急ぎ、ニュースをお伝えします!!

倉敷のマサ氏、笠岡諸島真鍋島にテスト釣行!!

・・・しかし、待てど暮らせど、真鍋島に倉敷のマサ氏登場せず!!いったいどうした!!

情報が錯綜しておりましたが整理しますと、何と倉敷のマサ氏、

生名島埠頭用地に現れた模様。

釣りあげた魚、ハゲ24センチ、コブダイ29センチ、29センチ、チヌ36センチ、

石鯛30センチ、27センチ、アイナメ29センチ、計7匹。

最後に、倉敷のマサ氏にお聞きしました。

「今年の目標の一つは一応達成したんじゃけど・・・40センチオーバーおらんかなあ・・・。」

『月刊マサ情報』編集部でした。


 

K コウマさんからのお便り2002/5/13着)

 

はじめまして 福山市内在住のコウマと申します。
HPを昨年秋頃より拝見させて頂いている者です。

このたび初めてかぶせ釣りに挑戦し 念願のコブダイ(33cm)1匹
を釣りましたので何はともあれ報告させてもらいます。

12日(日) 田島 (小用地にて) 5時〜12時頃

タックル(教科書通り)
竿 筏竿 NISSIN ブラックチヌ 1.8m
リール チヌジャッカー SS
糸 道糸4号 ハリス3号
針 チヌ3号

HPを拝見し続け 4月思い切って 竿・リールを購入 いつかは
やってみたいと思いつづけ 今回一代決心。
多分この辺りで かぶせをやっとる人は メッカでオフ会に参加されとる

じゃろーから 少々とんちんかんな事をしょうても大丈夫じゃろう

という判断から 今回決行。

前日夜は、今回の事で頭がいっぱい。今日は皆 ぎょうさん釣っちゃったん
じゃろーか?コブがくるとどうなるんじゃろか?竿が折れるんかな?云々
なかなか寝られない。探偵物語がしている。TVでも観てれば眠くなるかも。
でも眠れない。いつの間にか2時。4時半起きなのに。大丈夫かいな

いつの間にか 目覚まし。ひそひそと出発。

到着 誰かおる。ふかせの様。柵の手前で2人。
場所(柵を超えて先端内側)をキープし 波止へかきを調達。
準備を整えている時に 背中側へ 誰か?準備を見ると かぶせ釣りの人。
かぶせの人はみんな メッカじゃなかったんね。
当方 する事は初めてばかりでかなり緊張しまくり。誰もみていないのに。

とりあえず カキを砕いて まいて カキを割って針にカキをつけて・・・
っとなかなか掛からない わたの部分に掛からない。
いらいらと緊張と寒さでうまく掛からない。難しい。

とりあえず 掛かったようなので投入。この繰り返し。

下をのぞくと ハゲや何か分からん60cmくらいのが潜水艦の如く泳いどる。
ぞくぞくする。

暫らくして 当たり。掛かったと思った瞬間 ばれた。
原因 サルカンの糸が外れ (この前クリンチノットとか言うのをどこかのHPで

見たんで やってみたのに 残念。)
こんな事を繰り返し4回(コブダイが走って行くのも体験(このまま頑張ったら

竿が折れるんかなどうすりゃーえんじゃろと思ようる内にばらし)したが

すべてこのばれでした。)
そしてついに来ました。この時が。案外簡単に浮いてくる。お顔拝見。
おーコブじゃ。アミに取り込み完了。感動。念願かなう。

背後の人は ”コブは臭いけー”言うて 3〜4匹すべてリリースしょうちゃった。

おかしーな このHPじゃ美味いけー不味い いうて書いてあったのに どういう事じゃろ
ここのコブが不味いんかなー と思いながら HPに書いてあった 血抜きを実行。

この調子なら もう1匹位はと思っていたがタイムアップ。(電話の帰れコール。)

いつも つまらん さばくのも面倒な めばるの小まいのばっかりじゃったのが30cm。
鼻高々で帰宅。さばきがいがありました。半身は刺し身 粗は煮付け もう半身は今日
何かにしてもらいます。
妻も 子供(もうすぐ2歳)もおいしいと言うてくれたし。最高な1日でした。

(中略)
最後に質問:5月でこのかぶせ釣りはカキの都合で終わりですが、山陰にはイワガキが

あります。実際弓ヶ浜でこれからざくざく採れます。イワガキでのかぶせ釣り。
山陰でのかぶせ釣りはどうなんでしょうか?

<コメント by まるさ>

コウマさん,初めてのお便りありがとうございます。

小用地はコブダイがけっこう多いですが,手前の根に突っ込むので

取り込みがちょっと難しいです。大型狙いなら,能登原がいいと

思いますよ,数mくらい遠投した方が釣果は上がると思いますが,

足元でも釣れます。一度行ってみてください。

山陰でのかぶせ釣り,ぜひやってみてください。

山陰の情報は全くないので。コブダイがいるかどうかも不明です。

案外,イシダイなんか期待できるんじゃないでしょうか。

釣れたらレポートぜひよろしくお願いします。


 

J 月刊マサ情報  ゴールデンウィーク特集号2002/5/9着)

 

◎ 『かぶせ釣り編』

まずは、4月27日、28日のオフ会。

始発のフェリーは6時5分ですが、私、5時前には長崎桟橋にいました。
「アホかいな」と思われる方もおられるとは思いますが、最近、岡山から数人でメバルを

釣りに来られる方がおられて、そうすると埠頭用地内側に並ばれます。
今日あそこで朝から釣るのは私だけですので、「釣り座確保」は、至上命令!

で、行ってみるともう10数台が並んで・・・いるはずはありません・・・はい、誰もいません。
サンドイッチをかじりながら、桟橋周りを観察。
隣の桟橋で、でかいハゲが泳ぎ回っています。
「うーーん、これはいけるで!」(誰が!?)と、独り言を言っていても時間はたちません。

車に戻り、ないことに服を着替え、タックルの用意をし始めます。
そこへ・・・まるささんって、ほんまにギリギリにならんと登場しませんねえ・・・。

生名島に上陸し、まるささんは深浦へ、私は埠頭用地へ向かいますが、真ん中の波止
先にはタクさんの姿が。

埠頭用地に着き、内側真ん中に釣り座を確保。
コブダイの当たりはあるが、ハリス切れ連発。

これではいけないと思っているところへ、まるささん登場。
満潮前までに、まるささん堅調に釣り上げられます。
私と言えば、30センチ台と40センチ台のコブダイ2匹
まるささん、早めに深浦に移動。
満潮前に、立て続けにチヌ25センチ、アイナメ30センチ、20センチを釣り上げます。

タクさんSATさんと一緒に、深浦に移動。
神戸のヤスさん、息子さんとお会いしました。
ここでの釣果、40センチ台を頭にコブダイ3匹、ホゴ1匹

埠頭用地に帰ると、まるささん、SATさん、マサミチさんは夕食の準備。
「ワシも何か手伝えることは・・・」と思って・・・はい、いませんでした。
まるささん、ありがとうございます。
「赤鯉さんとお友達にレクチャーを」とのこと。
そこに、井原の陽二さん、ヤスさん登場。
おーー!「飛んで火に入る 夏の虫」。
ホイホイ言うて一緒に波止に出かけていきましたがな。

私、「夕まづめ」、やってみたかったんです。
内側、当たらんですねえ。
で、先端が空いていたので行ってみると、払い出す潮。

はい、やっちゃったんですねえ・・・コブダイ君とのバトル。
面白かったですねえ、今までここでまともにあげたコブダイ、30センチ級2匹のみ。

(竿は2本折られたし・・・)

ブチブチ切られながらも、50センチ台を筆頭にコブダイ3匹を釣り上げます。

・・・で、「レクチャー」ですが・・・・・まるささん、ワシ、多分日本人みたいですので

よその国の言葉、よう分かりませんでした・・・すんません。

日が暮れて、夜の部。
・・・普段は「ビジュアル系」のSATさんが「非ビジュアル系」に変身する瞬間を見たい人!

是非、第2回オフ会にご参加を!
『あなたは 見てはいけないものを 見てしまう!!』

実は、井原の陽二さんも、変身します。
「ダウンタウンブギウギバンド」の宇崎竜童の出現です。
・・・でも、普段の生名島では、「吉本系」みたいですね。
「陽二andヤスでーーす!!」いうて、波止に登場しとるみたいですねえ。
何か最近、わざと落ちて、海の怖さを皆さんに紹介したりしたそうで・・・。
今時のお笑いさんって、大変ですねえ。

何と言いますか、メチャクソ面白かったですね。

で、明けて4月28日。
私の釣果ですが、未だに情報が錯綜しております。
・・・どうも、散歩に行っていたみたいですね。

4月29日。
息子と家内を連れて、神島外浦
ここで、井原のマサさん、SUNさんご夫婦にお会いします。
・・・はい、釣れません・・・。

5月3日、私最近、「家族サービス すなわち 釣り」であることに目覚めたのであります。
そうなると、この前みたいに息子に1匹も釣れないような釣りをさせてはならない!!
かくなる上は・・・、「生名島!!」

・・・もうサビキしかないと思い、エサやら仕掛けやら買いますが、「かぶせ釣りは、

ほんまに安いなあ・・・」と、再確認しちゃった倉敷のマサでした。
普段釣り道具屋さんで買うのは、針とハリスとサルカンくらいのもので・・・。

・・・・・私がうそをついてしまいました。・・・・・

「たまには、竿とリールを1セットコブダイ君に引っ張っていかれることもある。」と、

俊一さんとマサミチさんが確か言っておられましたねえ。
皆さん、そういうこともあるようですので、気を付けてくださいね。
私の場合は、「いつもお世話になっているコブダイ君にプレゼントしているだけ」ですので・・・。

息子が「5時前に起きる」とのことで、何とか第2便に間に合う。
埠頭用地、えらい混雑しています。
根本近くに岡山のアサさん
アサさんの横顔、ダスティン ホフマンでっせ!

