2004/10/19 up 

蒲刈オフ会(10月16〜17日)レポート

 

◆ 参加者 (18人) ◆   ※ 東から順にご紹介しています。

神戸のヤスさん・Kusさん <神戸から> (17日午前〜18日)

倉敷のマサさん <倉敷から> (17日早朝〜18日)

倉敷のタクさん <倉敷から> (17日午前〜18日)

コバさん <福山から> (17日午前〜18日)

のりさん <福山から> (17日夜〜18日)

ゴトウさん <福山から> (18日)

俊一さん <福山から> (18日)

まるさ <松永から> (17日早朝〜18日)

M島のMさん・Kさん <福山から> (17日早朝〜18日)

たか坊さん <三原から> (17日朝〜18日)

まさ父さん <三原から> (17日午前〜18日)

タカさん <東広島から> (17日昼〜18日)

ヤギマスクさん <東広島から> (17日夜〜18日)

大物師さん <広島から> (16日夜〜17日夜)

エスパーさん <広島から> (17日夕方〜夜)

細原さん <広島から> (17日夕方〜18日朝)

※ 内容に間違いがあれば,修正しますので連絡してください。

※ 参加者からいただいたレポートなどを,順次後ろに貼り付けていきます。


 

あの衝撃のオフ会から,はや1年。

去年のことがあるし,今回の参加者は皆さん燃えておられたことでしょう。

今回参加を予定しておられた皆さんのうち,ひでさん・SATさん・おのさんは

お仕事の都合などでキャンセル。エスパーさんは竿は出せないということで,

土曜日の夜のみの参加となりました。

 

今回のオフ会は,今までにない展開でした。従来のオフ会では,例外なく

「2日目(日曜日)は釣れない」というジンクスがありました。前夜の宴会で

みんな疲れ切ってしまうせいでしょうか?しかし今回は,それとは全く逆。

土曜日はほぼコブダイオンリーでしたが,2日目の日曜日に本命が連発。

昨年のオフ会には及ばないものの,全員のトータルでは十分満足できる

釣果が出ました。天気にもおおむね恵まれ,充実したオフ会でした。

 

以下,釣り日記を兼ねて,私の目で見たオフ会レポートをお送りします。

 

<10月15日(金)>

 

夕方5時ごろ仕事を切り上げて,保存しておいたカキを回収に。

さらに横島で追加のカキを採ってから,暗くなる頃からエサ掘り。

オフ会のために手つかずで残しておいたとっておきのポイントで

タイムシを狙ってみましたが,干潮位が78cmと今イチだったので

小ぶりのシャコしか採れず。帰りに釣り具店に寄り,生きエビ・

アミレンガ・サシアミを購入。さらにスーパーに寄って食材の買い出し。

購入したものは,豚肉・ニラ・ジャガイモ・ニンジン・油揚げ・シメジ・

水菜・干しシイタケ・乾燥切り昆布・ゴボウ水煮・煮込み用コンニャク・

ショウユ・みりん・調理酒・味噌・水2リットル・昼食用のパンなど。

仕事場へ戻り,物置からオフ会用の料理道具・食器類などを出し,

車へ積み込み。大型クーラー・発砲スチロールの大箱・携帯コンロ・

大ナベ・フライパン・折りたたみテーブル・・・座席はたちまち満杯。

トランクには釣り道具とカキや生きエビ・シャコのブクバケツなど。

ハラミのコブダイの腹のごとくパンパンになったカローラで帰宅。

明日に備えて軽く夕食を取って,10時半に就寝。

考えてみたら,今日は私の誕生日なのでした。

でも今はそれどころではないので,お祝いは帰ってから。

おっと,大事な忘れ物が・・・これこれ。

 

 

大枚700円をはたいて買った,シマシマ・ストラップ!

これで準備は万全なのです。

 

<10月16日(土)>

 

午前3時過ぎに起床。食材・水のポリタンクなどの荷物を積み込み,

コンビニに寄って弁当などを買い,3時半ごろ蒲刈へ向けて出発。

途中国道2号線の工事などで遅れ,現地・向港Aポイントに着いた

のが,午前5時10分ごろ。

 

 

まだ夜は明けてなく,波止には釣り人の姿はなし。

常夜灯のついている桟橋には,イカ狙いらしい人が入っていました。

ぶっこみ釣りの仕掛けを出していたところへ,倉敷のマサさん登場。

「何時に着いたん?」「4時」 --- 4時!倉敷から!

エギングをやったけどイカは釣れんかったそうで。

その後,たか坊さんM島のMさん・Kさんコンビも到着。

各自どこで竿を出すか相談した末,マサさんはA,たか坊さんはC,

M島コンビはDへ。私のぶっこみ釣りの方は,第1投で20cm級の

カサゴが釣れたものの,あとは根掛かりの連発。ここ,満ち潮が

流れ出すとダメですね。夜が明けて間もなくして,荷物を片付けて

予定どおり丸谷港へ移動しました。

 

丸谷港に着いたのは,6時40分ごろ。

港の桟橋前の駐車場に車を止めて台車を転がして波止へ行くと,

波止付け根の空き地が駐車スペースになっていて,2,3台の車が

止まっていました。朝鮮通信使がどうとかというイベントのための,

臨時駐車場になっている様子。波止には数人の釣り人の姿が。

今回初対面の大物師さん大阪の小林さんがおられました。

お二人はこのオフ会の食材調達のために金曜日の夜から竿を

出して,アナゴを10匹以上,タモリ(セトダイ)を10匹ほど,

25cm級のマダイを数尾,そのほかグチキスなど,晩の

オカズには十分な量の美味しそうな魚をゲットしておられました。

大物狙いのお二人としては今イチの釣果かもしれませんが,

食べる分にはこれだけあれば言うことなし。

魚はいったん大物師さんが持ち帰ってオフ会の会場へ持って来て

いただくことになりました。後でわかることですが,これらのお魚が

なければ,この日の食卓は「コブダイ尽くし」になるとこだったのです。

コブダイが悪いわけじゃないけど,やっぱりいろんな魚を食べたいし。

お二人には,本当にありがとうございました。

小林さんはこの後三原のみはらし温泉に寄って,明日はしまなみ

方面へ行かれるそうです。ええですね〜。

 

お二人のほかに丸谷港におられたのは,東広島のT2さんと二人の

お友達。T2さんは最近この波止で35cm級くらいのイシダイ(!)を

水面まで上げてバラしたとのこと。この秋は蒲刈からイシダイの便りが

届いてなかったので,朗報でした。

お二人は曲がり角の近くで竿出ししていたので,私は先端へ。

食材調達のために,生きエビとサビキの竿も持って来てあります。

この日の満潮は,午前11時半ごろ。今までのデータから考えて,

満潮前の11時ごろがベストの時合いか?

