最終更新日: 2001/01/28

飼育記録 (2000/7/1)

 

うちの水槽に入っているおさかな類は,現在のところ次のとおり。(それぞれの魚の写真はこちらから)  

・チャガラ4匹(5〜6cm級)                  ・ヒイラギ4匹(4〜5cm級)

・アミメハギ2匹(3〜4cm級)               ・ナベカ1匹(6cm級)

・ヨウジウオ1匹(15cm級)                  ・海エビ3匹(3〜5cm級)

・サンショウウニ2匹(直径3cm級)       ・アナジャコ数匹(3〜8cm級)

ヒイラギ・ナベカ・ヨウジウオ・ウニ・海エビは,昨年の秋ごろ入居。アナジャコは先日潮干狩りで見つけたのをそのまま入れておいたもの。チャガラとアミメハギは先週の日曜日に娘を連れて向島の干汐波止へ採取に行って捕獲した。水槽の掃除もしたばかりなので,今はどの魚も気持ちよさそうに泳いでいる。

最近は飼育向きの魚がだいたいわかってきたのであまり失敗はないが,最初の頃はいろいろ失敗もした。特にカサゴ・メバル・ソイなどの根魚類。昼間にモエビを使って5cm以下の幼魚を釣り上げて,水槽で飼育してみた。大きくなったらリリースするつもりだったが…。そんな幼魚でさえ,自分と同じくらいの体長のヒイラギやハゼを食っちまうのである。当然エビなんかはひとたまりもない。今水槽に入れている魚はエビを食べないので,ちゃんと共存している。

ただ,アナジャコやボケ(スナモグリ)を水槽で飼うのはけっこう難しいことがわかった。まず,水質が悪いとすぐ死んでしまう。他の魚につつかれてストレスが溜まったり,海から持ち帰る途中で弱ってしまうせいもある。今回は水が新鮮なのでほとんど生き残ったが,今までは水槽に入れても一日以内に死んでしまう率の方が高かった。特にボケは,釣りエサで使って残ったのを何度も水槽に入れてみたが,生きながらえたのは1匹もいない。海水の水槽の場合,底砂が粒の粗いサンゴ砂なので,ハサミを使って砂を掘ることができないようだ。そこで,採取場所の砂泥を容器に入れて水槽の隅に埋め込み,10cm四方くらいのアナジャコ用の住処を作ってやってみた。アナジャコは水槽の隅が好きらしく,この容器にも入りはしたけれど,砂をかき出すばかりで砂に潜る様子はない。そのうち砂は半分以上容器の外に出てしまい,掃除が大変だった。砂に潜ってばかりよりも歩き回っている方が見る分にはいいのがだ・・・家族がかわいいと言うので,もうしばらく飼ってからリリースする予定。(なお,飼っているやつを随時釣りエサに使う,というのはちょっと難しい。水槽のあちこちに隠れているので,アミですくうにはストラクチャー(石や海草など)を全部取り除かなければならないので(夏場は生の海草は傷みが早いので,今はカキとプラスチック製水草しか入れていないが)。釣りエサ飼育用なら,もっとシンプルな水槽が別に必要だろう。

今入れている魚はどれもそれなりに愛らしいが,ヒイラギはちょっと育ちすぎた。どの魚も3cmくらいまでが一番かわいい。チヌやマダイもそのくらいの大きさなら見て楽しめるが,5cmを超えるくらいの型になると水槽の中をせわしなく動き回るので可愛げがなくなる(しかも奴らは成長速度が速い)。

先週クーラーを取り付けたら,きのうの夜さっそく作動し始めた。水温が28℃を超えると自動的にクーラーのスイッチが入り,クーラー内を循環して冷えた水が水槽に送られるようになっているのだ。クーラーで水温は一定に保てるが,クーラー本体の背中から温風が吹き出して,今度は居間全体がすげー暑さになる。仕方なく,居間のエアコンを入れる。すると部屋全体が涼しくなるので,水槽の温度も下がる。したがって水槽のクーラーも自然に止まる。・・・なんか,ものすごくバカなことをしている気がしないでもない(苦笑)。  

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