何とか、アサさんの右に入れて貰います。
私、息子と家内のサビキ釣りの準備で、かぶせどころではありません。

やっと準備をし、しばらくたってコブダイの当たり。
左に走り、息子と家内の竿下をこえる。
ギリギリまで行って、ハリス切れ。
「どうすりゃあええん」と言われても、「ええんよ」としか言えない。

アサさん、真ん中の波止先端が空いたので、移動。

しばらくして、根掛かり・・・いや、上がってくる。
急いで道糸をたぐり寄せると、タコの姿が。
タモですくうと、息子が大喜び。
「今日晩は、タコの天ぷらじゃ!」

やっと合わせた、ハゲ22センチ
刺し餌が少し沖に出だした頃、コブダイ34センチ、32センチ

右手、または後ろからの風が強く、当たりが取りづらい。
ほとんど山勘。
この風の中、よう掛かりました。
チヌ、33センチ

真ん中の波止先端でアサさんと一緒にハゲを釣っていたというおにいさんがやってくる。
どうもアサさん、コブダイとチヌのでかいのを上げたらしい。

燃えてきましたがな、私!
足下で、「コツ」といった当たりを合わせると、何と白黒のしま模様。
久しぶりです石鯛君、19センチ
これからが楽しみじゃなあ。

少し風が緩んだとき、道糸がまっすぐに出ていく。
「よし!いける!」
・・・当たり。
やり取りをした後上がってきたのは、チヌ37センチ

これから、と言うときに、もうカキがない。
そこへ登場したのが、アサさん。
カキの付け方がようわからんので、もう一回教えて欲しいとのこと。
「ええよ、せえでも、カキがもうねえんじゃが・・・。」
「じゃ、ぼくのを持ってきます!」
車の方に走り出すアサさん。
両手の平一杯にカキを持って走ってくるアサさん。
「うーーん、それじゃあ、教えるん、1回だけじゃな!」
「そんなあ!」

何度か、刺し餌の付け方を実演して見せてさしあげますと、アサさん、隣で
一生懸命針を持ってカキに刺しておられる。
私と言えば・・・・・・。

「今が本日一番のチヌの時合い」であることは、間違いない!
刺し餌が、結構沖に届く。
当たり。
チヌ、38センチ

風が止まり、まっすぐに走る道糸。
当たり。
何度か突っ込みます。
確実にチヌ!
アサさんにタモ入れして貰ったのは45センチのチヌ

はい、もうカキが一個もありません。
最後の頃なんか、撒き餌を全然せずに、刺し餌だけで勝負していました。

息子の釣果ですが、カナコギと、20センチのクジメ
自力で釣った、初めての魚です。
家内は、22センチのハゲと、20センチオーバーのアジ1匹ずつ

まあ、何とかみんな釣れて良かったです。
ほとんどを実家に置いて帰り、近所の人にもチヌやハゲをさしあげましたが、
息子の釣ったグジメ、まずいと聞いていたのですが、天ぷらにすると、うまかったですよ。
みんなから「美味しいなあ」と言われ、息子もニコニコ顔でした。

 


5月4日は、お天気も今ひとつとのことで、カキの補充に行きます。
もう少しは持ちそうなので、神島外浦に「お散歩」。

このとき出会ったのが、笠岡のとしさん
聞くところによると、としさん、生名島で井原の陽二さんとヤスさんが最初に68センチの

コブダイを上げた時、後ろでフカセをしていたとのこと。
それを見ていて、かぶせ釣りをやってみようと思われたそうです。
インパクトありますもんね、井原のお二人さん!

で、私の方ですが、全く当たり無し。
ただし、コブダイはいましたよ。
内側で投げ釣りをしていた人の竿が、引きずり込まれましたもの。

5月5日は「蛭子丸の日」。
はい、北木島豊浦です。
何と、先端でかぶせ釣りをしている人発見!
地元の人です。

どうも先端で「岡山から来たと言う人」が、イカダ竿にカキで、コブダイを3匹上げて

帰ったとのこと。
余ったカキを貰ったのでやってみたら、昨日60センチのコブダイが上がったので、
今日もやっていると言っておられました。

岡山のアサさんは北木島には行ってないように言うとったし、どなたでしょうか。
もしも北木島に行かれて、かぶせ釣りをされた方が見ておられましたら、釣りレポート

または掲示板に書いていただければ嬉しいのですが・・・。

先端外側に入れて貰い釣り始めますが、潮は緩いのに、刺し餌が駆け上がり際まで
戻ってきてしまう。
どうにもならないので、曲がり角より少し先当たりに戻る。

やはり、刺し餌が戻ってきたが、少しして刺し餌が沖に出だした。
当たり。
右に左に走るのを追いかけ、上がってきたのは44センチのコブダイ

その後、結構コブダイの当たりがあるのだが、針はずれが多い。
「飲ましてしまったら、ちもと切れ」との思いから、早合わせが過ぎるのか。
横では地元の人が座り込んで、ずっと見ている。
当たりがなくなった頃、「ワシも練習しょう。」と言って帰って行かれた。

その後、ホゴを1匹追加(リリース)したのみ。
フカセの人が4人入っていたが、「エサ取りの当たりもない」とのこと。
先端で釣っていた地元の人は、30センチ前後のタナゴを頭に3匹。
コブダイの当たりがないと、残念がっていた。
このおいさんのタックル、2号くらいの磯竿に、スピニングリール、ラインは
青色の通しの3〜4号くらい。

帰りに、残ったカキをさしあげて波止を後にした。

 


5月6日は「ニュー豊浦の日」。
とは言っても、行き先は小飛島
釣り座は、右側の波止先端。

足下、遠投と交互に繰り返したが、当たりがあるのは足下のみ。
エサ取り、ハゲの当たりを合わし切れない。

足下で、コブダイの当たりが出始める。
60センチオーバー位を2回バラシ。

「バラシ癖」が昨日の豊浦でまた出てきたので、性根を入れる。
「ハリスを切られようと、竿が折れようとかまわない!」
当たり。
上がってきたのは、コブダイ43センチ

バラシ、続いてコブダイ39センチ

どうも、ハゲまたはフグのような当たりを合わせきれない。
10円玉くらいのカキを足下に沈める。
当たり。
やった!ハゲじゃ!
中層まで、すんなり上がる。
突然の突っ込み!
右に左に走った後上がってきたのは、50センチのコブダイ
「・・・お前なあ、もうちょっと大きいカキを食ってけえよ・・・。」

足下で、当たり。
少し強引に引きずり上げる。
水際、50センチあるなしのコブダイ。
「バシッ!」
道糸が岸壁のカキにこすれたようだ。
水をけって斜めに泳ぎ去るコブダイ。

当たりがなくなったので、アイナメを狙って角当たりを探り釣り。
「コツン」
「よっしゃ!アイナメじゃ!」
・・・はい、30センチのコブダイ・・・。

隣で釣っていた投げ釣りのおいさん、面白がって時々私の横で見ていました。
「こっりゃあ、おもしれえわ!すげえ引きじゃなあ!!」
このおいさん、全く当たりがないとのことで、昼過ぎには帰って行かれました。

干潮前、当たりがないのでどうしたのかと、ふと足下をのぞき込みますと、
何と底が見えている。
遠投したり、外側で遠投したりしてみましたが・・・、おえまへん。

せえに、「海が鏡状態」は、ちょっと・・・。
ここはそうでなくとも潮が緩いのに、今日は小潮。
ここに来るなら、「大きい潮」で、「満潮前後」でしょうね。
ただし、「当たるのはコブダイだけ」の確率、84.7%。

釣り上げたコブダイ、持って帰ろうかどうしようか考えていたのですが、何度か
見に来た地元のおいさん二人にあげることにする。
「甘辛う炊いたら、うめえんじゃ!」

50センチと43センチのコブダイを締めてさしあげ、後の2匹はリリース。
おいさんらの情報。
釣り場のすぐ横の定置網に、メーター近いコブダイが入ったとのこと。
また、60センチ級のアコウも入ったとのこと。
「おおおおおい!アコウさんよう!・・・どこにおるん?」

笠岡諸島、小飛島、ここはええですよ!
こねえに静かなところで釣ったん、初めてでっせ!!

聞こえてくるのは、ウグイスの鳴き声か、波止からかなりはなれたところにある
家の前で談笑する、地元の人たちの声だけでしたもの。

ただ今日は、「コブダイ・・・」との声が多かったですが・・・。

 


◎ ゴールデンウィーク特別企画 ♪♪『生名島の 粋な人たち』♪♪

「釣りの楽しみ」って、「釣り上げて持って帰って食べる」、「それだけじゃあない
のでは?」、そう思い出した、倉敷のマサなのであります。

私、カキを取りに行くのも「今では」楽しいです。
前の日までに仕掛けを作るのも楽しいです。
汚れた竿やリールを拭くのも楽しいです。
かぶせ釣りの仲間との語らいも楽しいです。
違う釣り方の人との語らいも楽しいです。

今回は、地元の方とのふれあいで楽しかったことについて話したいと思います。
場所は、生名島!