 

まず,かぶせ釣りのタックルを準備。

竿は1.8m。道糸は4号。ハリスは3号。ハリは細地チヌ4号。

50cmオーバーのイシダイが掛かったらヤバいかも・・・しかし,

去年マサさんやかるさんはこれくらいのタックルで釣り上げとるし。

釣り開始は7時過ぎごろ。先端外向きの釣り座に座ると,潮は右から

左へビュンビュン。ちょっと釣りになりそうにない感じ。波返しを降りて,

先端から正面の足元へサシエを落とすと,まるで着底せず。どころか,

水深3mくらいのところでエサが取られる・・・犯人は,スズメダイか?

お手上げ状態なので,かぶせ釣りはちょっと休憩。

5.4mのチヌ竿を出し,胴突き仕掛けをセット。底オモリは5号。

生きエビでメバルでも・・・しかし根掛かりやエサ取りの反応のみ。

そうこうするうちに強風が吹いてきて,風にあおられた道糸が竿先に

からみついて穂先がポッキリ。あっちゃ〜!

この竿,何度穂先を折ったことか。そのたび補修して,買ったときより

だいぶ短くなってます。今回は瞬間接着剤を持ってきてないので,

生きエビの釣りは断念。これがケチのつき始め。

続いて,別の竿にサビキ釣りの仕掛けをセット。

底カゴに冷凍アミをつめ,サシアミを2,3匹針につけて竿下に投入。

いきなり当たり。上がってきたのは・・・コッパグレ鈴なり

サイズは7〜8cmくらい。エサ取りの正体はオマエらか〜!

 

結局サビキでは15cm級の小アジが2匹釣れたのみ。

やむなくかぶせ釣りに復帰。潮は相変わらず速いものの,流れたり

緩んだりと変化が速い。サシエがまともに着底するくらいのゆるい

流れになると,魚の反応あり。しかし,エサ取りっぽい。

ハリに乗るのはフグのみの状況の中,突然巨大魚がヒット!

サルカンとハリスの道糸から切られました。正体は○イ。

 

このあと,まさ父さん,続いてコバさん,さらに倉敷のタクさんが。

まさ父さんはこの波止で竿出し。他の2人は別の場所へ。まさ父さんの

釣り座は,曲がり角から先端へ10mほど寄った波返しの段差の先です。

このあとこの波止で4〜5人がカキで釣ったものの,本命の当たりは

なかなか来ず。私の釣り座は潮が速く釣りにならない時間が半分以上で,

たまに当たるのはフグ。途中倉敷のマサさんから電話が入ったけど,

あちらもさっぱりとのこと。追い討ちをかけるように,まさ父さんにも

エ○がヒット。なんか,1か月前の下見の日と同じ状況。曇り空で風も

かなり強く,予想に反してブルブル震えながらのシビアな釣りに。

 

満潮が近づいて,波止先端あたりは水面まで10cmほど。

まあ波は穏やかじゃし,水が上がってきてから荷物を波返しの上に

上げりゃえかろう・・・と油断したのが大間違い。

港へ入ってきた大きな船が波止先端の沖を通った直後に,いきなり

大波が来襲!波返しの下へ置いといた荷物が全部波をかぶって・・・

タッパーに入れといたマキエとサシエは全部散らばって海面へ。

直後,サヨリの群れがわーっと寄って来てパニック状態。

わりと型のいいやつも混じって見える。おまえら,食うな〜!!!

・・・しかし,高潮の怖さをプチ体験しました。

これだけならまだしも,致命的なのはデジカメが濡れたこと。

ナップザックに入れとったけど,ホルダーから染みこんだ海水が

本体に入り込んで,電源が入らんように・・・

(月曜日にカメラ店へ持って行ったら,「修理不能」と言われた)

このデジカメは,去年盗まれた後,同じことがあってはいかんと

思って買った2万円台の安物。それでも,痛かった・・・

メモリの容量が少ないし性能が今イチなので最近買った別の

デジカメ(4万円台)を,予備に持ってきておいたのは正解。

 

まさ父さんは,10時半ごろに向へ移動。

それからまもなく,私の竿になんかヒット!

これは,コブダイではない!しかし,大した型でもなさそう。

サンバソウっぽい気もするけど,それなら30cmあるなしか?

もうちょっとで姿が見えるところまで上げたところで,痛恨のハリ外れ!

結局これが,唯一のチャンスでした。それからまもなくT2さんにヒット!

今度は本命。30cmのイシダイ。釣れたポイントは,皮肉なことに

さっきまさ父さんが釣っていた場所から数mしか離れてないとこ。

まさ父さん,移動せにゃえかったのに・・・

 

やっぱり蒲刈。イシダイは,いました!

ただ,T2さんたちは今回はプライベートのため,食材のイシダイは

今のところ確保できておらず。11時過ぎに丸谷港に見切りをつけ,

誰か本命釣っとらんかな〜・・・と向へ。

ポイントにいた倉敷のマサさんは,リリースサイズのコブダイ1尾。

並んで釣っていたタクさんも,カサゴ1尾。

には,たか坊さん・まさ父さん・タカさんが。

こちらも本命は上がっておらず,獲物はコブダイのみ。

 

たか坊さん                                    タカさん                                     まさ父さん

 

続いてへ。先端では,M島コンビコブダイと熱い戦いの最中。

Mさんが50cm級を2尾ゲットしてスカリに入ってました。

Kさんの方はハリス切れの連続だそうで,ヒットはかなりある様子。

(最終的には2人で6尾キープして会場へ持参されました)

 

M島のKさん                            M島のMさん

 

私は先端近くの外向きでちょっと竿出しして,ギザミ1尾とコブダイ1尾。

ギザミはキープ,コブダイは30cm級だったのでリリース。

満潮の時合いも終わったと判断して,今度はへ行ってみました。

神戸のヤスさんとKusさんがフカセでグレを釣っておられました。

この時点でスカリには型揃いの6尾(最終的に7尾)のグレが。

最長寸は30cmオーバー。さすがグレ釣り師のお二人でした。

 

ヤスさんとKusさん                                ポイントBの全景

 

このあと私は向のAを経て集合場所の大地蔵へ回ると,コバさんが。

大地蔵港の右手の波止でチヌを狙ったとのこと。

スカリには当歳魚ながらチヌ1尾と,良型のギザミ2尾,それにコブダイ。

釣れた魚の数ではかぶせ班の上位です,コバさん。

 

  コバさんの釣果

 

 

3時半ごろから,夕飯の支度をぼちぼち開始。

各自が釣果を持ち寄りますが,残念ながらイシダイはおらず。

ついでに,イカもおらず。

「誰かヒマな人,イカ釣って来て〜」

「そないに簡単に釣れるかいや〜」

「まあ細原さんが釣って来てくれるじゃろ」

とか無責任なことを言いながら,夕飯の支度。

おおむね「自分が釣った魚は自分でさばく」という暗黙のルールの

もと(釣れんでえかったねマサさん−笑−),調理は着々と進行。

毎回キャンプ道具一式を持って来られるSATさんが不参加のため

天気が悪かったらヤバかったけど,幸い雨は降らず。

集合場所近くでKusさんが釣り上げたボラも,唐揚げにしました。

 

グレをさばくヤスさん                        M島のMさん・Kさんの釣ったコブダイ

 

大物師さんの夜釣りの釣果                マダイとタモリ

 

夕方,エスパーさん,それに細原さんが到着。

細原さんは仕事で遅くなったとのことで,期待したイカはほんとちょっと。

私,調理中だったのでイカの姿も見てないし,口にも入りませんでした。

エスパーさんからは午前中に「奥さんが予定より早く産気づいた」という

驚きの連絡が入り,今回は釣りはなし。「無理せずに,そっちを優先して

くださいよ」と言いましたが,奥さんの実家が呉で近いこともあって,

顔だけ出しに来てくれました。

 

周りが暗くなった6時過ぎから,夕食開始。

 

写真撮影はエスパーさんです

 

料理は,こんな感じです。

 

塩焼きやマダイ・グチ               唐揚げはアナゴ・ギザミ・ボラなど

 

 

刺身はマダイ・グレ・タモリ・ギザミ・チヌ・アジの豪華版

 

毎度おなじみのタカさんの手まり寿司。ネタはグレ・コブダイ・イカなど。

 

今回の主役・タモリの煮付けとアナゴの蒲焼き

 

   

 グレのマリネ(ヤスさんから)     コブダイの炊き込みご飯      豚汁 

 

宴会が始まってしばらくしてから,のりさん,続いてヤギマスクさん到着。

ヤギマスクさんからは,なんとマツタケの差し入れが!美味かったです!

さらに竿を持って波止へ行ったエスパーさんたちがタチウオをゲット。

これも刺身でいただきました。

 

マツタケは大きい写真でお送りします            タチウオの刺身

 

※ 毎回好評のタクさんのうどん,今回も美味しかったです。

    写真撮り忘れてすいません。あと,酒・ビールを持参して

    いただいた皆さん,ありがとうございました。

 

今回はみんな酒は控えめで,話に熱が入りました。

毎度のことながら,細原さんのレクチャーに聞き入る一同。

イシダイ狙いの秘密兵器,今度私も試してみます。

ケプラーノットで補強したチモトのサンプルを全員に配っていただいて

ありがとうございまいた。私,あれ紛失してしまいましたよ!

仕方ないので,記憶をたどって今度自分で作ります。

のりさんの話も面白かったです。詳しいことは誰か書いてください。

ホームセンターで「ドンゴロスください」には爆笑でした。

波止の常夜灯が消えていたせいで夜釣りの客もほとんど来ず,

ゆっくり話ができて楽しかったです。寝たのは,午前1時ごろ。

 

<10月17日(日)>

 

6時半ごろからみんなポツポツ起き出して,7時ごろ各自朝食。

私がたまたま車を止めていたすぐ目の前がゴミの山になっていたので,

ゴミ拾いをしました。誰かが石で囲いのようなものを作っていて,その中に

たくさんのゴミが捨てられています。車に積めそうにないほどの量ならちょっと

考えましたが,カキがなくなる分スペースが空くのでどうにか入りそう。

空き缶・燃えるゴミ・プラスチックゴミの3種類に分けて回収したところ,

45リットルのゴミ袋にそれぞれ1杯・1杯・2杯強集まりました。

ペットボトルが一番多かったです。軽トラで来ていたM島のお二人が,

ほとんどゴミを積んでいただきました。ありがとうございます。

石作りの簡易ゴミ捨て場は一応破壊しておきましたが,定期的に誰かが

見回った方がいいでしょうね。でも,一時に比べるとここのゴミは減りました。

 

朝はいつもこんな感じ

 

8時過ぎごろから,各自釣り場へ移動。私はまず,向のDポイントへ。

予想したとおり,俊一さんとゴトウさんが並んで竿を出しておられました。

ここへマサさん・タクさんらも来てしばらく話した後,私は丸谷港へ移動。

 

 

この時点ではのんびりムード                        俊一さんの釣り座の前の潮流

 