○『船でのかぶせ釣り10年!コリー犬を連れたおいさん』

岡山のアサさんから、このおいさんのことは聞いていました。
「生名島でも10年前からかぶせ釣りをしょうる人がおるで!」

最初にお会いしたとき、私の右手にどっかりと座りアサさんのことを話しました。
ハゲの当たりを合わせられない私を見かねてか、
「ワシにもやらしてえ。」
「ええですよ。」
空いていたイカダ竿にカキを刺して、隣で釣り始めます。

エサ取りの当たりが多かったのですが、私の竿先も同時に見ておられました。
「・・・きとるで・・・。」

しばらく一緒に釣って(釣れんかったけど)、常連の人達がいる先端に行かれましたが、

そこから、「船でのかぶせ釣り」を誘われました。
「今日はここで釣るから」とお断りしたのですが、いつかはさせていただきたいと
思っています。

いつだったか私と話した後、コリー犬を乗せて波止の先を走るおいさんの船を見た

ことがあります。
波止では、いつもおとなしい(ちょっとやんちゃなこともありますが)コリー犬が、
操舵するおいさんの前で「ワンワン」ほえ続けています。

次に会ったときに、
「この犬、船が好きなんじゃねえ」と聞くと、
「おお!船も車も大好きで!!」
「・・・ひょっとして、自分が犬じゃあのうて、人間じゃ思うとるんじゃあねえん?」
「ワッハッハッハ!」

このおいさん、実は「家を貸してやろうか・・・」の人だったのです。


○『深浦で出会ったおじいさん』

オフ会の時、そろそろ埠頭用地に帰ろうかなあと思っていた頃、単車で誰かが波止に
やってきます。
こちらに歩いてきたのは、少し耳の遠いおじいさんでした。

スカリのコブダイを見て、話しかけてきます。
「太い魚じゃのう!こうなんがここにおるんかなあ!こりゃあ、どういう魚かなあ。」
「コブダイ言うんよ。」
「こうな魚、見たことも食べたこともないで。」

「おいさん、この島の人?」
「・・・いいや、違うで、その山の上の家じゃ。」
(生名島の人です)
「何なら、食べられる?」
「おう、くれるんかな。」
「ええですよ。一番大きいのをあげますよ。」

で、締めて用意したビニール袋に入れてあげます。
もちろん、食べ方についても抜かりはありません。

「あんた、ただじゃあ悪いけえ・・・、ハッサクを食べるかなあ。」
「もう、そがあなこたあねえけえ、気を使わんとってえなあ。」
「・・・そうかあ、ありがとうなあ。」

私、片づけをしながら、おじいさんがコブダイの入った袋を単車のかごに入れ
走っていく姿を見続けていたのでありました。


○『11月から1000匹以上魚を釣ったおばちゃん』

オフ会の二日目、私の釣った50センチ台のコブダイを誰かにあげようと話しかけた
のが最初の出会い。
「見たことも釣ったこともない」というおばちゃんに食べ方を話し、すぐにやってきた

ご主人が持って帰られる。

次に会ったとき、開口一番、「おいしかったわあ!」
私、ほんまにうれしかったですよ。

このおばちゃん、11月から毎日のようにこの波止に釣りに来られているそうな。
何でも、サヨリなど1000匹以上釣り上げたという。
「何で、数が分かるん?」
「そりゃあ、毎日帰ったらノートに付きょうるけえなあ。」

おばちゃんの釣り方は、サビキの仕掛けの下に、ハゲ針をいくつか付けている。
「ハゲが掛かったら、抜き上げるとき切れるけえなあ。」

コブダイのお礼にと言うことで、アジや、息子にはお菓子をたくさんくださいました。
このアジが、絶品でございました。

ありがとうございました。


○『船長』

この方の魚の捕り方。
太くて長くて重い竿先に、ヤスを十文字に付け、浮いてきたハゲを突きます。
毎日、5〜6匹以上捕られるそうです。

オフ会の日、深浦から埠頭用地へ向かう途中、山久ストアーで油を売っていたもんで、

コブダイが少し弱ってしまった。
そんなに大きくないコブダイだったので、リリースすることも考えていたのでどうしようか

と思っていると、話をしていた船長が「食べてみたい」と言われる。
願ったり叶ったりで、チヌも1匹付けてさしあげる。

翌朝、波止先端で釣っていると、今まで見たことのない結構でかい船が通っていく。
気にもせずに釣り続けていると、その船のスピーカーから生名港中に響き渡るほどの
でかい声が聞こえてくる。
何を言っとるんか分からない。

「やかましいなあ」と思っていると、誰かが、「あんたのことじゃろう」と言う。
「エッ!」と思って船の方を見ると、聞こえてきた。

「昨日は チヌを 魚を ありがとう!美味しかった!」
ここでやっと、昨日の船長であることに気づく。
「今から波止に接岸するから 待っときなさい。」

エエッ!!あんなでかい船、どうやって着けるん!!
どでかいエンジン音を響かせて船が近づいてくる。
波止先に、船の頭を近づける。

操舵室から出て来る船長。
「昨日は、ありがとうな。美味かったで!」
「これ、朝飯、受け取りな!」

スーパーの袋を船から私に向かって投げる船長。
私、落としたらどうしょうかと、ひやひやでしたがな。

「乗ってみんかな、この船。岡山まで45分で行くで!」
「いやあ、今日はみんなで釣りをしょうるけえ・・・。」
「じゃあ、また今度、乗せてあげよう。」

「がんばって、釣って!!それでは!!」
爆音を立てて、南の方へ走り去っていく船を見ながら私、思いましたよ。

「・・・いったい今のは、何じゃったん・・・何ちゅう世界じゃ・・・」
隣におったSATさん、何か「ワシとは知らん人」みたいにしていませんでした?

いやはや、この船長、40数年外国航路に乗っていて、ほとんど日本に帰らなかったそうな。
外国語もかなり話すみたいで、今は瀬戸内海に入ってくるでかい船を案内する、
さっきのパイロット船に乗っているとのこと。

せえにしても、「海の男のやること」ときたら・・・私、こういう人、大好きなんですよねえ。


息子と家内を連れて行った日、やはり船長とお会いしました。
「この前はありがとう!」とお礼を言われ、すぐにどこかに行かれます。
帰ってきたと思ったら、島特産と思われる、かなり品種改良をされたミカンや、お菓子を
たくさん息子にくださる。
「すみません、ありがたくいただきます。」

すぐに、船長曰く。

「今日は年に3度の『お接待』の日、(弘法大師にちなむ、瀬戸内の島によくある
八十八カ所巡りのお遍路さんに接待をしていたことから来たのではないかとの
実家の父の話。アサさんの話では、当日因島でも同じ催しをしていたとのこと)
その家の人が用意したお菓子が家の前に置いてあるから、息子を連れて貰
ってきなさい。島中でやっているから、大きな袋を持っていっぱい貰って来なさい。
気持ちだけお金を置いてくればええんじゃから。10円でええ。そうしなさい。

そうすりゃあ、あんたの息子さんもええ思い出になる。生名島のことも忘れんで。
『お父ちゃん、また行こう』いうことになるんじゃが。釣りなんかいつでもできる。
悪いことは言わん、行きなさいよ。」

そうは言われても、今日は息子に釣りをさせてやろうと思って来ているので、1匹も
釣れないうちから行くわけにはいかない。

いつまでたっても、『お接待』に行かない私に業を煮やしたのか、船長、自分で行って
貰ってきてくださる。

それでも行かない私に、『11月から1000匹以上魚を釣ったおばちゃん』も、釣り座を離れ、
「親戚の家に行ってもろうてきたから・・・」と言って、息子と家内にお菓子をくださる。

ついに、ぼちぼち飽きだした息子を連れて家内が『お接待』に参加。
10円、5円、1円がなくなり、50円、100円を入れてきたとのこと。

ナップサックを見ると、いろんなお菓子が一杯詰まっていました。
うちの息子、昼ご飯のおにぎりなどえっと食べず、お菓子ばっかり食ってましたで。

ぼちぼち片づけを始めます。

荷物を車に積み込んで、波止にこびり付いたカキやオキアミをバッカンタワシでこすって

いると、「もう、ええがな」と船長。
「せえでも、釣らしてもろうて波止を汚して帰るわけにゃあいかんですよ」と、私。
「ぼくのお父ちゃんはジェントルマンじゃねえ・・・じゃから釣れるのよ!・・・魚も見とる
けえなあ・・・」

私、この言葉、メチャクソ嬉しかったですよ!
私は「ジェントルマン」でも、「じゃから釣れる」でもありません。
しかし、「見る人は、やっぱり見とる!」ことが分かりましたもの。

「今度、いつ来るん?・・・待っとるよ!!」

船長の言葉に、とても幸せな気持ちで波止を後にした、倉敷のマサでした。

 

<コメント by まるさ>

コメントなし。読んでいただければ十分でしょう。

ところで,前から思っていたんですが,最近投稿が非常に増えてきたので,

投稿エッセイ」のコーナーを作ろうかと考えています。

雑記帳とか,私だけ言いたいことを言っては申し訳ないので。

釣りレポートだけではなくて,思ったことを何でも書いてもらっていいです。

メールで「エッセイ」と書いて送ってもらえば掲載しますので,

ご希望の方はどんどん置くってきてください。ジャンルは問いません。

上のマサさんの後半の記事は,後日そっちのコーナーに入れるかも。


 

I 岡山のアサさんからのお便り2002/5/9着)

 

〜ハゲとの格闘も実力及ばず〜

岡山のアサです。

(中略)

私のパソコンがかなり前から故障中のため、このホームページもあまり見ておらず

(時々会社の昼休憩時に見る程度)、また去年は5回しかかぶせ釣りをしていなかった

(殆ど初心者で針の結び方は去年の9月に覚えました)のですが、4月21日に偶然

マサさんにお会いし、生名島のこと、この掲示板のこと、3月24日にはまるささんが

生名島にいらっしゃること、かぶせ釣りの秘伝までも伝授頂いて、現在かぶせ釣り病に

かかっている状態です。

 

では、3月24日からの釣果を報告します。場所は全て生名島

タックルは全て1.5mイカダ竿、道糸3号、ハリス2号、チヌ針4号(安いやつ)です。

3月24日にまるささんにお会いしてからこのスタイルで暫く行こうと決めています。
3月30日フトウ用地内側真中辺り。大潮。まるささんの予言通り。

この日は以前の私にとっては考えられない程の釣果でした。

早速ご指導頂いたことが結果に繋がりました。

うれしい。たまらん。お教え頂くと、全然違います。3月24日にまるささん、マサさんに

お会いできなかったら、この釣果は無かったと思います。感謝。感謝。

チヌ 4匹(48、42、38.5、30cm)アイナメ 1匹(35.5cm)ウマヅラ 1匹ウキソ 1匹


4月7日フトウ用地内側真中辺り。我慢できずにまた来てしまいました。

この日は月間釣り情報の方が来られ、是非写真を撮らせて下さいと頼まれましたが、

まるささん、マサさんを差し置いてと思いお断りしました。月間釣り情報の方の前で

33cmのハゲを釣り上げたときは気持ち良かったな〜。ちょっとしたヒーロー気分を

味わいました。でも、写真撮影についてはちょっと残念なことをしたかな。

大潮の方が当りは多かったですが、小潮でもOKのような気がしています。

チヌ 2匹(47、37cm)ウマヅラ 2匹(33、20cm)ウキソ 2匹


5月3日またまたマサさんと偶然遭遇。フトウ用地内側真中辺りで釣るつもりでしたが、

マサさんに真中の小さい波止の先端を奨めて頂き、途中から移動。しかし先程まで

誰もいなかった先端に、す〜とバイクで私の横を通り抜け、地元の方が。

あ〜なんたること。今更フトウ用地に戻るのもと考え、小さい波止の先端から3〜5mの

内側で釣りを開始。当りが無いと感じていたところ、いきなり強烈な引きが。

竿が上がりもしない。あっというまにハリス切れ。

しかし、当り3回目くらいに魚が浮いて走った。まさに魚との格闘技。

何分格闘したのだろうか。やっと上がって来た。

コブだ。でかい。バケモノだ。思わず叫ぶ。何を叫んだのかは実際に覚えていません。

地元の方にタモ入れして頂き見事に63cmのコブダイをゲット。

満足とはこのことだろう。快感。快感。快感。止められません。

薬師丸ひろ子の気持ちがやっと分かった気がします。

当りは合計6〜7回。全て超大物のような気がします。バケモノがいまっせ。

このあと地元の方にビールまでご馳走になりました。ありがとうございました。

帰りにフトウ用地に寄ってみると、マサさんは大漁(10匹程度か)。

実力の差をまざまざと見せ付けられました。当然ですが師匠にはまだまだ及ばないか。

63cmのコブの前では、47cmのチヌも小さいですね。満足。満足。

コブダイ(63cm)チヌ 1匹(47cm)


5月4日朝一番に先ずは深浦へ。当り2回。その内の1回でコブの赤ちゃんをゲット。

2時間程度でフトウ用地内側真中辺りに移動。

昨日マサさんが大漁だったので、私もと張り切って釣りを開始。

ところが様子がおかしい。カキが着底前に無くなってしまう。遠投しても同じ。

海の中を覗いて見るとウマズラがうじゃうじゃ。なんじゃこりゃ〜。

カキにウマズラが群がっているのが地上からでも分かる。

今日は地元のウマズラ釣りの方がいないから、ウマズラがカキに寄ってきているのだと

直ぐに分かりました。どうやっても歯が立たない。

道糸を張った状態でカキを沈めてもダメ。

竿先がほんのチョット動いたときしゃっくてもダメ。

大きいカキを使ってもダメ。

色々工夫して見ましたが歯が立たず。これは実力不足です。思い知りました。

ボウズを逃れるのがやっとでした。

コブダイ 1匹(23cm)ホゴ 1匹(20cm)


その他岡山県牛窓近くの前島の大きい波止

4月20日 曲がった辺り内側

アイナメ 1匹(34cm) 当りは2回 

 

4月27日 先端から10mくらい内側

チヌ 1匹(48cm),アイナメ 1匹(23.5cm) 当りは2回

 

5月6日 先端 ボウズ 悔しい 当りは1回 

 

4月20日に多くの波止を回り(深さを確認しただけ)、やっと見付けた前島で

かぶせ釣りを行い、岡山でも大物のチヌが釣れることは分かりましたが、

とにかく当りが少ない。殆ど無い。殆ど我慢大会状態でした。

当りが少ないので辺りの回数を全て記憶しているほどです。

しかし、自分で釣り場を開拓して大物を釣る。これも快感ですね。
まるささんがウマヅラを次々芸術的に釣り上げるところを拝見したかったな〜。

マサさんの遠投を拝見させて頂き、勉強したかったな〜。

マサさんには本当に本当にお世話になっており、大変感謝しています。

皆様の楽しいオフ会をお祈りしています。またお会いできる日を楽しみにしています。

<コメント by まるさ>

掲示板から転載させていただきました。

この釣果で,現時点でアサさんは大物ランキングの2位にランクインしました。

アサさん,今度取材が来たら遠慮なく写真撮ってもらってください。

ちなみに月刊釣り情報の5月号には,私が行った翌週に倉橋島・音戸七連桟橋で

チヌやアイナメを釣った友井さんの写真が出てますしね。

しかし,それにしてもすごすぎます。

チヌなんか,上に書いてあるだけで48cmを2枚,47cmを2枚ですよ,皆さん。

かぶせ釣りじゃなかったらこれだけの釣果は出ないんじゃないでしょうか。

自分で言うのもなんですが,かぶせ釣りばんざい。


 

H SATさんからのお便り2002/5/2着)

・5月 6日 小潮 満潮=19:26
・場所:向島 歌地区 松ケ鼻 大波止
・釣り時間 15:00 〜 17:00

今日はSAT1号2号とイカ釣りに行く約束をしていたので、向島の松ヶ鼻へ行くことにした。

(本当は、春イカはクレセントビーチの方が良いのだが、先日バーベキューで行ったので

場所を変更。但し松ヶ鼻は春イカの実績無し、秋イカは抜群なのだが・・・)。

イカ釣り開始から約1時間全く当り無し、時間を弄んだので散歩すると

カブセに使えそうなカキを発見。早速、カキを採取してカブセ釣り開始。

約1時間は全く当りが無いが、その内にカキに触るような当りが散発的に出てきた。

しかし、針掛かりしそうな当りはでない。その状態が17:00前まで続く。

「やっぱり、ここは水深が浅いので満潮前後しか期待できないのか?」と

諦めかけた時、底に一旦着いたカキを1.5m程抜き上げて再び落とし込むと

「コッコッ」と微妙な当りがあり、すかさず竿先を50cm程送りこむと

「ギューンッ」と一気に竿先を絞り込む当りに変わった。

 

竿を天へ向けて合わせると、「ガクッ」と竿が途中で止まるような感じ・・・・

「根掛かり?」と思いきや、底で「ゴンゴン」暴れだした。

「これはチヌ、それも大物」1号2号が傍に駆け寄り「パパ、頑張って」と応援してくれる。

約1分程で浮いてきた。
タモで掬い、検寸すると48cmの大型チヌ

やりました、とっても嬉しいです。
こんな近場で大物をゲットでるとは、なんとラッキーなのでしょう。


<コメント by まるさ>

SATさんのお便りにあるこの波止は,私がずっと昔に何回か釣行したとこでしょうか。

当時は投げ釣りしか知らない小僧で,カレイを狙ったけどめぼしい釣果はなし。

かぶせ釣りを始めて間もないころ,福山・尾道方面の釣り場をいろいろ回ったけど,

この歌の波止へ行ってみようとは思いませんでした。

水深が浅いし,下が砂地なので。

しかし・・・おる所にはおるもんですねえ。

これほどのチヌが寄るのは,ハラミのこの時期だけでしょう,たぶん。

いつでもチヌが期待できるような釣り場じゃないですよ,あそこは。

しかし,このSATさんのお便りにもあるように,ただ漫然と釣っていては魚が

掛かる確率は下がるわけですね。タックルや釣り方に自分なりの工夫をして,

それが当たって釣れたときの喜びは最高ですよ。

SATさん,おめでとうございました!