きのう唯一のイシダイが釣れたので大勢丸谷港へ来るかと思いましたが,

ちょうどこの日は丸谷港全体がイベントの駐車場になっていて,駐車が

できんのじゃないか?と予想していました。波止付け根の係員の人に

「この波止で釣りをしてもええですか?」と尋ねると,よそへ車を止めて

来るならOK,とのこと。丸谷港には広い空き地があるけど,全部臨時

駐車場になっていて,誘導の人がうようよ(失礼)。こんな中に駐車して,

釣り具を降ろしとるのを見られたらバツが悪いし・・・で,大地蔵トンネルの

向こう側の路肩に駐車。台車を引いて波止へ行くと,先端に細原さんが。

細原さんは朝早くに入ったので,大胆にも波止付け根に駐車したそうで。

「帰りが困るけど」と言っておられました(笑)。

 

風が強いせいもあってか,細原さんは先端正面の低いところに座って

竿を出しておられましたが,そこは前日私がエサ取りの嵐にギブアップ

したポイント。やはり細原さんも,エサ取りに苦しんでおられる様子。

私はきのうバラした怪しいやつにリベンジしたいので,先端から数m

手前の波返しの上で釣りました。これ以上先端寄りは潮が速いので。

タックルはきのうと同じ。釣り開始は9時過ぎごろ。

この日は風が強かったものの,釣りにならんほどでもない。

第1投から魚の反応があり,きのうとはちょっと違う雰囲気。

潮もきのうほど速くなく,緩んで釣りができる時間帯が時々来る。

それでも流れるときはどうしようもなく,休んで釣っての繰り返し。

 

細原さん

 

9時半ごろ,携帯に連絡が。俊一さんです。

イシダイの45cmが上がった」とのビッグな情報。

この時間帯で釣れるということは,今日は魚の活性が高そう。

こちらも気合を入れて,サシエを投入。細原さんは,しばらくして

曲がり角付近へ移動。きのうはフグのシブい当たりしかなかった

のが,今日は別の魚らしい反応もあるので期待大。

30cm弱のコブダイをリリース,40cmのコブダイをスカリにキープ。

中層でのエサ取りの反応が激しくなってサシエが底までもたなくなった

ため,2号の底オモリをつけてサシエを速く沈める手段にチェンジ。

それからしばらくして,サシエが着底した瞬間に,「コツコツッ」という

コブダイとは違う当たり。合わせると,これもコブダイとは違う引き。

これは,本命か?--- 上がってきました,イシダイ

細原さんにタモ入れしていただき,無事取り込み完了。

ハリはカンヌキに掛かってました。サイズは32cm

蒲刈としては小ぶりのサイズ。でも,1尾釣れたらもう大満足。

 

魚のサイズに合わせて写真も小さめ

 

今日は「1尾釣れたら納竿しよう」と決めて来ていたので,すぐに竿を

たたむことに。貴重なイシダイを1人で何枚も釣ったら他の人に悪いし。

時刻は10時ごろ。氷がないので生かして持ち帰るしかないかと思った

ところ,細原さんから氷を分けていただきました。ありがとうございます。

 

道具を片付けて台車を引いて車へ戻ったら,ちょうどM島のお二人が

後ろに車を止めているところ。入れ替わりで丸谷港波止へ行かれる

お二人と別れて,私はまた向へ。まっすぐ帰ってレポート書こうかとも

思ったけど,去年自分が帰った後で54cmが上がったし,今年はリアル

タイムで写真を取りたかったので,向のどこかで満潮まで竿を出すことに。

 

 

Aは今日は家族連れで一杯            D先端のマサさん・ゴトウさん・俊一さん

  

向のDには,俊一さん・ゴトウさん・倉敷のマサさんが。俊一さんに

写真を撮らせてもらい,隣のへ。ここでもドラマがありました。

DとCはすぐ目の前で,「さっきタクさんが大物をバラした」という情報を

聞いて先端へ。途中にはたか坊さん・まさ父さん・コバさんがおられ

ましたが,イシダイは上がっていません。

 

コバさん

 

先端にはタクさん・ヤギマスクさん・のりさんの3人。

ちょうど私が先端に近づいたとき,タクさんに何か大きい魚がヒット!

根に潜られたので,「あ,こりゃコブダイですね」と私は言いましたが・・・

 

格闘中のタクさん

 

しばらくして根から出てきた相手を浮かせてみると,なんとイシダイ

それもデカい!さっき見た俊一さんの45cmと同じくらいのサイズ。

タモ入れして検寸すると,44cm!お見事!

 

 

このときの時刻が11時前ごろ。ベストの時合いと思われます。

タクさんも,この1尾で満足してすぐに納竿。

先端にのりさんとヤギマスクさんが並んで竿を出します。

 

のりさんとヤギマスクさん

 

ちょうど満潮の潮止まりで,サシエは真下へ落ちています。

しばらくして,ヤギマスクさんにものすごい魚がヒット!

 

ヤギマスクさんのゴツい竿が,海へ引きずりこまれそうに!

 

今年度コブダイ・ランキングトップのヤギマスクさんの,コブダイ仕様の

ゴツい竿が海中に引き込まれそうになり,かなりの時間やり取りが

続きました。すぐ近くで見ていても,コブダイの引きとは違う様子。

半分以上浮かせたと思いますが,無念のラインブレイク!

4号のハリスをブチ切られたそうです。私の目から見て,あれは

60cm級のイシダイではなかったかと思いました。

この劇的なやり取りの後,私は先端近くの外向きで竿を出したものの,

満潮までは潮が速く釣りにならず。潮止まりから干潮にかけてはいい

感じの潮が流れたけど魚の反応はなし。1時前に納竿しました。

この間,向かいのDでは俊一さんが2枚目のシマシマをゲット。

26cmと小ぶりでしたが,お店でお造りに出せそう。

 

 

このあとぐるっと回って写真を撮り,帰路に着きました。

帰宅したのが3時半ごろ。土産のイシダイを刺身にして,食器と釣り道具を

洗い,風呂に入り,仕事場のパソコンで写真の整理をしていたところへ,

ヤギマスクさんから電話が。「これから帰るとこです」って,もう5時半ですよ!

まあ,あのバラシを見てますから,気持ちはわかります。

そして,執念の1枚(39cm)を3時ごろゲットしたそうです。

ヤギマスクさん,あんたはえらい!

 

というわけで,この2日間で釣れたイシダイ(サンバソウ)をまとめておきます。

日付 釣り人 サイズ 場所
10/16 東広島のT2さん 30cm 丸谷港波止・曲がり角付近 満潮前
10/17 俊一さん 45cm 向港・Dポイント先端 満ち5分
10/17 俊一さん 26cm 向港・Dポイント先端 満潮ごろ
10/17 まるさ 32cm 丸谷港・先端付近 満ち7分
10/17 倉敷のタクさん 44cm 向港・Cポイント先端 満潮前
10/17 ヤギマスクさん 39cm 向港・Cポイント先端 下げ5分

 

 

やはり,45cmと44cmが光ります。間近で見ても,肉の厚みが違います。

俊一さん・タクさん,おめでとうございました!

ついでに,今回のデータをもとに「イシダイの釣り方」のコーナーを更新しました。

 

追記: オフ会2日目の10月17日の未明,エスパーさんに男のお子さん誕生!

         おめでとうございます!

 今回のオフ会での私の釣果(かぶせ釣り)

  ・イシダイ(32cm) 1尾

  ・コブダイ(40cm) 1尾

    ※ ほかにリリースサイズのコブダイ2・ギザミ1。

 


 

 

 ◆M島のKさんさんからのレポート◆ 

 

〜M島軍団ドタバタ釣行 in 蒲刈オフ会〜

16日

初めてのオフ会参加、すごい!?人たちの集まり『とって食われないかな?』と

ドキドキと『今日はやったるでー!!』と気合はいりまくりの早朝3時半。

『荷物いっぱい積めるし、荷台でマット敷いたら寝れるから軽トラでいきますよー』

とM島のMさんが我が家に到着。軽トラの荷台がすでに山盛り。えっ!?どこに

荷物積むの?はい!ここにも気合いっぱいの人発見です。M島の半田さんは

残念ながらお仕事で欠席。M島軍団2人で出発です。道中わたしの頭の中では

ずっと『初めてのおつかい』のテーマが流れていたのでした。

はじめての釣り場なのでどこに入ろうかかなり悩み、当日誰かに話聞いてから

決めましょうとMさんと話をしてました。5時すぎ向港のAの波止へ到着。

そこでまるささん、倉敷のマサさん、たか坊さんと会う。思ったとおりみんなはやい!

挨拶のあと情報をいただく。(ありがとうございました。)そんで向港のDの波止

はいることに決定。

Dへ到着。先端に釣り座を設ける。タックルはニッシン月光波1.8並継ぎ(今は

無きブラックチヌの代わりに登場したやつ)、LB付スピニングにPE2号、ハリス

3号、鈎は伊勢尼の9号。Mさんは『アオリイカやったる!』とのこと。あちこちで

シャクリを入れている。潮はぶち早く、釣りにならない。悪戦苦闘していると、何か

予感を感じたのか『なんかウズウズする』とMさんがわたしの左手でかぶせを開始。

Mさんのタックルは改造船竿(穂先自作&バイキング遠投用リールシート

(これも自作)付※)、バイキング筏44道糸3.5号、ハリス3号、チヌ鈎5号

開始早々ヒット!バラしたもののその15分後またヒット!今度は完璧に取り込み

ゲットしたのは46cmのコブダイ。M島の半田さんに『殺し屋M』と言わせた魚に

対するその嗅覚、さすがです。その後しばらくあたりが無く、相変わらず潮は早い。

時々緩む程度。8時半過ぎ、その潮の緩む一瞬をついてよさげなポイントへカキを

沈めるMさんの竿にまたもやヒット。コブ55cmをあげる。これで夜の食材は確保

できた。この時点であたしの竿にはあたりなし。

10時ごろやっと潮が緩み、投入したカキが沖へでるようになった。

そこでやっとあたしの竿にもあたりが!合わせる。重い。えっ、根がかり?

竿をあおった瞬間、パキーーーン!!!はい。折れました。

前回因島家老渡へ行き、そこで折られたので新調したばかりの竿です。

本日初ヒット、その竿でも初ヒットだったのですが・・・。

月光波2.1mに変えて挑戦。ここから伝説が始まる。ヒット連発。

はい。弱虫君です。耳に残るあの音が忘れられない。

強引にいけずようー根きれません。

ハリスも4号に変更。5回目のヒット。ここまで来ると開き直れる。

やっと根を切ることに成功。浮いてきた。

よしっ!とれるぞ!!と確信した瞬間!ブルッとハリはずれ!

なんでこんなとこで?

かえってきたハリを見てみると針先がひん曲がっている。

えっ!まさかイシダイ!?姿が見えなかったのでなんともいえない。

バタバタしてる間にMさんはもう一匹コブを追加。

そうこうしていると、まるささん登場。

ここはM島軍団のええとこ見せねばと張り切る。

早速おいらにあたり。のるが、もう当然のようにバラシ。

えーーーと何回目?7回目。涙がとまりません。

そして8回目のヒット。こいつは重かった。

が、うまいこと根をきれた。強烈な突込みにも耐えた。

いける!!!心の中ではガッツ伝説なみにガッツポーズ。

気抜いたとたん、肘にあててた竿尻が外れる。

手首がよからぬ方向へ曲がる。

あっ、痛い痛いーーいいー、耐え切れず放出される糸。

去っていくコブ。涙も枯れました。

伝説誕生!蒲刈向港の波止で8連続バラシ切り、、、残念!!