大物ランキングは明日更新しますので。


 

G SATさんからのお便り2002/5/2着)

・5月2日 満潮 13:45 中潮
・横田漁港 一文字
・釣り時間 9:30 〜 16:00


今日はチヌ狙いでフロロ1.5号通しで開始する、

他の釣り人はX点に一人Y点に二人でフカセ釣りをしている。

 

 

10:00頃にX点の釣り人がチヌ40cmオーバーを上げる。

ここにもチヌが居ることを確認できて「ホット」する。

10:10頃に「コン」の軽い当りを合わせると27cmの良型アイナメ

「ヤッパリ、手持ちで釣ると小さい当たりも確実に取れる」と再確認。
その直後「コンッ、グ〜ッ」と一気に竿先を引き込む当り、間違い無くコブダイ

竿をタメルが1.5号では・・・悲しくもライン切れ。

11:00迄当りが無いのでB点へ移動。

23・24cmの小型のアイナメを追加したが13:00迄当り無し?????。

昼食を摂り、C点へ移動。

14:00頃に強烈なコブダイの当り、しかし直ぐにライン切れ。

ココはコブダイが多いことを認識してラインをフロロ2号通しへ交換。

14:30までに33・37cmのコブダイを追加した後に又当り無し。
1/4殻でユックリ沈めても当りが無い、

着底したカキを1m程上げて直ぐに落とし込むと「コッコッ」とカワハギの様な当り??

合わせると一気に走る。

何とかこらえて、竿を天へ向けて竿を両手で持って拝む様な姿勢でリールを巻く、

時間にして約2分ぐらい、大型のコブダイが浮いてくる、

タモで掬い検寸すると47cm・・・自己記録達成「ヤッタ、大型」と喜ぶ。
その後に強烈な当りがあるが2回連続であるが・・・針外れ。

15:10にカワハギを追加した後は、当りが全く無く納竿の16:00を迎える。

 


<所感>
今回は47cmコブダイであったが、まだまだ大型がいるのは間違いないと思います。

この場所は水深も有り、雰囲気も十分なのですが予想以上に当りが少なかったです。

しかし、この一度だけでは結論付けはできないので、機会をみて再度、渡船で渡ります。

・5月 3日 満潮 14:29 中潮
・クレセントビーチ 
・釣り時間 14:00 〜 16:00
今日は家族とバーベキューをする約束をしていたのでクレセントビーチへ行くことにした。
当然、行く途中に家族を車の中で待たせてカキを採取。

昼食のバーベキューを食べた後いつもの場所へ、

しかし、今日はヨットレースが開催されておりザワザワと騒がしい。
釣果は期待せずに、ノンビリ糸を垂して釣りをすることに。

釣り開始から20分経過したとき「グッグ〜」と何か大型の魚が餌を咥えたような当り。

竿を立てるとゴンゴンとチヌらしき引き「タナボタか〜」とヤリトリを続ける、

昨日の47cmのコブダイでも逆回転しなかったスプールが「ジリジリ」と音を出して糸がでる、

「これはデカイ」と確信して慎重にやりとりするが・・・
痛恨の針外れ、この時間約3分。・・・・・マサミチさ〜ん、ここにも大型のチヌが居ますよ〜。
その後に33cmのチヌを追加して終了。

<コメント by まるさ>

SATさん,横田一文字の情報ありがとうございます。

フカセでチヌが釣れるなら,かぶせでも絶対釣れるはずです。

私もチャンスがあれば近いうちに行ってみます。

イシダイ釣れんかなあ。

クレセントビーチでバラしたやつは,ひょっとしてマダイじゃないですか?

あのへんマダイが多いし,今シーズンですから。

ここも,チャンスがあれば行きます。

なんかあちこち回るとこがあって,今年は瀬戸田や小用へ行くヒマが

なくなってしまいましたよ。


 

F 加古川のタケシさんからのお便り2002/5/5着)

 

はじめまして。私は尾道のジュンさんの友達で兵庫県加古川市のタケシと申します。
つい3週前に尾道でかぶせ釣りをジュンさんから教えてもらいました。
それから加古川近辺でかぶせ釣りをやっています。しかし、いまだボウズでしたので
今月3日に尾道でジュンさんにアドバイスしてもらいながら、やっとチヌを釣ることが出来ました。
そんなに大物ではないですが写真を撮っているので見てやってください。
こちらではカキを取っていると誰かが「何をしとんの?」と話しかけてきます。

その度にかぶせ釣りの説明をしています。
なんとか加古川でもかぶせでチヌを釣りたいと思っています。

ホームページに書いてあるやり方以外に良いアドバイスがあれば教えてください。

こちらの波止場はテトラがあるところが多いのですが、そんなとこでもいいのでしょうか?

去年フカセでテトラのあるところでチヌを釣ったのですが、あまり水深は深くありません。

やはり深いほうがかぶせ釣りには向いているのでしょうか?
カキは誰も取る人がいないのでたくさん付いています。
と、いうことで今日も夕方から海へいこうと思っています。
NHKの番組はジュンさんの家でビデオで見ました。加古川で広島の
伝統的釣りを広めるために(?)ぼちぼちとかぶせ釣りをしていこうと思っております。
では、これからよろしくお願いします。

<コメント by まるさ>

はじめまして,タケシさん。レポートありがとうございます。

私,ちょっと勘違いしてました。これ加古川で釣ったんじゃないんですね。

でも,カキが付いている場所なら絶対かぶせで釣れるはずです。

テトラの上から釣ったことは私はありませんけど,チヌならOKでしょう。

コブダイが掛かったらちょっと取り込みがキツいかも。

水深は深いに越したことはないですが,4〜5mくらいあったら大丈夫です。

「兵庫県初のかぶせ釣り師」として,釣果の報告を待ってます。


 

E たか坊さんからのお便り2002/5/2着)

 

たか坊です。
5月1日、2日須波港にて釣行しました。

5月1日
前日、念願のコブダイを釣ることが出来たので次はハゲだ。

と、いうわけで気合を入れて4時起床。

外は土砂降りの雨。しかし決行。
須波港に着き、明るくなるのを待って竿を出したのが5時。
L字の短い方の外側。波止の幅が広くなる境い目付近。
はじめはアタリが無かったが6時を過ぎたあたりからハゲのアタリが出だしました。

しかし、当然のごとくヒットしません。
6時半ごろようやくヒット。しかしあがってきたのは30センチ程度のコブダイ
ちょっとしてまたまたヒット。あがってきたのは念願のハゲ。してやったり。

結局、15時30分の納竿までハゲのアタリが続きました。

途中アタリが無くなることが何度かありましたが、潮の動きが変わるとまたアタリが出だしました。
サシエが底まで持たないことがほとんどでしたが、辛抱強く手返ししていきました。
釣れたのは22〜24センチのハゲ6匹と30センチ級のコブダイ3匹でした。
コブダイは前日たくさん釣って、冷凍庫にいっぱい入っているので海にお帰りいただきました。
さて、ハゲを締めようとしたところで大失敗。

ハゲが1匹暴れて、波止の継ぎ目にスポっと入ってしまいました。

針で引っ掛けようかとしているうちに、ズルズルと下まで落ちていきました。

その日は須波港での竿頭だったようでギャラリーがたくさんおりまして、

その中での大失態は非常に恥ずかしかったです。
というわけで写真には5匹しか写っておりません。

この日のハゲのヒット率は、20分の1くらいだったと思います。

この日くらいアタリがあると、上手な人だと2桁釣れるんでしょうね。
6匹中5匹は着底後にヒットさせたのですがちょっと型がいまいちだったのが残念でした。

オキアミのウキ釣りには30センチ級が釣れてました。

ハゲは刺身にしようかと思ったけど、前日にアイナメとコブダイの刺身を

食べすぎていたので煮付けでいただきました。
ハゲは刺身と煮付け位しか料理方法を知らないのですが、他にいい料理法はありますか?


5月2日
今日は用事があるので釣りは無し!と思っていたのですがやっぱりウズウズしてきて結局、

用事を無理矢理午前中で済ませて午後から釣行。
場所は昨日と同じ須波港。是非とも大型のハゲが釣りたい!と

気合を入れて竿を出したのが12時。
昨日の場所は空いていなかったので、少し手前にて。

昨日とはうって変わってアタリが無い!

昨日はほとんどマキエをしなくてもアタリがあったけど(昨日はバケツ2杯半のカキの半分

以上をサシエで使いました。マキエ用のちっちゃいカキでもハゲはガンガンあたってきました。)

今日はいくらマキエをしても魚の気配が無い。たま〜にポツポツとあたりがあるだけ。

13時ごろギャラリーが見守る中アタリ。

着底後竿先をグーっと引き込む。

合わせると一直線に沖へ走り出す。間違いなくコブダイ!と思った瞬間ハリス切れ。
うー悔しい。ギャラリーの前で上げたかった。しかし直後にまたアタリ。

竿先をビリビリ震わす昨日何十回も味わったハゲのアタリ。これが見事にヒット。

しかも結構良型っぽい。慎重にタモですくって検寸すると33センチ

ギャラリーも感心してました。
その後はほとんどアタリが無くコブダイのバラシ(ハリス切れ)が1回だけで

16時に納竿。釣果は1匹でしたが、型がよかったので満足のいく釣りでした。

まるささん!ハゲ釣り面白いです!ハゲ釣りをやっているとカブセが上達しそうです。

事実、この2日でかなり上達できたと思います。
まず手返しが早くなりました。あと、サシエの針の刺し方が上手くなったと思います。

どうやったらハゲをフッキング出来るかと、試行錯誤しながらやってみました。
あわせのタイミングはいまいちつかめてませんが。

針はチヌ3号を使いましたが、どうでしょうか?どの針が一番向いているのでしょうか。

須波は人が多くて大変です。釣り人もギャラリーも。

カキのマキエを期待して、すぐ横でギャング針をやられるのには参りました。
人に迷惑をかけてまで釣果を上げようというのは、いかがなものでしょうか。

 

<コメント by まるさ>

いやあ,すごいなあ。

私がハゲを5〜6枚上げられるようになるまでには,2年以上かかりましたよ。

かぶせ釣りを始めて最初のシーズンでこれだけ釣れるというのは,大したもんです。

このレポートにある5月1日のような日は,めったにありません。

いろんな条件がそろわないと,終日ハゲの当たりが続くことはないです。

1つは天気。風のない日がいいです。それと人手。休日はまずムリですね。

私は3年くらい前に須波でハゲを2ケタ釣ったことがありますが,

そういう好条件の日は年に1〜2回でしょう。

ちなみにハゲ釣りのハリですが,私は最初チヌ2号,その後2.5号をしばらく使い,

最終的に今は3号に落ち着いています。

ハゲの食べ方については,小型がたくさん釣れたときは唐揚げがいいですよ。

キモははじけてなくなってしまいますが,身は非常に美味です。

「すぐ横でギャング針」の話は,いずれ別のページで書くつもりです。

遊び半分でちんたら釣って(たとえば竿を投げ込んで居眠りするなど)

結果的に他人の邪魔をしている人は許せませんが,

自分なりに一生懸命魚を釣ろうと取り組んでいる人は,

まあしょうがないかな・・・と私は思っています。


 

D 細原@広島市さんからのお便り2002/5/2着)

 

新参者の「細原@広島市」と申します。

昨日、良型のコブダイが釣れたのでご報告します。

 

私は、釣り歴はそこそこなのですが、八方美人でして、いろんな釣りに手を出し、

結局今までこれといって自分なりに自信のある釣りがない、というのが私の特徴(?)です。

しかし、3月に偶然このホームページを見て以来、波止からのカブセ釣りに

俄然夢中になっています。

以前、船をカキ筏に係留してのカブセは少々経験があるので、

最初は少しばかり侮った気持ちでおりましたが、

何度か釣行してみて、久々にわくわくする釣りに出会えたと感激しています。

 

自分にとって記念すべき初めての波止カブセの釣り場は、

3月31日、山口県上関町の戸津というところの大波止にしました。

このとき、小型のチヌをばらした後、コブダイらしき強烈なアタリを経験し、

しばらく放心状態になりました。

初心者がこの釣りにはまる典型的なパターンとして、まるささんが述べておられる

そのとおりになってしまったわけです。

 

その後4月には、釣り場を倉橋島に変え、

倉橋町室尾の新波止と同町海越に3回ほど通いました。

いつもたまたま、釣ること以外の条件が悪く、時間的な制約があったり、

強風に煽られたり、突然の降雨などであまりじっくりと釣ることができなかったのですが、

それでもアイナメや小型のコブダイは毎回なんとか釣り上げるようになりました。

実はランキングに入るグッドサイズのアイナメも釣って写真も撮ったのですが、

安本丹なことにサイズを測り忘れてしまいました(泣)。

 

ただ、いずれの釣行のときにもコブダイのバラシが頻繁にあり、

なんで私には取り込めないのだろうかと悩んでおりました。

まるささんや常連の皆さんは、2号や3号のハリスで大きなコブダイを仕留めて

おられるというのに、私は、太いハリスを根ズレで切られたり、かといって糸を

出さなければ、グレ針やタイ針ですら伸されたりするのです。

特に針を伸されることには悩みました。

 

そして、今ようやく悟ったことがあります。

それは、今まで私はPEを道糸に使っていたのですが、これがいけないのでは、

ということです。

私が思うのには、PEは引っ張り強度がズバ抜けて強いため、仕掛け全体の

バランスが悪くなるようです。ナイロンの道糸なら、魚が強く引いたとき、

出ている糸全体が伸びることによってショックを吸収できるのに、PEは

伸びがないのでショックを吸収する効果を示さないばかりか、PEそのものは

引っ張り強度が強いために、必然的に針やハリスに無理な力がかかるようです。

一般的には,PEは根ズレに弱いとか、風が吹くと「もつれやすい」といった欠点を

指摘されますが、コブダイ相手のカブセにおいては、タックルバランスという点でも

難点があると思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、5月1日(水)の私の釣行レポートです。

 

釣り時間 14:30〜16:00 干潮18:18 (倉橋島室尾港) 中潮

お昼過ぎに広島を出て、また倉橋島の海越に行きました。

14時ごろ釣り場に着いたのですが、前回釣り座を構えた波止先端はサビキの

人がいたので、波止中間辺りの内側で釣ることにしました。

 

潮通しが悪そうで、なんだか釣れそうな気配がないけど、

ここならコブダイはいないだろうと慢心して、

竿:イカダ竿1.65m(2,980円の中国製)、リール:チヌジャッカー、

道糸PE2号、ハリス:カーボン2号、針:チヌ針3号です。

 

足元への1投目にすぐ15cmにも満たないカサゴがヒット。

小さいけど、まあ魚の気配があるみたいだからいいぞ、

と気をよくして仕掛けを打ち返します(カサゴはリリース)。

その10分後、足元へ投入したカキが着底する寸前に糸がスルスルと入りました。

合わせを入れると強烈な引き込みがあり、瞬時にコブダイだとわかりました。

ウソ〜ッと思いながらも魚の進む方向に合わせて、係留ロープのたくさん出て

いる波止内側をヒヤヒヤしながら右へ左へと走り回り、粘りに粘ったのですが

最後は針を伸されてのバラシでした。

このときホントPEはダメなのだと身をもって知りました。

 

前回までに同じ失敗を何度も繰り返しているのですが、ナイロンの道糸を巻いた

リールを持って来ていなかったのです。あまり乗り気ではなかったのですが、

コブダイにターゲットを絞ってタックルをがらりと変えました。

 

竿は同じものですが、

リール:アブ8000C J-speed、道糸:PE8号、

ハリス:カーボン12号+ケプラー15号、

針:PE用ブリ・ヒラマサ11号(オーナー社製) 

であります(アブ8000Cは、一般には大型青物を釣るのに用いられるリールです)。

コブダイなら安心してやり取りできそうな仕掛けですが、この仕掛けに魚が

食ってくるでしょうか。

 

果たせるかな、この仕掛けに変えての第2投めに、

コツーンと小気味よいアタリがすぐに来たのです。

合わせを入れると手ごたえがそれほどでもなかったので、

小型のコブダイだろうと思ったのですが、水面に現れたのは何とカレイでした。

取り込んでよく見ると、肉厚の太ったマコガレイで、サイズは35.0cmでした。

ここで驚くべきことは、このヘンテコな仕掛でカレイが釣れたということだけではなく、

そのカレイが完全な敷石の上でヒットしたということです。

ヒラメは岩盤の上にいることがよくあるそうですが、

カレイだっていつも砂の上にいるわけではないのですね。

撒き餌に寄って来たのでしょうか。

 

予想外の獲物に気を良くして、再び足元を攻めます。

カレイがヒットしたその30分後、ついに思惑通りのランカーサイズと思しきコブダイがヒット。

仕掛けがゴツいので、やり取りもクソもありません。

ヤツがどこへ向かって走ろうが全くお構いなしに、まるで巻き網漁船の

ローラーのように力任せにリールをグリグリ巻きます。

道糸を全く出すことなく、当たりがあってからわずか20秒ほどで

あっけなく玉入れ完了したのは、63.0cmの抱卵したメスのコブダイでした。

 

ランキングのレギュレーションにタックルの制限はありませんが、

コレではちょっとやりすぎでしょうか。

いや、私だってこんな強引な釣りではなく、「柔よく剛を制す」釣りのほうが好きです。

こんどからは、「ナイロンの道糸で繊細なカブセ釣りを楽しもう」と、つくづく思ったのでした。

 

 

火曜日のTV放送見ました。

まるささんへのインタビューで、実感のこもった、そして堂々とした受け応えを

されているのを見て、まるささんのカブセ釣りに対する愛着と、お師匠さんへの

強い思い入れをひしひしと感じました。

さらに、言い尽くされた言葉ではありますが、人の命の尊さを改めて考えさせられる

思いがいたしました。

また、釣り番組ではないとはいえ、私のような超初心者には、まるささんが

刺し餌のカキを遠投されるときの様子や、カキの身に針を刺すときの様子が

アップになったシーンは、大変良い勉強になりました。

 

距離的に遠いということと、休日の都合がなかなかつかないのですが、

いつかオフ会に参加させていただきたいと思っております

 

<コメント by まるさ>

細原さん,初めてのお便りありがとうございます。

倉橋島の海越波止は,私も3回くらい行ったことがあります。

いかにもいい雰囲気の波止で,私はずっと外向きで釣ってました。

しかし,ヒットするのはコブダイのみ。

最初に行った日,1.5mのイカダ竿を粉々に壊されたことを思い出します。

あの波止は巨大コブダイがうようよいますよ。

ランキングトップを狙うなら,あそこかな?と思うくらいです。

それに,カレイがまたすごいですね。

35cmと言えば,投げ釣りでもめったに釣れません。

私はかぶせ釣りでは,30cmを越えるカレイを釣ったことはないです。

なかなか足元にはそんなサイズは寄ってこないので。

でも,海越では前にチョイ投げで40cmくらいのカレイが上がったのを

見たことがあります。倉橋島の南端近くですから,魚影が違いますね。

今後の活躍,期待してます。


 

C マサミチさんからのお便り2002/5/1着)

 