『因島消防前でも4連続バラシのあとに65cmじゃけー、

次はドラマがまっとるよ』とMさんに慰められる。

『倍じゃけー80cmぐらいないと割に合わん』と話していると9回目あり。

ちょいと沖でかけたのであがってくるのに時間がかかったが、

やっとあがってきましたコブ40cm!!

『とったどー!コブダイとったどー!』

黄金伝説の濱口まさるのように全身で喜びを示してしまった。

ドタバタ劇の合間、まるささんはコブ1匹と良型のギザミを釣られていた。

さすがです。

昼過ぎ、まるささんと入れ替わりでマサさんが様子見で登場。

『イシダイは釣れてないですけどコブダイならようあたります』と話をすると、

マサさんの『コブダイでもええから釣っとるとこ見せてやー』の一言。

期待に沿うべく燃えるM島軍団。

やっちゃりました52cm(Mさん)・51cm(K)のコブ2匹。

そこからマサさんさらに一言『もうコブはええけーイカ釣って!』

はい!もうそこまでは無理です。

2時半ちかくになり、料理もせんといかんので納竿しました。

Mさんコブ4匹、おいら2匹の計6匹集合場所へお持ち帰りです。

そこからは楽しい大人の時間。めくるめく官能の世界・・・・!?(笑)

夜が更けていく・・・。

 

17日

楽しい一夜があける。風がぶち強い。今日はどうする?

皆さんがどう入られるか聞く。悩む。また前日と同じ場所でかぶせをするか、

または別の波止に行くか、それともイカ狙いか?

悩んだ挙句、朝はエギング、軽トラで島中を『ラン&ガン』。

昼潮の緩む満潮前後に1〜2時間程度かぶせをやって帰るという計画を立てる。

はじめは橋の下でエギを投げる。シャクル。釣れない。ますます風が強くなる。

次回のため下見を兼ねたドライブへ変更。島をぐるりとまわる。

大体様子がつかめたところで、皆さんの様子見。風がぶち強いし潮も早い。

釣りにならなかったんじゃろうなと思いつつ、昨日と同じ場所向港のDの波止へ。

先端に俊一さんとゴトウさん、マサさんが。

そこではなんと俊一さんが45cmのイシダイをゲットされてたではないか!!

マジですか?昨日はコブばっかじゃったのに。バラしたなかにもイシダイいたかも?

今日イシダイの日?くやしいやらうらやましいやら。

でも意外にその場で冷静なMさん。

『またほかの場所もみてきます』と別れ、車に乗り込む。

とたんにMさんの顔つきが変わる。ヒットマンの目です。

『やっちゃりましょう!』ええ言葉です。ほれました。

そこで丸谷港へ。途中まるささんと入れ替わりになり,1枚イシダイ釣られた

話を聞いてますます燃える。現着すると細原さんが竿出されております。

いろいろアドバイスをいただく(ありがとうございました。)!

これで鬼に金棒、絶対やっちゃる!下げ潮になるまでやりました。

しかし、釣れたのはベラフグ各1匹。

Mさんは大きなステルス戦闘機(エイ)をかけてたのみ。これで終了。

いやー、ほんま楽しい2日間でした。

近いうちこの蒲刈でイシダイをと心に誓うM島のM&Kでした。

M島軍団は相変わらずこんな釣りです(というかKのみ)。

みなさん暖かい目で見守ってください。これからもよろしくお願いします。

※バイキング遠投用リールシート KABUSE44で近いうち公開予定!?Mさん?


 

 

 ◆ヤギマスクさんからのレポート◆ 

 

10月17日ヤギマスクオフ会レポート! 

今回のオフ会は まるささん をはじめ たくさんの方とお話しや釣りができて 

大変楽しく有意義なものになりました皆さんありがとうございました。 

 

今日のタックルは 
ロッド  
黒鯛工房 ヘチ竿 竹本調攻め 2.15m 
リール  
スピニングリール ダイワ ハリアー 
道糸 
PE2号   ハリス フロロ4号です。 
針  
ヒラマサ 11号 12号 

朝、向Cポイント先端で釣座を構えます 

右にタクさん、 左内側にのりさん、 後ろの曲がり角にコバさん、たか坊さんがおられます。 

まず始めにタクさんが良型のアイナメをあげられます。 

その後Dポイントの俊一さんがなにやら大きいのを掛けられた模様、 

浮いて来たのはデカイ 石鯛45センチ! それを見て皆、石鯛モード 

そしてのりさんにアタリあり強烈な引きにファイトされましたがチモト切れ 残念です。 

その後タクさんにヒット強い引きに浮上して来たのはコブダイ、50センチ以上はあったと思います 

しかし即リリース、タクさんの眼中には石鯛しかありません(笑) 

私にも2回ヒットしましたが 1回目は針ハズレ! 

2回目は、つい置き竿 をして後ろを向いた瞬間に訪れました タクさんが叫ばれました! 

もの凄い勢いで竿が曲がったそうです気づいた時にはPEラインが切れていました。 

しかし竿とリールが海に引き込まれないで助かりました(冷汗) 

そして まるささんが丸谷港で石鯛をゲットされ向Cポイントに来られました。 

そのとき再びタクさんにヒット先ほどのコブダイと同じような感じだったので 

誰もがコブをイメージしていましたが、上がってきたのはデカイ石鯛 

「ワァー」と言う歓声の中、のりさんが素早くタモを入れ石鯛44センチをゲットされました! 

タクさんお疲れ様でした。 

その後私の竿にもヒット、かなり大きい感じ 最初下に突っ込み、それから前に走り、横内側に走る 

竿先が何度も海に浸かりながらファイトしましたが、あえなくハリス切れ姿だけでも見たかったです。 

それからタクさん、まるささん、コバさん、のりさんの順番で帰られ 

コバさんと のりさんには牡蠣を頂きました 本当にありがとうございました。 

波止場には私一人になりました 昼からは下げ潮になり先端での釣りは難しくなりました。 

牡蠣を投入しても全部左の波返しに流れていきます 

そしてその流れは夕方の上げ潮になるまで変わりません。 

内側も流れますが内側に落とすしかありません 

アタリのないまま14:00が過ぎたので仕事の電話を掛けに車に戻ります。 

15:00前、再び釣り開始牡蠣を何度も投入します 

そして15:30位だったと思います 少し潮が緩んできたかな、と思った時、ヒット! 