オフ会に参加されたみなさん、お疲れさまでした。

シェフのまるささん、SATさんご苦労さまでした。

お二人とも料理が上手なのでびっくりしました。

 

3日間釣り三昧でした。まとめてレポ−トします。

 

26日 今シ−ズン初のタンク 俊一君の前回の釣果をみてここに決定。

ところ、ハゲの活性は高いがちぬはさっぱり。さすがにハゲは難しい。

1匹かけたのみでした。コブのバラシが2回、30位のが1匹。タンクは終わったみたい。

 

27日 この日は食料調達班の任務があり是が非でも釣らねばならぬ。

かなりプレッシャ−のかかる釣りになりそう。

場所は他の人は生名で釣ると思ったので、因島の小用にした。

現地に5時 潮は真右から真左、かなり早い。

普通ここのベスポジはL字のかどなのだが、カキが流され放しになるので、

少しずつ中央よりに移動。しかし1時間たっても同じ位早い。

L字の根本側からなら沖にカキが行くと思い挑戦。

2投目に何かかかった。見たことない魚だ。多分ベラの仲間だろう。失格、即リリ−ス。

中央よりに戻り願いをこめてカキを投入。

(僕は科学ではなく宗教派)このままではまずい。少し焦る。

少し潮がゆるんだ時、真左に落ちてアタリ。

コブ(30前後、即リリ−ス)同じポイントでもう一度アタリ。ラッキ−、コブじゃない。

かなり慎重に巻き上げる。

アイナメ32cm ランキング外だけど今日はそれどころではない。肩の荷が少し下りる。

ボウズだったらどこで魚買おうかマジで考えていた。

左に流されていたカキが真下に落ちた。これはチャンス。

しかしこの後とんでもない事が・・・(ガチンコ風に)

角の潮がきになり置き竿にしたまま、5歩ほど歩いたとき、背後で「カチャン、カチャン」

心臓が止まりそうになる。

振り替えった瞬間彼が見たものは、ピィ− ピィ− ピィ− 

放送法上これ以上お見せできません。

 

以前、あれほど俊一君とマササン馬鹿にしていた僕が、ついに仲間入り。

なかよくしてくださいね。
しかし、こんなことでくじけてはいけない。僕には任務がある。

重要な作戦には多少の犠牲はしかたない。それより時合いが迫っている。

急いで1.8の竿を準備する。

カキが右前方に落ちて行く。着底後、即アタリ。チヌ

その後3回連続即アタリですべてチヌ。わずか10数分の天国モ−ド。

その後右の早い潮になり終了。

まだ9時前なので地元の常連さんと話をしながらだらだら釣る。

コブを2匹、ホゴ1匹追加。

任務完了。隊長に報告するため生名に向かう。

みなさんと、楽しい一時を過ごし2日目終了。

 

28日 コブ52cm

以上疲れた−

 

写真はタンクの時にウマズラ31cm コブ30位?他は俊一君

小用アイナメ32cm、チヌ43cm、40cm他2匹、ホゴ18cm、コブ2匹

(ベラとコブ1匹は即リリ−スしたため写ってません。)

 

<コメント by まるさ>

マサミチさん,お疲れさまでした。タンクはもう終わりですか。

29日に天神波止で一緒になった常連さんからタンクの情報を聞かれたので,

今年はもうピークを過ぎたらしいで,と言っときました。

小用の釣果はなかなかですね。この日は調達班全員そこそこ釣れたけど,生名島は

けっこうムラがあるので,次回オフ会ではマサミチさんにはまた小用へ行ってもらいましょうか?

私もこのシーズンはまだ小用へ行ってないので,一度は行かねばならんと思ってます。


 

B 俊一さんからのお便り2002/4/18着)

 

4月18日  横島タンク波止
データ的中。4月になってタンクに通っていたのは、この日を待っていたのでした。
去年のデータを見れば4月の終わりにマサミチ君と爆釣をしている。
今日は6時に現地に到着。

8時が干潮なのですこし早いと思ったがカブセがダメならカワハギの引っ掛けがあるので時合より早めに到着。
すでに3人の常連さんが釣り座を確保している。

今日はメインがカブセなのでポイントがちがうのであまり関係ない。
私は右先端付近に釣り座を確保した。

海面を見るとけっこう早そうな潮が釣り座からまっすぐ沖に流れている。

今日は中潮だが満干潮の差が2メートルしかないのであまり流れないと思っていたがけっこう流れている。
第1投目の刺餌を足元に落とすと5〜6メートル沖に着低するとすぐにアタリがあるが完全に振り遅れる。

その後8時30分頃まで着低して10分以内にアタリが連発。

8時30分すぎてからは風が出て竿が煽られ餌が外れるパターンが多かった。

アタリが止まったのは10時ごろ

カワハギを釣っているおじさんたちもアタリが止まったらしいがすでに一人20匹近いハギを釣っている人もいた。
私はこの時点でチヌ、コブ、ハゲなど10匹ほど釣っていた。

その後1時まで釣ったがアタリはあまりなかった。

今日は潮より時間帯が釣り果に影響しているのかなと思った。

けっきょく終わってみると13匹も釣れていた。

こんなに釣るのはカブセでは初めてです。

やはりこのホームページのおかげです  ありがとうございます。

● タックル
1.8いかだ竿 レバー付きリール 道糸3号 ハリスグランドマックス2号 針ヤイバチヌ3号

● 今日のデータ
潮は払い出しの正面、左右に流れる比較的穏やかな潮。(足元から5〜6メートル沖まで)

右に早い潮が流れるときはアタリが少ない。

干潮の潮止まりでもアタリ連発(この時足元でコブが連発)。

10時まではチヌ、コブ、フグ、ハギの順にアタリが多かった。

10時以降は単発的にチヌのアタリがある。

去年は5月の連休にも行ったがチヌは釣れなかったので

行くなら今月中が確率は高いと思います。

● 今日の釣果
チヌ     43、39、35、32、32、31、30
コブダイ  48、35、29、24
カワハギ   31、22
全長 431センチ

<コメント by まるさ>

どうですか,皆さん,この釣果!

--- って,私が自慢してもしょうがないんですけど。

しかし,これだけ釣れるのは年に1回あるかないかですよ。

時期的に今(4月下旬)がベストであることは,過去のデータが証明しています。

それにしても,これだけ釣るには当然技術も必要です。さすが俊一さん。

ちなみにこの日のチヌ43cmを加えて,現時点で俊一さんは大物ランキング

獲得ポイントでトップタイに踊り出ました!

釜戸の波止は,ハゲの活性がどのくらいあるかによって状況がだいぶ違ってきます。

水深があるので,中層でハゲにエサを取られまくるようだとチヌ狙いは厳しいです。

時々ハゲが当たるくらいの感じがベストですね。

ここはコブダイの魚影も非常に濃いです。

俊一さんのご指摘のとおり,朝の8時ごろまでの時間帯にはたいてい当たりが出ます。

満ち5〜8分頃にいい潮が流れるので,その頃がチャンス。

満潮からの下げ際も時合いですが,下げ2〜3分以降は当たらなくなります。

詳しい情報は,こちらをどうぞ。

私はこの波止が一番好きなんですが,週末は釣り座が確保しにくいのでめったに行けません。

ああ・・・今シーズン中に一度は行きたい!


 

A 尾道のジュンさんからのお便り2002/4/18着)

 

尾道のジュンです。
 
釣果の報告です。
4月17日から18日にかけて釣りました。

17日、夜勤明け、9時前ぐらいから開始
まず、コブダイの44cmが釣れました。朝9時過ぎごろだったと思います。
この日はこれだけ。
初のコブダイでしたが、ランキングには届きませんでした。
午前中釣るつもりでしたが、雨が強く降ってきて10時半ぐらいに帰りました。

その日の夜にまた行って、9時前から10時過ぎぐらいまで釣って、
チヌが3枚(30cm・33cm・40cm)でした。
これもランキングには影響がありません。

 

明けて18日、朝8時から釣りに行って、11時まで釣りました。
場所は尾道大橋の下辺りです。橋の下には昔から大きなコブダイがいると聞いていきました。
当たりはほとんどなく、暇な時間でしたが、9時半ごろとうとう僕にもコブが来ました。
サイズは59cm、こんなに重いものは初めてでしたが、前回の質問の返事どうりに
ハリスを3号にしていたので切れずに釣る事が出来ました。
ランキングをあげるためにはとりあえずまだ釣っていないコブを狙っていたので
1.8Mのイカダ竿に、道糸2.5号、ハリス3号、メジナ針6号の太い仕掛けでいきました。
その後あたりはなく、風とえさ切れで終了しました。

画像ですが、今デジカメの電池がなくて送れません。
また送ります。あと、コブダイはその理由で普通の写真しかありません。
代わりに、こんなサイズは初めてだったので、魚拓があります。
この程度のサイズのコブダイで魚拓を、なんて笑わないでくださいね。
ほんとに釣り上げるのに苦労して、釣れてうれしかったんで、
それから、魚拓をとるとそれより大きなサイズが釣れなくなると言うジンクス?
があるらしいですけど、そんなもんですか?