グングン引きます 長い沈黙の後のヒットですこれを逃したらほぼボウズ間違えなし(汗) 

このチャンスをと思い慎重にやり取りをします そして浮いてきたのは シマシマか? コブか? 

でたぁピンク色!まさか真鯛じゃないだろうな(笑)とよく見ましたがどう見てもコブ! 

そしてこのコブ最後のやりとりがしぶとかった水面下30センチ位の所でまったく動かなくなり、 

竿が弓なりになり風が吹くと「キュイ−ン」と音がして今にも切れそうです 

どうしても動かないのでラインを少し緩めました。 

するとコブがバランスを崩しました すかさず巻き上げゲットコブダイ ジャスト50センチでした。 

コブダイはストリンガーに掛け再び牡蠣投入! しばらくしても牡蠣が着底しないので 

おかしいなと思いシャクッて巻き上げます。2投目もまた軽くなり着底しません 

これは餌取りだ、まさかと思い着底前にアワセを取れるようにスタイルを変えます 

すると着底前 約50センチの所でアタリあり「クックッ」すかさずアワセを入れると 

元気よく引いてきました!もう一度アワセを入れ巻き上げます慎重にやりとりをして 

浮上してきたその姿はまさにシマシマ!やっと来たー! 

タモ入れはこの辺の常連さんに入れて頂きゲット完了、常連さんが手の幅ではかり 

「40センチ位じゃー」と言われました スケールをあてると シマシマ39センチ! 

もうこれで帰れると思いましたがせっかく頂いた牡蠣がまだありましたので 

シマシマは コブダイ用 特大ストリンガー に掛け再び牡蠣投入17:00過ぎまで頑張りました 

その間1回 先程と同じアタリと引きがありましたが針ハズレでした。 

まるささんに釣果を報告しコブダイはリリースして波止場を水で流し終了いたしました。 

オフ会でいろいろお世話になった皆様、いい思い出になりました本当にありがとうございました。 



 

 

 ◆T2さんからのレポート◆ 

 

16日朝4時に東広島を出発。この日は友人2人を含めた3人での釣行です。

5時に丸谷港到着。辺りは真っ暗です。よく見ると波止の曲がり角に釣り人がいます。

小林さんでした。アナゴとキスを釣りあげていました。

ゆっくりと準備をし、明るくなってきた6時半頃釣り開始。

ブラックチヌ1.6m、トルネードVハード3号にチヌバリ4号です。

波止の曲がり角付近に釣座を構えます。まともな当たりなし。

 

7時半くらいにまるささんが来て、波止先端に入られました。

8時頃までに波止の曲がり角から先端よりで釣っていた友人がマダコ、カワハギ、

小さなマダイを釣り上げていました。

8時過ぎに、釣座を波止の根元へ移動。

ちょうどこのころ、まさ父さん登場。波止の曲がり角と先端の中程に入られました。

予想以上の寒さに鼻水を垂らしながら生体反応を待っていると、ちょくちょく当たり

が出始めました。間もなくコブダイの当たり。支柱にもぐられ、根ズレ。

あまりの寒さにじっとしていられず、またも釣座を移動。重たい牡蠣をもって移動

すると少し温まる・・・ような気がします。

曲がり角に戻って、しばらくして35cmのコブダイをゲット。

満潮前にまさ父さんが向港に行かれたので、曲がり角から先端側へ少し釣座を移動。

潮はゆっくりと流れていて、釣りにくいほどではありません。撒き餌を多めにして、

しばらく待っているとアタリ。合わせると、一瞬ハリがかりしたような手応え。

しかし、バラシ。同じ様なハリ外れのバラシが2回続き、3回目にようやくまともに

ヒットした模様。上がってきたのは30cmのサンバソウ

はじめて見るシマシマ模様に興奮してしまいました。

その後、3時前に向港のCの波止に入りましたが、生体反応なし。

4時半に納竿にしました。

今回はオフ会夜の部には参加できませんでしたが、次回は是非参加したいと思います。


 

 ◆俊一さんからのレポート◆ 

 

蒲刈オフ会。前回のオフ会同様、日曜日だけの参加です。

今回は、ゴトウさんのウンコ色CARに二人で車に乗合わして蒲刈に出発。

向Dの港に着いたのが、5時30分ぐらい。かなり強い風が吹いてるな。

とりあえずゴトウさんとエギングをすることに・・・。

「惨敗」一時間ぐらいして当たりが一回。エギに墨がついただけだった。

辺りもすっかり明るくなったので、カブセに変更。

ゴトウさんと肩を並べて釣り開始。僕はいつ以来のカブセかな?

随分前なので覚えてない。

今日のタックル
竿      SATさん手作りのソリットイカダ大物用
リール 安物のレバー付きリール2000番
道糸   サスペンド磯3号
ハリス グランドマックス2.5号
針     グレ7号、ヒラメネムリ

ちょうど満ちの潮がいい感じに流れ、沖目にカキを遠投。

何度か繰り返していると、コブらしき当たりが出たがすぐに切られた。

それから何度か繰り返すが、道糸が風と潮で手前に流されて

根掛かりがひどい。2度ほど針を取替える。

少し沖目にカキが着低。風で当たりがわかりにくいが、さすがSATさんが

作ってくれた竿。波や風で竿先があおられても柔らかめに作ってもらった

おかげで、刺餌が取れることがなく当たりが出るのがわかる。

はっきり竿先が沈み込むような当たり。

大きく合わすとずっしり手ごたえがある。

チヌみたいなビクビクした引きではない。

コブダイのような引きだ。強引に底だけは切ってやり取りする。

やっと浮いてきた魚体はシマシマ。

「お、お、石鯛だ」ゴトウさんが落としだもを・・・石鯛の上に投入。

風でロープも道糸に絡んでる。

「ゴ、ゴトウさん落ち着いてください」

結局隣にいたマサさんにタモ入れをしてもらった。

けっこう冷や汗もんでした。

原寸してみると45センチ。最長記録。

その後、満潮まで当たりが遠のいた。

満潮前にボツボツ当たりが出てきたが、針はずれや、ちもとから切られる。

その後26センチの石鯛と子コブを追加。

今日は、久しぶりに色々な人に会えて話ができたし、カブセでもよい釣果が

出てサイコーの日でした。みなさんおつかれさまでした。

 