しばらく釣りまくっていましたが、勤務と潮がうまく合わないので、しばらく行けないかと思います。
その前に3種類つれてよかったです。 奥さんもそろそろコブではなく、角が生えてきていますので、
おとなしくしないとハリスではなく、縁を切られても困りますので、しばらく充電しようかな。
また記録更新を狙います。皆さんも頑張ってください、ランキングはチェックしてますので。

あー、コブダイって重たい。 70cmなんてどうなってしまうんでしょうか?
大物ランキング上位の方たち、体験談・タックル?(仕掛けのことですか?)教えてください。
それでは、、、

 

 

<コメント by まるさ>

ジュンさん,2日連チャンお疲れ様でした。

しかし,チヌはよく釣れてますね。

やっぱり夜の方がいいんでしょうか。

ジュンさん以外の方からの別の場所でのレポートも期待してます。

コブダイ59cm,おめでとうございます。

尾道水道にもけっこうデカいのがいますね。

さっそくランキングに入れときます。

家族サービスも頑張ってください。

ちなみにうちの奥さんは,私が釣りに行っても角は生えません。

釣った魚を私が調理して食わしてやる限りは・・・トホホ。


 

@ 井原の陽二さんからのお便り2002/4/16着)

 

井原の陽二です。
4月12日 約3週間ぶりの生名島埋立地の波止へヤスと二人で行ってきました。
狙いはチヌ、タックルは1.8Mイカダ竿、ハリス2号、チヌ針4号
かぶせ釣りも慣れてくると、私もこのようなタックルになってきました。
第1投目、31センチのコブダイ
同じくヤスも第1投目、26センチのアイナメ
この第1投目の謎については後でかきます。


幸先よいスタートですが後が続きません。

その後アタリがなくなりました。

しばらくして、かぶせ釣りに詳しい地元のおじさんが見にこられました。

最近、毎日の様に誰かが、かぶせ釣りをここでしているということでした。

おじさんは船からのかぶせ釣り専門らしく、たまに波止でする時は、左の波止、

内側を向いてやるそうです。
「チヌを狙うんなら遠投せにゃあ、チヌが捨石の上まで上がって来ることはあんまりないで」
「あそこに係留してある船の角からやってみい、ちょうど捨石の切れ目にサシエが入ろうが。」
「マキエはできるだけ細かく砕いたほうがええ。濁りがでるからのぉ、ワシはマキエに土を混ぜるんじゃ。」
そういえば以前、左の波止でカキと一緒に土を使った跡を見つけた時、不思議に

思ったことがあります。

しかし土を使うのはイメージ的にどうかと思うのですが・・
その後、二人で17センチのアイナメ、25センチのコブダイ、20センチのカサゴ

散発的にヒットするものの、依然として低調です。

しびれを切らした私は左の岸壁に係留してある四角い作業用の船に上がろうと

したのですが、潮が下がっているので、あきらめました。
しかし、ヤスは気にならないらしく船に上がります。
1時間以上粘ってみたのですが、潮もかなりの所まで下がり、アタリはないらしく

移動しようとしております。

何か叫んでいるので行ってみると船に降りるハシゴの半分から下が腐っており、

荷物を抱えては登れないと言うのです。
私が途中まで降りて荷物を取って、今度はヤスが登れる箇所を調べていました。

そうしているうちに船はどんどん離れていきます。
岸壁から船は2Mほど離れてしまって、ヤスは船に取り残された状態に。

そこで私が無責任にも「ハシゴで登るより、このロープのほうがええで。」と

船をつないである太いロープを指差します。
少しだけ船が岸壁に近寄ったのでヤスは軽い気持ちでロープに飛びつきます。
その直後、ものすごく後悔するヤス!
ロープをつかんで岸壁を駆け上がってくるつもりだったのでしょう。私もそう思ってました。
ロープが太すぎてつかめないのです。ロープにしがみついたまま、ぶらさがった状態に・・

戻ろうと後ろを振り返るヤス。船はどんどん離れていきます。

必死でロープをよじ登ります。滑りやすいのか?

30センチ登っては30センチずり落ちます。

そろそろ体力も限界です。

その時、私が岸壁に打ち込んであるボルトを発見!
「ここに足をかけろ!」
言われるままボルトの位置を確認し、足を掛けて踏ん張ります。
「ズルッ!」
ヤスが背中から海に落ちていくのがスローモーションを見ているようにはっきり見えました。
「だいじょうぶかー?はよーあがれー」
船が岸壁にぶつかる時のクッションとなるタイヤにしがみついて上がろうとしますが、

苦しんでいます。「いけん、上がれんわ〜」
意外にも、その力ない声を聞いて私は青ざめました。
「やばい!これは事故になる!」さっきまでロープにしがみついて筋力を消耗した両腕、

たっぷりと海水を含んだジャンバーとジーパンは想像以上に重い!

巨大な船はゆっくりと岸壁に近寄っている!

このままでは彼が船と岸壁に挟まれて圧死してしまう!
「タイヤから離れろ!」そう叫ぼうとした時、彼は死にもの狂いで上がってきました。

その直後、船は岸壁に接岸します。
体力と運動神経に自信のあるヤスが危なかった・・怖くなりました。
ヤスが言うには「流れの速いところで服着たまま落ちたら絶対泳げん!」

「ブーツでも履いとったら、たぶん助からんじゃろう」
身をもって体験した人の言う事には説得力あります。
海に慣れているはずの釣人が溺死するのはこれでよーくわかった。

特にかぶせ釣りは水深の深い波止際からの釣りなので、皆さんも気をつけてください。

なんでもないことで事故は起こります。
釣果のほうはサッパリでしたが海の怖さを勉強した一日でした。


4月14日、井原のヤスが以前から気になっていたという能登原波止での釣果です。
イカダ竿1.5M、ハリス2号、チヌ針3号。
アイナメ35センチ、31センチ、26センチ、24センチ。

ハゲ25センチ。メバル20センチ。コブダイ25センチ級2尾。
昼の満潮までの4時間の釣果です。
その他に大型のチヌのバラシ1回、コブダイのバラシ4回あったとのこと。
画像が私の手元にないのでお見せできないのが残念です。
意外にも近場でこれだけの釣果!

あまりカキを使う人がいなかったのではないでしょうか?

その話を聞いてさっそく案内してもらう約束をしました。

 

4月15日、能登原波止。
今日はヤスの仕事の関係で午後からの釣りになりました。

あいにくの雨ですが、私がどうしても行きたいということです。
波止の曲がり角に田島の小箱と同じ様なフェンスがあります。
さすがに、これは超えると怒られそうです。
水深は満潮で6Mはありそう、かぶせ釣りには十分です。
満潮からの下げ、タックルは1.8Mイカダ竿、ハリス2号、チヌ針4号
私が仕度している間にヤスの第1投、30センチのアイナメ
「・・・やっぱりな。」
私、かぶせ釣りをはじめて日が浅いのですが、妙に思っていたことがあります。それは・・
「第1投目の謎!」
1投目、もしくは釣り始めた直後にアイナメ、もしくはコブダイのヒットする確率が

非常に高いように思います。これは偶然の確率をはるかに超えています。

かぶせ釣り歴3ヶ月の私でさえ3〜4回経験しておりますからなにか理由があると考えました。

今のところ考えられる理由はふたつ。

@そこにアイナメがいたから1投目で釣れた。もう釣ったから、その後そこでのアタリが

なくなっただけの話。

Aアイナメの側線(音や振動をキャッチする、感覚器官)はクジメの側線が1本であるのに対し

5本もありますから、音や振動にものすごく敏感な魚であると考えられている・・

と本で読んだ事があります。


1投目、まだカキのマキエを作るカナズチをあまり使用していない頃に釣れる。

足元のアイナメには聞こえているはずです。
もしかして波止際で叩くカナズチの音と振動を嫌うのでは?

私としてはAの説を研究してみようと思います。

かぶせ釣りは、ある意味、落とし込み釣りに近い釣りであるとしたら、

落とし込み釣り師が魚に気配を感じ取られない為に帽子を後ろ向きに被り、

足音をさせないように細心の注意を払って波止を歩くのに対し、

カナズチで波止際を叩くのは大胆な行為といえるのでは?
今度、釣行時に波止に他の釣人がいなかった時には気配を殺しながらの、

かぶせ釣りを試してみます。

雨も激しくなり、そろそろ撤収かと思った頃、遠投していた私の竿がおもいっきり曲がりました。
あわせると31センチのチヌ!釣ったというより釣れていたのですが、私にとっては、

かぶせで初めてのチヌ!感動しました。
結局、これを最後に納竿。
ここも近場のポイントのひとつになりそうです。

<コメント by まるさ>

ヤスさん,大変でしたね。

私は,自分が海に落ちたことも,他の人が落ちたところを見たことも

ありません。私だったら体力がなくて死んどったかもしれませんよ。

でも,危なかったことは何度かあります。

皆さんも,くれぐれも気をつけてください。

ところで,このお便りはいろいろと啓発的でした。

波止の震動の件は,かぶせ釣りに関するQ&Aの方に入れておきました。

能登原波止のお二人の釣果については,正直びっくりしました。

私はこの波止へは何十回も通いましたが,次のような印象を持っていました。

・ベストポイントはL字の曲がり角の先(長い方の一番手前)<今は入れない>

・L字の短い方はチヌは多いが,特に満ちは潮が速く釣りづらい。

・足元は敷石があるので,数mの遠投が必要。

・コブダイは多いが,冬場は他の魚は期待薄。

・フェンスができたので,もう釣り場としての価値はない。

--- それが,まさかの釣果。

フェンスの手前で釣るなど,思いもよらないことでした。

ただ釣れるポイントが狭いので,アイナメはちょっと釣ったら数が減りそうですね。

チヌは,これからの時期十分期待できるでしょう。

近々私も行ってみようかと思います。釣り座が空いていれば・・・