 

 ◆倉敷のタクさんからのレポート◆ 

 

10月16日から10月17日に掛けて、秋のオフ会を蒲刈島ですると

まるささんからの情報で、なんとしても行きたいと考えていました。

しかし、このところ仕事が忙しく、もしかしたら出張で行けなくなる

かもしれないと思い、一週間前まで待って大丈夫だと参加の返事を

した矢先に、直前の金曜日まで出張が入り、果たして行けるのかと

疑心暗鬼に陥っていました。

金曜日の夕方になんとか帰宅する事が出来、帰宅後直ぐにオフ会の

準備に取り掛かりました。

掲示板を見るとまさ父さんからのリクエストで「うどん」があったので、

性懲りもなく用意しました。

16日(土)は午前4時半に起床し、カキを取ってから蒲刈島に向かい

ました。いつもの如く、高速を使わずにひたすら国道を走り、丸谷港へ

9時頃到着しました。

まるささん他に挨拶をして釣況を聞くと、芳しくない様子。

ただ、食材は昨夜から入っておられた大阪の小林さんと大物師さんが

アナゴやタモリ他をかなりキープされており問題ないとの事。

本命のイシダイ情報も仕入れて向港へ向かいました。

向港ではマサさんが早朝から竿出しされているが、ほとんど魚信がないと。

横にならんで、昼まで竿出しするもカサゴのみのほぼボーズ。

昼からは島内の波止巡りをしましたが、かぶせ釣りには大浦港の先端が

良いように見えました。(カキもびっしり付いていました)

午後3時には、オフ会場の大地蔵港へ行き、少しだけ竿出ししましたが、

ショウサイフグと赤ちゃんコブのみ。

4時過ぎからは夕食の準備が始まったのですが、今回はほとんど手伝い

しませんでした。(ゴメンナサイ)

6時過ぎからの夕食は豪華&楽しいの一言でした。

競争率の激しかったアオリイカのてまりすしやアナゴの蒲焼、初めて

口にしたタモリの煮付け、けんちん汁やまつたけと数え上げたらきりが

ないほどの超豪華版でした。

食べている間のトークもほんと楽しいものでした。M島のMさんのリール

シートの改造は、結構自作が好きな私にとって興味深く、目を見張りました。

また、細原さんの釣り道具に対しての、メーカーにも負けない豊富な知識を

聞いてほんと勉強になりました。さらには対イシダイ用の秘密兵器まで頂いて、

これで明日釣ってやるぞと密かに思っていましたが、まさか現実になるとは

夢にも思っていませんでした。

17日(日)は午前6時半に起床しました。風が非常に強く、釣りになるのかと

心配しましたが、昨夜のタカさんの情報から、向港Cポイント先端が空いて

いれば入ろうと、Dポイント先端で竿出ししているはずであろう俊一さんと

ゴトウさんの様子を見にいきました。

二人とも釣果はまだのようですが、風は時折強風が吹くものの釣りにならない

事はないと考え、Cポイント先端が空いていたので、直ぐに道具を運びました。

竿出ししたのは8時頃。今日のタックルはイシダイ狙いの竿はシマノ青波巧

2.1m、リールはレバーブレーキ&ドラグ付き、道糸3号、ハリス3号、

針はチヌ・グレ5号の太仕掛けです。それと、細原さんから頂いた秘密兵器を

針上10cmぐらいの所にセット。

開始早々、アイナメの25cm級が釣れスカリにキープ、これはいいぞと

打ち返すものの流れが速く、マサさんから聞いていた思うポイントへ入らない。

そのうち、D先端で俊一さんが大型のイシダイを上げたのを目撃し、隣で

竿出ししていたヤギマスクさんとともに気合を入れ直し、直後に大型の魚が

掛かった。しばらくやり取りしたが痛恨のちもと切れでアウト。

更に、打ち返していると10時50分にまた大型の魚がヒット。今度こそはと

必死になってやり取りし、浮かせたのはコブダイ。検寸すると55cmジャスト、

検寸後即リリースしました。

そして運命の11時。先ほどのコブダイを釣った時と同様に流れに任せて

5mほど流し、テンションを掛けて強引に着底を試みた瞬間に魚信。

即合わせを入れると乗った。

先ほどのコブダイと同様、中層まではすんなり上がってくる。

「なんだ、またコブダイだ」と思っていた矢先、もの凄い引きに見舞われた。

何度も底へ潜ろうとするのを、ブレーキングしながら耐え、もう少しの所で

波止途中にへばりつかれて根に入られた状態になってしまった。

「ダメか」と思っていると、まるささんからラインを張ったまま待っていると

出て来るとアドバイスを受け、待っていると直ぐに出て来た。

「ラッキー」と直ぐにラインを巻く。

そして、水面に魚体が見えた瞬間、驚いた。

夢に見たシマシマ模様だったからである。しかも、デカイ!

のりさんが一発で玉網に入れてくれて無事取り込み完了。

(細原さん&のりさんに感謝)

波止の上でガッツポーズやら飛び跳ねるやら大騒ぎをしてしまった。

まるささんに早速検寸して頂いた。

44cmジャストの「イシダイ」と呼べるサイズにもう大感激。

まるささんが向けられるカメラに満面の笑みで収まってしまった。

この1枚に満足して早々に納竿した。

念願が叶い、ほんとうに幸せな一日でした。

 

このHPに登場する皆さんのご紹介